小手沢山〜山毛欅沢山（雪踏んでブナの林を行く）

2025年03月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:33
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,068m
• 下り: 1,066m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:34

距離 11.9km 登り 1,068m 下り 1,066m

6:05 鳥井戸橋
8:45 8:48 小手沢山
9:32 10:15 山毛欅沢山
11:39 鳥井戸橋

天候

曇り（朝の内は少しの晴れ間）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥井戸橋付近の道路脇除雪スペース（3/15時点では1台分）

周辺の道路脇は雪壁
ただ路面は乾いた状態
（早朝は雪解け水による部分凍結に注意）

コース状況／危険箇所等

・雪の状態（3/15時点）
　山域全体でまだ雪深い状態
　鉄橋〜標高800m位
　　早朝、日中でも踏み抜き易い状態
　標高800m以上
　　朝の内は締まった雪質（場所により靴程度）
　　日中になると標高が下がる毎に踏み抜き頻度が高くなる

・取り付き直後、標高1000m辺りは急登
　バランスを崩したり踏み抜きによる転倒には注意
・場所によっては凍結に近い雪斜面があるため
　アイゼンなどの装着は必須かと
・山毛欅沢山の山頂付近など、雪庇は随所にある
　気温によっては崩落の可能性があるため歩く場所の考慮を
　（雪庇の風下側は深い谷）
・1088Pを下った先で南の伸びる尾根に引き込まれないよう注意

※歩いたルートに登山道は無く、無雪期は藪状態になります
※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

3/15 6:10

初めてとなる場所
緊張・不安・期待感が入り混じる

3/15 6:28

出だしの急登で体力よりも削られる心

3/15 6:30

踏み抜きの連発・・・

3/15 6:36

少し前に歩かれた方がいたようです

3/15 6:41

太陽の姿は雲越しでぼんやり

3/15 6:48

根開きした木々

3/15 6:52

根曲がりしたブナ

3/15 6:57

時には進路を阻むような雪塊

3/15 6:58

一部では進んでいる雪解け

3/15 7:03

足元が落ち着き、歩みも順調に

3/15 7:17

見晴らしが広がるポイントから

3/15 7:18

左は唐倉山、右の台地は駒止湿原かと

3/15 7:25

右奥辺りがまず目指す所

3/15 7:27

3/15 7:28

ブナの木々が目立ちます

3/15 7:37

締まった雪を行く
残雪ハイクの醍醐味を体感中

3/15 7:38

右は大嵐山でしょう
左は土倉山かな

3/15 7:41

目を引く白さ
大戸沢〜三ツ岩〜窓明山ですね

3/15 7:51

上空はずっと薄雲が広がる状態

3/15 7:54

ブナの間を縫いながら

3/15 8:03

立ち並ぶ様子を横目に

3/15 8:13

分岐手前を登り詰めると

3/15 8:14

那須連山が見えてます
左端に旭岳、右端は茶臼岳ですね

3/15 8:20

雪の締まり具合が良いので小手沢山まで足を運んでみます

3/15 8:28

近いように感じるのはスムーズに歩けているからでしょう

3/15 8:33

高幽〜梵天〜丸山岳で合っている？
遥かなる秘境の山々

3/15 8:41

見事なブナ達が続きます

3/15 8:43

登りといっても緩やかなもの

3/15 8:45

雪庇を境に非対称な山の様子

3/15 8:47

小手沢山
ダケカンバが山頂の目印のようです

3/15 8:48

山頂展望は・・・

3/15 8:49

左に古町丸山
右は尾白山ですが山頂が分かり難い

3/15 8:53

山頂から先もたおやかな山並みが続く
左の恵羅窪山はまたの機会に

3/15 8:59

アイゼンが破損・・・
結構な年数使っていたので潮時だったのでしょう

3/15 9:05

丸山岳と会津朝日岳
2山の距離感が割と近くに感じる

3/15 9:15

3/15 9:16

山上でもスノーシューの出番なし

3/15 9:26

今度は山毛欅沢山へ
雪庇の一部が崩落

3/15 9:30

あのピークが山頂のようです

3/15 9:36

山頂より
会津駒は三ツ岩岳に隠されていますね

3/15 9:37

南方には田代山や帝釈山などが望めます

3/15 9:37

大嵐山や枯木山など・・・

3/15 9:37

右奥に高原山を確認

3/15 9:54

やや風が冷たい中
カップ麺で小腹を満たします

3/15 10:16

続く雪庇の回廊
どこまでも歩いて行けそうに思えてしまう

3/15 10:19

3/15 10:20

雪食地形が見せる景色は一味違いますね

3/15 10:23

崩れるのは時間の問題？

3/15 10:28

気分良く下って行けます（途中までは）

3/15 10:43

太陽の光が弱々しい・・・

3/15 11:04

途中お会いした方がデポしたもの？

3/15 11:08

5歩中1歩から5歩中4歩・・・
下るにつれ踏み抜き頻度が増加

3/15 11:23

堪らずスノーシュー（5分程度ですが）

3/15 11:38

最後の急坂を下り

3/15 11:40

橋を渡って無事帰着

3/15 11:42

雪壁は1m近くありそう

3/15 12:27

ちょっとした土産を買って帰宅
お疲れ様でした

撮影機器：

DC-TX2 Panasonic

感想

wakasato

残雪期になると藪山は適期に。
案ずるばかりで足を向けていなかった山域へ。

急登＋踏み抜きに出だしで心が挫けそうになりました・・・
ただその山を越した後は山域の本領が。
緩やかに続く尾根にはブナ達が林立。
雪庇から感じられる雪深さ。
稜線に登れば那須連山などの大展望。
更には丸山岳へと連なる奥深い山並みも。

初訪問は山域の魅力が実感できました。
もっと早くから歩いていれば良かったと思えますね。
今回は雲が優勢となる生憎のお天気・・・
晴れの日に次の機会は歩いてみたいと思います。

コメント

やますきーお

シブーーーーいところを歩かれていますね。
とてもいいと思います。さすがです。

wakasato

こんばんは、やますきーおさん。

メジャーなところは安定した魅力がありますよね。
一方でこういった渋いところでも劣らない魅力が。
それを感じられて良かったです

BOKUTYANN

類似の山が思い出されます

wakasatoさん　こんばんは

見たことも聞いたこともない山で地図でやっと場所の見当がつきました
↑コメのお方が言われるように「シブーーーーいところ」そのもの（笑）
でも踏み抜きを乗り越えた先の稜線は大佐飛山を思い出させませネ
曇り気味の天候だったようですが晴れてれば「スカッと絶景！」間違いなし？
どこまでも歩けそうの気持ちが伝わってきました（●＾o＾●）

wakasato

BOKUTYANNさん、こんばんは。

大佐飛山と同様に残雪期にできる雪の回廊歩きとなるエリアですね。
ここを知ったのはおよそ10年前・・・
男鹿のレジェンド旧Shaminekoさんのレコからでした。
かれこれ行動に移すまでが長過ぎましたね

初訪問から絶景はさすがに叶わず。
それでも良い景色ではありましたね。
絶景は・・・次の機会へのモチベーションにしたいと思います