甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 日帰り 2698mで撤収

2016年02月28日(日) [日帰り]

• GPS: 10:41
• 距離: 16.7km
• 登り: 2,241m
• 下り: 2,246m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:53
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:41

5:03 尾白川渓谷駐車場
5:07 5:07 竹宇駒ヶ岳神社
6:27 6:27 笹の平分岐
7:36 7:36 刃渡り
7:50 7:51 刀利天狗
8:38 8:44 屏風小屋跡
9:29 9:40 七丈小屋
10:47 11:15 八合目御来迎場
12:11 12:11 七丈小屋
12:50 12:50 屏風小屋跡
13:36 13:37 刀利天狗
13:49 13:50 刃渡り
14:34 14:34 笹の平分岐
15:39 15:39 竹宇駒ヶ岳神社
15:44 尾白川渓谷駐車場

天候

晴天　ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白渓谷駐車場（土・日晴天のためか1ダース程駐車してました）

コース状況／危険箇所等

笹の平分岐の辺りから道に雪が貼りついています
凍結しているので結構危険です
七丈小屋までのハシゴ、クサリは全部出てます

写真

2/28 5:04

まずはご挨拶、5時なので真っ暗

2/28 6:25

笹の平の前で夜明け

2/28 6:25

ここで4本歯軽アイゼンから6本歯に

2/28 6:36

完全に凍結していてしっかり踏まないと滑ります

2/28 7:39

刃渡りの鎖はしっかり出てます

2/28 7:55

この辺だと雪は深くありません

2/28 7:55

黒"砥"山なのですね

2/28 13:23

刀利天狗付近の雪の状態

2/28 8:29

5合目小屋跡への下り
表面に雪があってもその下はコレです

2/28 8:32

山頂は見えませんが見事な山容

2/28 8:41

ハシゴも全部出てます

2/28 9:25

七丈小屋　既に辛い

2/28 10:36

御来迎場で疲労困憊
脚はNo、気持ちはGoの状態

2/28 10:36

鳳凰山
ガスで富士山は見えません

2/28 10:36

超然とそびえる北岳

2/28 11:00

御来迎場から前進、数名の方々が斜面で悪戦苦闘中

2/28 11:00

下りの人の通過を待ちます

2/28 11:01

スタミナに不安を感じ正面の岩のところで撤収決定

2/28 11:02

反転して甲府方面を望む

2/28 11:30

御来迎場に戻りお昼ご飯、風も無く快適

2/28 11:30

北岳にも人がいそうな登山日和

2/28 11:42

上の剣の代わりに撮影

2/28 11:42

結構な斜面なので慎重に下ります

2/28 12:18

七丈小屋のすぐ下の一番怖い鎖場

2/28 12:46

これから登り返し、最後の苦行です

2/28 12:54

次回は必ず・・

2/28 13:23

まだ昼過ぎですが日差しが柔らかくなってきました

2/28 13:37

刃渡りの一番上
アイゼン着けたままでも大丈夫です

2/28 13:40

最後の一番怖そうなところ

2/28 13:40

眺望はここが最後なので撮影
鳳凰山

2/28 13:40

八ヶ岳はうっすらと

2/28 14:04

刃渡りと笹の平の中間はこんな感じです

2/28 14:29

笹の平の標識の前

2/28 14:33

ヒラメのような氷、砂がかかってますがカチカチで強烈に滑ります

2/28 15:28

美しい尾白川

2/28 15:30

無事に下山しました
ありがとうございます

2/28 15:40

殿下のレリーフもいいけど、ここにも試練と憧れみたいな石碑が欲しい

2/28 15:57

道の駅白州からの甲斐駒

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

４本歯軽アイゼン ６本歯 12本歯 ピッケル ストック ゴーグル 目出し帽 ツェルト

感想

gibson45

冬の黒戸尾根に初挑戦、土曜日に用事があったので日帰りでチャレンジしましたが、御来迎場で疲労困憊、核心部を前にあえなく撤収となりました。

笹の平分岐から刃渡りの間は雪道と言うより堅い氷が貼りついた坂道で6本歯では踏みしめる必要が発生。おかげで黒戸山を過ぎたあたりで疲れてしまいました。足裏全体をカバーするチェーンスパイクの方が負担が少なかったかもしれません。七丈小屋で4時間超は山頂まで7時間かけた初黒戸尾根以来だなぁ。

小屋を過ぎると眺めが良く、苦しい割に気持ちは前向きでしぶとく前進。御来迎場を通過していよいよ核心部の急斜面の登り。降りてくる方がいて5分程停滞してルートを眺めていました。気象条件は最高、トレースはあり登れそうですがガス欠の状態であの斜面を降りる自信が持てず撤収を決定。
まぁ山は逃げませんし、今回は修業不足でした。半年前の5時間切りで自信過剰になってたかもしれません。

下山は・・・やっぱり長〜い黒戸尾根。怪我は無いけどスリップでのお手付き2回は反省。行動時間の割に疲れは激しく筋肉痛も辛い。やっぱり甲斐駒は修験者の山ですね。