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Yamareco

記録ID: 7657145
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

ピラミッドピーク

2025年01月02日(木) 〜 2025年01月03日(金)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
punya その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:19
距離
7.0km
登り
751m
下り
754m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:29
休憩
0:00
合計
1:29
距離 1.9km 登り 261m 下り 51m
12:33
25
13:01
64
14:05
2日目
山行
4:00
休憩
1:56
合計
5:56
距離 5.1km 登り 490m 下り 703m
14:05
13
7:40
7:41
77
8:57
9:11
32
9:44
10:01
38
10:39
10:57
20
11:17
10
11:27
12:33
23
12:56
27
13:23
天候 風10~17メートル位
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイ~山荘
踏み跡明瞭、踏み固められていて歩き易い

山荘~丸山
風で踏み跡が消えかけているが、概ね歩き易い

丸山~
お天気のせいか歩く人も少なく、吹き溜りに注意
岩場は新雪がゆるく乗っているので注意
駐車場は空いていた
2025年01月02日 11:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/2 11:23
駐車場は空いていた
山荘が見えた
2025年01月02日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/2 14:02
山荘が見えた
まだ夏道沿い
2025年01月02日 14:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/2 14:02
まだ夏道沿い
お久しぶり〜!
2025年01月02日 14:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/2 14:06
お久しぶり〜!
テント泊もまあまあ居るのね!
2025年01月02日 14:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/2 14:07
テント泊もまあまあ居るのね!
ここから先が初めて…
2025年01月03日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/3 9:05
ここから先が初めて…
いくよ…
2025年01月03日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/3 9:05
いくよ…
初めてのピラミッドピーク!
2025年01月03日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/3 9:48
初めてのピラミッドピーク!
今日はここまでにします!
今日はここまでにします!
塩焼き鳥丼とコーヒー
2025年01月03日 12:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/3 12:00
塩焼き鳥丼とコーヒー

装備

個人装備
フリース Tシャツ ダウン上下 オーバーパンツ オーバージャケット 靴下 グローブ 防寒着 ニット帽子 バラクラバ ザック 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル ツェルト ストック ピッケル アイゼン ワカン カメラ

感想

新年第一登は西穂高のピークを目指す。
2日に西穂山荘に宿泊し、3日アタックの予定で入山。
しかし、前日の1日からお腹がゆるめ、更にロープウェイの人混みにやられたのか、はたまた緊張からか、やや調子が悪い。貧血の一歩手前のような…。

ロープウェイ山頂の駅はインバウンドのお客さんでごった返していた。
とりあえずパンを頬張って、支度を整えたら山荘を目指す。

観光ゾーンから抜け出すとやっと人心地着いた感じだ。
あたり一面真っ白、静かだ…やっぱり雪は良いよね。自分たちが歩く音だけが聴こえている。雪山の幸せを噛み締めながら歩いていたが、さすがに暑くなってきたのでミドルを一枚脱ぐ。
荷物をゴソゴソやっていると山荘の方々が下りてきた。冬道への付け替えの指示が出ていた。こうやってルート管理もされているのかぁ…と感謝。

再び、山荘へ向けて歩き出す。うん、体調に問題はなさそうな気がする。動いて血圧が上がったからなのか?単に人の多さにやられていたのか?お天気はイマイチだが、楽しんであるこー!!

山荘直下の急登を登ると、今日の宿が見えた。まだ雪が少ないからか、山荘直下は夏道沿いのルートだった。

山荘に到着後はまったりと過ごす。
気になるのは翌日の天気だ。晴れはないだろうが、風は?調べるとほぼ終日15~17メートルの風。うーん…。
夕方位から風は強くなる一方。しつこくwebで調べたところで変わるわけもない。
風がガタガタと音を立てる中で就寝。

5時前に目が覚めた。風は昨夜よりは少しおさまったようだが、決して弱くはない。様子を見ながら行こう、どのみち、自分の実力でどこまで行けるかわからんし。
朝食後、支度を整えて出発。

丸山、独標までは順調に進んだ。風も、前日チェックしていたほどではないようだ。
さぁ、ここからは私にとって未知の世界、まずは独標から先へ向けて下る。上から覗き見た時ほどは怖くない。落ち着いて見ると、足場はちゃんとある。ロープは繋いでくれているが、下りは私が先に進まないと確保ができない。慎重に先に下りる。登りはガイドさんが先に歩く。新雪がズルッといく…と話していたが、あぁ、こういう事か…と思いながら歩く。
独標の次のピークから下りる時、雪が乗っていて足場がわからない。岩に向かって右側は手掛かりを見つけたが、左手はどこを掴めば良いのか?更に冬用のグローブ、しかも三本指タイプではどれぐらい踏ん張りが効くのか不安だ。どうにかこうにか下りたったが、気持ちは折れた。
風は少し強いが、煽られるほどではなかった、ホラ!これぐらいなら目指せる、行ってみようよ!そう頭の中で考えてみたが、どうにも気持ちを立て直せない。

ピラミッドピークの直下は雪の着き方がいやらしかった。まだ新雪だったので、先を歩く人が苦戦していた。私も踏み跡を登ろうとするが、ズルズルとなりスパッと通過できない。そこを抜けるとすぐにピラミッドピークの標柱。
先を歩いていた方が、「(僕の)ペースが遅いようなら先に行きますか?」と声を掛けてきた。
ええ!これ、私達も次に進む前提で話してるよね!?咄嗟に思ったのはこれだった。苦笑
うん、もう、今日は止めよう。ここで自分の気持ちがはっきりわかった。幸いにも、今回は同行者が直前で来れなくなったため、ガイドさんと私のマンツーだ。前を歩いていた方が先に行く背中を見ながら「今日はここまでにします。」と、ガイドさんに告げる。記録は少しだけ延びた。独標からピラミッドピークまで、今の自分の実力ではここまでだ。また今度、もっと経験を積んでから来よう。

とは言え、逆向きに歩くのも気を使う。さっき歩いて来た踏み跡は風に消されている。ちょくちょくガイドさんに確認しながら道を戻る。
さっきめちゃくちゃ怖かった下りの岩場は、登りでは大した事はなかった。
独標へ戻り少し落ち着く。あとは慎重に戻るだけだ。独標からしばらく歩くと、風はいつの間にかかなり強くなっていた。結果的には、あそこで戻ってきて良かったと思った。この風の中をあのルートの先から帰ってくるのは、かなりストレスだったろう。

丸山を通過して山荘前まで無事下山。
お昼休憩後にロープウェイまで下山して今回の山行は終了した。
年末の合宿から立て続けに暴風に見舞われている。このサイクルをなんとか脱却したい。
新年早々に、自分の課題も見つかった。
今年は、岩場の経験値を積まなくては!

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