箒木山・天城山（シラヌタ池入口上駐車スペースから周回）
静岡県
maychan2
体力度について
- GPS
- 06:59
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,233m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 6:59
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
＊ 片瀬白田から林道を登って行く。林道は狭く片側が断崖となっている場所も多い。特に要害橋から先数百mは、片側は断崖で落石もあり要注意。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�� シラヌタ池入口⇒シラヌタ池：吊橋が崩壊しており使用不可。沢を2ヵ所渡渉する。増水時要注意。 �� シラヌタ池⇒林道出合：シラヌタ池標柱から右側に進んだ場所から、赤テープを頼りに登って行く。 �� 箒木山⇒万二郎岳：赤テープ（ひじょうに少ない）とトラロープを目印に進む。尾根筋を外さずに歩くこと。 �� 片瀬峠から地蔵堂歩道：ひじょうに数少ない赤テープとケルンを目印に進む。枯葉に覆われ踏み跡は殆ど無い。GPSで確認しながら歩くのがいい。私は過去に何度か地蔵堂歩道を登りで歩いているので、その記憶を頼りに歩を進めた。 �� オバケ杉⇒林道：杉・檜林の中を下る。道は無し。藪扱きは必要ない。 |
| その他周辺情報 | 日帰り温泉：北川 黒根露天風呂 700円（石鹸、シャンプー使用不可） |
写真
結構細かく、池に枝垂れる葉にモリアオガエルの卵がないか探してみたのだけど・・結局見つける事は出来ず。去年は同時期に来て、水中にはおたまじゃくしの大群だったのだが。。
3
シラヌタ池から箒木山へ向かう。赤テープ頼りに登って行くが、予定していたルートから外れたので、GPSで確認しながら予定ルートに戻る。これが失敗だった。
2
時折見かけるこの看板。林道や登山路から少し入った場所に多く見かけた。くくりわなが仕掛けられており、万が一罠にかかった場合の外し方が写真入りで説明されている。
3
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ウインドシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
保温ポット
|
|---|
感想
今日は伊豆のシラヌタ池と天城山。
毎年この時期に、モリアオガエルの卵とアマギシャクナゲの花、ブナ原生林の新緑を見る事を目的として山行している。
例年は片瀬白田駅からシラヌタ池、地蔵堂歩道を経て天城山に登り、天城高原の天城縦走登山口バス停まで歩いていた。
しかし、天城縦走登山口から伊東駅行のバスが減便となり、15時台のバスがなくなってしまった。午後は16時台の1本のみ。バス停での待ち時間がひじょうに長くなるので、今年は山行ルートを変えてみた。
今回は、シラヌタ池入口上の駐車スペースから、シラヌタ池、箒木山を経て万二郎岳から小岳まで天城山を縦走し、地蔵堂歩道を下ってくる周回ルートとした。
自家用車でのアクセスなので、バス時間を気にせず歩けるのがメリットだ。
但し、下山後自宅に戻るまでビールが呑めないというデメリットもあるが・・・
予定より少し遅い、7時半頃にシラヌタ池入口上の駐車スペースを出発。
まずはシラヌタ池でモリアオガエルの卵を見ることが目的だ。
1年振りのシラヌタ池は、透明な水を湛え、新緑が池面に写り幻想的だ。水中におたまじゃくしの姿は見えず、アカハライモリが泳いでいる。
まだ産卵後の孵化までいっていない。卵を見つけるチャンスと思い、池畔を歩きながら探すが見つからず。
昨年は同時期に来て、水中にはおたまじゃくしの大群で、産卵・孵化は既に終わった状態だったのだが、今年はまだなのか？
また、来年に期待しよう。。
シラヌタ池からは箒木山を経て万二郎岳へ。
驚いたのは、箒木山山頂にあった電波塔関連施設が全て撤去され、平地になっていたこと。跡地の広い空間が、山頂に広がっていた。
山頂周辺には馬酔木の新芽だろうか、まるで紅葉の様に様々な色に彩られ、その美しさに暫し見惚れてしまう程であった。
箒木山から万二郎岳へのルートは、何度か歩いた事があるので、記憶を頼りに歩を進める。かなりの急登でキツイ歩きとなったが、何とか万二郎岳へ。ここからは天城山のハイキングコースなので、一気に登山者が増える。
次の目的は、アマギシャクナゲの花。
花が咲いている木はまだ1〜2本のみだが、登山路沿いのアマギシャクナゲの木々には、多くの蕾が付いており、今年は満開の花が楽しめそうだ。
（例年花の見頃はG.W.明けから中旬頃。昨年は花の付きが悪く、疎らに咲いている姿しか見られなかった）
昼食休憩中の登山者でいっぱいの万三郎岳山頂はスルーして、小岳へ。
次の目的はブナ原生林の新緑だ。
原生林のブナとヒメシャラの新緑。
心が洗われる程、薄緑色が鮮やかで生気に満ちている。
ブナ原生林を眺めながら昼食休憩後に下山開始。
下山は片瀬峠から地蔵堂歩道を下って行く。
道は不明瞭で、赤テープ類もひじょうに少なく、ケルンが一番の目印となる歩道である。
過去に何度も登りで歩いているので、記憶を頼りに歩を進めて行く。
涸れ沢は、毎年来る度にその様相を変えている。
歩く人がいなくなれば、そう遠くない時期に廃道となってしまうかもしれない。
順調に歩いてシラヌタ池入口上の駐車スペースへゴール。
モリアオガエルの卵は見つけられなかったが、アマギシャクナゲの花、ブナ原生林の新緑を見る目的は達せられた。
こうして、今日も安全に山歩きを楽しむ事が出来た。
ありがとうございます！
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