ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 775493
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

帳付山(97/関東100):大山・天丸山から縦走、半袖隊長、下りは道なき道で大苦戦

2015年12月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:13
距離
15.6km
登り
1,225m
下り
1,743m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:47
合計
9:13
6:37
44
スタート地点
7:21
7:21
41
アルミ梯子
8:02
8:02
17
大山分岐
8:19
8:29
13
8:42
8:42
15
大山分岐
8:57
8:57
8
9:05
9:05
18
天丸山分岐
9:23
9:28
22
9:50
9:50
9
天丸山分岐
9:59
9:59
76
馬道のコル
11:15
11:31
59
12:30
12:36
51
馬道のコル
13:27
13:27
30
社壇乗越
13:57
13:57
62
下降地点
14:59
15:09
35
スカイブリッジ
15:44
15:44
6
上野小学校バス停
15:50
新羽バス停
8:27 大山8:57 倉門山9:28 天丸山11:13 帳付山

★EK度数:32.61=15.55+(958÷100)+(1,496÷100÷2) 
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」

EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【往路】宿舎(不二野家)06:1506:35天丸橋登山口(宿の送迎利用、有料2,160円)
 【注】上野村にはタクシー業者はいないので、必要とあらば、送迎サービスのある宿に泊まるしかない。

【復路】新羽BT15:50bus17:50新町駅18:02train19:30赤羽駅19:33train新宿駅train20:30頃地元駅
 【注】bus日本中央バス(新町駅〜神流町〜上野村〜しおじの湯をつなぐ貴重な路線バス)
⇒お徳情報yen一日フリーパス1500円、二日間フリーパス2500円があるので有効に使おう。
 【例】拙者が乗った「新羽〜新町駅」は片道1750円だが、降車時に「一日フリーパス(1500円)を買いたい」と言うと、料金を1500円にしてくれる。
コース状況/
危険箇所等
1:天丸橋登山口⇒大山分岐
何度となく渡渉を繰り返しながら沢沿いの道を進む。アルミ製ハシゴが見えたら右岸を高巻く。その後は次第に沢から離れて支尾根歩きとなり、ジグを切りながら標高を上げる。
緩やかな下りが一箇所だけあるが、疎林の中を進むと大山分岐へ。

2:大山分岐⇔大山(往復)
やや急坂をこなすと大山の基部に達し、ロープがぶら下がる岩場が出現するが、三点支持で対応可能なレベル。古い群馬県の環境保護看板が出てきたら山頂は近い。最期はヤセ尾根を進めば大山山頂。
下りはロープを使った方が確実。

3:大山分岐⇒天丸山分岐
大山分岐からは暫く広い山の斜面を登る。ジグを切って上がるような踏み跡もあるが、直登しても構わない。稜線に乗ると割りとすぐに倉門山だが、細長い山頂のため気付かず通り過ぎることも多かろう。天丸山分岐までは尾根筋の平和な道。

4:天丸山分岐⇔天丸山(往復)
天丸山分岐から基部までは緩やかに下って行く。本コースの中で最も急な壁を攀じ登るのでザックはデポする方が好ましい。
取付直後から、ロープがぶら下がり、ほぼ垂直に見える壁が続く。しかし手掛かり・足掛かりは豊富なので、あまり恐怖感を抱くことなく対応できる。
下りは、部分的にはロープ使用は必須。

5:天丸山分岐⇒馬道のコル
天丸山分岐から一旦急激に下るが、すぐに平和な尾根筋歩きとなる。

6:馬道のコル⇔帳付山(往復)
最初は尾根筋歩きだが、次第に岩場を右に左に巻き、時には稜線をそのまま越えて行く。
帳付山に向かって左側を巻くのが6割、右側を巻くのが2割、尾根通しで歩くのが1割のイメージ。
巻いてからの側道に上下動があるので、赤テープを見ながら道を外さないようにしたい。
特に下り場面では、そのまま踏み跡を辿って道を誤る可能性あり。
標高差は大したことはないが、小刻みなアップダウンの連続とルートファインディングに歩行距離以上の疲労感を覚える。

7:馬道のコル⇒社壇乗越
昔は馬が通ったほど傾斜は緩やかで道幅もあるが、眺望がない単調な道で飽きやすい。
落ち葉の吹き溜まりでの踏み抜きに注意。

8:社壇乗越⇒スカイブリッジ
その昔は上野村からの最短コースだったようだが、林道などの完成で、今ではあまり歩かれていないようだ。
滝ノ沢下降地点も、拙者が下り始めた地点(赤テープあり)がそうなのか否か?はよく分からない。
不二野家主人に拠れば「岩場がないので、何処からでも下れる」そうだが、いざ現場に立ってみるとそうは行かない。
「踏み跡なし・道標/赤テープなし」に加えて、落ち葉が堆積する時期でもあり、どこを歩いても当たりでもあり外れでもあり、歩きやすい箇所を右往左往しながら涸沢を下った。
途中から、細いながらも水流があり、踏み抜くと水の中と言うこともあった。
我慢しながら谷底歩きに徹し、下降点から約1時間でようやく林道に脱出した。
恐らくこの道は今や廃道同然なのではないか?と言うのが、拙者の素直な感想である。
物好きなお方以外は、このコースは回避すべきであろう。
また歩くにしても、十分な時間的な余裕を持ちたい。

9:スカイブリッジ⇒上野小学校
約2.4kmの道路歩き。国道に299号線に突き当たると上野小学校バス停。小学校に向かって右側に酒屋あり。

★渡渉箇所wave:多数。ただし水量は細い。
★残雪状況snow:なし。
★泥濘状況shoe:なし。

☆半袖 タイム:最初の1時間半(大山山頂まで)のみ。
★半袖 出会い指数:ゼロ。
☆半袖 驚かれ指数:ゼロ。
★入山者run:ナント、遭遇者ゼロ!!
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:なし
★駐車場parking:天丸橋の路肩に数台?
★トイレtoilet:スカイブリッジ、まほーばの森
★コンビニ24hours:なし
 【注】西上州に入るとコンビにはない(下仁田駅周辺を除く)ので事前準備が肝要。
★下山後温泉spa:寄らず
★飲食店restaurant:寄らず
★宿泊先sleepy:旅館民宿不二野家(群馬県上野村)
 http://fujinoya.jyoushu.com/
宿泊した不二野家での朝食。
早出のため5:30からにしてもらった。
13
宿泊した不二野家での朝食。
早出のため5:30からにしてもらった。
宿主の送迎車で天丸橋登山口へ。
沢の左岸から山中に入る。
1
宿主の送迎車で天丸橋登山口へ。
沢の左岸から山中に入る。
最初の渡渉箇所。
対岸に白いテープが見える。
このあと幾度となく渡り返す。
2
最初の渡渉箇所。
対岸に白いテープが見える。
このあと幾度となく渡り返す。
中央に赤テープ。
丹念に周囲を見渡しながら進む。
2
中央に赤テープ。
丹念に周囲を見渡しながら進む。
怖くはないが、ずり落ちたらヤバい。
5
怖くはないが、ずり落ちたらヤバい。
右下は絶壁。
要所にはロープ。
1
要所にはロープ。
この倒木を潜り抜ける。
矢印→は下山用。
2
この倒木を潜り抜ける。
矢印→は下山用。
沢の右岸・左岸を行ったり来たり。
2
沢の右岸・左岸を行ったり来たり。
ここが核心部か?
中央に見えるアルミ製ハシゴまで行くのだが・・・
1
ここが核心部か?
中央に見えるアルミ製ハシゴまで行くのだが・・・
沢沿いでなく、左岸を高巻く。
1
沢沿いでなく、左岸を高巻く。
渡された鉄板を渡る。
右下にずり落ちないようにロープあり。
1
渡された鉄板を渡る。
右下にずり落ちないようにロープあり。
そして滑り落ちないようにしながらハシゴへ。
1
そして滑り落ちないようにしながらハシゴへ。
アルミ製ハシゴ。
6
アルミ製ハシゴ。
来た道を振り返る。
2
来た道を振り返る。
この後、道は沢から離れて支尾根へ。
ジグを切って登る。
2
この後、道は沢から離れて支尾根へ。
ジグを切って登る。
途中で一ヶ所のみ下降地点あり。
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途中で一ヶ所のみ下降地点あり。
道標を見るとホッとする。
3
道標を見るとホッとする。
冬枯れた木立の間を進む。
冬枯れた木立の間を進む。
大山への分岐点。
左に入ってピストン。
3
大山への分岐点。
左に入ってピストン。
今から登る大山(右)。
2
今から登る大山(右)。
ロープに頼らずとも行けるが険しい道。
1
ロープに頼らずとも行けるが険しい道。
次第に視界が開ける。
左奥に両神山・二子山。
右のこんもりピークは倉門山1572m。
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次第に視界が開ける。
左奥に両神山・二子山。
右のこんもりピークは倉門山1572m。
ガシガシ登るのみ。
この辺りから冷たい北風。
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ガシガシ登るのみ。
この辺りから冷たい北風。
岩の間を抜ける。
4
岩の間を抜ける。
山頂への最後の稜線。
2
山頂への最後の稜線。
大山1540mへトウチャコ。
この後、寒くて長袖に変身。
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大山1540mへトウチャコ。
この後、寒くて長袖に変身。
山頂からパノラマで。
真ん中に今から行く天丸山。
左にその後行く帳付山。
3
山頂からパノラマで。
真ん中に今から行く天丸山。
左にその後行く帳付山。
浅間山。
鼻曲山(左)と浅間隠山(右)。
6
鼻曲山(左)と浅間隠山(右)。
筑波山?
大山分岐点まで戻って来た。
天丸山へ行くため稜線を目指す。
大山分岐点まで戻って来た。
天丸山へ行くため稜線を目指す。
何処を歩いてもいいような・・・。
でも微かな踏み跡がある。
1
何処を歩いてもいいような・・・。
でも微かな踏み跡がある。
倉門山1572m。
目立たぬピークのため気付かず通り過ぎるかも。
これは振り返って撮影。
2
倉門山1572m。
目立たぬピークのため気付かず通り過ぎるかも。
これは振り返って撮影。
細尾根だが暫しの間は平和な道。
2
細尾根だが暫しの間は平和な道。
天丸山分岐点。
右に入ってピストンする。
天丸山分岐点。
右に入ってピストンする。
基部まで辿り着きザックをデポ。
身軽になって攻める。
2
基部まで辿り着きザックをデポ。
身軽になって攻める。
行くぜ!
いきなりの急登にビックリポン。
7
行くぜ!
いきなりの急登にビックリポン。
なかなか手応えがあるぞ。
下れるかなぁ…と心配しながら登る。
2
なかなか手応えがあるぞ。
下れるかなぁ…と心配しながら登る。
群馬県の環境看板辺りで斜度は和らぐ。
2
群馬県の環境看板辺りで斜度は和らぐ。
天丸山1506mにトウチャコ。
ホッとしてへたり込む。
16
天丸山1506mにトウチャコ。
ホッとしてへたり込む。
正面に今から行く帳付山。
6
正面に今から行く帳付山。
山頂パノラマ。
やはり浅間山は目立つ。
6
やはり浅間山は目立つ。
帳付山へ直登する道。
P1〜3を越えて来る。
いつか・・・。
1
帳付山へ直登する道。
P1〜3を越えて来る。
いつか・・・。
やはり下りの方が難儀する。
7
やはり下りの方が難儀する。
なんとか落下せずに無事帰還。
ホッとしてVサイン。
4
なんとか落下せずに無事帰還。
ホッとしてVサイン。
帳付山を目指して上武国境の道を行く。
暫しは平和な道。
帳付山を目指して上武国境の道を行く。
暫しは平和な道。
画面中央が馬道のコル。
ここまではすぐだ。
1
画面中央が馬道のコル。
ここまではすぐだ。
群馬と埼玉の県境尾根。
2
群馬と埼玉の県境尾根。
冬枯れた木立の中、平和な道。
冬枯れた木立の中、平和な道。
この小ピークで右へ。
この小ピークで右へ。
次第に西上州の荒波にもまれる。
ここでは左を巻いたり
1
次第に西上州の荒波にもまれる。
ここでは左を巻いたり
ここでは右を巻いたり
3
ここでは右を巻いたり
あれ(右)が目指す帳付山。
2
あれ(右)が目指す帳付山。
お〜、これを乗り越えるのか・・・
5
お〜、これを乗り越えるのか・・・
と身構えたら、左の巻き道へ。
小刻みに下って登ってを繰り返す。
2
と身構えたら、左の巻き道へ。
小刻みに下って登ってを繰り返す。
左手側が開けた。
左手側が開けた。
技術的に最難関地点。
樹木を越えてから岩場を巧みに下る。
6
技術的に最難関地点。
樹木を越えてから岩場を巧みに下る。
高さは1.5mほどだがゆっくり慎重に。
高さは1.5mほどだがゆっくり慎重に。
今度は右手方向が開けた。
大山と天丸山が見えるぞ。
右奥は両神山へ続く稜線か?
1
今度は右手方向が開けた。
大山と天丸山が見えるぞ。
右奥は両神山へ続く稜線か?
そしてやはり浅間山。
3
そしてやはり浅間山。
四苦八苦して帳付山1819m。
関東百名山97座目。
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四苦八苦して帳付山1819m。
関東百名山97座目。
眺望はあまり望めない。
山頂道標から更に10m先に進むと・・・
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眺望はあまり望めない。
山頂道標から更に10m先に進むと・・・
山頂パノラマ。
手前は諏訪山。
2
山頂パノラマ。
手前は諏訪山。
奥秩父方面。
右奥は金峰山?
2
奥秩父方面。
右奥は金峰山?
八ヶ岳南部かな?
中央が赤岳?
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八ヶ岳南部かな?
中央が赤岳?
八ヶ岳北部。
蓼科山が分かる。
5
八ヶ岳北部。
蓼科山が分かる。
さて戻ります。
来た道だからとは安心できない。

さて戻ります。
来た道だからとは安心できない。

常にルーファイしていないと・・・
2
常にルーファイしていないと・・・
あ〜間違えた。
右に25m進んでおかしいぞ!
戻って正解だった。
3
あ〜間違えた。
右に25m進んでおかしいぞ!
戻って正解だった。
怪しい道に誘い込まれないよう踏み跡と赤テープを探し続ける。
2
怪しい道に誘い込まれないよう踏み跡と赤テープを探し続ける。
馬道のコルに戻って来た。
馬道のコルに戻って来た。
ここで社壇乗越へ行くため左へ。
中央は天丸山から来た道。
3
ここで社壇乗越へ行くため左へ。
中央は天丸山から来た道。
山裾を巻く平和な道。
山裾を巻く平和な道。
でもこの季節、場所によっては落ち葉が吹き溜まる。
1
でもこの季節、場所によっては落ち葉が吹き溜まる。
ほら、こんなにも。
2
ほら、こんなにも。
社壇乗越へは約1時間。
1
社壇乗越へは約1時間。
さてここから破線道。
不二野家ご主人の特製地図を頼りに進む。
6
さてここから破線道。
不二野家ご主人の特製地図を頼りに進む。
この階段を登るんだな。
この階段を登るんだな。
林道で登山道が寸断されたんですな。
3
林道で登山道が寸断されたんですな。
左端に馬道のコルに向かう道が見える。
左端に馬道のコルに向かう道が見える。
このパノラマ風景が最後だった。
1
このパノラマ風景が最後だった。
この岩は右を巻く。
しかし細い細いすきま道だった。
2
この岩は右を巻く。
しかし細い細いすきま道だった。
ここは右。
いったん左に入って間違いに気づき戻って来た。
ここは右。
いったん左に入って間違いに気づき戻って来た。
この赤テープで沢に向かって下り始める。
でもここで好かったのか?は分からない。
この赤テープで沢に向かって下り始める。
でもここで好かったのか?は分からない。
ひょえ〜の激下り。
落ち葉で足元が滑るは滑るは。。。
4
ひょえ〜の激下り。
落ち葉で足元が滑るは滑るは。。。
しかも踏み跡なし・赤テープなし。
ホントにここで好いのか大いに惑う。
不安感に包まれながら何度かズッコケる。
2
しかも踏み跡なし・赤テープなし。
ホントにここで好いのか大いに惑う。
不安感に包まれながら何度かズッコケる。
でもスマホGPSと昭文社地図(←粗いけど)を照らし合わせてここだろうと・・・。
小沢の右岸と左岸を行ったり来たり。
とにかく歩きやすい道を探して下る。
2
でもスマホGPSと昭文社地図(←粗いけど)を照らし合わせてここだろうと・・・。
小沢の右岸と左岸を行ったり来たり。
とにかく歩きやすい道を探して下る。
あっ!道標だ!!ってことは山道なのか?
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あっ!道標だ!!ってことは山道なのか?
でも下を見ても踏み跡は・・・ない。
2
でも下を見ても踏み跡は・・・ない。
あれ?建物だ・・・ってことは道があるぞ!
・・・と思って行ってみたら山中にポツンと廃屋。
3
あれ?建物だ・・・ってことは道があるぞ!
・・・と思って行ってみたら山中にポツンと廃屋。
下降地点から彷徨すること小一時間。
お〜、踏み跡だ===。
3
下降地点から彷徨すること小一時間。
お〜、踏み跡だ===。
遂に林道に出て来た・・・助かった!!
7
遂に林道に出て来た・・・助かった!!
不二洞(鍾乳洞)入口に架かるスカイブリッジに脱出。
折角なので通行料100円を払って対岸へ。
5
不二洞(鍾乳洞)入口に架かるスカイブリッジに脱出。
折角なので通行料100円を払って対岸へ。
橋上から高反山1131m。
今から中央右に見える白い建物(上野小学校)までテクテク。
2
橋上から高反山1131m。
今から中央右に見える白い建物(上野小学校)までテクテク。
振り返って・・・魚眼レンズ。
5
振り返って・・・魚眼レンズ。
小トンネルを抜けると・・・
小トンネルを抜けると・・・
まほろばの森。
食事ができるが先を急ぎ立ち寄らず。
2
まほろばの森。
食事ができるが先を急ぎ立ち寄らず。
里が近づく。
あ〜脱出してきた!って思い。
最後の道なき道が凄かったからなぁ。
4
里が近づく。
あ〜脱出してきた!って思い。
最後の道なき道が凄かったからなぁ。
国道299号に下る。
なんと〜バスまで5分。
オマケにすぐ傍に酒屋。
4
国道299号に下る。
なんと〜バスまで5分。
オマケにすぐ傍に酒屋。
このバスに2時間揺られて新町駅へ。
しかし車内飲食禁止!
8分停車の万場バス停でグビグビ!
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このバスに2時間揺られて新町駅へ。
しかし車内飲食禁止!
8分停車の万場バス停でグビグビ!
新町駅に着いた時にはとっぷりと日が暮れた。
3
新町駅に着いた時にはとっぷりと日が暮れた。
不二野家ご主人の通行手形。
林道で山林関係者の車を見かけたら乗せてもらえと。
使用する機会はなかったが・・・多謝。
お疲れさんどしたm(__)m
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不二野家ご主人の通行手形。
林道で山林関係者の車を見かけたら乗せてもらえと。
使用する機会はなかったが・・・多謝。
お疲れさんどしたm(__)m

感想

【プロローグ】
拙者はマイカーを持っていないので、関東百名山の一つである帳付山(西上州)を登る・歩くには、まず、どうやってアクセス(宿泊有無を含めた交通手段)するかを決めることが最重要事項であった。
もちろん全体として安い方が好いに決まっている。
しかし電車バスでの日帰りを考えても、登山口に一番近い「上野村役場入口BS」に到着するのが11時03分。そこから社壇乗越登山口まで3時間30分。そして帳付山まで片道(登り)6時間50分。
所要時間はいずれも山と高原地図に準拠しているので、7掛け・8掛けで歩けるかもしれないが、それにしても日没・ヘッ電リスクのあるこの時期には土台無理なことだ。

そこで日帰りは無理と考え、レンタカー利用作戦か?前泊作戦か?その両方の合わせ技か?などと考えたが、旅館民宿「不二野家」に電話してみたところ、登山口までの送迎可能(有料/片道2000円)とのことだったので、宿舎までは新町駅からバスを利用するオーソドックスな方法を取る事にした。
もちろん、下山時は送迎を利用せず、国道299号線まで歩いて下りることにした。
ギリギリで新町駅駅行きバスの最終便(18時20分頃)に間に合うだろうと算段してのことである。

ラッキーなことに、初日も、西武秩父駅まで行けば、他の団体用野送迎バスに乗せてもらえるとのこと。
ついでに御荷鉾山山行に同行させてもらうことになった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-775528.html

【さすが西上州の山は歩き応えあり】
歩行距離は大したことはないが、さすが西上州。
●大山への沢沿いの不安な道、
●天丸山へと突き抜ける壁のような道、
●帳付山への右へ左へ上へ下へと続く縦走路、
●社壇乗越から不二洞(スカイブリッジ)への道なき道

いやいや、歩き応えがありました。
昭文社地図のCTを見た時は、帰りのバスに乗れるか不安だったが、予想より早いバスに乗ることが出来てホッとした。
偶には西上州で鍛えてもらわねば・・・と思った山行だった。

【誤算・・・今日の食料写真がない理由】
前夜に飲んだ冷酒が効いたのだろうか・・・、なぜか下っ腹が緩みっ放しの一日だった。
起床した時から既に異変あり!
歩いている最中も、下っ腹はユルユル・・・。
強い衝撃を受けると、そのまま飛び出しそうだった(何が?)。
そもそも西上州の山は、高尾や丹沢、奥多摩のようには歩けない険しい道が続くのでスピードは出せないが、よりスローな歩行なってしまった。
もっとも赤テープを探しながらの道筋だったので、猪突猛進してルートミスするよりは好かったのかもしれない。
朝食はガツガツ食べたが、歩行中はあまり食欲が湧かず、宿で用意してもらったお握りだけでなく、他の持参した食料にも一切手を付けなかった。
それで今回のレコには「今日の食料」写真がないのである。

★天丸山(てんまるやま):1506m
  ぐんま100名山⇒54座目
★帳付山(ちょうづけやま):1619m  
  関東100名山(97座目)

お疲れさんどした<(_ _)>

  隊長

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コメント

上野村はお気に入りの村
どうしても日航機墜落のイメージが付きまといますが、学生時代からまだボロボロだったやまびこ荘のお世話になり個人的には大好きなところです。
群馬県で人口最少ですが、財政収支は上野ダムのおかげで群馬県でナンバー1、支出の2倍近い収入を誇り地方交付税交付金不交付自治体です。
ここに行ったらイノブタ料理と十石味噌ですねー
2015/12/10 8:37
match1128さん
上野村は今でも日航機墜落事故には深く関わっています。
昨日の西武秩父駅からのバス車中でも「あれからちょうど30年」との話をされていました。
宿泊した不二野家のご主人は、当時、救援活動に駆けずり回れたそうです。
東電からの固定資産税収入のおかげで地方交付税をもらていないとの話題もありました。

数えてみたら今年の西上州は10月の小沢岳のみ。
でも小沢岳は、西上州の山にしては、上品な山道ですからね。

久しぶりに西上州の荒波に揉まれました。

  隊長
2015/12/10 12:27
すごい道
こんにちわ。
西上州って、まったく土地勘がないのでわかりませんが、すごい道ですね 次から次に難所がでてきて、クリアすると、また難所・・・平和な道がほとんどないみたい!しかも、なんとなく寂しげな雰囲気で、もし道に迷って遭難しても、見つけてもらえなさそう。
お疲れ様です。
2015/12/10 16:49
ゲスト
上野村…。
隊長さま、こんばんは。

まだ山歩きを始めたばかりの頃、八ヶ岳の帰りは車で佐久からR299、
川上村(これも長野県)から秩父にと未舗装のとんでもない凸凹道を
走り抜けたもんです。
上野村から先の十国峠までは国道なのに酷道でした。
古い地図には「悪路」と記されていました。
その頃の上野村は寒村って感じでしたよ。
今はお金持ちの村になっているんですね。

それにしても大変な処を歩かれましたね。
山屋のドМ度が増して行きそう。。。
2015/12/10 21:19
OBABAさま
あまり気にしたこともありませんでしたが、R299は、今でも上野村の西方で、いったん古い旧道となり、途切れていますね。
そして佐久穂町に入って新道(=R299)が復活。
・・・と言う事は、古はどえりゃぁ道だったのですね

上野村や南牧村は人口の高齢化が進んでおり、昔は複数あった小学校が一つに集約されています。
上野村は、たまたま諏訪山の東の神流川上流を堰き止めて上野ダムが出来たおかげで固定資産税収入がありますが、南牧村はねぇ・・・

訪れるたびに長閑さを感じると共に、閑けさも感じます。

大変な処・・・調査不足・・・と言うか、安易に考えすぎていました

  隊長
2015/12/11 12:38
沢ルート
計画書見たときに、社壇乗越からの沢ルート、林道に出るまでチョッと厄介かなと想像してました。沢は実線ルートでも道型のつきにくい所なので、この時期落ち葉の堆積、そして破線ルートだと道(踏み跡)は無いと想像してました。出立を早くしたのは大正解ですね。また水量も少なく、そして滝の高巻やへつり等がある沢でなくて良かったですね

不二野家、有料にしても送迎有り、ご主人は山地図まで書いてしまう ここは大変重宝しますね。1人でもOKということなので、今度利用してみようかな。

そう言えば、西上州、昨年は足繁く通いましたが、今年は1回も訪問することなく大晦日を迎えてしまいそうです。

昨年西上州に通って感じたこと。上野村と南牧村、「おらが村の方が田舎度が高い」みたいな些細なことで競ってるって感じました。

あと残り3座ですか、もうすぐですね 天上山の他2座はどこですか?

お疲れ様でした。
2015/12/10 21:39
mtkenさん
帳付山から馬道を経て社壇乗越までに達した後のことは、少々悩みました。
少し遠回りになってもいいから、
●天丸橋を経て野栗沢温泉(すりばち荘)・ヴィラせせらぎまで道路歩きにするか?
●滝ノ沢下降点から破線ルートを沢沿いに不二洞入口(スカイブリッジ)まで下り、その後は道路歩きとするか?
不二野家のご主人に相談した当初は、地図には出ていないが、社壇乗越から新たな林道が乙父まで伸びているので、そこを歩けばよいと言われたのですが、ず〜〜っと林道もなぁ と思って、破線道への取付方法を詳しく教えて頂いた次第です。

確かに、「落ち葉が堆積しているかもしれない⇒踏み跡が隠れているかも?」とは考えました。
しかしご主人の話では「下降点から下りてしまえば涸沢の底を歩くだけ」「赤テープはふんだんにある」とのことで心配はいらないように思えたので、挑戦してみました。
・・・が、現実は厳しかった・・・写真にある通りです(⇒気が急いてしまってこの部分だけ、やたらと撮影枚数が少なかったです)。

不二野家は一人利用もすんなりと受け入れてもらえますよ。
大山コースの道標を設置したのも、ご主人が上野村観光協会会長の任にあった時だそうです。
また自分でも歩かれているので、周辺の山についてはよくご存知です。

残り3座は、「天上山・鬼怒沼山・堅破山」です。

  隊長
2015/12/11 13:12
3737さん
西上州は、妙義山に代表されるように岩場がふんだんにあります。
尾根筋トップを歩くことが難しいため、巻き道・高巻きが多く、滑落したら何メートルも下!って箇所も多いです。 
拙者も、見るからに怖そうで、無理そうなピークもあります。
隊長、危うきに近寄らず(@_@)

ソロで入山すると、滑落しても気づいてもらえないのが最大のリスクです。
今回は、山道から道路に下りてきたら、民宿の主人に電話するように言われました。
無事が確認出来ないと、消防(捜索隊)に連絡することになるそうです。

  隊長
2015/12/11 9:05
遭遇者ゼロ
下降地点から彷徨すること小一時間、とは・・・
さすがです、隊長
とても真似できません、っていうより
良い子は決して真似をしないでね!の領域かと(笑)
2015/12/11 11:51
cyberdocさん
観光地でもあるスカイブリッジのたもと(=不二洞の入口)で観光客に出会うまで、誰一人ともすれ違いませんでした。
朝の天丸橋、お昼の社壇乗越にも、駐車しているクルマはありませんでした。
入山者は拙者だけだったかもしれません。

彷徨・・・と言っても、ゆるゆると下に向かって下りながらです。
でも、心細い谷底でした・・・ホントにこの道かなぁ・・・と3割ぐらいの疑心暗鬼
拙者も真似はしたくありません・・・

  隊長
2015/12/11 18:48
ゲスト
渋くて素敵な登山道!?
yamabeeryuさん、こんにちは

落ち葉ラッセルの渋くて素敵なルートですね〜 でも…登山道?って中々認識できない画像ですね 赤のラインを入れていただかないとただの森ですね

ソロだと心して入山しなければいけないのでしょうが…アスレチックと地図読みが楽しめそうでワクワクしますね
2015/12/11 14:09
DuckyMomoさん
地図読みは楽しめるのですが、山と高原地図だと縮尺が小さすぎて、地図読みになりません
最後の破線道も、山と高原地図を見てここに違いない・・・と7割ぐらいは確信しましたが、残る3割は「ホントかなぁ?」でした。

落ち葉もふんだんに楽しめましたよ

丹沢や奥多摩の人気山域と異なり、そもそもハイカーが少ない地域ですから、早出してさっさと下山することが重要ですね。
間違っても滑落はできません

  隊長
2015/12/11 18:55
お疲れサマでした!

隊長、こんにちは。

岩あり沢あり細尾根あり、しかし踏み跡無しと、まるで迷路のような山域なんですね。
山に「分け入る感」が出ていて見ている方も手に汗、って感じでした。隊長のチャレンジ精神に脱帽です。お疲れさまでした。
確かに単独だと何かあった際のリスクを考えますよね、私も一人が多いので・・・。
上野村は精神的にも距離がありなかなか行けませんが、関東百をコッソリ狙っている私もいずれは、と思ってたので隊長のレコがとても勉強になりました。
「不二野家」さん、私も検討させてもらいます
2015/12/23 15:07
ShuMaeさん
西上州は、秩父から行っても、高崎から行っても遠いですね。
朝一で出発しても、電車バス利用だと、どうしても歩き出すのがお昼前になってしまいます。
単純に「費用節約」の観点だけでなく、「費用対効果」を重視すれば、やはりクルマ(レンタカー)利用の方がいいですね。
不二野家のご主人も「ここじゃぁ、クルマがないと行きたい所にも行けない」と言っていました。

しかし山の面白さにかけては、西上州一帯はワンダーランドです。
場所にも寄りますが、陣馬高尾・奥多摩・丹沢でロング縦走しても、神経をすり減らすことは少ないですし、道が明確ですからスピードも出せます。
しかし西上州となると・・・
年に数回は鍛えてもらわないと・・・と思う所以です。

  隊長
2015/12/23 16:50
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