誕生日の甲斐駒登山



- GPS
- 31:53
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,386m
- 下り
- 2,382m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:02
天候 | 初日は曇り、2日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
刃渡り付近より雪あり。登りはアイゼン不要。小屋付近はさらに雪がついていますが、キックステップで登ります。小屋から先は要アイゼン。雪が固まって氷になったりしていました。岩場もあり気が抜けません。足の置き場に困りました。スリリングなコースです。 |
その他周辺情報 | むかわの湯でゆっくり汗を流しました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
念願だった甲斐駒ケ岳を登る事が出来ました。最初は北沢峠より駒津峰まで行きましたが、時間がなく引き返しました。2回目は残雪の黒戸尾根(小屋から先に雪が残っていました。)ですが、小屋から先の雪に敗退。で、3度目の正直と言う事で、何とか登り切りました。小屋近くの鎖場(小屋手前の最後の難関!)で足の置き場に困り、本当に落っこちるのかとビビりました。小屋までもう少しと言うところで、小屋番さんに遭遇。用事があって下りるとのこと。誰も居ないけど、気にしないで下さいと言っていただきました。(前回来た時は必要なことだけを話ししていたのに、会話が出来て良かったと思いました。)小屋に到着素泊まり寝具付は4600円と言う事で料金箱に投入。まったりと過ごしました。今回は水が昔のビニールに入っていたのではなくしっかりとしたタンクに入ってました。グレードアップしたなって思いました。黄色の傘もありました。たぶん居場所を知らせる道具になるものだと思いました。小屋からの鳳凰三山の眺めは最高でした。この日は自分の誕生日だったので、コンビニで買ったミニケーキとちょっとしたお酒を楽しみました。夜になってから、風が強まって来て、夜中には暴風が吹き荒れていました。マイナス10度の中で、毛布1枚は限界だったので毛布+500円で追加しました。毛布2枚は本当に変わりました。ぬくぬくです。相変わらず外では風が唸りをあげていました。2日目早朝に出発しました。昨晩の暴風が嘘みたいに無風状態でした。雲もなく快晴。テント場の上の方で日が昇り始めました。みるみる赤く染まる山々。モルゲンロートを久々に堪能し、8合目、頂上へ向かって登りました。途中、鎖場と岩場があり、アイゼンでの歩行が本当に大変でした。足を滑らせたら絶対に滑落する!と言う身の危険も感じるところがありました。本当に怖かったです。ほどなくして、山頂手前のお社、そして山頂へ。もうこの辺にくると斜度も緩く安心して登れました。山頂からの眺めは日本の標高トップ3が堂々といました。仙丈ケ岳もとても綺麗でした。遠くには北アルプスも見えました。八ヶ岳の方は全く雪がついていませんでした。しばし、景色を堪能し、小屋に向かって下山開始。下りは驚くほど楽でした。あっという間に小屋に到着。デポしたものを整理し、下山開始。小屋辺りは雪がついていたので、アイゼンを付けました。五号目あたりで外しましたが、まだまだ、登山道に凍っている所もあり、ひやひやモノでした。刃渡りの所は少しだけ雪がついていましたが、アイゼンは全く不要でした。分岐から先はふかふかの落ち葉の道となっており、とても歩きやすかったです。しかし、油断すると、木の根や石に足を取られます。もうこのころになると足がじんじん体中もジンジンしてきました。無事、神社に到着。お礼をして、駐車場に戻り、むかわの湯と言う温泉館で汗を流してきました。
石碑や石像が大量に山中にあり、おまけに剣も刺さってました。どーやって持ってきたのかとても不思議です。あんな重いものを担いだとしか思えないのですが、相当苦労したのかなって思いました。あと、山頂手前にある2本の剣もまずどうやって上ったのかと言う事と、そこからどうやって刺したのかととても疑問だらけでした。小屋番さんに聞こうと思いましたが、あまり話し好きではないと思って(そう感じました)聞けませんでした。石像や、石碑が尋常じゃないぐらい多いので、昔何かがあったのかなって思いました。
信仰の山として崇められている山に登る事が出来てとてもよかったです。
しかし、黒戸尾根はやっぱり距離が長いなぁって思いました。それを日帰りでなんかこなしてしまうなんて、はっきり言って気が知れないです(本当にそう思いました。すごい人がいるものだなって。)おわり。
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