記録ID: 7770476
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無雪期ピークハント/縦走
白山
2005年7月の白山(お花松原)
2005年07月24日(日) [日帰り]


- GPS
- 11:10
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,891m
- 下り
- 1,891m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 11:10
11:30
190分
白山室堂
14:40
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
登山口の鳥居を潜るとすぐにつづら折りの登りが始まる。2km地点を過ぎ、ダケカンバが生える尾根の南斜面をつづら折りに登って行くうちにようやく空が白み始める。午前5時に3km地点に着くころにはまわりはすっかり明るくなった。
登山道脇に咲いていたミヤマキンポウゲ。
同じ夏でも時期によって咲いている花は異なるが、今日は夏の前半ということで、ニッコウキスゲやミヤマキンポウゲ、オタカラコウ、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、キヌガサソウ、サンカヨウなどを見ることができました。
同じ夏でも時期によって咲いている花は異なるが、今日は夏の前半ということで、ニッコウキスゲやミヤマキンポウゲ、オタカラコウ、イブキトラノオ、ハクサンフウロ、ヨツバシオガマ、キヌガサソウ、サンカヨウなどを見ることができました。
ハクサンコザクラやクロユリが咲く登山道を歩いて室堂には午前7時丁度に着いた。
多くの人が屯する神社前の広場をとおり抜け、白山荘の側を通ってお池巡りの道に入る。ハイマツの中の道を進んで行くと霧が晴れてきて青空も覗き始め、前方に水屋尻雪渓が現れてきた。
多くの人が屯する神社前の広場をとおり抜け、白山荘の側を通ってお池巡りの道に入る。ハイマツの中の道を進んで行くと霧が晴れてきて青空も覗き始め、前方に水屋尻雪渓が現れてきた。
水屋尻雪渓付近で一時は晴れ上がった空も再び霧に覆われ始め、千蛇ヶ池手前の登りを終えて写真の大汝峰が望めるところに出てもその頂上付近は白い霧に覆い隠されたままだった。
大汝峰への道を左に、御前ヶ峰への道を右に分けて中宮道目指して進んで行くとやがて道は緩い下りになり、晴れていれば眼下にお花松原が望めるところに立つ。前はそこで引き返したのだが、今日は意を決してそのままビルバオ雪渓へと下る。時刻は午前8時。
大汝峰への道を左に、御前ヶ峰への道を右に分けて中宮道目指して進んで行くとやがて道は緩い下りになり、晴れていれば眼下にお花松原が望めるところに立つ。前はそこで引き返したのだが、今日は意を決してそのままビルバオ雪渓へと下る。時刻は午前8時。
ハイマツの中の道を急降下して行くとやがて大汝峰側の涸れ沢に出る。しばらく沢に沿って下って行くと霧の中にビルバオ雪渓が現れてきた。
雪渓を下ったあと平坦になった道を進んで午前8時半頃に“お花松原”に到着。思ったよりも早く着いた。
雪渓を下ったあと平坦になった道を進んで午前8時半頃に“お花松原”に到着。思ったよりも早く着いた。
まだ時間もあるのでミヤマキンポウゲが咲く道を進んで行くと前方に北弥陀ヶ原へと続く尾根道が見えてきた。その中ほどに岩が露出しているところがあったので、とりあえずそこまで登ってみることにした。
見た目ほど時間はかからず、午前8時40分頃にその岩のあるところに着く。休むのには打ってつけのところで、ここで大休止し、持ってきたお弁当を戴いてしばらくの間霧が晴れるのを待つ。
見た目ほど時間はかからず、午前8時40分頃にその岩のあるところに着く。休むのには打ってつけのところで、ここで大休止し、持ってきたお弁当を戴いてしばらくの間霧が晴れるのを待つ。
時々霧が晴れてお花松原が望めるが、稜線付近まではどうしても晴れない。9時過ぎまでそこで頑張っていたが、状況は変わらないので諦めて9時10分にお花松原に戻ることにした。
お花松原で少し時間を過ごした後、室堂目指して出発する。途中かなり霧が晴れて剣ヶ峰の全容が現れかけたが、山頂部にまとわりついた霧は遂に晴れることがなかった。
お花松原で少し時間を過ごした後、室堂目指して出発する。途中かなり霧が晴れて剣ヶ峰の全容が現れかけたが、山頂部にまとわりついた霧は遂に晴れることがなかった。
大倉尾根に咲くニッコウキスゲ。
帰りはきつい登り返しを覚悟していたが案外短時間で尾根の降下点まで戻ることが出来た。大汝峰の分岐には午前10時45分着。その後お池巡り道を戻って室堂には午前11時30分に帰り着いた。
帰りはきつい登り返しを覚悟していたが案外短時間で尾根の降下点まで戻ることが出来た。大汝峰の分岐には午前10時45分着。その後お池巡り道を戻って室堂には午前11時30分に帰り着いた。
帰途、大倉尾根から白水湖を見る。
途中、カンクラ雪渓を望むところと避難小屋を過ぎたガレ場で休んだ以外はひたすら下り続けて、登山口に戻ったのは午後2時40分。往復11時間の山行だった。
温泉に浸かってさっぱりとしたところで3時20分に大白川を出発し、家に戻ったのは午後7時30分だった。
途中、カンクラ雪渓を望むところと避難小屋を過ぎたガレ場で休んだ以外はひたすら下り続けて、登山口に戻ったのは午後2時40分。往復11時間の山行だった。
温泉に浸かってさっぱりとしたところで3時20分に大白川を出発し、家に戻ったのは午後7時30分だった。
感想
今年の6月は雨が少なく空梅雨と思われていたが、7月に入るとそれを埋め合わせるかのように一転して各地で豪雨が降り、青空も忘れてしまうほどに何日も曇り空が続いた。しかしその梅雨空も7月なかばを過ぎると流石に終焉を迎える気配がしてきた。梅雨が明けるまでの間にササユリやニッコウキスゲが咲く赤兎山山行の計画を立てたりしていたが、梅雨が明けて夏本番となってしまうとその時期を逸してしまい、やはり3000m級の山へと言うことになる。しかし今年は北海道に行く予定にしているので、日本アルプスなどというわけにはいかない。
そこで思いついたのが白山だが、室堂周辺だけだとあまり変わり映えがしないので、少し強行軍だがまだ行ったことのないお花松原までの日帰り登山に挑戦することとした。
お花松原へは大白川から往復12時間近くかかるため、遅くとも午前3時半には登山口を出発する必要がある。そのため23日の午後9時前に家を出発し、名神と東海北陸道を走って24日の午前零時15分に荘川ICを出て、登山口の大白川には1時5分に着いた。駐車場には既にかなりの数の車が留めてあった。まだ時間があるので少し仮眠を取る。しばらく微睡んで、3時前に起きて支度をしていると何人連れかのパーティが出発していった。随分早いなと思ったが、私も急いで定番の朝食を取り、ヘッドランプをつけて3時半に出発した。
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