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Yamareco

記録ID: 76655
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳(広河原から草すべり)

2010年08月10日(火) 〜 2010年08月11日(水)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
9.8km
登り
1,726m
下り
1,730m

コースタイム

一日目:06:20広河原-08:40白根御池小屋09:10-11:30小太郎尾根-12:10肩ノ小屋
二日目:05:15肩ノ小屋-05:50北岳山頂06:20-06:40肩ノ小屋07:40-09:10白根御池小屋09:30-11:10広河原
天候 ☁|☂
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
・芦安〜広河原の乗り合いタクシー 片道1200円。混雑時は随時出発?
コース状況/
危険箇所等
・白根御池〜草すべりルートは危険個所なし。但し延々続く急登はきつい(若者も
 テント装備では喘いでいた)。下りに取るのがおすすめ。
さあ出発
2010年08月10日 06:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 6:17
さあ出発
晴れているのだが北岳には雲が
2010年08月10日 06:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 6:20
晴れているのだが北岳には雲が
吊り橋
2010年08月10日 06:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 6:21
吊り橋
第二ベンチ、既にヘロヘロ
2010年08月10日 07:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 7:52
第二ベンチ、既にヘロヘロ
白根御池小屋
2010年08月10日 08:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 8:41
白根御池小屋
なるほど池がある
2010年08月10日 09:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 9:10
なるほど池がある
草すべりの急登、南斜面でガスっていても暑い
2010年08月10日 09:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 9:31
草すべりの急登、南斜面でガスっていても暑い
トリカブト、写真撮影を言い訳にした休憩
2010年08月10日 10:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 10:49
トリカブト、写真撮影を言い訳にした休憩
右俣ルートとの合流点手前
2010年08月10日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 10:55
右俣ルートとの合流点手前
ようやく小太郎尾根へ
2010年08月10日 11:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 11:34
ようやく小太郎尾根へ
展望はきかず
2010年08月10日 11:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 11:38
展望はきかず
唯一のちょっとした岩場越え、足がつった
2010年08月10日 11:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 11:47
唯一のちょっとした岩場越え、足がつった
あと一息
2010年08月10日 11:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 11:56
あと一息
肩の小屋到着〜
2010年08月10日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 12:10
肩の小屋到着〜
水は有料、あまり美味しくは・・・
2010年08月10日 12:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 12:51
水は有料、あまり美味しくは・・・
テン場もガスガス
2010年08月10日 14:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 14:31
テン場もガスガス
ひと眠りすると雲が晴れ鳳凰三山がくっきり
2010年08月10日 17:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:29
ひと眠りすると雲が晴れ鳳凰三山がくっきり
山頂方面もすっきり
2010年08月10日 17:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:29
山頂方面もすっきり
2010年08月10日 17:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:30
2010年08月10日 17:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:40
2010年08月10日 17:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:41
2010年08月10日 17:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 17:41
あっという間にまた雲が
鳳凰山系が浮島のように
2010年08月10日 18:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 18:14
あっという間にまた雲が
鳳凰山系が浮島のように
変わった雲
2010年08月10日 18:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 18:15
変わった雲
そのアップ、右向きの猫に見えませんか?
2010年08月10日 18:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/10 18:16
そのアップ、右向きの猫に見えませんか?
朝、やっぱりガス、雰囲気はあるけれど
2010年08月11日 05:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 5:02
朝、やっぱりガス、雰囲気はあるけれど
2010年08月11日 05:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 5:08
2010年08月11日 05:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 5:31
概ねこんなゴロゴロ道を半時間強
2010年08月11日 05:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 5:37
概ねこんなゴロゴロ道を半時間強
山頂に到着、やはりガスガス
2010年08月11日 05:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 5:49
山頂に到着、やはりガスガス
30分粘ったが、この程度の展望が精一杯だった
2010年08月11日 06:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:12
30分粘ったが、この程度の展望が精一杯だった
三等三角点「白根岳」
2010年08月11日 06:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:13
三等三角点「白根岳」
下るにつれて晴れてきた?
仙丈ケ岳
2010年08月11日 06:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:28
下るにつれて晴れてきた?
仙丈ケ岳
鳳凰山系
2010年08月11日 06:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:35
鳳凰山系
肩ノ小屋の奥に甲斐駒
2010年08月11日 06:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:40
肩ノ小屋の奥に甲斐駒
上の暗い雲が無かったらなあ
2010年08月11日 06:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:43
上の暗い雲が無かったらなあ
再三の荷揚げヘリ来襲、テントが吹き飛ばされそうに
2010年08月11日 06:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 6:53
再三の荷揚げヘリ来襲、テントが吹き飛ばされそうに
白根御池まで下ってくると益々天気は下り坂
2010年08月11日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 9:33
白根御池まで下ってくると益々天気は下り坂
下山と同時に大雨になった
2010年08月11日 11:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
8/11 11:44
下山と同時に大雨になった

感想

・夏休み山行はお盆の大混雑を避けた前半に二、三泊程度の縦走を計画。ところが
 天気予報、体調とももう一つ。そこで甲府市内に前泊し万全の構えで鳳凰三山に
 一泊で向かうことにした。
・未明に宿を出発し南アルプス街道から山に分け入る。ところが何を思ったか、先
 行車につられて芦安の駐車場にクルマを入れ、出発間際の広河原行き乗合タクシ
 ーに飛び込み、しめしめとほくそ笑んでから気がついた「鳳凰山なら夜叉神
 峠!?」。これも何かの縁とあっさり北岳行きに変更。伊奈側からではバスの接
 続が悪く歩き始めが遅くなる筈。甲府泊まりも全く無意味では無かったろう。
・小一時間ワゴンに揺られて広河原到着。北岳には雲がかかっているが上空は真っ
 青な夏空。意気揚々と歩き始めるが、元気も大樺沢との分岐あたりまでだった。
・白根御池へ向かうルートは樹林帯の急登が延々続き、噴き出す汗でTシャツもキャ
 ップも大げさでなくしぼれるほど。何組もの下りの人達とすれ違う一方、同時刻
 に出発した人達が結構いた筈なのに、気がつけば登っているのは少し前を進む中
 高年数人のグループと自分のみ。ここは日帰り装備で体調万全でもキツそうだか
 らなあ。息が切れるというよりは、段差が大きく足に来る。ベンチ毎に律儀に休
 憩を取り、中高年グループに徐々に離されながら黙々と歩みを進めると「急登こ
 こまで」とのカンバンが。緩やかなアップダウンのトラバース道となり、小さな
 沢の冷水でひと息つくと間もなく白根御池小屋へ到着。
・小奇麗な小屋前でザックを下ろしてしまうと腰が上がらない。中高年グループは
 とうに姿が無く、後から来た若者四人も食事を済ませ出発しようとしている。30
 分もの大休止にようやく区切りをつけ、重い足で草すべりの急斜面に取りつく。
 草いきれで蒸し暑い南斜面はなるほど花が一杯だが、そんなものを愛でる余裕も
 なく、休み休みただ足を前へ運ぶのみ。
・およそ2時間のハードワークを終え、二俣からのコースを左から合わせると一気に
 登山者が増える。普段なら辟易する混雑も疲れ切った今は少しありがたいのだ
 が、こういう時に限って皆さん親切に道を空けてくれる。内心恨めしく思いなが
 らも作り笑顔で歩いていくと、周囲がハイマツに変わりほどなく稜線に出た。ガ
 スで展望はほぼゼロだが、それでもほっとする。乳酸が溜まりケイレンしそうな
 足をさすりながら幾つかのコブを越え、12時過ぎに肩ノ小屋に到着。
・遅めの昼食を取っている内にガスはますます濃くなってきた。山頂は明日にして
 テント内で横になるとすぐにウトウト、いやグッスリと。
・周囲のさざめきで目を覚まし、外を見ると雲が晴れて向かいに鳳凰三山がくっき
 り見えている。本当はあっちにいた筈と思うと面白い。反対側は真っ白で甲斐
 駒・仙丈は影も形もない。と、今度は東の方にも雲が湧きあがってきて、あっと
 いう間に鳳凰山系を飲み込んでいく。これはこれで美しい。
・夜中にかなり強い雨が降ったのであるいはと期待したが、翌朝も一面のガス。そ
 そくさと山頂を往復したが、帰り道で仙丈ケ岳と甲斐駒、帰着したテン場から富
 士山が見えたのみ。
・撤収にかかると「ヘリが来るのでテントを押さえて。飛びそうなものは仕舞っ
 て」と小屋のご主人が叫んでいる。まさかと思いテントに片手を添える程度で写
 真なぞ撮っていると本当に飛ばされそうになった。都合3回の来襲の都度、撤収作
 業が中断する羽目に。
・下りも同じコースを辿ったが、後半の樹林帯はやはり蒸し暑く、単調で、足に来
 る。高度を下げるに連れ雲はどんどん厚くなり、広河原山荘に辿りつくととうと
 う大雨になった。
・乗合タクシーは小一時間後の出発だという。皆ザックだけ先にクルマに乗せ、ア
 ルペンプラザの中で待っていると、今度は「許可(?)が出たのですぐに出発しま
 す」とのこと。ろくに点呼もせず大丈夫かと思っていたら案の定、芦安で乗客が
 全員降りてもザックが一つ余っていた。置いて行かれた人、怒っただろうなあ。

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