記録ID: 8262988
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
御嶽山【63.2】盛りだくさんロングルート。
2025年06月07日(土) [日帰り]
長野県
岐阜県
pumi3
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:29
- 距離
- 26.5km
- 登り
- 2,448m
- 下り
- 2,445m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:16
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 12:29
距離 26.5km
登り 2,448m
下り 2,445m
3:30
4分
スタート地点
15:59
ゴール地点
| 天候 | 晴れ。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
トイレ・ポストありました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【油木美林遊歩道駐車場〜黒沢口七合目・行場山荘】 通行禁止ではないと思うのですが、「控えて」との看板があることに留意。 道そのものはあるものの、笹藪が酷くなっており、非常に厄介です。下りの方が道は見えやすいですが、一ヶ所、道を見失って獣道に入ってしまったところがありました。階段が壊れていたり、木道が朽ちていたりと、荒れ放題です。遊歩道と書いてありますが、バリエーションルートな心構えが必要です。 【黒沢口七合目・行場山荘〜黒沢十字路】 傾斜は厳しくなるものの、登山道の整備がよいのでこれまでより歩きやすいです。女人堂手前あたりから、雪の残っている場所が目立ってきます。柔らかいので、キックで蹴り込みながらの通行が可能でした。 【黒沢十字路〜継子岳】 稜線上は雪の残っているところはほとんどなく、概ね問題なく歩くことができます。三ノ池から摩利支天乗越までに雪が残っており、そこは避けて歩きました。 |
| その他周辺情報 | けやきの湯を利用。500円。小さなお風呂なので、人が多いと狭いかも。 |
写真
車中泊して3：30にスタートです。そしてまたしても写真に自国が乗らない…最初のうちだけなんですけどね。なんでだろう？ともかく頑張って歩きます。
駐車場にはトイレ、ポスト、そしてこの水場があります。飲用できるかは不明ですが。
遊歩道に入ります。この後、「遊歩道」という言葉の意味を深く問い直すこととなります…。
おや、噴火警戒レベルは1に下がったはずですが…。この警戒レベル2の掲示は生きているのだろうか。ここまで来てしまったし、「禁止」ではなく「控えて」なので、気を付けて入ってみました。
3
おや、噴火警戒レベルは1に下がったはずですが…。この警戒レベル2の掲示は生きているのだろうか。ここまで来てしまったし、「禁止」ではなく「控えて」なので、気を付けて入ってみました。
木道に穴が開いていますが、これはまぁ、数年前に来た時と変わってないかな。
とにかく笹が鬱陶しい…。足元の踏み跡を確認しながら、笹を搔き分けていきます。身長よりも高いので、顔に当たります。葉っぱの縁が痛い…傷になってないといいけど。
2
6/7 4:43
とにかく笹が鬱陶しい…。足元の踏み跡を確認しながら、笹を搔き分けていきます。身長よりも高いので、顔に当たります。葉っぱの縁が痛い…傷になってないといいけど。
長袖長ズボンに、虫よけスプレーも必要かな。通行困難なほどの藪は短距離なのですが、繰り返し何度も出てきますよ。
御嶽山まで、まだまだあるなぁ。多分、一番遠くからの登山道だろうし。
百間滝小屋。扉はないものの、中は非常に埃っぽいです。雨の時でもなければ、入りたくない感じ。軽くスルーしていきます。
2時間弱でまだ中間地点くらいかぁ…。傾斜は緩いものの、藪漕ぎで疲れてしまいました。
しばらく雨は降っていないと思うので、水が出ているようです。階段にプールができていたり、ぬかるんでいたりするので、下りは特に足元に注意しないと。
1
6/7 5:43
しばらく雨は降っていないと思うので、水が出ているようです。階段にプールができていたり、ぬかるんでいたりするので、下りは特に足元に注意しないと。
イワカガミが群生していました。歩く人がいないためか、登山道の中心まで出てきているので、踏まないようにしないとです。
上の方に来ると、3ヶ所ほど渡渉ポイントがあります。岩でスリップしないように気を付けて。
2年前よりもさらにハードなことになっている看板。2年前の記録はコチラ。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5746293.html
1
6/7 6:33
2年前よりもさらにハードなことになっている看板。2年前の記録はコチラ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5746293.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5746293.html
黒沢口七合目・行場山荘に合流しました。ここまで3時間。さぁ、ここから本格的に登山です！（ぎゃふん）
木は傷んできているけれど、それでもだいぶ歩きやすくなっています。整備された登山道って、ステキ♪
思ったよりも青空が広がっています。稜線に乗るまで、何とかお天気持ってほしいです。
女人堂の手前から、残雪がみられるようになります。普通に歩くことができましたが、チェンスパつけないと厳しい方もいるようでした（歩き方や靴の差なのかしら？）。稜線手前まで雪が残っているので、着けるなら早めがよさそうです。
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6/7 7:00
女人堂の手前から、残雪がみられるようになります。普通に歩くことができましたが、チェンスパつけないと厳しい方もいるようでした（歩き方や靴の差なのかしら？）。稜線手前まで雪が残っているので、着けるなら早めがよさそうです。
乗鞍岳がいい感じ♪7合目からは人を多く見かけるようになりましたが、女人堂で休憩されている方もたくさんでした。
ちょっといやらしいトラバース。しっかり蹴り込んでいけば歩けましたが、コケたら大変だ…。
森林限界を超えたかな。でもここから稜線までは、まだけっこう歩くことになるのでした。
黒沢十字路に到着〜。ここから先は通行禁止となっているため、剣ヶ峰へは行けません。二ノ池の方へ少し下ります。
賽の河原を通過。絶景ばかりで写真を撮る回数が増え、全然進みません。
これがドラゴンアイってやつでしょうか。違っていたとしても、キレイです。
情報交換した方から、「継子岳から槍が見えましたよ」との情報をいただき、まずは継子岳を目指すことに。というわけで、摩利支天乗越。
4
6/7 9:03
情報交換した方から、「継子岳から槍が見えましたよ」との情報をいただき、まずは継子岳を目指すことに。というわけで、摩利支天乗越。
ここからでも既に北アルプスが美しいですが、五ノ池に向かって下っていきます。
白山をバックに五ノ池。空の青、山の白、水の青、雪の白。いい景色です。
五ノ池小屋周辺はガヤガヤしているので、早めに継子岳を目指します。
もっと雲が多くなってしまうかなと思っていましたが、こんな青空の下を歩けるなんて。
白山も。あちらにも足を延ばしたいけど、いつ行くのがいいかなぁ。
継子岳2峰に向けて、少し登り返し。このあたりに来るとだいぶ静かです。
ザレた斜面を、けっこう下っていきます。ペンキマークがあるので、よく確認してルートを見定めます。
徒渉ポイント。団体様が通過するのを待っていたのに、すれ違いに何の言葉もなかった…（涙）。
疲れてくると、ちょっとした登り返しもキツくなっちゃいますよね。
三ノ池を時計回りに一周しようかと思ったのですが、白竜避難小屋の方に登る途中に雪が残っているため、五ノ池小屋の方から戻ることにしました。
3
6/7 10:34
三ノ池を時計回りに一周しようかと思ったのですが、白竜避難小屋の方に登る途中に雪が残っているため、五ノ池小屋の方から戻ることにしました。
登山道ではない斜面は非常に崩れやすく、落石注意な感じでしたが、雪に乗ってしまえば滑り止めなしでも歩くことができました。
さて、満喫したので戻ろうかな。登山道まで登る際にも、落石を起こさないように慎重に歩く必要がありました。
五ノ池小屋まで戻ってきましたが、タバコの臭いが…。こんな空気の良いところまできて、なぜタバコの煙を吸わなくちゃいけないのか…（←タバコ嫌いな人）。
1
6/7 11:07
五ノ池小屋まで戻ってきましたが、タバコの臭いが…。こんな空気の良いところまできて、なぜタバコの煙を吸わなくちゃいけないのか…（←タバコ嫌いな人）。
白竜避難小屋近くで、三ノ池を見下ろしながら食事休み。この時間でも続々と人が登ってきて、ここからの写真撮影を楽しんでいました。
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6/7 11:32
白竜避難小屋近くで、三ノ池を見下ろしながら食事休み。この時間でも続々と人が登ってきて、ここからの写真撮影を楽しんでいました。
先行者の歩き方が上手だったようで、水平な踏み跡が続いています。ありがたい〜。
雪が柔らかだったので、下りでも踵をしっかり蹴り込めばそれほど困難なく歩くことができました。
雪の無い場所はザレてスリップしやすいので、こちらの方も要注意でした。
女人堂から三ノ池へ直接向かうルートは、まだ通行禁止でした。もう廃道扱い？
雪の下は溶けて空洞になっているので、大規模に割れてしまったり、大きく踏み抜いてしまったりといったリスクもありそうです。歩く場所はよく見極めて。
2
6/7 13:16
雪の下は溶けて空洞になっているので、大規模に割れてしまったり、大きく踏み抜いてしまったりといったリスクもありそうです。歩く場所はよく見極めて。
黒沢口七合目・行場山荘まで戻ってきましたよ。なぜだかここらだけ、ハエが非常に多かったです…。
行場山荘もまだみたいですね。さて、では笹薮ルートに戻ることにしましょう（げっそり）。
不思議と下りの方が、足元見やすくて助かりました。滑りやすい場所も多いので、スピードはあまり出ません（←そうでなくても下りの遅い人だった）。
6/7 14:15
不思議と下りの方が、足元見やすくて助かりました。滑りやすい場所も多いので、スピードはあまり出ません（←そうでなくても下りの遅い人だった）。
一ヶ所、完全に道を見失って獣道に入ってしまった場所がありました。数メートルで違和感に気付き、すぐに戻ることができましたが、あのまま進んでしまったら…と思うとちょっと怖かったです。
2
6/7 14:27
一ヶ所、完全に道を見失って獣道に入ってしまった場所がありました。数メートルで違和感に気付き、すぐに戻ることができましたが、あのまま進んでしまったら…と思うとちょっと怖かったです。
百間滝小屋。標高が下がると、だいぶ暑く感じます。水分補給マメにしないとです。
登山道の真ん中まで笹が生えてきている…。このまま自然に還ってしまうのかしら。ロングで歩ける道なので、維持してほしいところですが…、歩く人がほとんどいなんじゃ、仕方がないのかなぁ。
1
6/7 14:48
登山道の真ん中まで笹が生えてきている…。このまま自然に還ってしまうのかしら。ロングで歩ける道なので、維持してほしいところですが…、歩く人がほとんどいなんじゃ、仕方がないのかなぁ。
壊れかかった階段ですが、意外にしっかり。とはいえ慎重に歩きます。
そういえば、上の方にはロープも看板もありませんでしたね。ここまで下りてきて急にこれを見たらビックリしちゃうかもです。
トイレの扉に貼ってある方は1に下げられています。いずれも、このルートについて通行禁止等は書かれていませんが…。
【おまけ� 朮嫉蓋紂△修里泙淅�騨高山へ移動でしたが、その途中の「けやきの湯」に入浴。
体を洗うタオルにコレがついていましたが、マダニでしょうか。危ない危ない。よくチェックして洗わないと。
しかしハードな登山の翌日はやはり疲れが残っているのか、いつもよりあまり飲めませんでした…。いつもはお祭りが先で、帰りに登山のパターンだったからなぁ。
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しかしハードな登山の翌日はやはり疲れが残っているのか、いつもよりあまり飲めませんでした…。いつもはお祭りが先で、帰りに登山のパターンだったからなぁ。
でもお土産はたくさん買えたし、お気に入りの紅茶屋さんで美味しい紅茶もいただけたし、今回はこれで満足です。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
食器
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
アイゼン（4本爪）
傘
ツェルト
|
|---|
感想
こんにちは。お店の人に顔を覚えてもらうのは悪い気はしないのですが、あまり気さくに話しかけられるとちょっと居心地悪くなってしまう pumi3 です。
6月は祝日がない、ということで、9日の月曜日に無理矢理有休を使うことにし、三連休となりました。さて、これをどう使おうか…。天気予報を見ると、初日はお天気まずまず、二日目は曇り、三日目は雨になりそうです。となれば、初日に山行、二日目には数日前にスタートした飛騨高山のん兵衛まつりへの参加、三日目は帰路と休息、かな。
山梨から高山への途中に登れそうな山として、当初は空木岳を予定していたのですが、ヤマレコの記録を見ると御嶽山の雪もだいぶ少なくなっているみたい。油木美林からの記録が全くないのが気になるところですが…南斜面なのできっと大丈夫でしょう。
ということで金曜の仕事を終えてから移動開始、駐車場で車中泊して、土曜の夜明け前にスタートしました。相変わらず酷い道ではありましたが、無事に通過することもでき、心配していた雲も思っていたよりずっと少なく、素晴らしい山行を楽しむことができました。
しかし…車中泊で3泊4日となると、車の中がだいぶ臭ってしまっているような気が…あとでファブリーズしておこうかな。
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