おサルが怒涛の三連荘「釜臥山」

2025年06月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 8.1km
• 登り: 857m
• 下り: 874m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:40

距離 8.1km 登り 857m 下り 874m

6:02 スタート地点
6:49 6:51 水源池コース登山口
8:24 8:25 七面山
9:31 9:45 薬師天
9:49 10:30 釜臥山
10:33 10:54 薬師天
11:37 11:38 七面山
11:40 11:41 スタートハウス
12:12 第1リフト乗り場
12:28 釜臥山スキー場
12:47 ゴール地点

天候

曇り後晴れ
西の風　0〜3m
視界は少し霞む
北海道の恵山　陸奥湾越しの野辺地などを視認した

日射しはきついが木陰が有って助かる　乾いた風が爽快だった
てんくらの時間予報で　8時9時に雨だったが8時過ぎにはスッキリ晴れた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

釜臥山スキー場手前の　水源地公園北駐車場を利用した
新しいトイレが有る

24時間営業のコンビニは3kmほど手前か　2kmほど先に有る　直近のコンビニ？は夜間閉店(9時開店)

恐山から展望台に登る車道は　6月中旬まで通行止め
展望台も閉鎖中　展望台から釜臥山山頂までは10分くらいで登れるから観光客が大挙して来るらしい

コース状況／危険箇所等

駐車場から釜臥山まで　登りは水源地コース　下りはスキー場コースを歩いた

明瞭な道は　刈払いや倒木処理してある　道標とマークは十分に有る
一部の道標は字がかすれて読めない　主な箇所は手当てしてある
マップに無いルートも有り　みんなの足跡が付いている

遠目に見た通りの山容で　始めは緩やか　直登気味に付けられた道は次第に勾配を増す　七面山から先には岩礫が現れ　山頂直下はガレの積もる急斜面になる
山頂は自衛隊のレーダー基地に隣接する

ミズナラ・ブナ・赤松などの樹林は　七面山の先で徐々に背を低くする
サルメンエビネとササバギンランが印象に残った

展望が良いのは　七面山付近　釜臥山山頂　スキーゲレンデなど

その他周辺情報

むつ矢立温泉を利用した
薄濁りのナトリウム塩化物泉を掛け流す
浴槽の温度は熱めの44℃
マグロと場所取りなどでちょっとしたカオス　湯は良い
500円シャンプー石鹸別売
ロッカー50円　ドライヤー30円

写真

5/29 15:00

横浜付近から
右が釜臥山
左の方は大尽山？

5/30 9:15

大尽山から
中央のアンテナの乗るのが
釜臥山

6/1 4:30

早暁の大湊の街中から
不穏な雲がかかっている
炊飯器の内釜を伏せたような
釜臥山とは言い得て妙

6/1 5:20

釜臥山スキー場を目指す

6/1 5:21

反対から見ると
釜臥山スキー場と
登山道入口の案内が有る

6/1 5:24

水源地公園駐車場
北駐車場とある
奥に新しいトイレも有り

6/1 6:07

駐車場の奥に
水源地コース入口が有る

6/1 6:07

樹木の幹に
埋もれるような道標

ここは　どっちかと言えば
裏口になるらしい

6/1 6:12

整備された水源地公園を
上流へ　堰堤を見たら上へ

6/1 6:15

堰堤を渡る

6/1 6:17

堰堤上から釜臥山
天気予報は8時9時に雨
雲がかかったり取れたり

6/1 6:19

堰堤から下りる
堰堤を通らないルートも有る

なんかすごい東屋が建つ

6/1 6:29

しばらく林道を上へ
道標も有るけど
交差もたくさん有る
とりあえず上へ

6/1 6:34

シズやシズ
オダマキ咲き始め

6/1 6:50

水源地コース登山口
堰堤の手前で
左に上がる

6/1 7:08

ツルリン
花芽はこれから

6/1 7:24

ウスバサイシン
下に花が有る

6/1 7:28

マイヅルソウ

6/1 7:34

ツクバネソウ

6/1 8:20

ガマズミ

6/1 8:28

スキー場コースと合流する

6/1 8:29

チゴユリ

6/1 8:29

タチツボスミレ？

6/1 8:33

七面山手前から
岩礫の重なる道

6/1 8:35

七面山　山頂
岩屋に祠

6/1 8:37

見下ろすと
牧場だったのか？
一列に残る木は
防風用なのか？

6/1 8:38

山頂が見えてくる

6/1 8:40

あと1km

6/1 8:41

ツツジ
つぼみ膨らむ

6/1 8:42

ウラジロヨウラク

6/1 8:44

チゴユリと
マイヅルソウ

6/1 8:45

観音堂コース分岐

6/1 9:00

常連シラネアオイ

6/1 9:11

ナガハシ？
タチツボスミレ？

6/1 9:32

第五ガレ場コース？分岐
ガレのコースが5つも有るのか！

6/1 9:33

岩場の下に着く
金具がたくさん付いて
クライミングゲレンデに
なっているのか

6/1 9:34

岩場の下を右方向に
スキー場とあるが
オレンジの足跡は付いてない

6/1 9:36

固定ロープは
一ヶ所だけ有った

6/1 9:38

山頂手前で
折り重なる岩塊
ペンキマークに従って登る

6/1 9:47

振り返って見下ろす
大湊は天然の良港だ

6/1 9:50

山頂に乗り上げる
フェンスの向こうは
自衛隊のレーダー基地

6/1 9:52

釜臥山　山頂
サッカーボールのような
レーダードームを背負う

6/1 9:53

陸奥の街を見下ろす

6/1 9:54

ミネヤナギ？

6/1 9:54

マルバシモツケ？つぼみ

6/1 9:57

ヤブデマリ

6/1 9:59

色の濃いスミレ

6/1 10:02

右が北国山
左は障子山
どちらも自衛隊の敷地？

6/1 10:05

恐山を見下ろす
宇曽利湖の一部を見る

6/1 10:05

恐山側の道は
6月中旬まで通行止め
展望台は休業中

6/1 10:06

タチツボスミレ？

6/1 10:10

ツツジ

6/1 10:16

北海道の恵山
目視できたけど

6/1 10:17

イチヤクソウつぼみ
赤い

6/1 10:20

基地のフェンスに
何かの押しボタン
ＷＨＯと書いてある

6/1 10:24

二つのレーダーの中は朝比奈山
大尽山は左

6/1 11:29

帰りは七面山のてっぺんに
乗ってみた

6/1 11:30

先はスキー場のトップ

6/1 11:35

アヅマギク

6/1 11:38

スキー場のトップは
抱山と言うんだ

6/1 11:39

リフトトップ
新しいリフトだ

6/1 11:42

ゲレンデに咲くハクサンチドリ
シーズン初見
初物を見ると元気が出る

6/1 11:44

フデリンドウ

6/1 11:48

キジムシロか？

6/1 11:49

ゲレンデから
山頂を振り返る
リフトを降りたら
すぐ先に思える

6/1 12:01

ナルコユリ
日当たりのいいゲレンデで
葉も濃くなっている

ミヤマハンショウヅル

一番開いていたのがこれ

ギンラン？
体格がいいと言うか
伸びしろが有るような

ササバギンランか

たくさん有った

知里幸恵
「銀のシズク降る降る」
つうぶう　風が強くて
「銀の涙　ブレブレ」

咲き始めだけど
これは大株だ

寄ってみる
ササバギンランも数十株有った

おサルだ

おサルの御尊顔

たくさん居るよ

右に左に次々と

サル　サルサル

もうサルはいいかも

葉だけの株も
たくさん有った

おサル以外に
普通のは無いのか！

有った

普通のエビネ

6/1 12:07

ゲレンデを下りて行く

6/1 12:20

釜臥山山頂を振り返る

6/1 12:30

釜臥山スキー場　安い
シルバー2800円で
中学生以下無料！

6/1 12:46

北駐車場まで下りて
トイレの前が
水源地コースの
正規のスタート地点らしい

6/1 12:53

北の防人館
奥には海自の艦艇も見える

6/1 13:24

むつ矢立温泉
いい湯だけどカオスな温泉だった

6/1 15:28

温泉近くから
お釜を伏せたような
釜臥山

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

　青森の花の実力を思い知った。
高森山、大尽山に続き　釜臥山でもラッシュのように、サルメンエビネが咲いていた。
大尽山も花の山のイメージは希薄だったが、釜臥山はそれ以上に希薄で、通行止めが解除されれば、観光客が展望を楽しみに上がって来る山だと認識していた。

爽快な登山日和で、少し霞んでいたがソコソコ展望も有り、それで十分なところに、望外の花が登場した。
それも　とんでもなくたくさん有る。
10株まで数えてやめた。
チンパンジーのアユム君は1から9までの数字を記憶するというから、つうぶうの頭はサル並みかもしれない。
全部で100株くらい　有ったのではないか。
ササバギンランもたくさん有って咲き始め、良いタイミングで登れたと思う。

好天の休日で　出会ったのは六組八人、他に山菜採り？が数人で　静かな山だったと言うか？にぎやかだったのか？　ゆっくり歩けたと思う。
花を撮影する横を　素通りする人も居て、もったいないことだとも思った。