佐渡金剛山／縦走失敗撤退(白瀬BSピストン)
新潟県
Barklay
体力度について
- GPS
- 10:22
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,266m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
船
監督署前BS 06:43-07:03 白瀬BS 内海府線（黒姫 ￥380 バス停から登山口まで約2km [帰]両津港まで8km弱ひたすら徒歩 両津港 19:30〜22:00 新潟港 佐渡汽船カーフェリー ￥2980 (ジェットフォイル往復予定で往復割引￥15130購入していたが 窓口で割引なしの差額分払い戻ししてもらえました) 新潟駅南口 23:40-05:20 バスタ新宿 アミー号302便 ￥4300 (もう少し早ければ間近割で￥2200でした) ※以下は本来の予定※ 横山登山口からバス停まで約3km 横山BS 12:45-13:03 監督署前BS 本線（両津）￥260 監督署前〜両津港 約1.2km（昼飯寄らない場合は両津港直下車） 両津港 14:35-15:42 新潟港 佐渡汽船ジェットフォイル（新潟）\13510（往復） �〜汗併慊蠕福，箸�74号に乗る場合 佐渡汽船 15:50-16:02 新潟駅 佐渡汽船線（新潟駅） ￥260 新潟 16:11-17:35 大宮 上越新幹線とき74号 大宮 17:45-18:42 武蔵小杉 湘南新宿ライン（逗子）￥824 �⊆�由席あり とき330号に乗る場合 新潟 16:30-18:15 大宮 上越新幹線とき330号 大宮 18:30-18:55 池袋 埼京線通勤快速（新木場）￥406 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
[金剛山] 途中まで平和な山道だが、800m手前より残雪通過多発 雪の重みでしなった若木により道が塞がれていて迷いやすい 腐りかけのためたまに踏み抜くので注意 山頂直下はやや細いトラバースあり [金剛山後のコル(870m)〜] オール残雪地帯、50〜100センチ超 道かなり不明瞭、踏み抜きあり 夏道やピンテは雪の下 冬道は中途半端な残雪による若木で通行困難 |
| その他周辺情報 | スーパーはAコープ加茂店、キング 白瀬地域や横山バス停周辺には何もなし 金北の里は一応温泉？ 自分は監督署前のキッチンよろこんでで海鮮を |
写真
帰りしな、金剛山から下は大したことないと思ったらズボりました。それも1m…おかしいだろおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！
3
感想
気温 16.1(朝)〜13.5(折返し)〜20.3℃(下山)
湿度 61〜69〜38％
風 微風
消費水量 1100ml
前回の後鈴鹿を狙うも…雨・晴・雨！ 富士周辺は曇・曇・曇！ ではどこが…と見るとなんと北陸が晴れ続き。そういえば佐渡行きたかったということで思い立ったが吉日。結果的には吉日ではなかったような気もしますが、2日前の突貫計画で行って参りました。初日は金山、佐渡牛乳、酒蔵巡り(結局5蔵買うとか買いすぎた…)、宿で温泉とついでに山行の偵察ですかね。到着して山頂に思ったより雪があるのは驚きましたが、妙高なんかも大丈夫だったしなぁと楽観気味でした。
だがそれは大きなミステイク…。まぁ最初はよかったんです。田んぼの間をのんのん歩き、中途半端に黒い鳥…トキ！？とシャッターチャンス逃したのを悔やんだり、清流で和んだり、高山植物の生態に舌を巻いたり、緩やかな山道なこともあり楽しく登ってました。地味に今まで見たことなかった雪割草が惜しげもなく咲き、僅か標高300mの樹林帯にイワカガミの群生地があり、あとはひたすらカタクリやらスミレ、ヒトリシズカ…。転機は組立？を越え、金剛山が視野に入ってきたあたり。800m少し下より、一気に雪渓…というか残雪が増えました。もっとハゲ模様かなと思いきやガッツリ残雪でルートミス、というより正規ルートも巻き道も藪(雪の重みでしなった木)の下で迷います。それでもまだ全部というわけでもないのでなんとか越えていくと今度は一気に道が細くなり崖の横を行きます。そうすれば金剛山は目と鼻の先…といいつつなんだかんだ距離はありますが、とりあえず登頂は容易です。山頂はアリやハエが多く、展望はいいですが電波はかなり弱いです。なお午後になれば虫はいなくなってました。
問題はそこから。山稜がすべて雪道であることを確認。残雪のせいで金剛山も登頂がやや遅れているので迷いましたが、本来避難小屋14:00着なので2〜3時間遅れてもまだ日は暮れないし大丈夫と続行。コルまでは雪ありませんでしたが、そこからが地獄。チェンスパでゴリ押ししようと思いましたがゲイターがないので氷が靴に入る入る。雪の重みでしなっている木が乗った衝撃で雪が落ちてばいーんとリバウンドしてくることもありました。道迷いによるタイムロスとストレスでだんだん余裕がなくなってきます。周囲もだんだん涼しくなってきて不安が募ります。1時間で行けるところを1時間半以上かかり、チェンスパが外れて探しに戻り、もう一度進もうとするも夏道のあるらしき場所も稜線も下に巻いたところもすべて木で塞がれてるのを見て心が折れました。ドンデン山荘のお風呂とお水を諦めるどころか、下手したら滑落してしまうかもしれないし辿り着けず戻りきれず…というのも嫌だし、翌日も雪山でフェリー間に合わないとか最悪なので渋々登り返すことに。帰りはスルスル…と思いきや1mの踏み抜きしてもうキレましたね。
避難小屋で泊まれないなら夜はどうするか、お金はもうだいぶ使ってしまったし、トイレが近く野宿できる場所は…などと色々考えたり地元のおばあちゃんと話したりするも、やはりシュラフオンリーでは難しそう。一応白瀬バス停は個室となっているのでいざとなれば可能ですが、正直そこまでして佐渡に留まるメリットがあるかと思ったのも本当のところ。翌々日の仕事が朝早くハードなので翌日の予定も立てづらいし…と考えたところ、カーフェリーの終便と夜行バスの組み合わせなら当初より安くできる！ということでギリギリの滑り込みです。カーフェリーは時刻表がネックですが、使えるなら寝転がれる分快適ですね。と、この文章を寝転がりながら書いてました。
おのれ佐渡、山行に関しては満足なことができませんでした。のでリベンジ必須です。まぁ割と霞んでいたので、無理に見なくても…次回キレイそうな秋にでも行こうかなと考えてます。それにしても新潟の山の撤退、これで3回目ですよ！ ちなみに後で他の記録見ると、あそこを越えられたら割と雪は減っていたみたい。ぐぬぬ…。
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