那須/茶臼岳


- GPS
- 05:18
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 683m
- 下り
- 683m
コースタイム
- 山行
- 2:32
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 4:45
天候 | 曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大丸園地駐車場を利用。公衆トイレ(温水便座付き)もある。 無雪期は100台駐車可能だそうだが積雪期はその半分程度が容量か?7:30到着時には10台+αが駐車していただけなので十分に余裕があった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 積雪は大丸から多いがトレースも多くアイゼンは峰の茶屋跡避難小屋まではアイゼン等の滑り止めが無くても歩行には支障はなかった。但し避難小屋手前のセクションで氷化が激しいこともあるようだ。避難小屋から茶臼岳、下りは峠の茶屋園地までアイゼンを着けていた。 技術的には困難さは無いが那須の一番の難しさは強風。天気予報では10m/sとなっていたが時折30m/s程度の突風にも見舞われた。 ◆登山ポスト 大丸園地駐車場の公衆トイレ入口にあり、ここで提出。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の飲食 大丸園地のリンドウ茶屋でそばを頂きました。加えて日帰り温泉情報も色々と教えて貰えました。 ◆登山後の温泉 「小鹿の湯」で入湯。入湯料500円。石鹸、シャンプー類は無いが受付で購入できた(ボディソープ袋入り50円)。鹿の湯を源泉としたかけ流しの白濁の湯で中温、高温の内湯と低音の露天風呂がある。 |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
スパッツ
ピッケル
ヘッドライト
アイゼン
(わかん)
目出帽
防寒着
予備電池
帽子
タオル
地図
コンパス
筆記用具
ライター
ストック
ナイフ
サングラス
ゴミ袋
保険証
お金
行動食
医薬品
運転免許証
山岳保険証
ココヘリ
着替え
日焼け止め
カメラ
時計
嗜好品
計画書
飲み物
手袋
トイレットペーパー
非常食2食分
食器
ビーコン
ゾンデ
スコップ
温泉セット
その他必要と思うもの
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感想
百名山の一峰那須岳の主峰茶臼岳へ雪山を楽しみに行って来ました。那須と言えば難物は風。「那須の風はこんなもんじゃない」と大先輩はおっしゃいますが中々の強風で茶臼岳のお釜の西縁では煽られてヨロヨロ、出来れば冬しか登れない剣ヶ峰を越えて朝日岳と思っていましたが今回は諦めました。とは言え風雪も冬山の楽しみのうち、存分に楽しめました。
今日は日光出発なので1:20で大丸園地駐車場に着いた。東北道から那須高原線を走ってここまでは平穏な感じだったのがクルマを降りたら強風なのに驚かされた。クルマを風避けにしながら装備を整えて出発。出発時点で1260mもあるので積雪もたっぷり。那須高原線をショートカットするような登山道を40分登ると峠の茶屋園地に出て、そこからは本格的に登山になる。ずっと先行者のトレースがありアイゼンも未だ要らない。樹林帯を出ると中の茶屋跡の石標がありここからは強風に晒される。足元も氷化された所も多くなるが未だアイゼン無しでも大丈夫。峠の茶屋から70分で峰の茶屋跡避難小屋に到着し、ここで風を避けて小休止を取りつつ茶臼岳に向けてアイゼンも着け、ピッケルを持つことにした。
風はコンスタントには10m/s程度だが時折ガストが入る。避難小屋を出て暫くは風に晒されるが茶臼岳を東側に回り込むと風も弱くなる。雲の流れは早く時折晴天が射すが、陽が射した時の雪山の景色は美しいものだ。トレースがあるので基本的にトレースを追って登るが強風で積雪も多く無いので夏道のロープも見えるところが多く参考になる。30分程登るとお釜口に出た。道標だと茶臼岳は右となっているがお釜を挟んで正面より左寄りに山頂の祠が見えるので時計回りの方が近いのでは無いかと思う。と言うことで左へ進み時計回りに山頂にアプローチ。三角点にもこちらなら出合えるのだが流石に雪の下の三角点を探す気にはならないな。お釜口から10分も歩けば茶臼岳山頂に出た。展望の無い山頂だけど百名山は百名山かな。
距離はほとんど変わらないから折角なのでお釜巡りをして行こうと歩き出したがこちらは意外とトレースが少なくて出だしで南に寄り過ぎてしまった。すぐに気が付き修正できたのでヤマレコアプリのお世話にはならなくて済んだけど。だけども驚いたのは西側の縁での強風の度合いで身体が風に煽られてよろける程の風が吹いていた。天気予報で10m/sだけどその3倍はある感じ、これが常だとしたら予報で30m/sだととても耐えられない訳だ。那須では遭対協が30m/sでは出動しないと言うが納得だ。尤も西縁をすぎると風は弱まるので後は小屋まで楽な下りだ。
計画では最大で三本槍岳までと欲張っていたが現実的には朝日に行くかどうか。避難小屋では山の大先輩方との歓談も楽しく(でも栃木の方言は結構リスニングが難しい)時間が経って行ったが朝日まで行こうと小屋を出て剣ヶ峰の手前まで歩いたらさっきよりも強風、時間も押してきているし今日はここで十分かと言うことになり、そのまま下山。下山は実に早いもので30分足らずで峠の茶屋園地まで下って来た。そこでアイゼンを外していると先ほどの大先輩がスキーで下って来た。素晴らしい。僕らもこうありたいものだ。
大丸園地で開いていたリンドウ茶屋でそばを頂き、ついでに日帰り温泉情報も色々とアドバイスを貰い小鹿の湯で汗を流して帰路に着いた。那須はアプローチも良いし良いプレイグラウンドだと再認識した次第。煙草屋のご主人が新緑の頃も良いと話していたのでその季節も来てみたいし、シロヤシオも見てみたいもの。行きたいところ、登りたい山は増える一方なのが悩みの種か。
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