イグルー泊で木曽駒ヶ岳(桂小場クラシックルート)


- GPS
- 16:41
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,108m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:47
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:49
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
西駒山荘
|
写真
感想
今季3回目のイグルー泊は、桂小場から木曽駒ヶ岳へ。前回、木曽前岳までで涙をのんだリベンジです。
水曜日の雪の影響でトレースはすっかり消え、今回もツボ足ラッセル三昧となりました。基本は膝、深みにはまると胸までズブズブと沈むのには参りました。
しかしイグルーは大成功、モルゲンロートや木曽駒ブルーの稜線歩きを存分に楽しむ事ができ、大満足の山行となりました。
■ゲート~大樽小屋
降雪後の平日のためトレースなし。馬返しまではくるぶし程度でしたが、そこからはツボ足で膝ラッセル。踏み抜くと腰まで埋まるところも。
■大樽小屋~胸突きの頭
膝ラッセル、深みにハマると胸までズブズブと沈むところあり。しんどいがこれも雪山の醍醐味。誰も歩いていない雪面に足跡を刻み続ける。下山時にはすっかり道が出来上がり、楽々下山できた。
■胸突きの頭~木曽駒ヶ岳
微風快晴の一日。夜明けと共に出発し、モルゲンロートと木曽駒ブルーの稜線歩きを堪能。雪は締まっていて歩きやすいものの、所々踏み抜くので慎重に歩く。核心部は馬の背、急な所は短いが油断は禁物。
木曽駒ヶ岳の山頂はまだ誰もおらず独り占め。静かな山頂から、360度のパノラマと、前回イグルー泊登山した木曽前岳、昨年の三ノ沢岳を懐かしく眺める。
■イグルー
ラッセルで疲れたので稜線歩きは翌日にとっておき、胸突きの頭に鉱脈があったためここでビバークすることにしました。木曽駒周辺は雪が少ないという情報もありましたが、実際歩くとイグルーはどこででも作れそうでした。
かつてない雪質の良さにも助けられましたが、これまでの試行錯誤と、イグルスキー米山さんの最新動画で復習した成果もあり、ブレイクスルーが起きました。
一人用なので動画より一回り小さく約90cm四方からサイコロブロック2個と直方体を3個、これを2段分切出す。これだと2段積むには足りないので外から供給して、30分ほどで2段目まで完成。続いて内壁から三角中を切り出し、屋根を作っていく。太さに気を配ればこれも簡単にできた。仕上げに隙間を埋めるのに時間がかかってしまい、1時間切りは叶わなかったがコツはつかめた。
前回は隙間風に悩まされましたが、今回は暖かく快眠できました。
■その他
・総重量20.2kg、全く問題なし。水は水筒1つ減らしても良いかも。
・今回も膝ラッセルはしんどかったもののペースは1.2を維持できた。
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