八ヶ岳【美濃戸口から赤岳をピストン】


- GPS
- 08:14
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,628m
- 下り
- 1,630m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れ(しかも、快晴で風弱し) |
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過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
装備
個人装備 |
ALPINE EXPERT2 GT(LOWA)
|
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感想
2025年初の雪山登山です。
天候が良さそうなので、初めてのルートを行こうと、美濃戸からの横岳、硫黄岳縦走を予定していました。
美濃戸口の八ヶ岳山荘に車を駐車して、林道を歩いて美濃戸まで行き、そこから南沢で行者小屋まで行きました。
美濃戸から歩いていても、上空の風の音もなく、行者小屋から望む阿弥陀岳の頂上部分でも雪が巻き上げられる雪煙も見えないので、相当安定していそうだったので、予定を変更して、文三郎尾根から赤岳を目指すことにしました。
行者小屋で、チェーンスパイクから12本歯アイゼンに履き替え、ヘルメットを装着しました。ただ、樹林帯の中ではピッケルは使いづらいので、両手にはストックをそのまま持ちました。
樹林帯を抜け、マムート階段に差し掛かったところで、ピッケルに持ち替え、階段が埋まっている雪斜面を登っていきます。急斜面を直登することは初めてでしたが、雪が締まっていてアイゼンもよく利いたので、苦労はしませんでした。
文三郎尾根を登り切り、赤岳西壁を南側に巻きながら夏道をトレースし、竜頭峰分岐への岩場に入りました。強風のためか、岩が雪に埋まることなく、岩や鎖が露出しているので、アイゼンが使いづらく、ピッケルも使えない岩場の登りがしばらく続きます。
竜頭峰分岐まで登り切ったテラスは、とても素晴らしい景色が広がっていました。東側の奥秩父山地から、富士山、そして南側の南アルプス北部と、大パノラマでした。
竜頭峰分岐からは大きな岩壁をひと登りすると、赤岳南峰の頂上です。
頂上には人がいなかったので、ゆっくりと景色を楽しみ、写真をたくさん撮りましたが、気温が低かったのでカメラのバッテリーが悲鳴をあげてました。
北峰に移り、北八ヶ岳方面の写真撮影を行い、赤岳展望荘に向けて下山しました。
赤岳展望荘まで来て、少し休憩をしながら、時間を見ると、11時過ぎでした。ここから横岳、硫黄岳を経由すると、美濃戸には3時過ぎには下りれそうでしたが、初めての雪山の岩場を登っての赤岳だったので、ここで下山することにしました。
地蔵ノ頭から、急斜面の地蔵尾根を慎重に足を運びながら下って行き、行者小屋まで無事に下りることができました。
行者小屋で装備を、チェーンスパイクとストックに改め、赤岳鉱泉を経由して北沢ルートから下山しました。
途中、中山乗越展望台により、屏風のように立ち上がる横岳を眺め、改めて、南八ヶ岳のすばらしさに感動しました。
夏よりも歩きやすい、締め固められた雪道を歩き、美濃戸口の八ヶ岳山荘まで無事に下山することができました。
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