前穂北尾根
長野県
teqqei
その他5人 - GPS
- 31:00
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,750m
- 下り
- 1,745m
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標高グラフを拡大コースタイム
上高地 10:30
横尾 13:50
涸沢 16:40
【2日目】
-涸沢小屋 4:00
-5・6のコル 6:00
-4・5のコル 7:00
-3・4のコル 8:00 *2時間待ち
-2峰 12:15
-前穂高頂上 12:25
-紀美子平 13:40
-岳沢 15:30
上高地 17:30
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2008年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
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感想
去年は台風のせいで西穂〜奧穂縦走が焼岳登山のみになってしまったリベンジで一般ルートではない前穂高岳北尾根へ。
いつものことですが親父とその仲間連中に山に連れて行ってもらう息子気分…
【1日目】
天気は微妙に怪しく、濡れるというほどではない雨が降ったりやんだり。
今回はヒュッテではなく涸沢小屋で宿泊。連休のせいか、中は人でごった返し、廊下はザックだらけ。先月末800人近くが参加したという山K社の涸沢フェスの時はどんなになってたんだ!?と想像するとちょっと恐ろしい。そして生ビールが800円とはいえ、無くなってしまわないのかが一番心配でしたが無事デッキで乾杯。
翌日は3:30起きということもあり食事後さっくり酒をのみ早々と19:30就寝。
【2日目】
いよいよ前穂高岳3090mへ向けて4:00には出発。
早く寝た分眠くはないが、日が昇らないうちからヘッドランプをつけて足場の悪い、一部雪渓が残る涸沢を歩く。とりあえず無事5・6のコルに到着。ここにつく頃には既に明るくなっていて北穂にかけての穂高連峰はもちろん涸沢全体が見渡せる。ここからクライミングの装備をするが、5峰&4峰は簡単なのでロープなしで登攀。ただ4峰は北尾根で一番事故の多い箇所らしいのだけど実際崩れやすく2回ほど落石あり。 順調に3・4のコルまで着き、ここからはクライミング。 他に2〜3名1パーティーの合計約8パーティーの登攀待ちで結局2時間強待つことに。
奥又白側の雪渓がある谷間からの冷たい風&涸沢側の谷から吹き上げる風で体がかなり冷えるがやっと登攀開始。グレードは低いものの寒さで体がガチガチで、しかも結局登山靴のまま登ったのでここに来てのクライミングは結構恐かった。
さらには3峰を登攀中に既に登って姿が見えなくなったパーティーのどこからともなくまたもや降ってきた落石が自分の眼前約50センチをかすめた。この時ばかりは即行登って石投げつけてやろうかと思ってしまった。
なんだかんだ無事3峰頂上につく頃には天気も快晴となり槍ヶ岳も綺麗に見えた。奥穂の堂々とした感じと涸沢岳のとんがりもかなりカッコ良いが遠くに見える槍はまた違う雰囲気に見える。
その後、2峰からは1峰との間にある小さいコル7mほどへ懸垂下降で降りるとそこから2分で頂上に到着。
頂上には標識以外何も無いがとりあえず昼食を食べながら周囲の景色を楽しむ。時間の関係上そんなゆっくりもしてられないので早々に下山開始。ここから上高地に戻るまで4時間。
北岳に登った時はさらに捻挫もしててしんどかったけど、前穂からの下山も相当辛かった。60過ぎのI井さんとペースを共にしていたが山なれしている彼女よりも30歳年下の自分のほうが恥ずかしながらバテ気味。
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