縞枯山〜雪山ハイクデビュー〜


- GPS
- 06:01
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 293m
- 下り
- 759m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れ、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は、全コースを通して踏み跡がしっかりあり、また、要所要所には標識も立っているので、道に迷う心配はありませんでした。雪が降った後やガスっている時には状況は全く違うのでしょうが・・・ 登っている人も多いし、ちょこっと歩きもできそうなので、よく言われる通り雪山初心者には良い山だと思います。 |
写真
装備
共同装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
あまりにも天気が良い予報だしテンクラの登山指数も概ねAだし、これは山へ行かねば!ということで、前日に子供達向けに防水登山靴とチェーンスパイクをモンベルで購入し、今年こそ行ってみようと思っていたファミリー雪山登山に小3、小1の息子たちとチャレンジ。
もちろん、各自のザックにソリも装着。朝4時に起きて、いざ北八ヶ岳へ。
【駐車場〜ロープウェイ山頂駅】
先週のスキーで、今年は暖冬で雪が少ないのは実感していましたが、八ヶ岳も例外ではなく、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅駐車場には雪は全くありませんでした(雪はありませんが、外気温はマイナス8℃です)。
この時期、北八ヶ岳ロープウェイの始発は9時。8時半に駐車場に着きましたが、子供達を連れての初雪山登山ということもあり、あれは持ったかこれは持ったか、これも着た方が・・・なんてしているうちに、9時のロープウェイには間に合わず、9時20分のロープウェイに乗車。雪が少ないせいか、スキーヤーも少ないですね。100人乗りのロープウェイに乗っていたのは20-30名くらいでしょうか。
山頂駅は空気が冷たく、空気中の水蒸気が凍ってキラキラと光って綺麗でした。
なお、山頂駅にもトイレがあります。
【坪庭〜雨池峠】
山頂駅から、子供達に初めてのチェーンスパイクを装着。
これすげー!歩きやすい!と、ご満悦の様子。しかし、人のチェーンスパイクを付けるのって、けっこう大変。早く自分で付けられるようになってほしいものです。
坪庭は、景色も綺麗ですし雪の階段もあって、子供達もけっこう楽しめたようです。
坪庭から雨池峠は平坦な道が続きますが、この日は空気が澄んでいて気持ちのよい雪中ハイクを楽しめました。
坪庭から10分くらい歩くといかにも山小屋といった様相の縞枯山荘に到着。雪の量が多い時には、ここに泊まって朝からスノーシューなんてのも楽しそうですね。お財布事情が許せば・・・ですが。
【雨池峠〜縞枯山】
あまり眺望のない登山道を30分くらい登ります。
単調な登りですが、不思議なつき方をした樹氷などを見ながら、楽しく登ることができました。雪が少ないとはいえ、雪が積もっているので、石や木の根がゴロゴロしている春〜秋山よりは歩きやすかったようです。
山頂はあまり広くはありません。ご飯を食べるのは、縞枯山を下ってからの方が良いと思います。
【縞枯山〜茶臼山・縞枯山間の鞍部】
途中に展望台があり、写真を撮っていただきました。ありがとうございました。
ここからは、金峰山〜南八ヶ岳〜南〜中央〜北アルプスが展望できます。
もっと雪が多かったらさらに綺麗だったのでしょうが、青い空に映える白い山並みが秀逸でした。いつも思いますが、こういう景色があるということを知れたことが、登山を始めた価値のひとつですね。
さて、そろそろお腹も減ってきて息子たちのペースも鈍ってきたので、ランチの場所を探します。細い登山道なのであまり適当な場所が無く、結局、茶臼山・縞枯山間の鞍部(2350付近)で登山道から少し外れた林の中で食事をしました。行く前は、寒くてゆっくりご飯なんて食べられないのでは?と思っていましたが、この日は風がなかったせいか思いの外暖かく、持って行ったダウンを着なくてもゆっくりラーメンを作って食べることができました。子供達は持って行ったソリをスコップにしてはしゃいでいました。
【茶臼山・縞枯山間の鞍部〜ロープウェイ山頂駅】
お昼を食べた2350から五辻へ少し歩くと、なんと、お昼にもってこいな広場を発見。まぁ、しょうがないですね。見えなかったし。
ここからは、しばらく下り基調の道が続きます。例年だと雪の上だけを歩いていくのでしょうが、この日は雪があまり無く、多少ガレた道もありました。その意味で、アイゼンよりはチェーンスパイクの方が正解かもしれません。
五辻〜ロープウェイ山頂は、ゆる〜い登り基調の道です。多少ぬかるんだところもありました。
【ロープウェイ山頂駅〜山麓駅】
山頂駅から山麓駅までは、もちろん徒歩で。中腹までは、多少雪があったので、子供達は無理やりソリで降りてました。どうやら、今日の登山の中ではこれがいちばん楽しかったらしい。
中腹からは、雪もほとんどなくなり、チェーンスパイクを外して下山。ただ、ところどころ凍結している箇所もあるので、気をつけないとコケます。途中、南八ヶ岳を展望できるところなどもあり、なかなか楽しい下山道でした。
【子供の服装】
子供達は初めての雪山登山ということで、何を着ていくのか、どんな装備が良いのか迷った挙句、子供達の装備は以下のとおり。
前半はスキーウェアのジャケットを着て登っていましたが、縞枯山山頂に着く頃には暑くなったらしく、レインウェアのジャケットに着替えました。
頭は、ニット帽かスキー用のヘルメットか悩みましたが、結果的にニット帽で十分でした。天気が悪かったり、風が強かったりしたら、イヤーウォーマーのついたヘルメットの方が良かったのかもしれません。
[頭]
・ニット帽
・スキー用ゴーグル(サングラス持ってないので)
[上半身]
・ネックウォーマー(暑くなってすぐ外しました)
・ヒートテックアンダーシャツ
・ポリ100%長袖Tシャツ
・同半袖Tシャツ
・ユニクロフリース
・スキーウェア上(前半のみ)
・レインウェア上(後半のみ)
・スキー用グローブ
[下半身]
・ヒートテックタイツ
・ポリ100%タイツ
・登山用パンツ
・レインウェア下
・レインスパッツ
[足]
・厚手の靴下2枚
・登山靴モンベルティトンブーツ
・チェーンスパイク
ちなみに、お父さんは以下の通り。
お父さんは寒がりなので少し厚着です。ちょっと着すぎたので、途中で何枚か脱ぎました。それでもちょっと暑かったかも。少なくとも、アンダーウェアを重ね着する必要はなかったですね。
・ニット帽
・Buff(バラクラバ風で)
・サングラス
・finetrackフラッドラッシュスキンメッシュ
・モンベルジオラインL.W. Tシャツ
・ポリ100%長袖Tシャツ
・同半袖Tシャツ(途中で脱いだ)
・ポリ100%長袖シャツ(途中で脱いだ)
・フリースジャケット
・ストームクルーザージャケット
・厚手のタイツ
・登山用パンツ
・ストームクルーザーパンツ
・レインスパッツ
・厚手の靴下+薄手の靴下
・手袋(Patagonia Wind Shield Gloves、ほぼこれを使用)
・スキー用グローブ(最初だけ)
・チェーンスパイク
katsukatyさんこんばんは!
いいですね〜、青空と白い雪山が最高です!
元気なお子さんたちがなんちゃってラッセルではしゃいでいるところとか、ヒップそりで遊んでるところが目に浮かびます〜♪
スキーウェアも決まってますね。
うちもお財布事情が許せばいろいろ泊りで出かけたいのですが、なかなか・・
今日の雪で山の雪もかなり増えたのでしょうかね〜。
うちも晴天の条件いい時に行ってみたいです!
ちなみに先週のスキーはどちらへ行かれましたか?
来週スキーに行こうと思っていてどこに行こうか考え中です
コメントありがとうございます。
実は、今回のハイクは、mmkkさんの雪山レコもだいぶ参考にさせていただきました。ありがとうございました。
雪が少なくてヒップそりスポットはあまりありませんでしたが、最終的にはゲレンデで小一時間楽しめました。
登山も出費が嵩みますよね。うちも山小屋に泊まってみたいのですが、懐事情がなかなか・・・
さて、先週のスキーは白馬五竜&47へ行きました。八方も佐野坂もほとんどクローズだったので混んでいましたが、五竜&47は必要十分な雪があり、ほとんどのコースが滑走可能でした。
今週の雪で、さらにコンディションが良くなっているかもしれませんね。楽しんできてください!
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