記録ID: 7829389
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
天狗岳 天狗に翻弄された奥庭 -渋の湯より-
2025年02月22日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:49
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 901m
- 下り
- 899m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:59
距離 10.4km
登り 901m
下り 899m
14:59
渋御殿湯
天候 | ◼︎終日雪❄️雪☃️ ◼︎午後から回復する予報もあったが、雪☃️ ◼︎ガスガス ◼︎🌡️気温は出発時の渋の湯で-6°C ◼︎黒百合ヒュッテで-17°C ◼︎山頂付近は-20°Cを下回っていたと思われます ◼︎風はそれ程強くないので、さほど寒さは感じない ◼︎防寒対策はしっかりと ◼︎顔はバラクラバ、上着のフード2枚、耳当て付きビアキャップ ◼︎靴下はアンダーソックスに桐灰マグマカイロ靴敷き用 ◼︎手袋はインナー手袋にブラックダイヤモンド レジェンドエスプレッソこれはあったかい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.city.chino.lg.jp/site/chinomiryoku/302.html ▶︎奥蓼科温泉郷渋御殿湯にある茅野市の駐車場 ▶︎国道152号から「湯みち街道」を道なりに終点 ▶︎駐車場手前で渋の湯のおじさんが立っているので指示に従う ▶︎はじめに駐車場から先の橋を越えた渋御殿湯の前に車を止め ▶︎玄関を入って左にある受付へ ▶︎今度は渋の湯のおばさんが出てきて日帰りか宿泊かを告げ、駐車場料金を払う(現金のみ) ▶︎1,100円(1日あたり) ▶︎受付対応時間は午前6時30分から ▶︎深夜に到着し、エンジンを掛けたままの仮眠や、エンジン音や話し声等で宿泊者の睡眠を妨げる行為は禁止 ▶︎早い時間に到着された方は、4km手前にある御射鹿池市営駐車場(約5分)で時間調整をすること ▶︎積雪や凍結路面があり、必ずスタッドレスタイヤを装着、できれば4WD車が望ましい ▶︎駐車場料金を払ったら、おじさんのいる駐車場へ戻り指示に従って車を止める ▶︎駐車場の横にトイレあり <路線バス> ▶︎アルピコ交通 渋の湯線 ▶︎黒百合ヒュッテで朝お会いした人はバスできたとのこと ▶︎乗り場はJR茅野駅西口1番線から ▶︎運行日は土曜日、日曜日、祝日、12月28日~1月5日 ▶︎所要時間1時間弱 ▶︎運賃1,800円 ▶︎ バス 渋の湯線 https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikisenryaku/1059.html ▶︎ 渋の湯線時刻表【冬ダイヤ】 https://www.city.chino.lg.jp/uploaded/attachment/35481.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
●「初心者に最適な八ヶ岳・天狗岳」などと書いた記事があるが、本当だろうか。 ●2000mを超える山、天候によっては危険と隣り合わせとなる。 ●今回もそんな経験をしながらの山行であった。 ●出発から下山までアイゼンを装着 ●黒百合ヒュッテまではダブルストック、その先はピッケルに持ち替える ●強風出なければ、ストックでも可能か <渋の湯~黒百合ヒュッテ> ●トレースがしっかりある ●ダケカンバ、コメツガ、トウヒなどの樹林帯の中を進む ●風もなく穏やかな、しばらく歩くと汗ばんでくる ●途中、唐沢鉱泉からのルートと合流する <黒百合ヒュッテ~東天狗> ●上りはシラビソの樹林帯を進み中山峠を経由して東天狗岳を目指す ●天狗の奥庭からのルートと合流する天狗岳分岐の手前あたりから森林限界を超える ●稜線に出ると吹雪いてくる。トレースが消えているので要注意 ●トラバース気味に進むより風がきついが稜線側の方がわかりやすい ●このあたりですれ違った人はこの先風がきつくホワイトアウト状態なので引き返してきたとおっしゃっていた。 ●分岐を過ぎると天狗岩と呼ばれる天狗の鼻をトラバースする岩場の急登が始まる ●雪と岩場のミックスエリア、アイゼンの引っかけに注意 ●鼻付近はトレースが交錯して分かりにくい ●トレースを頼りにいくとかなり高い位置をトラバースしている ●よく見ると低い位置にもトレースがある ●できるだけ安全サイドを進みたい ●東天狗からの視界はまったくなし <東天狗~西天狗> ●西天狗へのルートがまったくわからない、ホワイトアウト ●トレースもまったくなし、地図を頼りに少しずつ下っていく ●なんとか吊り尾根の鞍部まで降りたが、東天狗も西天狗も視界に入らない ●西天狗への登り返しの直登は雪が柔らかい、アイゼンをしっかり踏み込んで一歩一歩登っていく ●西天狗の山頂は広いがこちらもまったく視界なし <天狗岳分岐~天狗の奥庭> ●分岐から左下に降りる ●ここもトレースが不明、しかも溶岩台地の岩がゴロゴロ ●標識も少なくルート不明 ●ここでスマートフォンの電池が低温で残量20%未満の警告 ●5分もたたないうちに電源消失、えぇー ●これで冷静さを失う ●ルートを外し、踏み抜き地獄へ ●木の枝に引っかけゲイターが裂傷、足がつって痛む、抜け出せない ●ザックが外れない、身体も動かない ギブアップ!! ●慌てず、モバイルバッテリーで充電して位置情報を確認してから進めばよかったものを ●誰も通らない 少し焦る 少しずつ体の周りの雪との隙間を確保する ●なんとか脱出成功、黒百合ヒュッテに到着するも予定の倍以上かかってしまった |
その他周辺情報 | <尖石温泉縄文の湯> https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/chiikifukushi/1356.html ■営業時間 午前9時~午後9時(受付は午後8時30分まで) ■料金 600円 ■料金が市営なのでリーズナブル ■人気、駐車場が満車の場合もあり ■近くに八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯があり別施設で混同しやすい <奥蓼科温泉郷 渋の湯> ■登山口にある温泉 ■日帰り利用 大人1000円 ■利用時間 午前10時から午後3時まで (受付は午後2時30分まで) ※水曜定休 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
黒百合ヒュッテから1時間半
東天狗岳山頂に到着 小海町の最高地点 標高2645m
展望なし 視界なし 風なし
では、西天狗岳を目指します
が、吊り尾根に降りる道がホワイトアウトで
よくわかりません
東天狗岳山頂に到着 小海町の最高地点 標高2645m
展望なし 視界なし 風なし
では、西天狗岳を目指します
が、吊り尾根に降りる道がホワイトアウトで
よくわかりません
これが大きなミス
岩場と積雪のミックス
トレースがほとんど確認できません
低温で一気にスマートフォンのバッテリーが低下
ヤマレコがダウン
地図が確認できません
焦る😓
踏み抜いて、穴にはまる
ゲイターが破れる
足が攣る🦵
岩場と積雪のミックス
トレースがほとんど確認できません
低温で一気にスマートフォンのバッテリーが低下
ヤマレコがダウン
地図が確認できません
焦る😓
踏み抜いて、穴にはまる
ゲイターが破れる
足が攣る🦵
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
◉今回は八ヶ岳連峰の真ん中
◉北八ヶ岳と南八ヶ岳の境にある冬の天狗岳へ
◉北は蓼科山から南は赤岳・阿弥陀岳までの眺望が楽しめる
◉天狗岳は東と西の双耳峰
◉両峰を緩やかな吊り尾根の展望も素晴らしい
◉更にルートの途中にある黒百合ヒュッテはビーフシチューなどカフェや食事も美味しいとの噂
◉是非味わって見たいと天狗岳を目指すことに
◉いうまでもなく、山は天気が重要☀️☂️
◉三連休の初日、この日だけ生憎の雪☃️ガス
◉日曜月曜は晴れ☀️ 今年は天候恵まれない😂日が続く
◉しかも、前日に快晴だったので唐沢鉱泉から登ろうと画策したが、車が途中でスタックして敢なく撃沈
◉ついていないのか、自業自得なのか
◉天候には恵まれなかったが、八ヶ岳らしいゴロゴロの溶岩台地を歩き、黒百合ヒュッテのビーフシチューを食べることができ十分堪能することができた
◉次回は唐沢鉱泉から周回してみたい 4輪駆動車で・・・
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