大普賢岳、七曜岳を周回 シロヤシオの稜線

2025年06月07日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,180m
• 下り: 1,180m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:25

距離 10.1km 登り 1,180m 下り 1,180m

8:47 和佐又ヒュッテ
9:05 和佐又のコル
9:37 シタンの窟
9:40 朝日窟
9:51 9:52 笙の窟
9:54 9:59 鷲の窟
10:15 10:22 石の鼻
11:06 11:13 大普賢岳
11:21 11:39 水太覗
11:47 弥勒岳
12:03 サツマコロビ(薩摩転び)
12:14 12:16 内侍落し(屏風横駈)
12:20 12:24 稚児泊
12:34 七つ池
12:45 13:08 七曜岳
13:11 無双洞・和佐又山分岐
13:59 14:03 無双洞
14:06 14:15 水簾滝
14:46 14:47 底無井戸
15:02 15:10 底無井戸上の登山道
15:34 15:35 七曜、大普賢分岐
15:59 16:00 和佐又のコル
16:12 和佐又ヒュッテ

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

和佐又ヒュッテの有料駐車場を利用(1.000円)
※約500M下に無料の駐車場が整備されています。（10台程度駐車可）

コース状況／危険箇所等

□和佐又ヒュッテから指弾の窟まではブナ林等に囲まれた歩きやすいコース
□そこから大普賢岳までは基本的にはひたすら急登。いくつもの鉄梯子等や一部急な下り(小普賢岳のたもとから)もあり
□大普賢岳から七曜岳までは、奥駆道らしい木々や森の雰囲気のいい稜線歩きが楽しめるが、「薩摩転げ」の鎖場の下りや七曜岳手前の登りの鎖場など慎重を要します。
□無双洞への分岐からしばらくは激下りが続きます。疲れた足にはこたえるのでゆっくり慎重に下りました。赤リボンなどの目印や看板もありますが、コースや踏み跡が一部不明瞭なところもあるので、油断禁物です。
□無双洞からしばらくすると「底無し井戸」へのガレ場の上りや鎖場の急登もあり、太腿や膝への疲労の蓄積もあり体力を奪われます。「底無し井戸」からしばらくすると和佐又のコルまで歩きやすいコースとなります。

その他周辺情報

和佐又ヒュッテにシャワー（200円）、冷えたコーラ（250円）などの飲み物があります。トイレも最新式でした。

写真

6/7 8:48

リニューアルオープンした「和佐又ヒュッテ」。木造平屋建てのオアシスのような雰囲気でした。
約10年ぶりぐらいの大普賢岳周回へ出発！

6/7 8:57

キャンプ場を抜けて、登山口から森へ入って行く

6/7 9:03

ブナの巨木に見上げる。何処からかツツドリの鳴き声も響いてきます。

6/7 9:33

途中、開けた左側に早くも弥山、八経ヶ岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳の眺め。はるばる大峰に来たことを実感します。

6/7 9:39

指弾の窟を通過して一つ目の鉄梯子

6/7 9:46

朝日窟

6/7 9:50

笙の窟

6/7 9:57

鷲の窟を通過し、日本岳のコルへの上り。この辺りから鉄梯子や鎖場も混ざりながらの上りが続きます。

6/7 10:02

6/7 10:08

日本岳のコルから上部はイワカガミの群生地

6/7 10:08

鉄梯子の間にも。鮮やかなピンクの花が癒してくれる

6/7 10:11

あまり期待していなかったシロヤシオも残っていた

6/7 10:14

石ノ鼻へ向かってひと上り

6/7 10:16

石ノ鼻に到着。この先の岩の上で休憩します。

6/7 10:17

日本岳や遠く大台ヶ原の眺望

6/7 10:24

このあたりのシロヤシオはもうすく終わりの感じでした。稜線のシロヤシオが楽しみ

6/7 10:52

しんどい上りが続くが、この雰囲気になったらもうすぐ奥駆道

6/7 11:00

やっと奥駆道に合流。やれやれです。

6/7 11:05

大普賢岳に到着。たくさんの方が昼食休憩中でした。

6/7 11:06

稲村ヶ岳と大日山。しばらく大展望を楽しむ

6/7 11:06

山上ヶ岳

6/7 11:07

弥山、八経ヶ岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳

6/7 11:08

山頂スペースの中に咲くシロヤシオ。目線の高さでした。

6/7 11:12

山上ヶ岳や稲村ヶ岳方面の眺望を最後に「水太覗」を目指して出発します。

6/7 11:16

いいトレイルが待っている

6/7 11:18

少し下りてきて大普賢岳を振り返ります。

6/7 11:19

シロヤシオ咲くトレイル

6/7 11:19

小普賢岳。丸みが面白い

6/7 11:21

水太覗に到着。のんびり休憩しエネルギーを補給

6/7 11:21

水太谷を覗く。あそこへいったん下って、また上り返しが待っている、、、

6/7 11:21

また、大普賢岳を振り返る。あざやかな緑が目に優しい

6/7 11:39

稜線では満開のシャクナゲ

6/7 11:42

左右にシロヤシオ。中にはまだ蕾の木もありました。

6/7 11:43

6/7 11:46

弥勒岳

6/7 11:55

気持ちよく歩いていきます。

6/7 12:09

6/7 12:14

薩摩転げを慎重に進む

6/7 12:20

稚児泊。休憩の適地

6/7 12:26

大普賢岳、小普賢岳、日本岳の3兄弟

6/7 12:45

七曜岳。虫がとても多い中、虫が口に入ってこないようカップラーメンを素早く食べる。食べた気がしない

6/7 13:10

分岐を無双洞まで一気に下っていく。足にきます。

6/7 14:00

無双洞。冷えた天然水を一気にがぶ飲み。生き返ります。

6/7 14:09

水簾の滝。水しぶきが気持ちいい

6/7 14:29

ガレ場を上っていく。足が棒のようになってきた

6/7 14:57

直前の垂直に近い斜面や岩場を上り、疲労がピークの中、「底無し井戸」に到着

6/7 15:12

フラフラの中、やっと平坦な道に

6/7 15:27

フタリシズカ

6/7 15:39

樹齢何年だろうか？圧倒的なたたずまいでした。

6/7 16:06

やっと帰ってきた。本当に疲れた。

6/7 16:09

最後はベニドウダンのトンネル

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

感想

39ISA

梅雨入り前に何とか大峰に行きたいということで、約10年ぶりぐらいに大普賢岳、七曜岳の周回コースへ。

ブナやヒメシャラの美しい樹林帯歩きや奥駆道、シロヤシオやイワカガミ、そして大峰の山々の大展望などを存分に楽しめたが、「無双洞」への激下りに太腿や膝がやられ、「底無し井戸」への垂直に近い激上りなどに体力を奪われ、最後はフラフラになりながら、とにかく「和佐又のコルはまだか」とばかり思いながら歩くことになった。

昔、ちょっとしんどかった記憶があったが、「まあ変化に富んだ楽しい山登りになるだろう」と思っていた。記憶は薄れるもので、また年齢的にも昔とは違うのだということを考えさせられた。
とにかく、大峰歩きの楽しさと厳しさの両方を実感した一日となった。