西丹沢・遠見山


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 784m
- 下り
- 780m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標はありません。踏み跡も薄く急登と急降のルートです。特に降りで枝尾根に迷い込まないことが肝要です。今回我々も枝尾根を降り沢(隠レ小屋沢)に着床し降りられない沢であったため、登り返すという痛恨のミスがありました。 |
写真
感想
遠見山を登るのは3回目で、最初に登ったルートと同じなので気楽に出掛けた。一番心配だったのは今日沢橋の登山口の激急部分だったので、一応非常用のロープ(8mmx15m)とカラビナ6と長短のシュリンゲ7とスワミベルト(腰バンド)2をザックに入れて出発した。
登山口の急斜面は問題なく通過し新緑を楽しみながらの登行が続いた。山頂は植林の中にあって眺めは殆ど無いが、概ねルートは自然林に蔽われ清々しい雰囲気で爽やかな気持ちになっていた。
自閉症者であり重度知的障害者(ペーター)に対しては日々の基本的ルーティンをできるだけ乱さないように心掛けている。山から早く帰り後片付けを済ませ同じ時刻に夕食を取ることにしている。今回も午後1時には駐車場に戻れるペースで進んでいたが、、、痛恨のルートミスを起こしてしまった。
降り着いた処は隠レ小屋沢の沢床。少し下流を確認したらツルツルの垂直滝が掛かり両岸は岩壁に囲まれていた。このメンバーと装備不足(登攀具)では到底沢を降ることはできない。万事休す完全に行き詰まった。選択は唯一戻るしかなかったが、ロープで降りた泥岩壁は危ない。幸い沢の少し上流に二俣があり、そこの右手の斜面がなんとか登れそうだった。ペーターを15mロープで2ピッチ隔時ビレイで確保しやっとのことで枝尾根上に登れた。そこからルートミスをした小ピークまで急登が続いたが、ロープで確保しないで凌ぐことができた。
実は夜中に『都会の街で道が全く分からなくなり錯乱している』という夢を見た。その時は、今まで見たことのない奇妙な夢は何なのだろうと考えていた。まさか正夢になろうとは思いも寄らなかった。
訂正:
ツルツルの垂直滝は、ヤマレコで遡行記録を調べてみるとF2/2段6m滝とのことでした。(文中の4mを6mに変更)
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