白馬岳(栂池からピストン)


- GPS
- 14:17
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,627m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:40
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7:45からゴンドラ・ロープウェイのチケット販売開始。10数名程度の列だったのですぐにチケットを購入でき、8:00過ぎのゴンドラ、8:30始発のロープウェイに乗れた。 ※チケット購入時に登山届の提出を求められるが、Webで提出している場合はその旨を伝えればOK(私はヤマレコ経由でコンパスで提出していた)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に雪はよく締まっており、アイゼンのみで登れる状態だった。 白馬乗鞍岳手前の登り、白馬岳山頂手前の登りは、斜度が30度程度の箇所あり。 白馬岳山頂手前のコースにはステップが切られており、登りやすい状態だった。 登山時は三国境の手前のコルでストックからピッケルに持ち替えた。 下山時は白馬岳山頂からの下りと白馬乗鞍岳の下りでピッケルに持ち替えた。 |
その他周辺情報 | みみずくの湯(日帰り入浴: 700円) |
写真
装備
個人装備 |
インナーウェア(mont-bellジオライン厚手)
ハードシェル(下)
レインウェア(上)
中綿入りの防水グローブ
サングラス
ネックウォーマー
ヘルメット
スノーバスケット付きのストック
12本爪アイゼン
ピッケル
貴重品
食料
行動食
非常食
水1.8L(※山荘でお湯を1.5L購入した)
サバイバルシート
レスキューセット
日焼け止め
ヘッドライト
予備電池
モバイルバッテリー(10000mAh)
着替え
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感想
GWの平日の予定が空いており、天気が良ければ有給を使ってどこかに登りに行こうと天気予報を確認していた。ちょうどこの2日間が好条件だったので、一週間前に山荘の予約をとって白馬岳へ。
大池までは順調なペースで登ってこれたが、そこからはかなりペースダウンしてしまった。15時に山荘に到着するのが厳しそうだったので、電話で遅れる旨を伝えた。稜線に登ってからは風も強く、上着を着て防風対策をした。焦って事故を起こすのは避けなければいけないので、焦らず休み休み無理のないペースで登った。登っている間は、せっかくの景色を楽しむ余裕はなかった。結局、山荘に到着したのは17時になってしまった。
山荘はかなり空いており、10数名程度の宿泊者だけだった。そのため、いつもより宿泊者との距離感も近く感じ、夕食中は他の方と登山の話ができて楽しかった。流石に疲れも溜まっていたので20時頃には就寝した。
2日目は、山荘でしっかりと疲れも取ることができ、また風も比較的穏やかだったので、景色を楽しむ余裕を持ちながら歩けた。山頂から少し下ると、ほとんど風が吹かなくなり、日射が強くて暑いと感じ、上着を脱いでシャツだけのスタイルで歩いた。山荘で水を十分に補給しておいて良かったと思った。
船越の頭から先では、幸運にも3羽の雷鳥に出会うこともできた。少し夏毛に生え変わりつつあったが、まだ白い姿の雷鳥に会うことができて感無量だった。
下山時はのんびりと景色の写真を撮りながら歩いたつもりだったが、思ったよりも早くロープウェイ駅まで下ることができた。やはり雪道の下りは早いと思った。
今回の登山では、登山中や下山した後も一緒に山荘に泊まった登山者の方と話す機会があった。今回はグループではなく、久々のソロ登山だったが、それでも多くの人と交流することができて、いつも以上に楽しい登山になった。天候的にもGWの中で最高の2日間に登ることができたと思う。が、初日にバテて、ペースダウンしてしまったことは大きな反省点なので、夏に向けてしっかりと体力づくりに励んでいきたいと思った。
今回歩いた白馬岳の栂池ルートは、残雪期でも危険箇所はそこまで多くなく、他の人気の山域に比べると登山者も少なく、山荘も空いているので、快適に登山を楽しめる場所だと思った。また数年後にぜひ登りに行きたい。
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