冬の新靴の試しは定番の氷ノ山


- GPS
- 07:48
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 804m
- 下り
- 807m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:49
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一段上のわかさ氷ノ山キャンパーズヴィレッジにも無料駐車場があってより氷ノ越への登山口に近いが、冬期はキャンプ場が閉鎖されてそこまで上がる道も除雪されないしトイレも使えないので下のふれあい館の方が便利で安全かも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まだ雪薄く、例年ならわかんやスノーシューの踏み跡が多く見られる山なのに今回はアイゼンの跡が一つあった程度で他の自分含めおそらく5〜6名はツボ足の跡だった。 わかさ氷ノ山スキー場の最上部上級コースの傾斜はもう少し雪が積もって締まって安定し、かつスキー場が営業始める前の来週が歩き時かも。 |
写真
ここ数年、関西圏で一番雪が早そうな氷ノ山の、中でも西側が早いかと定番の周回コースを歩くのが雪山始めになってる。
この周回コース、レポ見てると時計回りに歩く人が多いようだけど、以前まだ雪が少ないときにチェーンアイゼンしか持たずに時計回りに回って最後スキー場の上級コースを下りるところであまりに怖くて泣きが入って以来、反対回りに歩くのが習慣に。
そのおかげで新しいアイゼンやスノーシュー手に入れたときにこの急登の上りで試せるという利点も。
今回もローカットで初めてシリオ買ってみて内反小趾になってしまった足に結構合うかもと思い、冬靴も買ってみたところ足先の幅が広くて今までのアイゼンもスノーシューも入らなくなってしまい、慌ててそれらも新調したので、今回はまだ雪が少なくてスノーシューとまではいかなくてもアイゼンは試してみたく、このスキー場の最上部で使ってみたかった。
この時点ではまだ晴れてて良い眺めだった。
着いた時は陽が射してたのにすぐガスに包まれて何も見えなくなってしまった。
やはり雪の多い所は下界の天気予報が晴れでもてっぺんはガスってしまうことが多く、逆にそのおかげで雪が多いのかも。
まだ雪が少なくて笹薮は全く隠れておらず、南の戸倉トンネルからの県境尾根歩くには早い。
トイレはここは冬季閉鎖だったと思うがなぜか施錠されておらず閉鎖とも注意書きも何も無く、ドアが開いて使えそうだったけどこれから閉められるんだろうか。
右奥に山頂避難小屋と左手前は以前は骨組みに屋根が付いただけだったはずの展望台兼トイレ。
いきなりちゃんとした小屋になっててびっくり。
でもやはり展望台としての機能を継続させるためかガラス窓が多く中は明るく、これからは冬季以外は山頂避難小屋よりもこちらで休んだり飯食べたり泊まったりする人が増えそう。
そして今までいつもその看板の所で探したけど自分にはわからなかった灯ろう岩。
もしかして向こうの尾根の下の方にブロック積み上げたようになったのがそれだろうか。
灯ろう岩から山頂避難小屋直登の尾根も上ってみたいけど自分の力ではトレース無しでは厳しく怖そうで入ったこと無し。
珍しくこの日はここから先は右の福定に下りる踏み跡の方が多かった。
おそらく響の森からのピストンが1〜2名、東尾根と福定の周回が数名、そして若狭スキー場から響の森への周回は少なくとも自分の前には誰もいなかった。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
内反小趾(外反母趾の小指側)になってしまって靴に迷走しだして数年。
少し前に買ったシリオのローカットがこれまでの靴と全く形が違って思ったより合い、思わず冬靴も買ってしまったところつま先の広さが違い過ぎてこれまで長く使ってきたアイゼンおよび何年か前に買ったばかりの小型で軽くバインディングもグローブはめたまま操作出来るBOAシステムが気に入ってるスノーシューともに入らなくなってしまい、慌ててそれらも買いなおしたのでとにかく早く試したかったところに関西でも雪の知らせ。
まだ積もってる場所は限られてるので大峰と迷ったが、初めての道具でもあり、ここ数年雪山始めに行って慣れてるし危険な所も無い氷ノ山の若狭スキー場から氷ノ越への周回コースに決定。
この周回コース、雪のゲレンデを遠慮なく通れるのはスキー場の営業が始まるまでで、そのあとはリフト使ってスキー場側から上る人も多いけど、雪が降ってから営業開始までの短い期間は氷ノ越側から上る人の方が多く感じる。
もちろん自分も氷ノ越から回ったこともあるが、最後スキー場最上部上級者用ゲレンデの激下りでまだ雪が薄くチェーンアイゼンしか持って行ってなかったのでとても止まりそうになくて怖くてめっちゃ時間かかって以来、雪がある時は必ずスキー場側から上ることに。
そして今回も新しい靴に加えてまだスノーシュー試すのは無理にしてもアイゼンは試したかったのでこの激上り区間で試すことに。
結果、まだ雪薄すぎてゲレンデでアイゼン履くとうまく刺さる所もあるけど半分以上石に乗ってしまったり笹の空洞に落ちたり引っかかったり、アイゼン試すのも早すぎでした。
ゲレンデ最上部からもしばらくはそこそこ急で薄い雪に隠れて木段が続くので、もうここはアイゼントレやなと割り切って木段が途切れるあたりまで履いてお試し終了。
そのあたりまでは晴れ間もあって遠望も効いたのに、アイゼン外して飯食べてさあ行こうと思ったらガスの中。
この後また氷ノ越あたりまで下りていくまで山頂でしばらく晴れ間があった以外ほとんど遠望無し。
この日スキー場側から上ったのは自分だけだったかもしれないけど頂上避難小屋から氷ノ越にかけてはおそらく5人くらいの踏み跡があり、やはりまだ雪薄い状態に合わせてアイゼンはお一人だけであとは皆さんツボ足のようでした。
この週末にかけてはもう一降りあるようで、今年のスキー場の営業が21日からとのことなので今回歩いた周回コースが一番楽しめるのは来週前半くらいかも。
他に氷ノ山で今年も歩きたいコースの一つの戸倉トンネルからの県境尾根があるけど、まだ笹薮も全く隠れていない積雪量だったのでしばらく先になりそう。
それにしても今回は通る建物どれも例年と違う変化があってアレっと思わされた。
まず三ノ丸手前の展望台兼トイレはこの時期トイレは閉鎖されてるはずなのに開いてて、閉鎖等注意書きも無かったけど使えたんやろうか。
そして三ノ丸避難小屋はカギは壊れてるように見えたけどなぜかドアが固着してしまってて自分の力では引っ張っても全く開けることは出来なかった。
三ノ丸の展望台もぼろくなってた階段がきれいな太い丸太で組みなおされてたけど薄く雪をかぶってるとかえって滑りそうだった。
そして驚かされたのは氷ノ山山頂展望台兼トイレ。
ここは去年までは三ノ丸手前の展望台兼トイレと同じで骨組みと屋根だけだった気がするけど、いきなりきれいな避難小屋風になっててびっくり。
もしかするとこちらのトイレも開いてるのかと近づいてみると残念ながらこちらはトイレ含めて冬季閉鎖。
中をのぞくと大きなガラス窓もあってとても明るく開放的で、開いてる季節は薄暗い頂上避難小屋よりこちらの方が人気になりそう。
まあこの冬初の雪歩きとしては普通に安全安心に早い時間に下りてこれたけど、今回の主目的だった新しい靴の試しは微妙な感じ。
でもこればかりはお店で何十分か履いてるだけでは分からんし、これからインソールもソックスも変えてみてまだしばらくはお試し期間かもです。
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