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Yamareco

記録ID: 790426
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

今年の歩き始めは幕営で鳳凰山(夜叉神の森からピストン)

2016年01月02日(土) 〜 2016年01月03日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
28:35
距離
21.7km
登り
1,945m
下り
1,946m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:40
休憩
0:14
合計
6:54
10:03
10:05
1
10:06
10:09
75
11:24
11:26
37
12:03
12:05
43
12:48
12:48
136
15:04
15:04
24
15:28
15:33
28
2日目
山行
7:25
休憩
0:05
合計
7:30
6:12
45
6:57
6:58
7
7:05
7:05
25
7:30
7:30
32
8:02
8:02
11
8:13
8:13
3
8:16
8:16
0
8:16
8:16
147
10:43
10:43
26
11:09
11:11
31
11:42
11:42
26
12:08
12:08
52
13:00
13:00
8
13:08
13:10
32
天候 晴れ(稜線上は強風)
過去天気図(気象庁) 2016年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜叉神の森ゲート前駐車場からの往復
(駐車場までのアクセス路には今の所、雪はおろか凍結個所も一切なく完全ドライで夏タイヤで問題ありませんでした。)
コース状況/
危険箇所等
夜叉神峠までは登山道だけでは無く周りにも全く雪の見られない夏道歩きです。
夜叉神峠から苺平の手前までは登山道に所々踏み固められた雪が少し残っている程度。
苺平から薬師岳小屋までが何とか雪景色の中を歩ける程度です。
薬師岳から観音岳の稜線上は元々雪の残らない所なので殆ど積雪無し。
全般的に残念なほど雪が有りませんでした。
初日はテン場まで滑り止めは全く使用せず、翌日は夜明け前からの歩き始めなのでチェーンスパイクを装着しました。結果的に持参した12本爪アイゼンとピッケルは単なるお荷物で終わりました。
その他周辺情報 お正月の三が日で、道すがらの入浴施設は軒並み営業していませんでした。
夜叉神の森ゲート前駐車場から遅めの9時スタート。
予想に反して駐車場はガラガラで、ほぼ登山口の目の前に停められました。
2016年01月02日 09:08撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 9:08
夜叉神の森ゲート前駐車場から遅めの9時スタート。
予想に反して駐車場はガラガラで、ほぼ登山口の目の前に停められました。
落葉した明るい夏道で徐々に高度を上げて行きます。
2016年01月02日 09:50撮影 by  DSC-W530, SONY
1
1/2 9:50
落葉した明るい夏道で徐々に高度を上げて行きます。
高谷山の分岐まで来ればもう一息。
2016年01月02日 10:03撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 10:03
高谷山の分岐まで来ればもう一息。
夜叉神峠。
2016年01月02日 10:07撮影 by  DSC-W530, SONY
1
1/2 10:07
夜叉神峠。
やっと眺望が開けて、白峰三山が綺麗に望めます。
その後はまた林道歩きになるので一旦見納めです。
2016年01月02日 10:07撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 10:07
やっと眺望が開けて、白峰三山が綺麗に望めます。
その後はまた林道歩きになるので一旦見納めです。
時々東に眺望が開けると富士山が綺麗に望めました。
2016年01月02日 10:40撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 10:40
時々東に眺望が開けると富士山が綺麗に望めました。
杖立峠。
ここ自体は特に眺望無し。
2016年01月02日 11:22撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 11:22
杖立峠。
ここ自体は特に眺望無し。
火事場跡?
ここは眺望が開け白峰三山が望めます。
2016年01月02日 12:03撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 12:03
火事場跡?
ここは眺望が開け白峰三山が望めます。
苺平。
ここも眺望無し。
2016年01月02日 12:48撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/2 12:48
苺平。
ここも眺望無し。
指導標の後に延びるしっかりした踏み跡は、多分辻山へ向かうものだと思います。
2016年01月02日 12:48撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/2 12:48
指導標の後に延びるしっかりした踏み跡は、多分辻山へ向かうものだと思います。
南御室小屋に到着。
営業中でした。
2016年01月02日 13:14撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 13:14
南御室小屋に到着。
営業中でした。
受付(テン場500円)を済ませてテントを設営してから辻山まで散歩に出掛けます。
写真は辻山から戻った16時の段階でテントは全部で5張でした。
2016年01月02日 16:01撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 16:01
受付(テン場500円)を済ませてテントを設営してから辻山まで散歩に出掛けます。
写真は辻山から戻った16時の段階でテントは全部で5張でした。
少し戻って辻山への分岐点。
南御室小屋ではau携帯の電波は入りませんが、この間の東に林間から麓が見透かせる辺りはメールOKでした。撮り忘れましたがその旨手書き看板も有りました。
2016年01月02日 15:18撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:18
少し戻って辻山への分岐点。
南御室小屋ではau携帯の電波は入りませんが、この間の東に林間から麓が見透かせる辺りはメールOKでした。撮り忘れましたがその旨手書き看板も有りました。
さらに分岐。
辻山はここから目と鼻の先。
2016年01月02日 15:26撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:26
さらに分岐。
辻山はここから目と鼻の先。
辻山からのパノラマ。
2016年01月02日 15:31撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:31
辻山からのパノラマ。
右手の遥か彼方に見えるのは御嶽山?
2016年01月02日 15:31撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:31
右手の遥か彼方に見えるのは御嶽山?
それにしても雪が無いねぇ。
2016年01月02日 15:32撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:32
それにしても雪が無いねぇ。
少し南回り込めば富士山も良く見えます。
夕陽までは時間が有り過ぎるのでテントに戻ってハッピータイムに突入です。
2016年01月02日 15:33撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 15:33
少し南回り込めば富士山も良く見えます。
夕陽までは時間が有り過ぎるのでテントに戻ってハッピータイムに突入です。
冬でも水場が生きているので助かります。
小屋の方のお話しでは一年中枯れないが雪に埋まると掘り起こさなければならないそうです。
2016年01月02日 16:06撮影 by  DSC-W530, SONY
1/2 16:06
冬でも水場が生きているので助かります。
小屋の方のお話しでは一年中枯れないが雪に埋まると掘り起こさなければならないそうです。
明けて今日も快晴、風強し。
ご来光を眺めに6時過ぎのまだ暗い内にテントを出てヘッデンで稜線に出ると途端に強風に見舞われるが、思いの外寒くない。
2016年01月03日 06:54撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 6:54
明けて今日も快晴、風強し。
ご来光を眺めに6時過ぎのまだ暗い内にテントを出てヘッデンで稜線に出ると途端に強風に見舞われるが、思いの外寒くない。
夜明け前の白峰三山。
強風で手振れがひどい。
2016年01月03日 06:54撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 6:54
夜明け前の白峰三山。
強風で手振れがひどい。
2016年01月03日 06:54撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 6:54
砂払岳を越えた所で富士とご来光。
2016年01月03日 07:00撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:00
砂払岳を越えた所で富士とご来光。
薬師岳。
2016年01月03日 07:02撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:02
薬師岳。
モルゲンロートに染まる白峰三山。
2016年01月03日 07:04撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/3 7:04
モルゲンロートに染まる白峰三山。
薬師岳山頂より
2016年01月03日 07:12撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:12
薬師岳山頂より
夜明けの富士。
2016年01月03日 07:12撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:12
夜明けの富士。
観音岳までもう一息。
この辺りは風が強くて手振れしまくり。
2016年01月03日 07:22撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:22
観音岳までもう一息。
この辺りは風が強くて手振れしまくり。
北岳と仙丈ケ岳の間から中央アルプスの南部も見えました。
2016年01月03日 07:33撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/3 7:33
北岳と仙丈ケ岳の間から中央アルプスの南部も見えました。
高嶺に観音岳の山影が。
2016年01月03日 07:34撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:34
高嶺に観音岳の山影が。
八ヶ岳も驚くほど雪が有りませんね。
2016年01月03日 07:34撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:34
八ヶ岳も驚くほど雪が有りませんね。
白峰三山を中心に南アルプスを北から南まで見渡せます。
2016年01月03日 07:39撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:39
白峰三山を中心に南アルプスを北から南まで見渡せます。
千丈、甲斐駒、八ツ。
2016年01月03日 07:39撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:39
千丈、甲斐駒、八ツ。
南に辿って来た稜線を見返す。
2016年01月03日 07:40撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:40
南に辿って来た稜線を見返す。
山頂表示板から見上げる青い空に月もクッキリ。
2016年01月03日 07:41撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 7:41
山頂表示板から見上げる青い空に月もクッキリ。
自撮りが面倒なので影撮りにしておきました。
2016年01月03日 08:08撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 8:08
自撮りが面倒なので影撮りにしておきました。
薬師岳の本当のピークはこちらではなく中道に下った側のピークです。
こちらのピークの方が格好良いので行ってみましたが特に何も有りませんでした。
2016年01月03日 08:08撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 8:08
薬師岳の本当のピークはこちらではなく中道に下った側のピークです。
こちらのピークの方が格好良いので行ってみましたが特に何も有りませんでした。
薬師岳小屋。
こちらも営業中でした。
2016年01月03日 08:13撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/3 8:13
薬師岳小屋。
こちらも営業中でした。
9時前にテントに戻ってから、お湯を沸かして軽く食事をして撤収を終えるまで2時間近く掛かってしまいました。
2016年01月03日 11:41撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/3 11:41
9時前にテントに戻ってから、お湯を沸かして軽く食事をして撤収を終えるまで2時間近く掛かってしまいました。
火事場跡まで降りてきました。
2016年01月03日 11:42撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 11:42
火事場跡まで降りてきました。
これで今回の眺望は見納め。
2016年01月03日 13:02撮影 by  DSC-W530, SONY
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1/3 13:02
これで今回の眺望は見納め。
無事下山。
駐車場は更にガラガラでポカポカ陽気でした。
2016年01月03日 13:44撮影 by  DSC-W530, SONY
1/3 13:44
無事下山。
駐車場は更にガラガラでポカポカ陽気でした。

感想

 概ね30日には家の用事も済ませて大晦日は早い内から飲み始めて、これでは三が日が思いやられると思い立ち、家族の了解を得た上で急遽2日からテントを背負って1泊山行に出掛けることにしました。
 候補地は正月に限らず雪山として幾つか考えて有りましたが、今年は何処も十分な雪の便りが聞こえてこないので悩ましい所ですが、予報では天気は良さそうなのですが稜線の西風が何処も強そうなので一番安心な鳳凰三山を選択しました。
 さすがに2日の往路は比較的遅いスタートでも高速も下道もスムーズに流れて、芦安から夜叉神の森までの峠道も拍子抜けするほどの完全ドライでした。
 登山道も夜叉神峠までは周りも含めて全く雪が無く中々モチベーションが上がりませんが、時々視界が開けて見える雪を纏った白嶺三山の景色に救われつつ予定より早めに幕営地の南御室小屋に到着しました。さすがに幕営地にはそれなりの雪が有りそれなりに冷え込んでいたので今シーズン初の雪山幕営を堪能出来ました。一晩中強風が吹き荒れその轟音で寝付きが悪かったですが、幸い風自体は周りの樹林帯に遮られてテント自体を揺らされることはほとんど有りませんでした。
 翌日はご来光を目指して暗い内からテントを出て稜線に向かいました。富士山方向の東の空が茜色に染まり始めると今日も快晴なのが良く判りますが、昨日からの強風が吹き荒れる音を聞きながら樹林帯を抜けて稜線に出た途端に西風に見舞われます。耐風姿勢をとる程では有りませんがカメラの手振れに悩まされました。
 予定通り早上がりを目指して地蔵岳には脚を延ばさず観音岳からテントに戻ったのに、軽く食事を済ませて撤収するのに2時間近く掛かってしまいました。
 下山は登山道に雪の有る内は快調に進んでいましたが、雪が無くなると気分的なものもあり途端にペースが落ちて結局予定時刻の下山となりました。
 年初の歩き始めから幕営登山が出来たので、今年は充実した山行を祈念しつつ楽しい雪山登山を堪能出来ました。

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体力レベル
4/5

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