今年の初めは山梨へ：九鬼山から東へ

2016年01月09日(土) [日帰り]

• GPS: 10:21
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,669m
• 下り: 1,810m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 2:44
• 合計: 10:21

6:46 禾生駅
6:58 7:01 落合水路橋
7:05 7:26 愛宕神社
7:57 8:03 田野倉方面分岐
8:28 8:29 天狗岩
8:42 8:42 富士見平
8:46 8:47 九鬼山
8:52 8:53 富士見平
8:56 8:57 久美山
9:20 9:20 大ビラ山
9:38 9:54 871m峰(遅沢山)
10:39 10:43 高指(馬場ボッチ)
10:52 10:52 桐木差山
11:08 11:11 鈴ヶ音峠
11:25 11:31 突坂峠
11:42 11:50 突坂山
12:21 12:23 大桑山
12:39 12:49 大桑岩稜
13:03 13:48 高畑山(楢山)
13:50 13:51 雛鶴分岐
14:10 14:10 天神山
14:13 14:13 穴路峠
14:44 15:04 倉岳山
15:27 15:27 立野峠
16:35 16:49 倉岳山登山口
17:05 17:06 梁川駅
17:07 ゴール地点

天候

またまた晴れました！！

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：富士急行線禾生駅
帰り：中央本線梁川駅

コース状況／危険箇所等

今回もアップダウン数限りないコースです。
おせちの食べ過ぎで鈍ったカラダをいじめるにはいいコースです。
後半戦に「大桑岩稜」と呼ばれる、長さ数メートル、幅30〜40cmの極細の岩稜帯あり。
両側切れ落ち。
右（南）側は崖、左（北）は谷、どちらも高度感あり。
一応左側に巻き道がありますが、その巻き道も谷側切れ落ち相当危険です。
滑落したらただでは済みませんので、細心の注意をはらって通過してください。
馬乗りになり、ズルズルと時間をかけて通過しましたが、自分のようにあまり時間をかけるのもどうかと思います。
一応反省点として記しておきます。

写真

1/9 6:51

今回は禾生駅から。
ちょっと裏技使ってこの時間に着いた

1/9 6:49

空はまだ薄暗い

1/9 6:52

この交差点を左折

1/9 6:52

小学校の時計は少々遅れてる

1/9 6:53

こじんまりとした校舎が印象的です

1/9 6:55

畑は一面霜で覆われてます

1/9 7:01

気温はこんな感じ。
手元の温度計は、体温が関係してるのか高めの2度だった

1/9 7:02

回り込んで、あの水道橋へ

1/9 7:02

ここを入ります

1/9 7:03

登山道まではこんな道標が充実してるので、まようことはありません

1/9 7:03

住宅地を抜けると

1/9 7:04

明治期に作られたみたい

1/9 7:04

さすがに年期入ってる

1/9 7:04

くぐります

1/9 7:06

分岐です

1/9 7:06

右は杉山新道

1/9 7:06

今回は左へ

1/9 7:07

至る箇所に案内があります

1/9 7:07

梅が咲いていた

1/9 7:08

お邪魔しますよ

1/9 7:08

愛宕神社です

1/9 7:08

安全祈願をして

1/9 7:09

スニーカーから

1/9 7:27

登山ブーツに

1/9 7:27

さてと分け入ります

1/9 7:27

笠山に現れた熊はどうなったんでしょうか？？

1/9 7:29

落ち葉道を行く

1/9 7:32

えぐれた道を歩く

1/9 7:36

あの先には

1/9 7:37

モルゲンロート

1/9 7:37

しかし寒いですねぇ

1/9 7:42

矢印に従って

1/9 7:49

杉林と雑木林を交互に

1/9 7:54

手書きの指示版が趣あり

1/9 7:56

今日のファースト富士。
木々に覆われてます

1/9 7:57

太い倒木が道をふさぐ

1/9 7:58

結構倒木が多い

1/9 8:02

またまた一面落ち葉道

1/9 8:03

お？
トゲトゲか？
ちがうなぁ。。

1/9 8:03

富士は相変わらず木々に遮られてます

1/9 8:05

分岐というか、田野倉駅からの登山道と交差します

1/9 8:06

無数にある支尾根の一つに乗りました

1/9 8:06

最初は田野倉からの道を考えていた

1/9 8:06

進みます

1/9 8:07

お〜、ようやくお姿が

1/9 8:07

ここからの富士は、大沢崩れが正面。
でも秀麗です

1/9 8:09

稜線上をしばらく

1/9 8:09

落ち葉ラッセル

1/9 8:11

こっから杉林に入る

1/9 8:12

急登の予感

1/9 8:13

やはり。。。

1/9 8:13

九鬼山へ通じる稜線にあがる急登です

1/9 8:15

階段だがちょっとだけ

1/9 8:16

分岐なんですが、左はほぼ廃道なので

1/9 8:16

右の新登山道へ

1/9 8:19

おにぎり2個とバナナ一本食べたんだが

1/9 8:23

もうシャリバテだ

1/9 8:26

う〜〜〜キツい

1/9 8:27

勾配がゆるみ

1/9 8:28

西側の稜線に乗りました

1/9 8:30

分岐

1/9 8:30

左は眺望がいい天狗岩だが

1/9 8:30

今日は寄らない

1/9 8:34

巨岩もちらほら

1/9 8:42

写真には緩く写るが

1/9 8:45

結構な急登が続く

1/9 8:45

笹道を通過し

1/9 8:46

ここは

1/9 8:46

富士が見えるという

1/9 8:46

富士見平。
山頂への分岐です

1/9 8:46

その名の通り

1/9 8:46

くっきりはっきり

1/9 8:46

お姿が望めました

1/9 8:46

さててっぺんへ

1/9 8:47

細尾根を

1/9 8:48

気温が上がってきたので汗をかきながら

1/9 8:49

見えました

1/9 8:49

九鬼山です

1/9 8:49

山頂標識が

1/9 8:49

みっつもある

1/9 8:52

桂川北岸稜線が一望です

1/9 8:52

質素な祠に手を合わせ

1/9 8:53

三角点

1/9 8:55

さてと富士見平まで戻る

1/9 8:56

地図ではこうなってます

1/9 8:58

多数ある分岐の一つ

1/9 8:59

三角点もあり

1/9 8:59

進む

1/9 8:59

笹道を軽快に進むが

1/9 9:06

すぐに急登に次ぐ急登

1/9 9:08

しかし倒木多し

1/9 9:09

無名ピークを通過

1/9 9:11

登ったら下る

1/9 9:11

また倒木

1/9 9:16

また登る

1/9 9:17

傍らにあの綿毛

1/9 9:18

稜線めざし登る

1/9 9:20

またまたピーク

1/9 9:21

朝日が夕日のようだ

1/9 9:22

地図にないピークの一つ

1/9 9:23

三角点あり

1/9 9:23

読めません。。

1/9 9:24

再び下る

1/9 9:27

富士はまたもや木々の中です

1/9 9:28

ふぅ。。
また登る、、

1/9 9:28

終わりが見えないんだが

1/9 9:30

終わりました（笑）
この繰り返し

1/9 9:31

踏み跡はどちかというと薄めですが

1/9 9:33

ほとんど稜線上なので迷うことはありません

1/9 9:34

同じような写真で

1/9 9:37

ごめんなさい。。

1/9 9:58

写真を何枚か削除し、分岐です

1/9 9:58

岩殿クラブっていう山岳クラブか？
鈴ヶ音峠を目指します

1/9 10:02

日当たりがすこぶるよろしいです

1/9 10:03

かっこいいフォントの道標

1/9 10:03

下ります。
もう何回目なのかわからん

1/9 10:05

登ります。
もう何回目なのかわからん

1/9 10:06

綿毛が抜けるとこうなる？？

1/9 10:07

ピークだ
何個目かわからぬ

1/9 10:09

谷間の集落が遠いです

1/9 10:09

寒々とした北斜面

1/9 10:09

登るぞ！！！

1/9 10:10

細かくアップダウンを繰り返し

1/9 10:11

倒木にあいた穴。
誰かのすみかだったんだろな

1/9 10:15

こういうケースが今回多いです。
ピークを望めるんだが、なかなか近づかない

1/9 10:16

ン個目のピークを通過し

1/9 10:17

下る

1/9 10:19

下る。
下って

1/9 10:22

登り返し

1/9 10:23

相変わらず木々の中の富士

1/9 10:24

中には激下りもあり

1/9 10:40

アップダウンの果てに

1/9 10:42

青空を楽しむ余裕が無く

1/9 10:43

冬枯れの木々を眺める余裕もなく

1/9 10:43

着いたのは

1/9 10:43

高指

1/9 10:48

地図ではこの辺

1/9 10:49

山頂の余韻を楽しむ余裕もなく

1/9 10:53

次へ

1/9 10:55

着いたのは

1/9 10:56

桐木差山

1/9 10:56

三角点

1/9 10:56

眺望は望めません

1/9 10:58

作業してる人たちが

1/9 11:02

いるんだろか？
はたまたハンターの方か？

1/9 11:09

細い踏み跡です。
影が長い

1/9 11:10

アップダウン地獄再開です

1/9 11:12

ピークを通過しても感動はさほど無い

1/9 11:12

ほどなく林道と交差します

1/9 11:14

たぶんここが鈴ヶ音峠

1/9 11:14

大桑山を経て高畠山を目指します

1/9 11:15

しばらく車道

1/9 11:18

左は里へ通じる道。
右は電波塔に通じる道だが、公には通行止め

1/9 11:18

なのにそんなコメントもなし。
「ゲート」とあるのが上の写真。
「猿橋中継無線所」が電波塔です

1/9 11:19

さてとしばらく車道を楽しみますか

1/9 11:19

道標にあるコースタイムが当てにならないことは承知済み

1/9 11:20

見えてます
富士

1/9 11:24

1Kmほど歩き

1/9 11:32

この右が

1/9 11:32

高畠山方面へとりつきです

1/9 11:33

こんなかんじ

1/9 11:35

回り込み

1/9 11:37

ちょっとみでは直登に見えるが

1/9 11:45

ジグザグに道がつけられてます

1/9 11:46

倒木の苔

1/9 11:46

苔は文句も言わないし、苦言も投げない

1/9 11:47

いいですねぇこの雰囲気。
実際は急ですが

1/9 11:48

登り切ったら

1/9 11:56

下ります

1/9 11:57

1/9 12:01

また登る、っていう地獄の稜線

1/9 12:11

際限なく繰り返し

1/9 12:20

着いたのは

1/9 12:25

大桑山

1/9 12:25

ここにも

1/9 12:25

3つの山頂標識

1/9 12:28

さてこの次には難関ありだが、

1/9 12:33

もうしばらく地獄とつきあうことにする

1/9 12:35

急登

1/9 12:38

急登

1/9 12:39

ピーク

1/9 12:41

急坂

1/9 12:43

急坂

1/9 12:43

んでもって癒されます

1/9 12:44

この岩稜を越え

1/9 12:45

やせ尾根を通過すると

1/9 12:45

ここが大桑岩稜
幅は広くて4〜50Cmくらいか？

1/9 12:46

狭いところは30Cmもないかも
馬乗りになりおしりズルズルで時間かけて通過

1/9 12:54

渡りきり、膝が震えてるのがわかる

1/9 12:54

しばらく極細尾根

1/9 12:58

あの山影が高畠山？

1/9 12:59

無数に立ち休みをいれ

1/9 13:06

着きました

1/9 13:07

高畠山

1/9 13:07

三角点にはカップラーメンが（笑）

1/9 13:23

ちょっと遅いランチです。
ことしも手抜き

1/9 13:34

光の加減で薄い富士

1/9 13:53

では次へ

1/9 13:54

分岐

1/9 13:54

右は鶴舞峠

1/9 13:54

倉岳山へは

1/9 13:54

左へ

1/9 13:55

ここは急坂

1/9 13:58

ころげ落ちるように

1/9 13:58

下ります

1/9 14:04

肩に着き

1/9 14:10

またまたアップダウン地獄。
限りないのでUP地獄と命名することにする

1/9 14:13

果てに着いたのは

1/9 14:13

天神山

1/9 14:14

桂川にかかる橋が見えます

1/9 14:17

分岐です。
ここは

1/9 14:17

穴路峠

1/9 14:17

左は

1/9 14:17

鳥沢駅方面へ

1/9 14:17

倉岳山へは直進

1/9 14:18

UP地獄の再開

1/9 14:21

だんだん

1/9 14:24

麻痺してきてます

1/9 14:25

脳内麻薬が

1/9 14:26

体中を駆け巡ります

1/9 14:29

ここは頭上注意

1/9 14:32

やだなぁこういうの
なんかに呼ばれてるみたいだ

1/9 14:32

のぼって

1/9 14:37

このあたりからやたらに『倉岳山』の道標が余計に目立つ

1/9 14:41

登って

1/9 14:44

ピークかと思いきや

1/9 14:44

また道標

1/9 14:45

早くここに着きたい

1/9 14:46

見えてるのに着かないというもどかしさ

1/9 14:47

ようやく

1/9 14:48

倉岳山

1/9 14:48

だいぶ陽が傾きました

1/9 14:56

百蔵山〜扇山とか

1/9 14:57

岩殿山あたりか？

1/9 15:02

さて、しばらくゆっくりし
下山モード

1/9 15:02

まずは立野峠へ

1/9 15:03

激下り

1/9 15:05

ザレにザレてるので

1/9 15:09

あたらしいソールでも滑ります

1/9 15:15

ここでもUP地獄

1/9 15:18

肩に着いたと思ったら

1/9 15:19

激下り

1/9 15:20

岩稜を越え

1/9 15:21

肩で一服

1/9 15:30

着いたのは

1/9 15:31

立野峠

1/9 15:32

水場10分とあるが、もっとかかるぞ

1/9 15:32

薄暗い杉林にはいる

1/9 15:33

地図ではこの辺

1/9 15:39

山腹の細道と

1/9 15:42

何となく心細い踏み跡をたどり

1/9 15:44

水場に着きましたが

1/9 15:50

水は涸れてました

1/9 15:50

沢はちょろちょろと流れてたが、飲まない方が賢明

1/9 15:51

沢と並行して

1/9 15:59

時には渡渉し

1/9 16:03

だんだん沢が広くなる

1/9 16:05

がんばってしがみついてる木に励まされ

1/9 16:07

小さなナメ

1/9 16:11

この山域に見られる道標の特徴ですが、
頻繁に出現するにしては無意味です

1/9 16:11

1/9 16:18

せめて距離でも書いてくれてれば、と、いつも思うんですけど、文句は言えません

1/9 16:22

石垣出現。
人工物になぜかほっとする

1/9 16:29

1/9 16:30

砂防ダム

1/9 16:31

沢の深さもそれなりに

1/9 16:37

石造りの橋を渡り

1/9 16:39

程なくして車道に出ました

1/9 16:40

登山道はここまで

1/9 16:40

登山ポストがありました

1/9 16:57

しばらく車道。
もちろんスニーカーに履き替えてます

1/9 17:01

里が見えた！

1/9 17:04

町の明かりがうれしい

1/9 17:06

桂川にかかる梁川大橋です。相当な高度感（写真なし）
車が通ると揺れます

1/9 17:09

駅はすぐ

1/9 17:09

ここをあがり駅へ。
本日も完遂！！

撮影機器：

EOS Kiss X7i CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

journey

ヤマレコユーザーの皆様、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年も、昨年とあまり変わり映えしないレコになりそうですが、どうかよろしくお願いします。

さて年始一発目の山行、富士急行線沿いの九鬼山から中央線梁川駅に抜けるルートを歩いてきました。

前回は北武蔵を徘徊しましたが、それと同様にアップダウン果てしないルートです。
体力勝負です。
でも根性無くても心折れなければだいじょぶ。

九鬼山から富士見平に引き返す道で一組出会った以外は、大桑山までハイカーの姿もなし。

九鬼山山頂は北面が開け、桂川北岸稜線が一望できました。
富岳十二景のひとつなんですが、富士は望めず。

最大の難関である大桑岩稜は、馬乗りになってズルズルと慎重に時間をかけて通過しました。
でもあまり時間をかけるのもどうかと思いますし、危険を感じたら無理をせず、巻き道を使用してください。
ただし巻き道も左側が切れ落ちてますから細心の注意が必要です。

とにかくアップダウン地獄半端無く、心折れないようにしっかりと歩くことが重要と再認識しました。

高畑山や、いくつかの峠を通過し、最終の倉岳山へ。
富士はほぼ真西に望めましたが、逆行のせいか薄く霞んでました。

倉岳山に登頂し、富岳十二景のうち12座にのぼったことになります、って、十二座なら全部じゃん？って思うでしょ。
ところが、全部で19座あるんですよね。
期せずしてこんな数を稼いじゃったんですが、狙ってる訳じゃあありません。

年始の山歩きとしてはまぁまぁだったかな。

今年も歩き続けます。

おわり