雪山セルフレスキュー訓練@白毛門麓


- GPS
- 03:11
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 351m
- 下り
- 353m
コースタイム
天候 | 冬型 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
膝下ラッセル |
その他周辺情報 | 土合山の家 いつもお世話になってます |
写真
装備
個人装備 |
冬季用アルパインブーツ
ゲーター
替え靴下
ヘルメット
ビーニー
バラクラバ
防寒革手袋
替え手袋
ピッケル
ストック
12本アイゼン
アルパインハーネス
スリング数本
カラビナ数セット
ビーコン
シャベル
テルモス
行動食
ワカン
コンパス
地形図
ヘッドライト
防寒停滞着
銀マット
|
---|---|
共同装備 |
ツエルト
湯沸かし
ロープ
|
感想
関越の事故渋滞で初日講習に大遅刻、1:1、1:2、1:3の引揚げシステムを比較。人数が多く、ロープ長が足りれば1:2が効率良い。細い60cmスリングでプルージックの安全ロックを仕掛けたけど、相性のよいプルージックコードを使わないと滑り・留めがうまくいかず時間消費することになる。
二日目の雪山ハイクは、実践想定でスキー靴&わかんで臨む。傾斜がきつい岩場の上りはグリップせず難儀。汗をかいて、上下ウェアの防水が効かず水を通したので、下山して皆を待つ間に身体冷えた、これは要改善。水分消費はスポーツドリンク 200ml。2024年12月22日(日)16:50記
東京野歩路会スキー例会部の24/25シーズン雪上訓練を主催。前日に土合に入る。南風が入ってポカポカ陽気。シーズン初めの雪訓には16人が参加。ビーコン探索、ツエルト設営、水作り、ロープワーク、スコップを埋めて雪上支点構築、樹木でのナチュラルプロテクション、懸垂下降、ムンタービレイ、シッティングヒップビレイ、スタンディングアックスビレイ、1/3引き上げシステムなど一通り実施。引き上げシステムはプーリーとタイブロックがあるととてもスムーズ。一方フリクションヒッチを使う方法はロープとスリングの相性が難しい。スタンディングアックスビレイは柔らかい雪では全く役に立たないことを身をもって知る。雪が柔らかい時はバケツ掘ってヒップビレイが良い。
翌日は予報通り強い冬型。白毛門頂上から白銀の谷川連峰を望む野望は容易く打ち砕かれた。朝方はしんしんと雪が降り、風も凪いでいたが、やがて強風、吹雪に。有志9人で白毛門の細尾根にとりつく。あくまでも訓練目的登山なので適当なところで撤退判断。白毛門の夏道沿いは細尾根。ラッセルを警戒してワカン・ポールで登ったが、まだ岩や木の根が出ていたので降りはピッケル・アイゼンに換装した。
走りまくった夏シーズンが終わり、自分はまだスキーを愛しているのか、いささか不安になっていた。灰色の空を視界から隠し、柔らかな深雪に埋もれたメローなブナ林の斜面をいざ目の前にするとやはり気分が高揚する。今度はスキー持ってこよう。シーズンスタート。心が躍る。
https://tokyo-nbr.jp/
先輩がたが企画してくださった雪訓に参加
ロープワークは難しいけどマスターできたら楽しそう&もちろん役立つ
雪山の登りはスキーで降りられなくても雪が良ければ楽しいですね。貴重な経験をありがとうございましたヽ(^。^)ノ
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