記録ID: 7948950
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
芽室夏道尾根〜チロロ岳(春ワン北日Part2)
2025年03月14日(金) 〜
2025年03月19日(水)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 123:05
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 2,718m
- 下り
- 2,778m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:22
距離 4.5km
登り 526m
下り 0m
2日目
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:26
距離 5.5km
登り 893m
下り 286m
4日目
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 11:50
距離 11.0km
登り 772m
下り 1,404m
5日目
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:56
距離 12.3km
登り 37m
下り 339m
14日:
日高町は吹雪だが日勝峠を越えると晴れ間が見えて清水町は穏やかな冬晴。ほとんど降雪がなかったので、車でCo450まで入る渡渉点は立派な金属製の橋がかかっていた。夏道上は広く快適。デポ旗が辿れるほどついていた。上部は相変わらず風が強いのでCo980にテンバ入り。富豪が貧民に何でも聞ける大富豪でpartyの恋愛歴が開示されていく。
15日:芽室乗越
Co1412東は丈夫なカンバがあって良テンバ。これより上もカンバはあるが、斜度的に適さない。この頃からガスは飛んで青空みえだす。雪盛以南はガスの中だが、芽室周辺とその先の稜線は抜けた。芽室稜線は、感じるからハッキリ。Peakは局地風でおさ始。極いので早々にESでKLまで下る。KLからスキー、すべらなくなったあたりで換装。その後、SEで1633ポコ手前まで進む。雪庇は南に発達していたが、稜線のすぐ近くまでカンバがあるのと尾根自体が広いのでなんも。池は完全に埋まっていた。1633ポコ手前北側のカンバ帯にテンバ入り。今夜も罰ゲーム付きの大富豪とナポに興じる。毎晩トランプで遊んでいる。
16日:雪盛乗越
今日は前面なので気合の4:30デッパ。SEで快調に進む。雪庇は大きくても1m強、あまり発達していない。ポコや雪庇に近寄る所は北まき。雪質が硬ければ滑落が怖いのでアイゼンが良いだろう。雪盛Pからは58‘を始めとする北日高の山々。圧巻。
1650までツボで下り、ここからSE。東側は雪庇1m強あるいは雪堤。ポコや雪庇に近よる所は西側を巻く。雪質が硬ければアイゼンがほしいが、今回はSEでスムーズに進めた。1644ポコからある程度カニで降ろし、途中からスキー。Co1500あたりの尾根上が登りだったので、南から巻くがこれが失敗。尾根に戻るタイミングを失い、下山尾根に当たるまで斜面をtrvすることになる。尾根上で滑りにくいのはCo1500だけだったので、ここだけツボにしても尾根を忠実に辿るべきだった。Co1270付近に合流し、翌日の荒天に備えて大要塞を築きテンバ入り。
17日:stay
朝から大雪。テントに吹きだまっていたのでLsLで除雪。昼にかけて風が最も強くなり、雪は1日中断続的に降り続いた。にゃんこ大戦争というゲームとナポで楽しく過ぎた。
18日:チロロ乗越
激ラッセルの始まりだ、と思ったが全然ない。どうやら風雪でクラストした模様。ごっつあん。RJCからルベシベ最初の登りは真っ白だが、尾根上をスキーで直登できるほど斜度は緩いので問題ない。ただし、尾根上を確実に見極めるための視界は確実に欲しい。斜面先は尾根上にbushがでてくる。
ルベシベから偵察を繰り返す。SEでGAP上まで移動し、EPにする。GAPは10m程の段差。Bushが生えているので、掴みながら7mほどBSし、3mほどへつって尾根に戻る。一人ずつ指示出しして降ろす。M1はpreでBSをあまり見られていないので空身。
尾根は左右に吹きだまり所々雪稜化。sLTopで尾根上を潰す。北斜面は尾根の10m下からカンバが生えているが、斜度はあるので表層雪崩や滑落が怖い。南斜面も斜度があり、植生が薄いのでより雪崩が怖い。地図上の一つ目のポコ先までは小さな岩が2つ尾根上にあるが、どちらも真上を行けてなんも。2つ目のポコも尾根上に2つ岩があるが、尾根上は腰幅程度で細い。岩の基部を北側からへつり気味に巻いて通過。柔らかい雪質なのでルート工作さえしてしまえば後は簡単。3つ目のポコも同様に通過。
この先からSE。尾根上は広く適度に植生や岩があって歩きやすい。1790先の細い所が雪稜チック区間50m。区切って、20mを離して通過×2。南側の雪庇避けつつ、sLTopで尾根上か北側を通過。チロロP残念ながらガスに巻かれてしまったが、部内数十年ぶりの頂は感慨深かった。PからはESでCo1700まで降り、東の吹き溜まりに注意しつつ、1572は一旦SEで登り返し、スキーで下ろす。Co900付近から尾根方向は植生が濃すぎたので東の沢沿いを降ろした。林道にテンバ入り。最後のお酒を飲み干してそれなりに盛り上がった気がする。
19日:林道〜下山
今日は林道歩いて帰るだけ。2016年の台風以降、林道は大きく修繕され、国土地理院の林道とは異なる道の付き方になっていた。沢から外れることはないので問題ないが。所々雪崩れそうな斜面やデブリがあったので、人を離して通過。除雪終点は発電所のすぐ先だが、電波は入らない。
日高町は吹雪だが日勝峠を越えると晴れ間が見えて清水町は穏やかな冬晴。ほとんど降雪がなかったので、車でCo450まで入る渡渉点は立派な金属製の橋がかかっていた。夏道上は広く快適。デポ旗が辿れるほどついていた。上部は相変わらず風が強いのでCo980にテンバ入り。富豪が貧民に何でも聞ける大富豪でpartyの恋愛歴が開示されていく。
15日:芽室乗越
Co1412東は丈夫なカンバがあって良テンバ。これより上もカンバはあるが、斜度的に適さない。この頃からガスは飛んで青空みえだす。雪盛以南はガスの中だが、芽室周辺とその先の稜線は抜けた。芽室稜線は、感じるからハッキリ。Peakは局地風でおさ始。極いので早々にESでKLまで下る。KLからスキー、すべらなくなったあたりで換装。その後、SEで1633ポコ手前まで進む。雪庇は南に発達していたが、稜線のすぐ近くまでカンバがあるのと尾根自体が広いのでなんも。池は完全に埋まっていた。1633ポコ手前北側のカンバ帯にテンバ入り。今夜も罰ゲーム付きの大富豪とナポに興じる。毎晩トランプで遊んでいる。
16日:雪盛乗越
今日は前面なので気合の4:30デッパ。SEで快調に進む。雪庇は大きくても1m強、あまり発達していない。ポコや雪庇に近寄る所は北まき。雪質が硬ければ滑落が怖いのでアイゼンが良いだろう。雪盛Pからは58‘を始めとする北日高の山々。圧巻。
1650までツボで下り、ここからSE。東側は雪庇1m強あるいは雪堤。ポコや雪庇に近よる所は西側を巻く。雪質が硬ければアイゼンがほしいが、今回はSEでスムーズに進めた。1644ポコからある程度カニで降ろし、途中からスキー。Co1500あたりの尾根上が登りだったので、南から巻くがこれが失敗。尾根に戻るタイミングを失い、下山尾根に当たるまで斜面をtrvすることになる。尾根上で滑りにくいのはCo1500だけだったので、ここだけツボにしても尾根を忠実に辿るべきだった。Co1270付近に合流し、翌日の荒天に備えて大要塞を築きテンバ入り。
17日:stay
朝から大雪。テントに吹きだまっていたのでLsLで除雪。昼にかけて風が最も強くなり、雪は1日中断続的に降り続いた。にゃんこ大戦争というゲームとナポで楽しく過ぎた。
18日:チロロ乗越
激ラッセルの始まりだ、と思ったが全然ない。どうやら風雪でクラストした模様。ごっつあん。RJCからルベシベ最初の登りは真っ白だが、尾根上をスキーで直登できるほど斜度は緩いので問題ない。ただし、尾根上を確実に見極めるための視界は確実に欲しい。斜面先は尾根上にbushがでてくる。
ルベシベから偵察を繰り返す。SEでGAP上まで移動し、EPにする。GAPは10m程の段差。Bushが生えているので、掴みながら7mほどBSし、3mほどへつって尾根に戻る。一人ずつ指示出しして降ろす。M1はpreでBSをあまり見られていないので空身。
尾根は左右に吹きだまり所々雪稜化。sLTopで尾根上を潰す。北斜面は尾根の10m下からカンバが生えているが、斜度はあるので表層雪崩や滑落が怖い。南斜面も斜度があり、植生が薄いのでより雪崩が怖い。地図上の一つ目のポコ先までは小さな岩が2つ尾根上にあるが、どちらも真上を行けてなんも。2つ目のポコも尾根上に2つ岩があるが、尾根上は腰幅程度で細い。岩の基部を北側からへつり気味に巻いて通過。柔らかい雪質なのでルート工作さえしてしまえば後は簡単。3つ目のポコも同様に通過。
この先からSE。尾根上は広く適度に植生や岩があって歩きやすい。1790先の細い所が雪稜チック区間50m。区切って、20mを離して通過×2。南側の雪庇避けつつ、sLTopで尾根上か北側を通過。チロロP残念ながらガスに巻かれてしまったが、部内数十年ぶりの頂は感慨深かった。PからはESでCo1700まで降り、東の吹き溜まりに注意しつつ、1572は一旦SEで登り返し、スキーで下ろす。Co900付近から尾根方向は植生が濃すぎたので東の沢沿いを降ろした。林道にテンバ入り。最後のお酒を飲み干してそれなりに盛り上がった気がする。
19日:林道〜下山
今日は林道歩いて帰るだけ。2016年の台風以降、林道は大きく修繕され、国土地理院の林道とは異なる道の付き方になっていた。沢から外れることはないので問題ないが。所々雪崩れそうな斜面やデブリがあったので、人を離して通過。除雪終点は発電所のすぐ先だが、電波は入らない。
天候 | 14日:冬型 帯広側は晴れ、主稜線はガスの中、上部風が強い 15日:冬型緩み ガス→曇り ピーク付近は強風 16日:弱い大陸からのH張り出し→谷 白高→雪 無風 雲海が次第に上がってガスの中 17日:北海道南岸をLが成長しながら通過 未明から日中にかけて雪風強し 40cm位は降った 18日:冬型 晴れ時々ガス 無風 19日:弱い谷 晴れ 青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Part1→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7897977.html |
その他周辺情報 | 安平温泉ぬくもりの湯 |
写真
装備
個人装備 |
スキー
シール
ストック
SE
兼用靴
スパッツ
靴下
EP
ビーコン
スコップ
ゾンデ
ナイフ
笛
コンパス
ヤッケ
オーバーズボン
帽子
ゴーグル
サングラス
目出帽
手袋一式
シュラフ
シュラカバ
ロルマ
銀マ
ポリタン
コッヘル
ブキ
防寒具
ラテルネ
トレペ
ライター
携帯
充電池
ラジオ
非パック
簡易非パック
細引きシュリンゲ
替え具一式
地図
天気図セット
行動食
行動水
米(8合うち4合はα米)
|
---|---|
共同装備 |
テント一式
デポ旗(10 本)
L 装
SZ
鋸
スノーソー
DF
灯油(400*5ml+非常用500ml)
米鍋
軽量化食計*10
お玉しゃもじ
お茶セット
stay食*2
|
備考 | トランプ |
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