平標山+仙ノ倉山ピストン

2025年06月08日(日) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,313m
• 下り: 1,321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:22
• 合計: 8:02

距離 14.6km 登り 1,313m 下り 1,321m

6:11 平標登山口バス停
6:17 6:18 平標登山口駐車場
6:22 6:23 平標登山口
6:28 6:34 一合目
6:46 二合目
6:57 7:03 三合目
7:20 7:30 平標山四合目
7:48 7:54 五合目
8:05 松手山
8:29 七合目
8:48 8:55 八合目
9:03 9:04 一ノ肩
9:06 九合目
9:29 9:41 平標山
9:53 9:54 花畑ベンチ
9:57 平仙鞍部
10:24 10:25 前仙ノ倉
10:36 10:49 仙ノ倉山
10:59 前仙ノ倉
11:22 平仙鞍部
11:28 11:30 花畑ベンチ
11:41 11:42 平標山
11:55 ヤカイ沢下降点
12:18 12:32 平標山乃家
13:17 平元新道登山口
13:44 岩魚沢林道ゲート
14:12 平標登山口バス停
14:13 ゴール地点

松手山ルートから時計回りに平元新道で帰ってくるコースが人気が高いようだ。
朝6時過ぎには駐車場は車で溢れ、多くの人が登り始めていた。

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

START/GOAL:平標山登山口バス停

越後湯沢発の西武クリスタル前行きバスで平標山山登山口下車。片道660円。
登山者向けと思われる5:35発の便があり、早朝から登山することができる。
帰りの便も1~2時間ごとに19:30頃まで便があるので柔軟な選択が可能。
https://www.minamiechigo.co.jp/pdf/muikamachi/jikoku/holiday/crystalR7-4-all-h.pdf

コース状況／危険箇所等

■トイレ
・スタート地点駐車場に大変綺麗なものがある
・平標山乃家に併設されている。(協力金100円)

■水場
・平標山乃家(無料。すごく冷たくておいしい)
・平元新道登山口
・岩魚沢林道ゲートのちょっと先(すごい水量だった。)

■避難場所/売店/宿泊/キャンプ場
・平標山乃家

断崖絶壁や鎖場、三点支持で登るような岩場はなかった。
初心者向けなルートな印象だが大変標高高いところなので
装備はしっかりしていきたい。6月は登山者多し。
天候が悪化したとたんに大変厳しい環境にさらされると思う。

【平標登山口バス停〜鉄塔】
初手から急登。テクニカルな場所はなく、木の階段が多い。
20分ほどで鉄塔が見えるまっすぐな平らな道にたどりつくと鉄塔までの半分。
その先も急登でドンドン登っていく。アルミの二連梯子を越えると間もなく鉄塔。
鉄塔周辺はスペースが広く、たくさんの人が休憩していた。

【鉄塔〜松手山〜平標山】
森林限界を超えて、開けた視界ほぼ平らな道がしばらく続く。
これから登る松手山や平標山がよく見渡せて素晴らしい景色。
松手山を過ぎると平標山に向けて最後の登りになる。
ただ山頂までの道が良く見えて、ゴールまでの目安になるので
精神的には楽でぐんぐん進むことができた。
あまりに周りに遮るものはないので雷が鳴っていた時は絶対に引き返した方が良い。

【平標山〜仙ノ倉山】
平標山頂上から複数方面に進む道がある。
仙ノ倉山との間は大変綺麗な木道を進む道が続いている。
平標山からすぐの下りが結構きつかった。下り切った谷に休憩ベンチがある。
そこから仙ノ倉山までダラダラと長い登りになる。

仙ノ倉山への往復は約1.5時間ほどかかった。

平標山/仙ノ倉山はそれぞれ山頂のスペースはそれなりにあって30~40人くらいは
休めそうだが
売店・トイレ等の施設は何もないので注意。風が強い日も滞在しにくいだろう。

【平標山〜平標山乃家】
平標山頂上から怒涛の下り坂。道が整備されていて膝を壊すことはなかった。
平標山乃家がずっと見えるので、こちらも目標感をもってぐいぐい進むことができた。途中雪渓が50メートルほど残っていた。滑るので注意して進んだ。

【平標山乃家〜平元新道登山口】
平標山乃家を過ぎると森林限界を下回って林の中に入る。風がなく、蒸し暑い下りだった。
こちらも荒れた様子はなく、歩きやすい道が登山口まで続いた。やはり行きの松手山ルートの急登に比べると圧倒的に楽。川の流れる音が聞こえるころにはさらに斜度が緩くなり、やがて登山口に着いた。

【平元新道登山口〜平標登山口バス停】
登山口からは林道歩き、かなり早歩きで約50分でバス停に着いた。
ずっと林道歩きと思っていたが、ゴール直前で林道から再度森の中に入り、川を渡るなどのルートが20分ほど続いた。入り口見落としやすいので注意。
最後の水場はこの森の中にある。(ただしゴールまでもう10分というところなので、あまり補給の必要はないかもしれない)

その他周辺情報

■江神温泉共同浴場
https://egamionsen.com/

越後湯沢駅目の前の商店街にある共同浴場。大人400円。15時から。
登山後の疲れを癒すのに最適だった。とても綺麗。ハイカーの利用も多いみたいで
登山リュックは玄関の棚において入館するスタイルだった。
男性浴場は10人くらい同時に入れそうな広さ。

写真

6/8 5:24

おはようございます。5時過ぎに起床。
もうあたりはすっかり明るいですね。お宿を出発。

6/8 5:36

越後湯沢駅から5:35発のバスに乗ります。

6/8 5:36

普通の乗り合いバスがやってきました。
乗客は10名ほど。

6/8 6:11

30分ほどで平標山登山口に到着。

6/8 6:17

出発前に駐車場脇のトイレに寄っていきました。
トイレには大きな案内地図あり。
かなり詳しいので写真を撮っていきます。

6/8 6:21

6:20。登山開始です。松手山コースで登ります。

6/8 6:28

階段あって歩きやすいですが、初手からすごい急登です。

6/8 6:31

10分しかたってなかったんですね。
「まだ一合目か・・・」って感じです。

6/8 6:31

周りの方々も休み休み登っていきます。

6/8 6:40

ごつごつした岩場も少しありました。

6/8 6:42

急にまっすぐな平地出現。真正面には鉄塔が。
あの鉄塔の下が4合目で休憩ポイントのようです。

6/8 6:59

平地は一瞬で、また登りが強くなってきました。
3合目到着。

6/8 7:15

アルミの2連階段あり。使わせてもらいます。

6/8 7:18

鉄塔下到着。

6/8 7:21

鉄塔の下は中々広く沢山の人が休んでいました。
私も10分ほど休憩していきました。

6/8 7:30

次は松手山で休憩しよう。頑張るぞ。

6/8 7:30

紫の花・・。カキドオシというらしい。
花の百名山。というくらいだから色んな花が咲いているといいな。

6/8 7:38

大分鉄塔から進んできた、はるか向こうには険しい山脈が見える。

6/8 7:58

ムラサキヤシオ。あとから図鑑を使って調べるので
現場では綺麗な紫の花だな〜で通過。

6/8 7:59

これから行く先が良く見える。
稜線沿いを歩いている人も見える。

6/8 8:01

あの山の上が松手山かな。みんな休憩してる。

6/8 8:02

白い綺麗な花が咲いてました。5枚の花弁。
ヤブデマリだそうです。

6/8 8:05

松手山到着。1614m
結構狭くて混んでいた。あまり疲れてなかったので
2分くらい休んですぐ出発しました。

6/8 8:07

あの一番高いところが平標山みたい。

6/8 8:10

どこまでも続く登山者の列。見通しが良くて楽しい。

6/8 8:11

ツバメオモト。白い花も色々咲いてます。

6/8 8:17

平らな道。しばしの体力回復ゾーン。
深呼吸しながら進みます。

6/8 8:23

後ろ振り返ると、すごい山脈が見える。まっ平。
苗場山らしい。これはもう忘れない。

6/8 8:31

平標山手前、最後の大きな登り。
ジグザグな登り。

6/8 8:47

結構急で後ろ振り返ると冷っとするぐらいの高度感。
風が強かったらと考えると恐ろしい。

6/8 8:49

木道の歩幅と段差が凄く自分と相性良くて
不思議と速度が上がります。ガッチリしててとてもよく
整備されてました。

6/8 9:02

よし、ほぼ登り切った。あともう少し。

6/8 9:08

稜線の道と背後の山々、気持ちのいい道です。

6/8 9:09

雪渓が登山道直ぐ近くに残ってる。
花畑もアリ。

6/8 9:10

ハクサンイチゲだそうです。
写真家の皆さんがたくさん写真撮ってました。

6/8 9:26

ずいぶん上ってきたな。道が全部見えて爽快です。

6/8 9:29

やった~9:30 平標山登頂。

6/8 9:29

南に進むと平標山乃家があります。

6/8 9:30

なんと、見える。見通しが良すぎる。

6/8 9:43

だいぶ良いペースで登れました。10分ほど休憩し
仙ノ倉山に寄っていくことにしました。

6/8 9:44

この景色が見たかった。
少し青空も見えてきた。

6/8 9:46

ハクサンコザクラ。
「ハクサン」ってついているのは石川県の白山と関係あるのかな。

6/8 9:47

満開ではないけど綺麗にお花が咲いているわ。

6/8 9:51

あの奥に見えるのが仙ノ倉山かな？

6/8 9:54

下り切ったところにあるベンチで休憩。

6/8 9:55

木道もあって快適な道でした。

6/8 10:01

ハクサンシャクナゲ。
これもハクサンシリーズ。

6/8 10:03

葉っぱのカタチが面白い。

6/8 10:05

谷の部分は風が通り抜けて気持ちいい。
段々晴れてきた。

6/8 10:23

エビス大黒ノ頭？
険しい稜線だなぁ。
万太郎山を経由して谷川岳の方まで続いているらしい。
どんなにヤバイコースなんだろう。

6/8 10:25

仙ノ倉山が見えた。
たくさん人が休憩しているし間違いない。

6/8 10:36

10分ほどで到着。疲れた〜。

6/8 10:42

休憩していきます。水分補給多め。
ここまでで500mlペットボトルを1.5本ほど消費。
日差しが射すようになってきて暑い。

なんか虹が出てきた。雲の上に横に伸びている珍しい形。

6/8 10:49

平標山方面も真っ青。晴れてうれしい。

6/8 11:01

では平標山に戻りますか。
戻る平標山と、この後下る平標山乃家まで見える。
巻道ないのかな・・・。

6/8 11:03

最初は急登だったけど平標山から先は天空の道歩きといった感じでとても楽しい。

6/8 11:27

無事平標山まで戻ってきました。

6/8 11:42

では、平標山乃家に下って行きます。
ここからはもう登りがない。

6/8 11:45

なんと、雪渓の中を突っ切るルートになってる。
アイゼンなんて持ってきてない・・・。
約50メートルほどでしょうか。滑りそうになりながら進みます。

6/8 11:48

ここも最近まで雪があったのかな。ドロでビショビショになってました。

6/8 11:52

木段はとても快適。ぐんぐん降りていきます。
膝のダメージも今のところない。

6/8 11:56

ずいぶん降りてきたな。

6/8 11:58

半分くらい降りてきたかな。
めっちゃ楽しい。

6/8 12:34

平標山乃家到着。

6/8 12:34

湧き水を頂いていきました。
つめたくてとても美味しかったです。

これでもう水の心配はない。

6/8 12:41

稜線歩きはこれで終わり、森林限界を下回り、木々が生えてきました。
斜面上を降り始めます。

6/8 12:47

このくだりがどれだけ激しいか心配してたのですが
それほどでもなく。なんとかペースを保って進めます。

6/8 13:03

段々下りも緩くなってきた。川の音が聞こえると登山口まであと少し。

6/8 13:17

登りが見えてきた。登山口到着！

6/8 13:17

あとはバス停まで林道歩きですね。

6/8 13:23

舗装路ではないので、足裏に優しい。
だいたいバス停までは1時間。バスの時刻意識しながら進みます。

6/8 13:31

少し道が崩れてて工事中。
こういうところで熊が出そう。

6/8 13:44

岩魚沢林道ゲート到着。バス停まではあと30分。

6/8 13:48

ずっと林道だと思ったら、突然道を外れて
山道っぽいルートになった。

6/8 13:59

短い区間だけど川を渡ったり、湧き水があったり楽しかった。

6/8 14:08

開けた道に出た！スタート時に通った道に合流しました。

6/8 14:12

バス到着10分前にバス停到着！ナイスコントロール。
これ逃すと1.5時間待ちなので良かった。

6/8 14:54

新幹線に乗る前に、越後湯沢駅前の江神温泉に寄っていきました。15:00開店で常連さんが並んでた。

6/8 15:36

400円は安い。いいお湯でした。

6/8 15:48

駅そばを頂いていきます。

6/8 16:17

新潟の登山は楽しかった。
また遠くの山にも遠征したい！
お疲れ様でした！！

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

装備

個人装備

Tシャツ 靴下 防寒着 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 笛 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル

感想

geopon

会社の山好きの人に素晴らしい景色だと写真を見せられてからいつか行ってみたいと思っていた平標山。
6月に行くべしとの教えで今回、満を持してチャレンジすることができました。
一面の花畑はもう少し先のようですが登りはじめの曇りも山頂に着くころには青空も見えました。
森林限界を超えた山々の稜線沿いを歩くのは疲れを忘れて素晴らしい景色を楽しむことができました。

帰りは越後湯沢駅で温泉にも入ることができました。
新幹線格安切符を使って新潟県内の気になる山にチャレンジした充実の週末になりました。
またこうした機会があればいろいろな地域の山に登りに行きたいですね。