大菩薩嶺北尾根 三条新橋から上日川峠へ


- GPS
- 07:54
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 649m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下山:上日川BS |
コース状況/ 危険箇所等 |
感想欄に記載 |
その他周辺情報 | 感想欄に記載 |
写真
<参考>https://shoro.sakuraweb.com/shoro/haikei/daibosatsukanjou/daibosatsukanjou1
感想
大菩薩嶺からその北側、多摩川源流の一つである泉水谷とその支流の小室川の出合に至る長大な尾根を、その出合から歩いてきました。
一般の登山ルートはありませんが、古くは大正時代には登られていたそうです。現在は以前あった猛烈なスズタケのヤブは無くなったものの明瞭な道は無く、尾根上部はコメツガのヤブと倒木で覆われており、エスケープルートも無い厳しいルートと認識していました。実際に歩いてみると、場所によっては踏跡はあるものの、地図には表れない数々のコブ、岩稜帯や倒木帯で体力を削られ、なかなかタフな山行となりました。それでも歩き切れた満足感はもちろん、尾根下部の新緑、中盤の巨大な自然林や奥秩父方面の眺望なども印象深く、思い切って行ってよかったと思っています😀
以下、気付いた点をコメントします。
【林班界標60/65(北尾根取り付き)まで】
・奥多摩 6:35発の西鴨沢BS行に乗り、終点から泉水横手山林道入口までたばやま村民タクシーを利用(2,400円)
・泉水谷への下降点から泉水谷までと、渡渉後対岸を上がり北尾根取り付きまでしっかりした道あり
・渡渉した箇所の水深は膝下くらい
・北尾根取り付きから大菩薩嶺までチェーンスパイクを装着
【不動滝ノ峰まで】
・急なところが多く両手も使いながら登るところも、ピンクテープはかなりあり(不動滝ノ峰以降はかなり少なくなった)
【林班界標61/65まで】
・不動滝ノ峰以降、地図上尾根が広くなっていて急な上り下りが無いように見える箇所も、実は小さなコブがあることが多く、さらにその大半が岩っぽくなっていて、通過に体力を地味に消耗した
・林班界標61/65で小室川からの巡視路が合流し、数分後大黒茂谷への巡視路を分岐するまでの短い間かなり立派な道に
【三ノタルまで】
・大黒茂谷への巡視路を分岐後、しばらく進むと尾根上に大樹が見られるようになり、木々の間から眺望が望めるようになった(冬枯れの間だけかもしれないが)
・1708Mピーク周辺はアセビが少々うるさいが大菩薩嶺を望めた
・三ノタルまでは小さなコブがいくつもあるがそれらを尾根の右側を巻いていく踏跡(古道の痕跡?)がありそれを辿った
【大菩薩嶺まで】
・1840Mピークから二ノタルへどう下るか少し迷ったが、左側からシャクナゲのヤブをかき分け急降下した(右側から降下した方がよかったかもしれないが急降下にはなりそう)
・二ノタルから雰囲気が変わり、コメツガなどの針葉樹に覆われた薄暗く倒木や地面はコケに覆われた感じとなった
・一ノタル以降は濃くなった低木やそれまでより増えた倒木を避けながら、岩っぽい斜面を上るルートを探す必要あり
・北尾根を下ることは、尾根上部の状況、地図上平坦なところの地形(支尾根の分岐など)を考えるとワタクシには無理
なお、北尾根ではキツネと思われる動物一匹と遭遇しましたが、すれ違った方はおらず、大菩薩嶺到着は大半のハイカーは去った後で、山頂では10名程度の方、上日川峠までは10名程度の方とすれ違った程度でした。
天気は終日快晴、気温は泉水谷の渡渉点で約13℃、大菩薩嶺でも約13℃あり、山中では風もほとんどなく過ごしやすい気候でした。途中トイレは福ちゃん荘隣(唐松尾根分岐公衆トイレ)、上日川峠にありました。
※山中で撮影した写真についてもキャプションと共にご覧いただけると幸いです
コメント
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6月に北尾根を登ります。参考にさせていただきます。小室川渡渉があるので、数日前からの晴天を願っています。
北尾根の核心部である三ノタル以降については、前に進むことで精いっぱいで、あまり実のあるレポになっておりませんが、少しでもご参考になれば幸いです。
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