バリvariの鷹ノ巣山（巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根から榛ノ木尾根、イソツネ山）

2015年11月21日(土) [日帰り]

• GPS: 08:00
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,391m
• 下り: 1,581m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:20

距離 13.1km 登り 1,391m 下り 1,592m

9:10 中日原バス停
10:40 10:50 八丁山(巳ノ戸山)
11:20 お伊勢山
11:30 鞘口ノクビレ
11:50 ヒルメシクイノタワ
12:10 12:20 鷹ノ巣山
13:10 六ッ石山分岐
13:14 13:30 六ツ石山
13:40 トオノクボ
14:10 沖ノ指山
14:20 山の神
14:50 イソツネ山
15:30 梅久保バス停

天候

晴れ。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：奥多摩駅-東日原バス停
復路：梅久保バス停-奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

一部を除き一般の地図に記載されていないバリエーションルートです。いずれもコンパスを使った地図読み、ルートファインデングの経験がない人が単独で行ってはいけないルートです。
≪巳ノ戸尾根・鷹ノ巣尾根ルート≫
奥多摩詳細図（西編）によれば熟達者向きのバリエーションルート。稲村岩ルートを入ってしばらく上がった道標の裏から取り付きます。基本的には尾根通しなので尾根を外さなければヒルメシクイノタワにたどり着くことができると思います。（八丁山からお伊勢山の下降点にも注意）八丁山手前に短い岩稜があり、注意が必要です。難しくはありません。朽ちかけた道標がありましたが、基本ピンクテープが目印です。もともと一般ルートだったのでしょうか。踏み跡あり。
≪榛ノ木尾根ルート≫
こちらも道標のない熟達者向き。沖ノ指山の先、少し下ったところにススキの藪漕ぎがあります。踏み跡があれば問題ないのですが、ここで一瞬、現在地が分からなくなり、イソツネ山を探すのに少し苦労しました。ピンクテープ若干。踏み跡あり。
≪イソツネ山ルート≫
榛ノ木尾根ルートから継続している尾根でほとんど林業の作業道のような道を降ります。ただし、一般ルートではあり得ないような四つん這いになるくらいの急登が続きますので覚悟を。墓地を巻くと梅久保バス停の目の前に出てきます。ピンクテープ少ないが踏み跡あり。

写真

11/21 9:13

皇帝ダリアが咲く東日原を歩く。前日の雨も上がり良い天気になりました。3連休唯一の快晴でしたね。

11/21 9:17

今日は地図読みで歩くバリエーションルート第2弾奥多摩編です。

11/21 9:23

巳ノ戸橋から。紅葉、今年もよく見れました。山で。

11/21 9:27

奥多摩の駅は凄かった。人。人。人。特に若い人が目立ちました。

11/21 9:28

私が山始めた頃（10年前）はまだ若い人が少なかった。山ガール出現でずいぶん変わったよね、やっぱ。

11/21 9:31

あ、この道標裏から巳ノ戸山・鷹ノ巣山尾根に取り付きます。間違って入らないでね。一般ルートはまっすぐでーす。

11/21 9:34

と、取り付き点に人が。えっ同じバリルートで歩く人が同じバスに乗っていたなんて。ご一緒しましょう。

11/21 9:43

人のいるところを歩くのは好まないそうです。私もです。

11/21 9:44

ぶんぶく茶釜？違うか。

11/21 9:46

この看板を見たら尾根を上がってください。ちゃんと調べてあるので間違えようがない。ありがとう、seizanryoさん。

11/21 9:49

お墓の横を失礼します。

11/21 9:55

拓けてきたー。

11/21 9:59

うーん。空が青い。最近貴重だね。雨ばっかり。

11/21 10:01

落ち葉を踏み踏み歩く。

11/21 10:06

鹿柵の左側を歩く。

11/21 10:11

少しだけ、岩。

11/21 10:23

快適―。

11/21 10:34

お。

11/21 10:38

短いが左右に切れ落ちてる岩場が。この危険な場所で三脚立ててたカメラマンがいました。信じられないー。

11/21 10:37

でも景色さいこー。

11/21 10:39

お伊勢山かな。歩くルートが見えてるのっていいよね。

11/21 10:41

偶然お会いし最後まで一緒に歩かせてもらったkさんはあの無名山塾の会員でこの道30年の山屋さんでした。

11/21 10:45

八丁山。アセビが周囲を囲う。

11/21 10:56

ここで一本とりましょう。この黒糖の蒸しパン、子供の頃から好き。

11/21 11:00

あ、ちょっとちょっと待ってー。恐るべし無名山塾。

11/21 11:00

速えーし。50代ですって。若い。

11/21 11:03

細尾根でなんか素敵。

11/21 11:05

こういうの楽しいよね。

11/21 11:06

お互いGPSは下山するまで使いませんでしたね。でも、バリを歩くなら絶対必要。山スキーで言えばビーコン。

11/21 11:07

周囲が開けた場所では現在地を確認します。

11/21 11:09

まりも？

11/21 11:19

お伊勢山の標識、見逃すとこだった―。

11/21 11:23

すこし進んだところに遭難碑があります。合掌。素敵な言葉が刻まれています。ご本人の言葉でしょうか。

11/21 11:24

朽ちかけた標識。ここは昔、一般ルートだったのかしら。

11/21 11:29

登山のリスクマネジメントをゼロから勉強するために入った山岳会。自分なりに一歩ずつ進みたい。

11/21 11:29

登りは若さで勝利。いえーい。

11/21 11:32

出口が見えた。

11/21 11:49

ほんとに出た。ヒルメシクイの真裏に。

11/21 12:09

賑やかな声が聞こえる。

11/21 12:09

ついた。

11/21 12:09

うわー。素敵だー。

11/21 12:10

東山魁夷の日本画のようだね。

11/21 12:10

世界で一番好きな陰影。

11/21 12:25

奥多摩で一番好きなものは鷹ノ巣山とこの石尾根である。

11/21 13:14

さくさくと六ツ石。ここ、穴場なんだよねー。人に教えたくないくらい。

11/21 13:17

ぽかぽか。5分でいいから休憩しましょ。もったいないもん。

11/21 13:18

きもちーい。山は楽しむためにあるんですから。

11/21 13:20

さて、予習。ただついていくというつもりはありません。

11/21 13:39

榛の木尾根はここを直進。ここからまたバリエーションです。

11/21 13:46

こういうものや水道局の赤いポールやらが目印の代わりになる。

11/21 13:55

山にときたまある巨大な反射板。いったい何のために。調べてみてください。へーって言います、きっと。

11/21 14:07

どなたか、ありがとうございます。

11/21 14:08

沖ノ指山。たぶん。

11/21 14:16

奥多摩湖が見えた。でもこちらのほう降りたらだめです。

11/21 14:19

下りのルートは反対。

11/21 14:22

山の神。

11/21 14:30

藪。

11/21 14:40

でも踏み跡がある。ある。物好きがいるもんです。こんなところを歩くなんて。

11/21 14:54

あれ、イソツネ山どこー。

11/21 14:56

あった！

11/21 14:56

三角点も！でも絶対山頂とは思えません。

11/21 15:06

急登を降りる―降りる―。下りは苦手。追いつけない。あのひと、速すぎる。

11/21 15:33

降りてきました。

11/21 15:34

梅久保バス停に出ました。ここでバスを待つ。

11/21 16:35

やりましたね！お疲れさまでした！初対面の人と歩いて、一緒に酒を飲む。山っていいなー。

11/21 17:07

お蕎麦、美味しー。ってやべ。明日、先生とピアノの連弾の本番だー。（おしまい）

撮影機器：

GR DIGITAL 3 RICOH

感想

makasio

読図と地形の勉強のためのバリエーションハイキング第2弾は奥多摩鷹ノ巣山。鷹ノ巣山は奥多摩でも特別に大好きな山。だから多くのバリエーションルートの中でも今回ここを選びました。ネットで調べているとお知り合いのseizanryoさんのレコもでてきたりして。こんなとこをも歩いてたんですね。笑
奥多摩駅の喧騒を抜けて東日原へ。川乗橋を越えると比較的静かで良い雰囲気。バスを降りると皇帝ダリアが青い空に劈くように咲いていました。ひさびさに見るような気持ちの良い空。もう楽しい。
始めの尾根の取り付きにいかにも山屋風の人が立ち止まっています。「もしかしてこっちですか」と声をかけると。どうやらそうらしい。そのKさんはあの岩崎元郎さん主催の無名山塾の方でこの道30年だそう。バリエーションを繋いで降りるとのことで一緒についていってもいいですかと。そのまま最後のビールまでご一緒させていただきました。あは。お蔭さまで3本のバリエーションを繋いで歩くことができました。
お互い地図を見ながら相談しながら歩くのもやはり一人ではできない歩き方。歩き切った先にはなんとも言えない充実感がそこにありました。一般ルートでも良いのですが、バリエーションを歩けば、読図の勉強だけでなく山の危険とは何かをより知ることができます。もちろん安全を大前提として。これからもこのテーマで山をしばらく続けたいと思います。Kさん。ありがとうございました。どこかでまた。
やはり人と歩くのは楽しい。そう思えた気持ちの良い休日の山でした。

コメント

seizanryo

おお、鷹巣山バリ！
makasioさん、こんにちは。

お名前出していただいて、恐縮です。
気が合いますね。
私も奥多摩で一番好きなものは、鷹ノ巣山と石尾根です。
そして巳ノ戸尾根と鷹ノ巣尾根のバリは、2度ほど訪れました。
気持ちのいい尾根だと思います。おつかれさまでした。

最近また無性に行きたくなっていたところだったので、びっくりしましたよ。

makasio

Re: おお、鷹巣山バリ！
seizanryoさん。どーも。
ヤマレコでも調べていると、seizanryoさんのレコが最初にでてきたので、驚きました。笑
この巳ノ戸尾根鷹ノ巣尾根のバリエーションコース、すごい良いと思います。変化に富んでいて実に楽しいコースです。鷹ノ巣山と石尾根は四季を通じて何度でも歩きたくなる場所ですよね。私も大好き。今度はseizanryoさんにばったりなんてことも。
ヤマケイ先月号、この人かなこの人かなと立ち読みしていましたが、結局、どの人がseizanryoさんなのか分からなかった。。単独者の特集に載っていたのでしょうか。。

seizanryo

Re[2]: おお、鷹巣山バリ！
makasioさん、またまた失礼。

そうなんだ、最初に出てくるんだ。驚きです。
鷹ノ巣山はほんと行きたい、石尾根もゆったり歩きたい！
こっちの舞台が落ち着いたら、行きますよ〜必ず。

ヤマケイは単独の特集ですね。
知恵14と知恵49に、写真付きでございますわ〜。ひょえ〜。

makasio

Re[3]: おお、鷹巣山バリ！
seizanryoさん、再び！
ヤマケイ、たぶん、そうかなと思っていた人だと思います。ありがとうございました。鷹ノ巣山、石尾根好きは意外と多いでしょうね。御岳山や川苔山へ行く人が多いですけどね。山は知名度とは関係ないですよね。舞台、頑張ってください！