晴天、樹氷の雪山 武奈ヶ岳に登ってみた。【公共交通機関利用】

2025年01月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:07
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,141m
• 下り: 1,357m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:07

距離 15.2km 登り 1,141m 下り 1,357m

8:12 坊村
8:47 RP御殿山１
9:10 9:13 RP御殿山２
9:19 846ｍ地点
9:54 RP御殿山４
10:10 10:18 御殿山
10:22 ワサビ峠
10:33 西南稜1120ｍ地点
10:59 11:14 武奈ヶ岳
11:27 11:28 コヤマノ分岐
11:32 パノラマコース分岐
11:38 コヤマノ岳
11:41 11:42 パノラマコース分岐
11:53 RP八雲３
12:14 八雲ヶ原
12:38 北比良峠
12:44 12:45 神璽谷道下降点
13:05 13:08 カモシカ台
13:29 13:31 大山口
13:46 13:47 暮雪山多目的保安林駐車場
13:51 13:52 イン谷口
14:19 比良駅

天候

曇りのち快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

JR湖西線堅田駅から乗り合いタクシー「のりあいタクシー光ルくん号」を利用して坊村バス停から登山開始。
一番早い午前7時30分予約で4名の乗り合いとなったので利用料金は通常800円が550円になり、乗車時間は約30分弱でした。
詳しい利用方法は下記HPをご覧ください。
https://www.city.otsu.lg.jp/machi/kotsu/kotsu/t/40155.html

コース状況／危険箇所等

坊村の登山口にはトイレあり。
明王院を通り抜けて登山開始。
つづら折りの急登が続くが登山道には雪は無い。
標高550m付近から登山道に雪が現れるが、凍結はしていないのでアイゼン無しで登った。登山者が多いのでしっかりとしたトレースと踏み固めのおかげで登りやすい。
稜線に乗ると雪が豊富で冬季ルートとの分岐点の標高850m付近から雪が深くなるので12爪アイゼン装着。
積雪は多いところで50センチ程度と思われる。
御殿山から武奈ヶ岳山頂までは眺めのいい縦走路。
武奈ヶ岳山頂手前は急登だが帰還個所は無い。
山頂からは比良イン谷口方面へ下山
坊村より登山者が少なくかつ登山ルートが複数あるので踏み跡は薄い。
積雪も多めで踏む抜くと膝上、場合によっては股、腰まで埋もれるところがあるが、雪山の楽しさは坊村登山口からのルートより上だと思う。
北比良峠から比良イン谷口へは比較的傾斜が緩いが積雪量は坊村より多めと感じた。
標高500m過ぎると雪は少ないのでアイゼンを外し、比良イン谷口登山口では冬靴から軽登山靴へ変更して比良駅までロードを歩いた。

写真

1/18 6:41

まずは宿泊地からJR堅田駅まで歩きます。
日の出前の空が美しく、楽しい登山になりそうでワクワクします。

1/18 7:16

JR堅田駅「のりあいタクシー光ルくん号」の乗り場はここ。
他の場所にタクシーが数台停まっていたのでうろちょろしていたところ、運転手さんがが教えてくれました。

1/18 8:13

JR堅田駅から約30分で坊村登山口へ。
ほとんどの登山者がそのまま登山開始する中、冬靴に履き替え、ゲイターなど装着、登山装備を整え、トイレに立ち寄ってから登山開始。

1/18 8:14

清流が流れる道を歩く。
長野県民としては全く寒さを感じることのないプラスの気温

1/18 8:14

登山口に雪は少ないが、山にはしっかり雪がある。

1/18 8:15

明王院の先が登山道。
警察の人が登山届の提出の確認をしてました。
朝早くからお疲れ様です。
それだけ入山者が多いってことかな。

1/18 8:58

つづら折りの急登を登っていくと雪が現れる。
でもまだアイゼンは不要かな。
フル装備で登ってましたが、すぐに長袖Tシャツのみに換装。

1/18 9:13

ここから尾根歩き。

1/18 9:20

登山者が多いのでルートは明瞭。

1/18 9:23

ここから積雪期ルートを行く。

1/18 9:33

その少し上でアイゼン装着。

1/18 9:33

上っている人の話を聞いていると積雪量は多くないようだ。
でも新たに降った雪で雪面は真っ白。

1/18 9:45

樹氷やシュカブラもあり。

1/18 9:45

朝より雲が出てきてしまいましたが、天気予報は晴れなので期待してます。

1/18 9:46

徐々に増える積雪。

1/18 9:47

ところどころ雪庇もある。
本日はほぼ無風状態ですが、地元民の話ではいつもは風が強いらしい。

1/18 9:55

積雪期ルート（上部）の分岐。

1/18 9:55

空の青さに樹氷の白が映える。

1/18 9:57

複数ルートあり。

1/18 10:02

良い景色や〜

1/18 10:03

気温が低かったようで雪の結晶も大きい。

1/18 10:08

雲もだんだん少なくなる。

1/18 10:11

御殿山山頂
眺めのいい場所なので数名の休憩者あり。

1/18 10:11

武奈ヶ岳山頂方面

1/18 10:13

補給も忘れずに。

1/18 10:13

補給が終わったら武奈ヶ岳を目指します。

1/18 10:21

軽い雪なのでどこでも歩けそうですが、トレースを外れるとズボります。

1/18 10:31

目指す方向の雲は無くなり、空の青さが際立つ。

1/18 10:31

振り返ると次に登る予定の蓬莱山が見えるが、南側はちょっと雲が多め。

1/18 10:31

東の山は樹氷だらけ。

1/18 10:31

西の山々と白き雪面。

1/18 10:34

近づく武奈ヶ岳山頂。

1/18 10:34

樹氷の山々。

1/18 10:34

蓬莱山

1/18 10:36

パフパフ歩きたい雪面。

1/18 10:38

雪庇の下を歩く。
こうしたところを歩く機会はあまりない。

1/18 10:43

多くの登山者が目指す頂。

1/18 10:46

積雪量はそれほど多くないが、降ったばかりなので美しい雪面。

1/18 10:49

あと一登り。

1/18 10:55

雪庇の有る稜線の先が山頂。

1/18 10:56

北斜面は樹氷のつきが違う。

1/18 10:57

分岐を経て、

1/18 11:00

3時間弱で武奈ヶ岳山頂へ。

1/18 11:01

快晴の山頂。

1/18 11:01

琵琶湖と樹氷の山々。

1/18 11:01

蓬莱山方面は雲多し。
夜間も稼働させているスキー場の人工降雪機があるからだろうと推察。

1/18 11:01

上ってきた尾根方面。

1/18 11:01

西南の山々

1/18 11:01

西側

1/18 11:02

北西方面。

1/18 11:02

北側

1/18 11:02

真っ白な白山。

1/18 11:03

荒島岳と能郷白山

1/18 11:03

遠くに見えるは北アルプス

1/18 11:03

伊吹山の左は御嶽山
右は中央アルプス

1/18 11:03

帰宅後に山名を調べてみた。
霊仙山

1/18 11:03

御池山

1/18 11:03

白山

1/18 11:03

白山、能郷白山

1/18 11:03

能郷白山

1/18 11:03

御嶽山、伊吹山

1/18 11:03

琵琶湖

1/18 11:03

霊仙山

1/18 11:03

御池山

1/18 11:04

琵琶湖と樹氷の山々

1/18 11:04

三角点タッチ！
武奈岳
標高＝1214.42 m
三等三角点

1/18 11:04

小さなエビの尻尾付き

1/18 11:05

気温は約3度、フリースを着込んでからいつものようにバウムで補給

1/18 11:14

補給後は比良イン谷口方面へ下山します。

1/18 11:15

まずは分岐まで戻って、

1/18 11:17

樹氷の斜面を下ります。

1/18 11:18

こちらの登山道は坊村側より樹氷が発達していて撮影してばかり。

1/18 11:19

とにかく青と白が美しくて足が止まる。

1/18 11:21

武奈ブルーと樹氷。

1/18 11:21

こちらは登山者が少なめです。

1/18 11:22

伊吹山と樹氷

1/18 11:23

三本の針葉樹

1/18 11:25

美しい樹氷

1/18 11:25

とにかく美しすぎて進まない。

1/18 11:26

振り返る。

1/18 11:37

琵琶湖と樹氷

1/18 11:41

もう撮影しまくり。

1/18 11:43

上ばっかり見てます。
すれ違った登山者と長野から来たと言ったら「良い山あるのに〜」て言われましたが、武奈ヶ岳も素晴らしい山ですよ。

1/18 11:54

ちょっとルートミスしたついでにコヤマノ岳へ寄り道して、琵琶湖方面を見る。

1/18 12:02

雪が増えて歩く人が少ないのと複数ルートがあるせいか膝上までズボッた。

1/18 12:15

小川が流れる八雲ヶ原

1/18 12:16

八雲ヶ原で先行のスノーシューのトレースを追いかけたら埋もれた・・・
下は湿原で雪が解けているので脱出に手こずった。

1/18 12:24

さらに道を間違えて予定ルートに復帰のためみんなの足跡を頼りにノートレースの近道を歩いたら、腰まで埋まった。
写真撮影もままならないくらい脱出にかなり手こずった・・・

1/18 12:25

ノートレースは気持ちいいけど危険がいっぱい。
たかが数百メートルの近道でしたが、油断禁物です。

1/18 12:39

北比良峠

1/18 13:21

水場があった。

1/18 13:31

橋を渡ってしばらく歩くと、

1/18 13:37

比良イン谷口登山口へ。
ここで冬靴を脱いだ。

1/18 13:50

あとは舗装道歩き。
バイクで登山口まで来ていた人を見かけたので話しかける。
奈良ナンバーだったかな？
気を付けて帰ってくださいね。

1/18 14:20

30分ほど歩いて比良駅に到着。
コーラで水分補給してから電車とバスを利用して隣の蓬莱山へ向かいます。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

まみち

年末に比叡山へ行ったときに周囲の雪山を見た。
比良山地と言うらしいので、まずはその周辺の二百・三百名山を登りたいと思い、まずはに百名山の武奈ヶ岳へ行ってみた。
信州では気温が上がる予報なので北アルプス等に登るのはリスクが高いのでいい機会だと思ってやってきたが、結果から言うと武奈ヶ岳は想像以上に良いコンディションで登ることができた。
せっかく公共交通機関を利用しての登山なのでピストンではなく坊村から比良駅方面へ下ることにした。
事前情報では坊村からの登りは大勢の人が入っているので安心して登れるし、比良イン谷口方面への下山は適度に入山者が少ないので新雪の雪面を思う存分堪能することができた。
そのおかげで下山には少し時間がかかってしまったが、非常に楽しい山行となった。