カッコウとウグイスが合唱する大山北壁へ


- GPS
- 05:31
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 964m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好、危険個所は無し |
写真
感想
日本百名山の一つであり中国地方の最高峰である大山(だいせん・1729m)。 標高800mから1,300mには西日本最大のブナ林が広がり、山頂付近には、国の特別天然記念物のダイセンキャラボクの純林が広がっている。
大山は、約100万年前から1万数千年前まで活動をしていた複成火山で、頂上部は北と南に崩壊を繰り返し、延長約2kmに及ぶ「北壁」と「南壁」となり、荒々しい姿を見せている。 一方、西からは「伯耆富士」と称される穏やかな姿が望め、眺める方向により様々な表情を楽しめる山の一つだ。
本日は、ようやく山頂付近も晴れとのお天気予報を信じて、鳥取県の大山まで遠征して来ました。 無料駐車場がある大山寺バス停は、平日で夏山開き祭り前のためか閑散としていたが、米子市内の小学生の団体約150名余りが登山準備をしていた。
大山寺旅館街を抜けて、夏山登山道入口がある場所までは、多数の道標もあり分かりやすい。 苔むした石段を上がっていくと、直ぐに地道の登山道に変わり、ブナ林の中を登っていくと、1合目の合目表示があり、その合目表示が山頂まで続き登山の目安となり、単独登山でも「頑張ろう!」と気合が入る。
登山道は、随所に横木渡しの階段道が続き、足場の確保には良いが歩幅を合わせるのに苦労する。 5合目を過ぎると、ブナの森林限界を超えて灌木帯に変わり、傾斜も一段と増すと共に、小石やガレ場が多く段差も大きくなり、休憩と水分補給を繰り返しながら登って行くと、ようやく8合目に到達。 大山北壁の灌木帯の中から「カッコー、カッコー」と鳴くカッコウやウグイスの鳴き声が聞こえ、楽しませてくれる。その後、「8合目を過ぎると、木道の敷かれた登山道が山頂まで続き、特別天然記念物のダイセンキャラボク帯の中を登っていくと大山の山頂(弥山・みせん)に到着。
山頂からの眺望は、独立峰だけに展望も大変よく、本日は少し薄いガスが掛かっていたが、米子市街や境港市、中海や宍道湖も薄っすらであるが確認することが出来た。
その後、山頂のテラス席で昼食を取っていたら、約30分遅れで小学生の団体が賑やかに元気良く登って来た。 急いで、山頂にある大変立派な避難小屋(有人・売店とトイレあり)を見学して下山を開始。
下山途中に、大阪から来たご夫婦や新婚で初めて登山に来られたカップル、スーツ姿に革靴と帽子の男性等と挨拶を交わしながら、途中の分岐から行者谷コースを下山して、元谷から大山北壁を見ながら杉やブナの林間を通って大山寺駐車場へ下山した。
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