比良山/蓬莱山@あの花に会いに


- GPS
- 06:20
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金毘羅側駐車地から小女郎谷へは比較的明瞭な道があります。 ホッケ山から蓬莱山までは適当に歩いています。 |
写真
感想
春の花が遅れているようだが、急に気温が高くなったので、そろそろ一気に咲き始めるのではないだろうか。
期待しつつ、駐車地より峠越えで、花の多そうな小女郎谷ルートを登る。
まずは薬師の滝へ。初めて下段に下りる。落差は3m余り。雪解けの影響だろうか予想よりも水量が豊富。メインの中段は倒木で遮られてしまっている。上段は登山道からも見える。その上にもう一段。
滝の上からは明るい谷道で、ミヤマカタバミが咲き乱れている。その他各種、春の花が期待通り咲いている。チャルメルソウは昨年同時期にたくさん咲いているのが見られたが、今年はまだのようだ。
谷上部に長い間あった放置自転車はなくなっている。
急坂となって一旦水流のなくなった谷に、再び水が流れ出したと思ったら、稜線に出る手前に残雪がある。数十年前はゴールデンウイークにもたっぷりと残雪があったことも多かったが、近年ではこの時期にまで雪が見られるのは珍しいこととなった。
小女郎峠からは南へ稜線歩きをする。霞が強く展望は良くない。
稜線で見られる花はアセビばかり。鹿が食べないのでこればっかり残って増えつつある。花の見ごろは終盤。
1箇所登山道のすぐ脇に焼け焦げた跡が。すぐに消えたようだが、昨今の山火事は規模が大きくなっているので心配だ。
ホッケ山手前でキンキマメザクラ(?)を見に稜線から少しだけ下りる。眼の高さにも可憐な花を咲かせている。
稜線に戻ろうと見上げると、意外にも何種類かの花が咲いている。稜線上からでは見えないが、こんなところにも花が咲いているのだと改めて思う。
展望が利かないので、権現山まで行かずホッケ山で引き返すことにする。
登山道を歩かず、残雪のあるなだらかな北側斜面を下り源頭部から直線的に進む。ほとんど誰も歩かないと思っていたが明瞭な踏み跡が横切っている。どうやら鹿の道らしく幾つにも枝分かれし続いている。
アセビの藪が立ちはだかったので一旦縦走路をに復帰。
アセビが少なくなってきたところから再び西側に道を逸れる。小女郎ヶ池を高い位置から一周し、そのままトラバースして蓬莱山に向かう。
何か新しい発見はないかなと期待したが、やや大きめの木やタムシバの花が見られたのみ。しかし小岩がちらばる斜面を登るところは楽しかった。
どうして蓬莱山南面の一部にはこのような露岩が多いのだろうか。石灰岩質でもないのでカレンフェルトではない。比良の東面の花崗岩質はおおむね蓬莱山までで、それ以南は由良川コンプレックスと言われているチャート岩の集合体の地質で、ここに散らばる岩もチャート岩だと思うのだが、由良川コンプレックス地質のところのこのような露岩があるところを他に知らない(知らないだけであるのかもしれないが)。
蓬莱山で休憩後、金毘羅道を下る。
1箇所岩棚にイワウチワと思われる花が密集して咲いているところがあったが足元悪く近づけず。
金毘羅峠ではイワカガミが咲き出している。九十九折道(kol-yoshiokaさんによると三十九折)ではカタクリも咲き始めている。
下部に行くほど花の多い山道をゆっくり下り林道に着地。普段なら駆け下る林道も新緑やヤマザクラ、キブシなどの花を楽しみながらのんびり下っていく。
因みに5日前にkol-yoshiokaさんが同じようなルートで歩かれています。その時の様子と比べるとこの5日間で急に春めき、花も咲き出したようです。
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