記録ID: 8282051
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
鍋冠山から大滝山(往復) 雲海の展望とタカネザクラに春の花
2025年06月12日(木) [日帰り]


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:06
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,539m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・立派な新しいトイレがあります。 ・7-8台くらいは大丈夫と思います。 (ラインがなく、停め方に悩みました) ・ここから実際の登山口まで徒歩1時間の車道歩き。 その途中にゲートがあり、車高が高い車はそこまで行けそうですが、 転回場所や駐車スペースが無く、途中での駐車は難しいと思います。 (2ヶ所ほど広いスペースを見ましたが、作業用or転回用と思います) 交通手段(高速など) 登山口の最寄りインターは梓川SAスマート。 なのですが、高速代が自宅からだと6760円(普通のETC料金)かかるので、 コスト削減の試みに一般道でルート検索を試してみました。 そこで、気が付いたんですが、松本までは高速利用だと中央道経由になりますが、 一般道だと中山道経由になるのですね。Google Mapも、車のナビもそうでした。 そこで今回はその中山道の脇街道の一つであった、現在の国道254号を主に 利用してみました。 本庄まで、主に17号を利用、県道を経て254号に移り、内山峠、三才山トンネル を経て、松本へ。吉井あたりを過ぎるとスイスイと進むので、とりあえず、 初回は新鮮でした。8時間くらいでした。 (但し、自宅から都県境までは,お安い京葉道路を利用) 帰りは流石に疲れたので、下仁田インターから高速を利用しました。4480円。 しかし、どうせ高速を使うのであれば、うちから梓川SAまでは、 深夜割だと4960円なので、結局は、どういう体力と時間の使い方がいいのか…? というところに尽きるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された一般登山道です。 問題点と言えば、行きには見当たりませんでしたが、帰りは新しい熊の糞と思われるものが3つほどあったこと。車道から鍋冠山に向かう尾根に向けて分布していました。このあたりでの活動が濃いのかなと思いました。 【駐車場~登山口】 舗装部分を少し登ると、あとは1時間ほどの未舗装車道歩き。崩壊等はなく、今でもよく使われている感じです。中間点より手前に車止めゲートがありました。鍋足山からの尾根を乗り越えるあたりに登山口があり、車道はさらに島々谷を南下していきます。 【冷沢登山口~鍋冠山】 しばらく、尾根をそこそこの傾斜で登って行きます。傾斜の緩めの尾根なので、直登で登っていく感じです。尾根が左に(西向きに)曲り、いったん平坦になります。このあたりで泥濘がでてきます。再び、そこそこの斜度で登り始め、さらに左に曲がり南下して鍋冠山に登り詰めていきます。鍋冠山の山頂部は南北に長く、山頂稜線の一角に出たあと、僅かな緩い登りがしばらく続きます。 【鍋冠山~大滝山】 鍋冠山山頂からさらに南に一つ小さなピークを登ると、尾根は右に曲がってまっすぐ西に向かいます。このあたりから八丁ダルミがはじまり、100mくらい下って登り返す感じですが、これに3kmくらいかけるので、抜けるのに1時間弱かかります。泥濘も多めですが、キツイ泥濘ではないです。そのあとはつづら折りの道で傾斜を増していき、2500mくらいで針葉樹が消えて明るくなり、見晴らしのいい登りになると、まもなく蝶ヶ岳からの稜線にでます。これを左折し、僅かで大滝山北峰。さらに大滝山荘にわずかに下り、稜線の間の湿地帯を抜けて僅かに盛り上がる大滝山南峰(三角点)に到達します。 雪は、八丁ダルミを過ぎて、針葉樹林帯の登りの、登山道の窪みに一部残っているところがありました。確かによく滑りはしますが、慎重に進めば大きな問題となる感じではないと思います。 |
その他周辺情報 | 温泉は 【安曇野みさと温泉 ファインビュー室山】 を利用しました。650円です。 https://fineview.co.jp/ 食事は 安曇野インターの近くにある【そば処 小木曽製粉所】で、 そばをいただきました。 蕎麦ですが、丸亀製麵的なシステムなのですね。ちょっと戸惑いました。 https://www.ogiso-seifunjo.com/ |
写真
前夜の11時頃、冷沢登山口駐車場に到着しました。車は他にはいません。ただ、どこに停めるのが正しいのか、ちょっと迷ってしまいました。いくら空いていても、すみっこに停めたくなるみたい😅
拡大せず、普通に眺めれば槍から穂高にかけての稜線が正面に見えます。手前の蝶ヶ岳の稜線が邪魔と言えば邪魔なのですが、まぁこういうポジションですね。蝶ヶ岳まで行けば正面に大きく見えますね。
展望台には登りませんでしたが、道路からも展望があります。下山途中でガスの森を歩いたので、雲海に突入したのは認識していたのですが、ここは雲海より下なんですね。ともあれ、駐車場に他の車はいず、道中も誰一人会いませんでした。でも、季節の変わり目のいい体験ができました。あとは、途中で見かけた花の写真です。
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
半袖シャツ
防寒着
ズボン
着替え一式
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
行動食
非常食
飲料
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯(GPS/時計/カメラ/地図/コンパスを兼ねる)
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
|
---|
感想
梅雨入りしましたが、さっそく晴れ間が現れそう…。ということで、そろそろ北アルプスでも南の低い所は、雪も解けて普通に歩けそうな感じですので行って見ました。登山道の道の掘れたところに溜まっている雪はありましたが、通行に支障はありませんでした。念のためチェーンスパイクをつけてみましたが、僅かでしたし、無くても良かったですね。
深い樹林帯と、雪どけの花と、展望の稜線のコース。いろいろ楽しめました。展望は、下が雲海上が高曇り(あるいはたまに晴れ間)という天気でしたので、肝心の山の部分は、およそ2000m以上のところは余さず見ることができた感じです。大変ラッキーでした。
一方で、花は土の上の雪がとれてからどれだけというのが咲いている花の基準みたいなところがあって、特に樹林帯の中で年を越したショウジョウバカマから小さな花が次々と出てきている様子が面白かった。まだまだ芽吹きの季節でした。
そして、タカネザクラ(ミネザクラ)ですね。高い所ではちょうどこの時期に咲くらしいのですが、山に登るには中途半端な時期でもあり、たぶん今まではっきりと見たことが無かったので、とても良かったです。
行きは、雨の日の余った時間を利用して一般道で行って見ました。中山道や姫街道を通っての行程で、いにしえの道程にちょっと出会えた気がしました。なかなか充実した2日間でした。
No.583,2025-42
鍋冠山:東京周辺の山350(299/350)
大滝山:東京周辺の山350(300/350)
あと、50まできましたが、残りはけっこう遠くに散らかってます😅
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コメント
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下道で千葉から松本の先までおつかれさまです😅山登る前に睡眠不足で8時間はキツイ😱
下仁田から乗るなら2000円も変わらないんじゃ全線乗っちゃったほうが楽そうですね😄
知ってる名前の山がたくさんありましたが位置関係が全くわかりませんでした😅
勉強しなきゃ💦
コメントありがとうございます。🙏
下道で松本。やる前はちょっと半信半疑でしたが、いざやってみると、そこそこ行けた感じでした。大宮から本庄あたりまでが、信号によくつかまったり、退勤の時間帯に重なったりで、ちょっとストレスでした。
2000円しか違わないのですよね…。首都高とかの都内を抜ける部分は固定的にかかってくるので、実際の高速道路部分の距離差が目立ちづらいのかも。
あと、今回こういう風に時間をかけて行って見ると、一つだけ登って帰って来るのが、ちょっともったいないと思いました。これは、高速で往復するだけだと、あまり感じなかったのですが…。途中に例の青木三山とか、八風山とか、いろいろ横を通っているんですよね…。
山の位置関係って、固定観念と妙にずれていたりして、なかなか面白いですよ😊
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