爺ヶ岳東尾根+小冷沢三ノ沢


- GPS
- 09:51
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,771m
コースタイム
天候 | 朝白馬は小雨が降っていたが大町まで来ると止んでいた。 中腹くらいからガスがかかっていた。 下山しても稜線付近には濃い雲がついていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の50分くらいは雪がなく、ブーツにシートラ。 これがもう少し長くなるようなら、トレランシューズを忍ばせておいてもいいかもしれない。最初の尾根に出るまではかなり急で、滑ったら普通に怪我するので結構緊張した。 帰りは大谷原に下山したが車はデポしてなかったのでデポしておけばよかった。 堤防越えは雪がもうすぐ切れそうではあったが、雪がなくなっても、シートラすればいけそうなレベルではあった。 |
その他周辺情報 | 俵屋に行きたかったが14時までに間に合わなかったので、大町のテンホウへ。 |
写真
感想
白馬主稜に行きたくて、月曜日ごろにonestoneさんに連絡し、お休みを合わせてもらっていた。が、ここ最近天気予報が毎日コロコロと変わって、どこに行こうか〜と思案していた。
記録を見ると大雪渓に大きなデブリ。これでは気持ちよく滑らせてもらえなそう、でも主稜のグライドクラックも大きそうで早めに行きたい気持ちも、、、と私が優柔不断になっていた。onestoneさんから雪倉案がでたが、私には日帰りで行くにはちょっと遠すぎて、ついていけない気がして、どうしよう〜と思っていたら、予定が合えば参加しようかなと言っていたYD君が爺ヶ岳に行くという。
YD君は主稜も行ってるので、それならみんなでいける爺ヶ岳にしようと言うことになり、爺ヶ岳に行くことに。3時半登山開始ということなので、onestoneに集合時間を連絡して眠りについた。
朝携帯を見るとonestoneは昨日の夜に予定が入ってしまい早朝出発はきつそうなのでDNSにします〜とLINEが来ていた。
白馬は雨だがとりあえず大町方面に車を走らせた。大町まで来ると雨は止んだ。
初っ端からかなりの急斜面だったので、シートラスタート。
最初の急登は結構急で硬いスキーブーツ+板をかついで土を登るのは結構怖かった。尾根に乗ってからは、絶妙に硬くて、絶妙に嫌なアップダウンなので、私は概ねシートラ、YD君は少しでもシールが使えそうな局面は板を使っていた。
尾根はところどころいやらしいところがあり、久しぶりのナイフリッジは少し緊張した。クライミングやアルパインから離れるとこういうことになるんですね、、、!
私はウィペットを駆使して登るがが、YD君はノーマルストックですいすい登っており、私が流石とかいうの烏滸がましいけど、ほえーーって感じだった。
尾根の上の方は一番最後の急登以外は結構なるい。ガスは一向に晴れずそのまま山頂着!6時間45分ほど。
ガス待ちを兼ねてゆっくり滑走準備。登ってる時よりは少し視界も出てきたのでドロップ。
うえはかなりカチカチで、たまーーーーにパウダーがある感じ。
私はほぼ横滑りって感じで気持ちよくターンはさせてもらえなかった。
沢の下部はデブリだらけで、太ももがパンパンに!笑
標高差1000mはほぼ修行でした!!!笑
その後はいいザラメでここが一番楽しかった!笑
その後、登り返しする予定だったが、大谷原の方に抜けれそうなので、抜けてみよう!ということになり、行ってみたらなんとか抜けれた!
この時期でも行けるということは厳冬期はおそらく行けるだろう。
沢自体はかなりいい沢だったので、パウダー期にも来てみたいなと思った。
滑走は大変だったが、爺ヶ岳東尾根といえば、冬季バリエーションルートの王道ルート!スキーを始める前はいつか行きたいなと思っていたので、そういうルートにスキーで来れたというのは感慨深い。
久しぶりに山要素がかなり高めな充実した山行だったので、明日山に行く気力がだいぶなくなってしまった、、、、笑明日どうしようかな、、、、天気は良さそう。
メモ
・ブーツはゲア、板はQST。くるぶしのチョイ下がいつも通り、靴擦れした。J1は塗っていた。そんなにひどくはない。
・ピッケルは使わず、ウィペットのみ。今日は雪が硬めだったのでウィペット効いていたが、ぐずぐずになってくると嫌そう。
・最近暑くなってきたので、下はカッパだった。暑さ的にはちょうど良かったが、合羽はポケットがないので、不便だった。
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