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Yamareco

記録ID: 8275576
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

津黒山・白髪山

2025年06月07日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 鳥取県 岡山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:39
距離
16.2km
登り
753m
下り
922m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
2:50
合計
8:40
距離 16.2km 登り 753m 下り 922m
7:06
36
山荘楽時屋
7:42
7:56
51
8:47
8:54
4
津黒山西峰
8:58
9:17
39
9:56
10:26
29
10:55
10:59
16
津黒山東峰(南端)
11:15
11:33
39
12:12
12:23
40
13:03
13:51
14
津黒高原荘(入浴)
14:05
14:24
82
山荘楽時屋
15:46
初和バス停
津黒山の西峰・中央峰(三角点のある山頂)・東峰の呼称は所有してるワンデルングガイドに従った。他書では見られない呼称のようだが便宜的に使用しておく。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日に中国勝山駅から初和まで真庭市のコミバスを利用し、1時間20分歩いて津黒高原の山荘楽時屋に入る
コース状況/
危険箇所等
宿泊した山荘楽時屋で得た情報。
津黒山の水場はヤブの中。
東登山道は刈り払いがされていない。
クマを見かけることは滅多にない。
ただしシカは急増しているそうで、特に山乗方面では食害が進んでマダニも多いらしい。(今年になって既に3回刺されている身としては気が萎えたが、今回の全行程で払い落としたのは5、6匹程度だった。)
もっともヤマビルはいないらしい。

コース状況は下記のとおり。
その他周辺情報 津黒高原荘で日帰り入浴600円
山荘楽時屋(らくじゃ)に前泊 素泊まり4500円 登山ベースとして最適
オーナーは津黒山のみならず周辺の山に精通されていたが、無積雪期の白髪山には行く気がしないとのこと。
2025年06月06日 16:52撮影 by  SH-54D, SHARP
6/6 16:52
山荘楽時屋(らくじゃ)に前泊 素泊まり4500円 登山ベースとして最適
オーナーは津黒山のみならず周辺の山に精通されていたが、無積雪期の白髪山には行く気がしないとのこと。
閉場になった津黒高原スキー場のゲレンデ
左の上級コース側に向かう
2025年06月07日 07:12撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 7:12
閉場になった津黒高原スキー場のゲレンデ
左の上級コース側に向かう
ゲレンデ脇の林道に入ってみるがすぐに終点
結局そこからゲレンデに入って左端を登っていく
上部になるほど傾斜がきつい
2025年06月07日 07:19撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 7:19
ゲレンデ脇の林道に入ってみるがすぐに終点
結局そこからゲレンデに入って左端を登っていく
上部になるほど傾斜がきつい
ゲレンデを登りきって車道に出た所で振り返る
大山・蒜山が見えている
2025年06月07日 07:30撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 7:30
ゲレンデを登りきって車道に出た所で振り返る
大山・蒜山が見えている
登山口前には展望台がある
ここで装備を再調整
2025年06月07日 07:43撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 7:43
登山口前には展望台がある
ここで装備を再調整
登山口
2025年06月07日 07:57撮影 by  SH-54D, SHARP
1
6/7 7:57
登山口
植林帯の急斜面だが道はしっかりついている
2025年06月07日 08:00撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:00
植林帯の急斜面だが道はしっかりついている
大岩が点在
2025年06月07日 08:06撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:06
大岩が点在
植林帯と自然林の間を進む
2025年06月07日 08:10撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:10
植林帯と自然林の間を進む
林床にはギンリョウソウ
2025年06月07日 08:15撮影 by  SH-54D, SHARP
1
6/7 8:15
林床にはギンリョウソウ
平坦になる
登り着いた西峰の南側には草原が広がっていた
かつては放牧地だったらしい
2025年06月07日 08:52撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:52
登り着いた西峰の南側には草原が広がっていた
かつては放牧地だったらしい
左の草原が三角点のある津黒山山頂(中央峰)
その奥が東峰 右端が白髪山
2025年06月07日 08:53撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:53
左の草原が三角点のある津黒山山頂(中央峰)
その奥が東峰 右端が白髪山
山乗山の奥は乗幸山〜不溜山の稜線か
2025年06月07日 08:52撮影 by  SH-54D, SHARP
1
6/7 8:52
山乗山の奥は乗幸山〜不溜山の稜線か
山頂へ
2025年06月07日 08:56撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 8:56
山頂へ
津黒山山頂(中央峰)
梅雨入り直前になんとか登ることができた
2025年06月07日 08:59撮影 by  SH-54D, SHARP
1
6/7 8:59
津黒山山頂(中央峰)
梅雨入り直前になんとか登ることができた
大山は霞んでいるが贅沢は言えない
2025年06月07日 08:59撮影 by  SH-54D, SHARP
1
6/7 8:59
大山は霞んでいるが贅沢は言えない
案内標識
2025年06月07日 09:07撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:07
案内標識
刈り払いのされていない東登山道へ突入
足元は明瞭だが、いきなり両手で掻き分けながら進むことになる
2025年06月07日 09:14撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:14
刈り払いのされていない東登山道へ突入
足元は明瞭だが、いきなり両手で掻き分けながら進むことになる
中央峰と東峰との鞍部にあるブナの大木
これがタコブナかイカブナだろうか?
手前に1本倒れていた
2025年06月07日 09:21撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:21
中央峰と東峰との鞍部にあるブナの大木
これがタコブナかイカブナだろうか?
手前に1本倒れていた
この小さな塚のようなものに出合うあたりから登山道と別れて南東に下る(帰路に撮影)
2025年06月07日 11:03撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 11:03
この小さな塚のようなものに出合うあたりから登山道と別れて南東に下る(帰路に撮影)
町界尾根の西側斜面をトラバース
この区間は植林帯で歩きやすい
2025年06月07日 09:33撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:33
町界尾根の西側斜面をトラバース
この区間は植林帯で歩きやすい
東峰と白髪山との鞍部から町界尾根に乗る
2025年06月07日 09:36撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:36
東峰と白髪山との鞍部から町界尾根に乗る
尾根上ではネマガリダケを分けたり避けたり
2025年06月07日 09:39撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:39
尾根上ではネマガリダケを分けたり避けたり
引き返すことも考えて少し剪定鋏を使った箇所
ただし帰路ではすぐ西側を迂回できたので無用のことだった
2025年06月07日 09:46撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:46
引き返すことも考えて少し剪定鋏を使った箇所
ただし帰路ではすぐ西側を迂回できたので無用のことだった
下手に剪定するよりもササの向きを見定めて掻き分ける方が手っ取り早くて体力的にも楽
2025年06月07日 09:47撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:47
下手に剪定するよりもササの向きを見定めて掻き分ける方が手っ取り早くて体力的にも楽
白髪山山頂手前からフェンスの支柱のようなものが現れる。湯岳にもあったが、牧柵の跡か植林時の名残か? こうした歩きやすい所もある。
2025年06月07日 09:53撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:53
白髪山山頂手前からフェンスの支柱のようなものが現れる。湯岳にもあったが、牧柵の跡か植林時の名残か? こうした歩きやすい所もある。
白髪山山頂 落ちていたプレートを支柱に掛けておく
これで満足して引き返すことに決める
2025年06月07日 09:56撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:56
白髪山山頂 落ちていたプレートを支柱に掛けておく
これで満足して引き返すことに決める
山頂からは東の鏡野町側が多少見えている
2025年06月07日 09:59撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 9:59
山頂からは東の鏡野町側が多少見えている
山乗山方面へ町境尾根のラインを忠実に辿ることは難しいと思う
2025年06月07日 10:04撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 10:04
山乗山方面へ町境尾根のラインを忠実に辿ることは難しいと思う
この奥(南西側)に微かに踏み跡らしきもの?
ヤマレコの僅かなログを見ると、こちら側から西の山乗川沿いの車道に降りられる、あるいはトラバース気味に山乗山へ歩き繋げるのかもしれないが探索はやめておく
2025年06月07日 10:22撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 10:22
この奥(南西側)に微かに踏み跡らしきもの?
ヤマレコの僅かなログを見ると、こちら側から西の山乗川沿いの車道に降りられる、あるいはトラバース気味に山乗山へ歩き繋げるのかもしれないが探索はやめておく
津黒山側に引き返し、鞍部から西の植林帯に降りずにそのまま尾根を北進してみた。鞍部〜白髪山間よりもずっと歩きにくい。まったく余計なことをしてしまった
2025年06月07日 10:40撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 10:40
津黒山側に引き返し、鞍部から西の植林帯に降りずにそのまま尾根を北進してみた。鞍部〜白髪山間よりもずっと歩きにくい。まったく余計なことをしてしまった
奥のヤブから東登山道に出てきた。
ここが東峰の南端にあたるはず
2025年06月07日 10:55撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 10:55
奥のヤブから東登山道に出てきた。
ここが東峰の南端にあたるはず
この先にビューポイントがあるらしいがネマガリダケにはもう満腹です。
今日はこのくらいに云々…引き返す
2025年06月07日 10:56撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 10:56
この先にビューポイントがあるらしいがネマガリダケにはもう満腹です。
今日はこのくらいに云々…引き返す
中央峰に戻る手前から白髪山を振り返る
山乗山はまたの機会に南側から登りたい
2025年06月07日 11:13撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 11:13
中央峰に戻る手前から白髪山を振り返る
山乗山はまたの機会に南側から登りたい
津黒高原荘で温泉入浴
下山中に攣った足を揉みほぐし、スポーツドリンクでミネラル補充
2025年06月07日 13:02撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 13:02
津黒高原荘で温泉入浴
下山中に攣った足を揉みほぐし、スポーツドリンクでミネラル補充
山荘にも寄ってオーナーに白髪山周辺の現状を報告
さようなら津黒高原
2025年06月07日 14:38撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 14:38
山荘にも寄ってオーナーに白髪山周辺の現状を報告
さようなら津黒高原
初和バス停
姫新線で帰るには16時36分発のバスがリミット
2025年06月07日 15:46撮影 by  SH-54D, SHARP
6/7 15:46
初和バス停
姫新線で帰るには16時36分発のバスがリミット
撮影機器:

感想

今年は播磨の低山沼にハマって1000m峰すら登っていない。
梅雨入り前にどこか…と考えて津黒山に決定。
ここは津黒高原あるいは湯原温泉に前泊すればバス利用でも比較的容易に登頂できそうな山。これまで未踏だったのは「岡山の山百選」で白髪山・山乗山という悩ましいオマケがついていたからに他ならない。
今回はあまり難しく考えず、とりあえず行ける所まで行ってみることにした。

結果としては白髪山までの往復になったが、記憶の薄れない間にとにかく記録しておく。

中央登山口から津黒山山頂(中央峰)までは、もちろん問題のないハイキングコース。東登山道側は刈り払いがされていないので歩きにくいが東峰までの道筋は明瞭。

中央峰と東峰との鞍部南側から東登山道を離れ、東峰と白髪山との鞍部を目指して斜面をトラバースしたが、ここは植林帯でもあり、踏み跡と言えそうなものもあって結構歩きやすかった。

東峰と白髪山との鞍部から町界尾根に上がるとネマガリダケが立ち塞がるが、密度はそれほど濃くはない。尾根にある程度の幅もあり、ササを刈った微かな痕跡も見られるので、相手の隙を見つけて進めば意外に簡単に白髪山に登頂できた。(津黒山三角点からブナ見学も含めて所要約40分)
剪定鋏も用意したが、身を屈めてネマガリダケの根元近くをなるべく水平に切ろうとすると手間も掛かって体力的にもつらい。白髪山往復には無用のことだった。

白髪山との鞍部から東峰への登り返しでは、ネマガリダケが均等に生えていて隙が見つからず苦労した。ここは絶対にお勧めできない。

そんな余計なことをしたせいか、下山中植林帯の急坂で脚が攣ってしまう。登山口の展望台が目前だったので、そこで休憩をとって何とか鎮まったもののゲレンデの急降下で再発。倒木を杖にしてそろりそろりとスキー場を後にした。時々起こることだがこれまでよりも症状が長引いた。水分は適当に摂ったつもりでもミネラル分が不足していたのか?やはり年齢のせいなのか?温泉入浴後にスポドリを飲んでからは無事だった。

こんな調子では、ルートが判っていても山乗山への縦走はとても難しかったのかもしれない。白髪山に登頂したことで達成感が得られたので引き返したが、これで正解だったとつくづく思う。

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