記録ID: 785972
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無雪期ピークハント／縦走
阿蘇・九重
九重周遊 長者原起点 黒岩-星生-久住-中岳-稲星-法華院-三俣
2015年12月29日(火) [日帰り]
mattsoo
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:48
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,225m
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日帰り
- 山行
- 9:18
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:49
15:57
標準CT 13：20
実際CT 10：49
短縮率（休憩込み）81.1％ （休憩抜き）69.8％
実際CT 10：49
短縮率（休憩込み）81.1％ （休憩抜き）69.8％
| 天候 | 日の出までガス その後快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
牧の戸峠の積雪、凍結なし。 長者原の夜の気温-7℃、夕方0℃。 法華院温泉の昼の気温-4℃。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
他の百名山クラスの山域よりも全体的に道標は少ないですので地図必須です。 何人かに道を尋ねられましたが、地図無し登山は本当に危険な行為だと思います。 三俣山〜坊がつる間は急登＋泥＋岩のミックスで下山で使うのはオススメしません。 登りでもストックは仕舞ったほうが確実です。 今回、積雪は皆無でしたが、気温が大変低く凍結箇所は各所にありました。 安全のために冬季はアイゼン携帯必須だと思います。 |
写真
車中泊でしたが、あまりの寒さにアイドリングで仮眠していました。
登山口が分からずGPS頼りに歩いていると標識を発見。寒すぎるのでレインコート上下を着用。この後の行動中でも一切汗をかかないレベルでした。
12/29 5:15
登山口が分からずGPS頼りに歩いていると標識を発見。寒すぎるのでレインコート上下を着用。この後の行動中でも一切汗をかかないレベルでした。
木に付いていた温度計。風が強く体感気温は-15℃くらいです。
朧月夜。寒くてカメラの調子が悪い。一枚撮るのに5分ほどかかっている。
扇ヶ鼻分岐到着。眼前の星生山がカッコイイので登っておきます。
星生山（ほっしょうさん）。360°どこを見てもすばらしい！さすがに暑くなってきてレインコートを脱ぐが、風が強いので肌寒い。
3
12/29 8:44
星生山（ほっしょうさん）。360°どこを見てもすばらしい！さすがに暑くなってきてレインコートを脱ぐが、風が強いので肌寒い。
久住分れ避難小屋。トイレは冬季使用禁止。ここに泊まるのは避けたいというレベル。
中岳到着。ここが九州本土最高峰です。九州最高峰は屋久島の宮之浦岳。
稲星〜白口間のカールがダイナミック！中心部はこの時期でも水が流れてました。
向こうの双耳峰は由布岳かな？初めてのエリアだと山座同定が難しい。
鉾立峠到着。40分遅れを取り戻せず、リミットの11時をオーバーしたので大船山は諦めます。残念。
テン場。15張くらいでいっぱいになりそうですが、フラットで温泉も近いし、談話室も使えるそうなので快適そう。
登りきると一面の荒野。硫黄岳の噴煙が荒廃感を一層引き立てる。
大鍋っていうんでしょうか。お鉢巡りをしようと思っていましたが膝に違和感があるのでまたの機会に。
坊がつるのテン場。トイレは昔ながらですが、360°山に囲まれたシチュエーションが最高。地面も草でフカフカ。次回はやっぱりテン泊で。
2
12/29 14:33
坊がつるのテン場。トイレは昔ながらですが、360°山に囲まれたシチュエーションが最高。地面も草でフカフカ。次回はやっぱりテン泊で。
坊がつるから見た三俣山のこの存在感！かっこいい！丹沢の大室山とか、霧島の高千穂峰とか、連山のなかにある独立峰って好きです。
7
12/29 14:39
坊がつるから見た三俣山のこの存在感！かっこいい！丹沢の大室山とか、霧島の高千穂峰とか、連山のなかにある独立峰って好きです。
撮影機器：
感想
鹿児島に越してきて初めての遠征。
テント泊の予定でしたが事情により日帰りになりました。
コースタイム短縮率とルートを捻りながらギリギリ行けそうなルートを予定してみましたが、初めての山域の夜間歩行と久々の登山での体力低下もありタイムオーバーで完歩ならず。
まぁ、今の体力ではこんなもんでしょう。
日が昇ってからの天気は最高で、初めての九重は大満喫できました。
山の景観はどれも丸みを帯びて優しく見えますが、どのルートも急上昇急降下の繰り返しで一つ登るごとに気合が入り、その分登りきった時の達成感を強く感じました。
また、複雑な山容をしているので刻一刻と変わる景色は飽きが来ず、山頂のみならず坊ガツルなどの麓からの景色もずっと楽しむことができました。
中でも三俣山は大変気に入りました。
坊ガツルからの圧倒的な存在感、他の山からも独立峰の趣きを感じさせ、登ってもいくつもある火口の作り出す多彩なルート。
坊ガツルへの道の悪さは辟易しましたが、それを補って余りある山でした。
次回は登れなかった大船山への登頂と、次こそ坊がつるでのテント泊をしてみよう。
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misakichi さん
mattsooさんお久しぶりです！
昨年はおめでたい年でしたね。新しい土地でのお幸せそうなお写真届いております
宮崎・大分あたりまで行けば、丹沢より高い高度で楽しそうなアップダウンの山を楽しめるのですね。しかも素晴らしい景観です。
佐賀県は１０７６ｍが最高峰なので九州にもこんな高い場所があるのかとビックリですよ。
それでは、本年もよろしくお願いしますm(_ _)m
ごぶさたしております
昨年はいろいろとあった年でした。
今年もバタバタしそうな予感があり、あの頃ほど山に行く機会は取れなさそうです
くじゅうは眺め良し登って良しで、九州を代表する登山地帯と感じました。
九州には丹沢ほどドカンと登ってドカンと下るような山は無さそうですが、奥深い山脈はまだまだありますので、そういう場所にも行ってみたいですねぇ。
帰省の際にご案内できるようにがんばります
fumihiko_onoさんも登る回数は減ってきているようですが、先日の塔→蛭南陵を行けるほどの脚力があれば九州の山は楽々踏破でしょう
こちらこそ、本年もよろしくおねがいします
すれ違い？のところから訪ねてきました。
健脚さんの記事は本当に楽しい、自分も一日こんなに自由自在に歩けたらいいのになあ、と思います。
三俣山南峰直登のルートは確かにいつもぬるぬるで、私は登ったことしかありません。
でもあんまり登る人って見ないんですよね。コース取り的にどうしても下っちゃうみたいで。
坊がつるは本当にいいところです。
mattsooさんはきっと本州で色んな山を見てきた方でしょうし、経験からすれば退屈すぎるほど平和な場所かもしれませんが、どんな人でも受け入れる懐の広いところです。是非のんびりテン泊されたらいいと思います。
いつか九州のどこかの山でお会いできるといいですね。
コメントが遅れて申し訳ありません
三俣山直登ルート、いつもぬるぬるなんですね。
地図でそれなりの急登であることは分かっていましたが、やはり実際に行かないと分からないことが多いですね。
退屈だなんてとんでもない！
僕の経験は全然乏しいものですが、くじゅうはその中でもトップクラスに素晴らしい山域です。
まだまだ違う表情がありそうなのでまた楽しみに行きたいと思います
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