巻機山 粉雪の積もった井戸尾根をピストン

2015年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,611m
• 下り: 1,616m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:57

6:29 桜坂駐車場
7:09 7:14 5合目
7:43 7:43 6合目
8:50 8:50 ニセ巻機山
8:59 8:59 巻機山避難小屋
9:20 9:20 巻機山山頂の標
9:37 9:53 割引岳
10:12 10:13 巻機山山頂の標
10:19 10:19 巻機山
10:33 11:04 牛ヶ岳
11:19 11:19 巻機山
11:25 11:28 巻機山山頂の標
11:40 11:40 巻機山避難小屋
11:49 11:49 ニセ巻機山
12:29 12:29 6合目
12:48 12:51 5合目
13:20 13:25 桜坂駐車場
13:26 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口の桜坂駐車場に駐車しました。
1日500円で、下山後に係のおじさんに支払いました。
その時についでに山バッチも400円で購入しました。
日曜日でしたが、ピークを過ぎたのか、朝も昼も駐車には問題ない状況でした。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんでした。

ただし、この時期、積雪には注意が必要です。
今回は6合目以降に数センチの粉雪が積もっていた程度でしたので、軽アイゼンも不要でしたが、これから登る方は、念のため、十分な装備や防寒の備えをしておいた方がよいでしょう。

登山ポストは、登山口の桜坂駐車場にありました。

その他周辺情報

下山後、「駒子の湯」に立ち寄りました。
http://yuzawaonsen.com/02koma.html
川端康成の小説「雪国」のヒロイン駒子にちなんだ由緒ある立ち寄り温泉とのこと。
おとなひとり500円。内湯と洗い場のみで、露天やサウナはないシンプルでこじんまりした温泉場で、個人的にはちょっと物足りなかったです。

写真

11/1 6:14

朝6時過ぎの登山口・桜坂駐車場です。日曜日ですが空いていました。

11/1 6:10

事前にヤマレコでチェック済の、おなじみの警告文が並んでいます。

11/1 6:10

それでは、本日の登山を開始します。

11/1 6:31

当初はヌクビ沢コースを選択する予定でしたが、前夜の雨により単独行には危険そうなので、やむなく井戸尾根ピストンを選択。

11/1 6:33

枯葉が散りばめられた登山道、ほどなく尾根コースの登り口に到着。

11/1 6:36

濡れて少々滑りやすい登山道。

11/1 6:40

なんて木でしょう、鮮やかな紫色の木の実です。

11/1 6:58

四合目の倒れた標識。

11/1 7:18

五合目に到着。

11/1 7:18

五合目から見える向こうの尾根には少々雪が積もっていて、おののきました。

11/1 7:31

五合目から少し進んで、ふと振り返ると、越後のマッターホルン、大源太山が見えました。

11/1 7:33

気持ちよい晩秋の木立を進みます。

11/1 7:47

6合目に到着。ここからは積雪がありました。

11/1 7:47

天狗岩と、ヌクビ沢と、その先のピークは割引岳です。ヌクビ沢コースを選択しなくて正解でした。

11/1 7:47

割引岳をズーム。

11/1 8:06

再度、大源太山付近です。

11/1 8:07

赤い実に白い雪が付着していました。

11/1 8:13

雪の積もった登山道を進みます。

11/1 8:15

この先の前巻機山（ニセ巻機山）を見上げます。

11/1 8:26

振り返ると遠くまで広がる山並み。

11/1 8:33

登山道から東側の眺め。

11/1 8:42

8合目に到着。

11/1 8:45

本谷山とか平ヶ岳のある方角。この時は山座同定を失念。

11/1 8:45

前巻機までの木の階段を、一息つきながら登り詰めます。

11/1 8:52

木の階段を登りきると、突然目の前に視界が広がります。

11/1 8:56

前巻機山（ニセ巻機山）に到着しました。

11/1 8:56

向こうに見えるは、割引岳です。

11/1 8:56

登山道に平行して向こう側に見えるのが巻機山のピークです。

11/1 9:02

避難小屋に到着。この時期、完全にロックアウトされています。

11/1 9:04

ひとまず山頂まで目指します。

11/1 9:05

振り返ると、ここまで辿ってきた雪の登山道が見えます。右端にあるのは避難小屋です。

11/1 9:13

池沼は凍っていました。

11/1 9:22

風がないため見た目ほどは寒くはなく、素晴らしい晴れの日に登山できました。

11/1 9:24

巻機山頂の標識のある分岐に到着しました。本当のピークは右側、割引岳は左側を進みます。

11/1 9:24

割引岳は本日未踏のようです。とりあえず割引岳を目指します。

11/1 9:26

踏み跡が無いため、足を滑らさないよう、慎重に下ります。

11/1 9:30

牛ヶ岳方面です。

11/1 9:33

もう少しで割引岳です。頂上のその先にはかすかに白い月が。

11/1 9:41

割引岳に到着しました。標識はぐらぐら。

11/1 9:41

割引岳頂上から、巻機山と牛ヶ岳を望みます。

11/1 9:41

越後三山の方角です。この時は雲がかかっていて全く見えませんでした。

11/1 9:55

南魚沼の町並みと、上空に月。

11/1 10:19

来た道を戻って、巻機山のピークを目指します。今はちょうど人が集まっているようです。

11/1 10:23

巻機山のピークに到着しました。

11/1 10:29

さらに先、牛ヶ岳を目指します。

11/1 10:36

ガスのかかる稜線。

11/1 10:37

標識が読めなくなっていますが、ここが牛ヶ岳でしょうか。

11/1 10:46

巻機山の方向を振り返って。

11/1 11:07

粘っていたら、越後三山方面の雲が少し晴れました。

11/1 11:12

左側は中ヶ岳と越後駒ヶ岳？　右奥は、荒沢岳？

11/1 11:17

平ヶ岳の方角、のはず。

11/1 11:18

真ん中にある、このカッコいい山は？

11/1 11:19

針葉樹にはまだ白い雪が残っていて、不思議な風景でした。

11/1 11:27

それでは、下山を開始します。

11/1 11:38

雪はもう無くなっています。

11/1 11:38

黄色と緑と白と青の組合せが綺麗でした。

11/1 11:43

こちらも。

11/1 11:52

真ん中の出っ張りが、巻機山のピークのはず。

11/1 12:12

前巻機山を振り返って。この時間になると、不思議なくらい雪も消え去っています。

11/1 12:27

迫力と存在感のある天狗岩。

11/1 12:30

次こそは、ヌクビ沢から登ります。

11/1 12:51

こちらは、5合目から見上げた米子沢です。

11/1 13:04

標高の低いところには、まだ紅葉が残っています。

11/1 13:25

駐車場に到着しました。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT20 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テントマット シェラフ

備考

休憩時に指先を暖めるため、白金カイロ or ホッカイロがあるとよかったです。

感想

kubohr

前回の山行きから3週間空いてしまいましたが、この週末は巻機山に登ってきました。

この巻機山、もともとは沢の雪渓が消えた9月以降に、ヌクビ沢コースから山頂を目指そうと思い、今期最後の大冒険ということで一番最後に取っておいたのですが、いろいろあってこの日の決行となりました。

ということで、意気込んで現地に向かったものの、関越トンネルを越えると少しばかりの雨模様。登山口の桜坂駐車場の路面も濡れています。
てっきり昨日からずっと晴れていて登山道のコンディションも万全だろうと思い込んでいたため、ショックも大きかったのですが、ヌクビ沢で濡れた岩に足を滑らせてケガをするのだけは避けたく、悩んだ末に、井戸尾根ピストンに変更しました。

もう一つの想定外は積雪です。6合目以降は地面が全て覆われてしまう程度の数センチの積雪がありました。あいにくアイゼンを持参し忘れましたが、粉雪だったため事なきを得ました。しかし、事前に十分に下調べをしておくべきでした。

いろいろありつつ、この時期は登山者もわずかで、空気も澄み渡り、空も申し分の無い青空！　1,200m程度の高低差はちょっとキツかったものの、前巻機山より先にある伸びやかに広がる稜線上からは、越後三山をはじめとしたやまなみが遠く広がっていて、割引岳頂上と牛ヶ岳頂上で2回に分けてゆっくりしたランチタイムを楽しむなど、今回も素晴らしい山行きを満喫できました。

ともあれ、百名山62座目の巻機山、ありがとうございました。
来年こそ、ヌクビ沢から山頂を極めますのでよろしくです！