東山


- GPS
- 05:39
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 1,161m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗鼻周りが核心部、雪がなく足場の悪いトラバースと急登、雪の急な下りあり 東山直下と手前のピークで藪漕ぎあり |
写真
感想
朝が少し冷える予報だったので、雪が締まって残雪の山も歩き易いだろうと、信州百名山の残雪が登山適期の山に行ってきました。
信州百名山の中でも難関と名高い東山、強烈な藪山で残雪期以外の登頂は大変との事。
かといって登山口のある奥裾花自然園までの道はGW直前にならないと開通しないので、ほぼ残雪期限定。
しかも標高が1800mしかないので残雪の期間がとても短いという・・・・
朝5時過ぎに奥裾花観光センター駐車場に到着し準備してスタート。
まずは登山口のある自然園まで舗装路を歩きます。
自然園の入り口から左手に入ってからが登山道です。
最初から雪があり、昨日の雨で薄くなっていますが踏み跡があります。
踏み跡を追って登っていきます。
最初少しは平な所を歩きますが、すぐに直登になります。
GPSで現在地を確認しながら登りやすそうな所を登っていきます。
分岐直下まで来ると雪壁がありますが、登りやすい所にトレースがありました。
稜線に登り上げ中西山方面へ。
ここから中西山までは緩い登りの稜線が続きます。
中西山からは細尾根が始まるので、中西山までチェーンスパイクで来ましたがアイゼンに履き替えヘルメットを着用しました。
中西山を越えるとしばらくは細尾根が続きます。
万が一落ちた場合左手(戸隠側)は藪があるので概ね止まりそうですが、右手は藪や立ち木も疎らで止まらなさそうな所が多い感じでした。
細尾根を抜け天狗鼻直下まで来ると雪が無くなり、足場の悪いトラバースがあります。
フィックスロープが張ってありますが、強度が分からないのでバランス取る補助として持ちました。
トラバースを渡ると天狗鼻への急登です、こちらも雪がなくフィックスロープがあります。
ここはポールを片付けた方が登りやすいと思います。
天狗鼻を越えると今度は雪の着いた急な下りとなります。
恐らく今回の行程で雪の無い天狗鼻の北面を除くと一番斜度がある場所となります。
前爪の無いアイゼンでの通過はおすすめできません、降りる事が出来ても登るのが大変だと思います。
下り切るとまた少し登って無名ピーク。
また更に下って登り返すと東山手前の無名ピーク、前東山と言ってもいい感じのピークです。
ここは山頂付近が露出しており藪漕ぎが必要です。
一応踏み跡はありますが、藪が濃くて非常に見辛いです。
ピークを越えて少し進むと藪を抜けます。
藪を抜けたら吊尾根の様な場所で、進むと東山です。
東山直下も藪漕ぎが必要でした。
山頂は残念ながら標識らしきものはなく、恐らく雪に埋もれていると思われます。
補給して展望を楽しんだら下山開始です。
来た道を戻る事を考えると気が滅入りますが仕方ありません。
来た道を戻っていると、もう朝9時頃からかなり雪が緩んできました。
堂津岳も同時に行けないかなと考えていましたが、雪の緩む速度が想定より早かったので安全を取り堂津岳は諦めて下山します。
この分だと融雪速度もかなり早く、すぐに藪だらけになりそうな感じがします。
分岐から自然園までサクッと下り、自然園のベンチで装備解除。
舗装路を歩いて駐車場まで戻り、入園料410円を払い帰宅しました。
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