白峰三山（奈良田〜農鳥岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原）

2025年09月29日(月) 〜 2025年09月30日(火)

• GPS: 14:50
• 距離: 25.0km
• 登り: 3,215m
• 下り: 2,528m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:33
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:25

距離 14.1km 登り 2,448m 下り 474m

4:42 奈良田バス停
4:53 丸山林道入口
5:08 奈良田第一発電所
5:38 森山橋
5:54 5:56 早川水系発電所取水口
6:19 6:23 大古森沢出合
7:34 8:03 大門沢小屋
10:42 10:53 大門沢下降点
11:53 11:58 農鳥岳
12:25 12:26 西農鳥岳
13:07 農鳥小屋

2日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:18

距離 10.9km 登り 768m 下り 2,054m

4:50 農鳥小屋
5:51 5:56 間ノ岳
6:32 6:33 中白根山
6:55 7:00 北岳山荘
7:18 7:19 トラバースルート分岐
7:33 吊尾根分岐点
7:50 7:59 北岳
8:08 8:09 両俣分岐
8:17 8:27 北岳肩ノ小屋
8:44 8:48 小太郎尾根分岐
8:55 8:57 草すべり分岐
9:46 9:51 白根御池小屋
10:19 10:20 第二ベンチ(2059ｍ)
10:33 10:34 第一ベンチ(1880ｍ)
10:52 白根御池分岐
11:04 旧広河原山荘
11:08 広河原インフォメーションセンター

天候

雨〜曇り〜晴れ〜曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田の駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

稜線は爆風でした。道は良く整備されています。

写真

9/29 5:47

予報通り雨と曇り。稜線出るまでにやむかな？

9/29 7:22

転ばないように、慎重に！

9/29 8:50

霧と雨。でも暑い！

9/29 8:53

大分登ってきました。少し雲の切れ間が。

9/29 11:31

稜線はとにかく風が強い！

9/29 11:34

なんとか農鳥岳に到着！

9/29 12:00

雲も大分切れてきましたが、西側はとにかく爆風。

9/29 12:23

青空！

9/29 12:28

農鶏小屋が見えました

9/29 12:28

どんどん雲が取れいく

9/29 12:30

西農鳥岳に到着。

9/29 12:35

あっという間に雲御取れて

9/29 12:37

間ノ岳から北岳まで見えた〜！

9/29 12:39

こちらは巡ってきた稜線。

9/29 13:06

小屋まで降りてきました。今日はここまで。garminだと上り累計は3000m越え！さすがに疲れました。

9/30 5:22

午前1時頃は満点の星空だったのに、，，.

9/30 5:51

間ノ岳に到着！百名山75座目。やっと3/4

9/30 5:51

お地蔵様

9/30 6:07

降りてくると一瞬だけ山頂が見えました。

9/30 6:33

中白根を経て

9/30 6:55

小屋に到着。ここまで五里霧中。

9/30 7:34

さて、最後の登り。

9/30 7:34

相変わらず霧の中。

9/30 7:48

山頂に到着！

9/30 7:53

残念ながら、展望はゼロでした。

9/30 8:09

山頂付近はすっかり秋です。

9/30 8:31

これから下っていきます。

9/30 8:39

時々下界が見えます。

9/30 8:39

でも山頂は霧の中。

9/30 9:32

白根御池が見えました。

9/30 9:42

9/30 9:52

植生が次から次へと変わり、面白いです。

9/30 10:41

もうちょっとで広河原。

9/30 11:06

橋を渡って、ご〜る。よく登りました。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

装備

個人装備

グレゴリー38 チェベダーレ カリマー

感想

a_yoneya

平日は奈良田〜広河原間の早朝バスがないので、一般的なルートの逆で三山を巡りました。ただ、奈良田と広河原の標高差は600m以上あるので、初日の登りは2500m越え！過去最高の標高差にチャレンジです。天気は4〜5日前からあいにくの荒れ予報。でも、飛行機も宿も予約済みだったので、とにかく奈良田に前泊。当日は午後から晴れ予報で、ごく小雨の中を出発し、このまま晴れてくると思ったのですが、残念ながら大門沢小屋まではそれなりに降られました。蒸し蒸しでアウターなんて着ていられないので、この間は傘でなんとかしのぎました。小屋でTシャツを絞ったら、先日の弥彦もびっくりの汗でした。ここで水を補給して、後半の激登りをスタート。さすがに雨もやんできて、風も心地よく、なんとか稜線まで登り切ったのですが、，，.
稜線に出た途端に爆風！激風！いきなり2〜3m吹き飛ばされました。慌てて、少し下って、上下のアウター着て、帽子とザックカバーをしまって、ストック出して、再スタート！しばらくは分岐の鉄柱に慣れるまでつかまった後、まるで冬の八ヶ岳のように、ストックをピッケルに見立てて、一歩一歩進みました。途中逆方向から来た方から西農鳥は凄いと聞きましたが、今更引き返すことも考えられないし、そのまま前進。ただ、農鳥までは稜線の東側にルートがあるので風も穏やかでした。農鳥山頂で一息入れて、再スタートしましたが、大分収まった感じで分岐程ではなく、無事に西農鳥にたどり着けました。そして、山頂で暫したたずんでいると、雲があれよあれよいう間に流れていき、間ノ岳〜北岳、さらに鳳凰三山まで一望に！これを見たかったんですよね。
その後は、ソロリソロリと下り1時過ぎに小屋に到着しました。小屋は9月いっぱいの営業で既に水場は撤去済みと言うことで、水にお湯までサービスで頂くことができ、のんびりと炬燵で至福の一時を過ごしました。この日は、その後に北岳方面から2＋2人の方が到着でした。最後の一組は外国の方々で、なんと日没寸前。翌日も奈良田まで6〜7時間だから7時頃出発でOKみたいなことを話してました。山は早出早着って日本だけの話なんでしょうか？
午前1時にトイレに起きたときは満天の星空で、あまりの星の多さにオリオン座すら判りにくかった程だったのに、出発の4時になるとなんと霧のなか。とは言え14時半のバスに乗らないと、延々20kmの林道を奈良田まで歩く羽目になるので、気を取り直して間ノ岳に向けて出発！小屋の方が笑顔で送り出してくれました。この時期になると5時でもまだ真っ暗で、黄色いマーカーを見失わないように慎重に進み、夜明け過ぎに間ノ岳に到着！残念なことに相変わらずの霧の中。ただ、ちょっと下ったところで一瞬だけ山頂が見えました。その後は再び霧の中を北岳山荘を経て、メインの北岳山頂に到着！たくさんの方で賑わっていてビックリ。あまりの喧噪に恐れをなして、山頂の写真を撮って、早々に肩の小屋に。お腹が空いていましたが、結構なお値段なので、ぐっとこらえてさらに先を急ぎます。草滑りから白根御池を経て、お腹をグーグー言わせながら11時過ぎに広河原に到着。余裕で、2時半のバスに間に合いました。
初日の累計登りはgarminではなんと3000m越え。膝に相当負担がかかったらしく、しばらくはバンテリンのお世話になりそうです。次回は逆ルートをテント泊で巡りたいですね。