木曽駒ヶ岳 〜千畳敷往復満喫プランのご提案〜
- GPS
- 04:49
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 532m
- 下り
- 539m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 4:43
天候 | ロープウェイ乗車時はガスガス 千畳敷駅到着直前に雲海の上に出たら快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央自動車道 駒ヶ根ICから5分 1日600円 ◆バス+ロープウェイ 往復3900円 始発:8時15分に菅の台バスセンターを出発(臨時便あり) 最終:千畳敷駅を15時55分に出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
装備は最初から最後までクランポンとピッケル。 ワカン、スノーシュー、ストックは使わなかった。 ◆千畳敷駅〜乗越浄土 なかなかの急勾配。根性で登り、度胸で下る。 雪崩の危険があるので宝剣岳直下は通行禁止。 ◆乗越浄土〜木曽駒ヶ岳 急斜面はほとんどなし。 中岳は岩が出ているので、クランポンの前爪を引っ掛けないように注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
水筒(保温性)
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
行動食
ポール
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共同装備 |
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
|
感想
週末に登る山の候補はいくつかあったが、晴天は長く続かないようなので日帰り山行を計画。木曽駒ヶ岳と守門岳が最終候補となったが、登山日和になりそうな木曽駒ヶ岳に決定した。
木曽駒ヶ岳には去年7月に登ったのだが、その時は雨と風で展望を楽しめなかった。ロープウェイに乗車したときはガスガス。天気予報当たらないなと思っていたが、千畳敷に着く前に雲の上に出ると真っ青な空が出迎えてくれた。
千畳敷駅に着いたのが9時45分。下りの最終が15時55分なので、6時間で戻らねばならない。通常は4時間で往復できるのだが、残る時間をどう過ごすか。そこが今回の肝だ。
千畳敷カールから乗越浄土までは急斜面を一気に登らねばならない。10時を過ぎているが雪はそれほど緩んでいないので登りやすい。登りやすいと言っても上部は斜度が増すので、スキー装備の方も途中でクランポン装備に変更していた。乗越浄土に着くと冷たい西風吹き付けてくる。乗越浄土から東の和合ノ頭が気になったが、そこは木曽駒に登ってから向かうことにした。
乗越浄土からは木曽駒は見えず、間近の宝剣岳が「俺には登らねえのか?」と語りかけてくる。「今回は登らねえ」と答えた。宝剣岳の視線を背中に感じながら中岳に頬を進める。視線が気になって振り返ると、武骨な宝剣岳が「レベルを上げて登りに来い!」と見送ってくれた。中岳を通過して木曽駒へ向かう。
中央アルプス唯一の駒ヶ岳頂上山荘のテント場脇を通過して一登りすれば木曽駒の頂上だ。大展望を期待したが晴れているのは中央アルプスと南アルプスだけで、北アルプスも八ヶ岳も御嶽山も雲に覆われているようだ。南アルプスは今夏に縦走を計画しているので、全容が見えるとワクワクする。
千畳敷に戻るが、途中で2ヵ所に寄り道してみた。
まずは宝剣岳の手前まで。
宝剣山荘の西側から見る宝剣岳は千畳敷カールから見るよりも険しい。頂上にいるパーティはロープワークなどのスキルを駆使していた。今の我々の技術では登れそうにないので乗越浄土に向かう。
乗越浄土から下れば千畳敷だが、ここで2つ目の寄り道として和合ノ頭に向かう。
和合ノ頭は伊那前岳の西にある小ピークで、実は伊那前岳より標高が高い。乗越浄土から向かうルートを見て、谷川岳のトマ〜オキと雰囲気が似ていると感じた。和合ノ頭からは木曽駒も宝剣岳も見える。乗越浄土からでは見ることのできない展望だ。
乗越浄土に戻り、急斜面を慎重に下る。たくさんの人に歩かれた斜面は緩んでいて歩きにくい。滑落を恐れて腰が引けると余計に危険なので、体重をまっすぐ下に掛かるように歩いた。やはり下山は苦手だ。
千畳敷から木曽駒ヶ岳の往復は、想像より大変で、想像より楽しかった。単なる往復ではなく、宝剣岳を眺めたり、和合ノ頭に寄り道することで楽しさは倍増した。今後の登山でも時間に余裕があれば、積極的に寄り道して山を楽しみたいものだ。
こんばんは〜
木曽駒ヶ岳にはRWがあるので
私でもと考えていましたが
結構な本格的冬山ですね
もう少し、冬山訓練してから
挑みたいと思います
でも綺麗な景色ですね〜
行ってみたい
では、また。
NJ-TAKAさん、こんばんは。
ロープウェイで2600mより上まで行けるので終始雪上を歩けました。
谷川岳天神尾根を問題なく登れるのであれば、荒天でなければ木曽駒を楽しめると思いますよ ただ、これからの時期は雪崩に注意が必要となりそうです。
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