県界尾根〜赤岳〜ツルネ周回
- GPS
- 09:01
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,640m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:02
天候 | 麓は晴れ 稜線はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
週末は冬型が強まり長野県北部には大雪の予報だが、八ヶ岳方面はまだ期待が出来そう。
爆風覚悟で未だ歩いたこと無ない、そして一人なら絶対に行かないであろう県界尾根&ツルネをシンさんの案内で積雪後のこの時期に行ってみた。
予報に反して駐車場での気温はそれ程寒くない、積雪は無いが雪が舞っている程度、2Km程度の舗装路を歩くと登山道入り口に、するといきなり急登が始まる。
暫くはツボ足のまま進むが明るくなり始める頃チェーンスパイク装着、振り返ると富士山が赤く染まる。
更に進むと漸く本峰の尾根に取り付く、チェーンスパイクをアイゼンに換装しいよいよ急登に突入、積雪量も増え吹き溜まりにはたっぷりの積雪、バージンロードをラッセルで突き進む。
途中のハイマツ帯では登山道に覆いかぶさったハイマツの下を這うように突破。
鎖場の急登では鎖が埋まって凍り付いているので、アイゼンが効くまで積雪を何度も踏み込む、とても体力を消耗しながらも何とか頂上山荘に乗り上げる。
当然ガスで眺望はなし、誰かいるかと期待したが人の姿は無し、しかも足跡すら全く無く山頂は貸し切り、とは言うものの風は強く無かったものの氷点下10度以下、凍える寒さで記念撮影をして直ぐにキレット方面に下山開始。
キレット方面への下りは岩と氷のミックス、一つもミスの許されない状況下、緊張を強いられる。
何とか無事に下り切りキレット小屋に向かうが、ここで本日初の登山者と遭遇、この悪条件下なので、このまま誰とも会わずに下山するかもと思っていたのでビックリしました。彼はこの先本沢温泉に向かうと言っていたが、のちに行者小屋へ下りたことが分かりました、やはりこの条件下ではそれが正解ですね。
下りも初体験のツルネ尾根、バリルート並みの藪でルートを見失う事数回。
とても歩きにくく険しい下山となりました、出会小屋手前で本日2組目の登山者とスライド、天狗尾根に向かったのでしょうか?
出会小屋ではテント1張り、小屋からは話声が聞こえ何人か居る様でした。
本日は大変厳しい山行でしたが、とても楽しく貴重な体験をすることが出来ました。
今回同行してもらったシンさんには感謝してます。
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