特急リバティで会津田島へ。
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6/17 7:03
特急リバティで会津田島へ。
<五十里湖>
電車は鬼怒川を越えて山間部へ。観光地と連想できるような駅名だったり土合を思わせるような地下駅が連続しとても面白い。
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6/17 9:03
<五十里湖>
電車は鬼怒川を越えて山間部へ。観光地と連想できるような駅名だったり土合を思わせるような地下駅が連続しとても面白い。
会津尾瀬口から尾瀬に向かうバスが廃止されてしまったので会津田島から。こちらの駅には食堂や土産物屋が直結されているほか、SLも展示されている。
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6/17 9:49
会津尾瀬口から尾瀬に向かうバスが廃止されてしまったので会津田島から。こちらの駅には食堂や土産物屋が直結されているほか、SLも展示されている。
<会津田島駅>
駅裏にあるコンビニで昼食を調達しようと思ったのに駅の周りを見ているうちにいい時間になってしまう。結局お昼は土産物屋で売られていたくるみ餅だけになってしまった。
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6/17 9:50
<会津田島駅>
駅裏にあるコンビニで昼食を調達しようと思ったのに駅の周りを見ているうちにいい時間になってしまう。結局お昼は土産物屋で売られていたくるみ餅だけになってしまった。
駅前に待っていたバスに乗り込む。この日は平日とあって自分を含め片手で数えるほどしか乗車しなかった。ただ、地区内の足としても利用されているようで途中から数区間だけ乗るような方もいた。
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6/17 9:52
駅前に待っていたバスに乗り込む。この日は平日とあって自分を含め片手で数えるほどしか乗車しなかった。ただ、地区内の足としても利用されているようで途中から数区間だけ乗るような方もいた。
<山口営業所>
目的地まで1時間半強あるので心配していたけど中間地点辺りで休憩時間があった。
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6/17 10:47
<山口営業所>
目的地まで1時間半強あるので心配していたけど中間地点辺りで休憩時間があった。
沼田街道に入りちらっと見えた雪山はどこの山だろうか。
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6/17 11:09
沼田街道に入りちらっと見えた雪山はどこの山だろうか。
<道の駅 尾瀬檜枝岐>
道の駅檜枝岐停留所でひとり下車し身支度を整える。日差しが強くて夏のよう。
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6/17 11:30
<道の駅 尾瀬檜枝岐>
道の駅檜枝岐停留所でひとり下車し身支度を整える。日差しが強くて夏のよう。
案内所ではツキノワグマの剥製?がお出迎え。山旅案内所の名前通りルートマップなどの登山情報が仕入れられる。
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6/17 11:32
案内所ではツキノワグマの剥製?がお出迎え。山旅案内所の名前通りルートマップなどの登山情報が仕入れられる。
「秘境檜枝岐」
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6/17 11:40
「秘境檜枝岐」
まずは登山口まで車道歩き。見通橋より伊南川のエメラルドグリーンを見下ろす。
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6/17 11:41
まずは登山口まで車道歩き。見通橋より伊南川のエメラルドグリーンを見下ろす。
街道にはアヤメがたくさん。
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6/17 11:44
街道にはアヤメがたくさん。
<会津駒ヶ岳登山口>
国道に立つ立派な登山口の案内。すぐ先にはお手洗いも。
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6/17 11:45
<会津駒ヶ岳登山口>
国道に立つ立派な登山口の案内。すぐ先にはお手洗いも。
どうどうと流れる沢水。上流の雪融け水の多さが想像できる。
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6/17 11:45
どうどうと流れる沢水。上流の雪融け水の多さが想像できる。
国道を折れてもしばらくは舗装路が続く。日差しを避けられるのはありがたい。林床に咲く花を探しながら登っていく。
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6/17 11:48
国道を折れてもしばらくは舗装路が続く。日差しを避けられるのはありがたい。林床に咲く花を探しながら登っていく。
ラショウモンカズラ
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6/17 11:49
ラショウモンカズラ
ミヤマリンドウ
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6/17 11:49
ミヤマリンドウ
ズダヤクシュ
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6/17 11:51
ズダヤクシュ
クルマムグラ
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6/17 11:51
クルマムグラ
キケマン
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6/17 11:52
キケマン
<分岐>
ヘアピンカーブの途中で山道を案内される。車道を歩けば竜門の滝に行けるのだけど宿の夕食の時間に遅れるので見送った。
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6/17 11:52
<分岐>
ヘアピンカーブの途中で山道を案内される。車道を歩けば竜門の滝に行けるのだけど宿の夕食の時間に遅れるので見送った。
基本的にマイカー登山者が多いものと思っていたけど道は良く踏まれていた。
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6/17 11:55
基本的にマイカー登山者が多いものと思っていたけど道は良く踏まれていた。
<駐車場>
山道は短くすぐに車道に合流する。駐車場は半分ほど埋まっていた。
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6/17 12:00
<駐車場>
山道は短くすぐに車道に合流する。駐車場は半分ほど埋まっていた。
車止めを越えて車道を進む。山際にはシャク?の群生。
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6/17 12:00
車止めを越えて車道を進む。山際にはシャク?の群生。
さらに上部には満開のタニウツギ。
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6/17 12:00
さらに上部には満開のタニウツギ。
花弁アップ。タニウツギは日当たりの良い所にまとまって咲くためよく目立つ。
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6/17 12:01
花弁アップ。タニウツギは日当たりの良い所にまとまって咲くためよく目立つ。
<滝沢登山口>
駐車場を過ぎるとじきに階段道が現れる。
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6/17 12:02
<滝沢登山口>
駐車場を過ぎるとじきに階段道が現れる。
奔放に枝葉を伸ばした木々の下で汗を拭く。予想以上に暑い山登りになりそう。
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6/17 12:03
奔放に枝葉を伸ばした木々の下で汗を拭く。予想以上に暑い山登りになりそう。
ヤマツツジ
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6/17 12:04
ヤマツツジ
階段道を過ぎた後少しの間は尾根を巻いて登るが50mと稼がないうちに急登に変わる。
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6/17 12:07
階段道を過ぎた後少しの間は尾根を巻いて登るが50mと稼がないうちに急登に変わる。
と言っても矢鱈滅多な登りではない。道ははっきりとしているし手を使うほどではなく、新緑も気持ち良い。
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6/17 12:07
と言っても矢鱈滅多な登りではない。道ははっきりとしているし手を使うほどではなく、新緑も気持ち良い。
しばらくは眺めもないのでハルゼミの大合唱を聞きながら無心に登る。
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6/17 12:11
しばらくは眺めもないのでハルゼミの大合唱を聞きながら無心に登る。
滝沢登山口から150m登ったところで看板のあるちょっとした休憩地に出る。ここで暑さに耐えかねて半袖になった。
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6/17 12:14
滝沢登山口から150m登ったところで看板のあるちょっとした休憩地に出る。ここで暑さに耐えかねて半袖になった。
標高1300mを超えると時折頭上が開けて強い日差しが入り始める。
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6/17 12:21
標高1300mを超えると時折頭上が開けて強い日差しが入り始める。
この辺りは美しいブナ林。
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6/17 12:22
この辺りは美しいブナ林。
虫こぶ
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6/17 12:23
虫こぶ
250mほど登ってようやく最初の道標に出会う。ここから山頂まで4.1kmもあるらしい。
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6/17 12:23
250mほど登ってようやく最初の道標に出会う。ここから山頂まで4.1kmもあるらしい。
ウラジロヨウラク
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6/17 12:31
ウラジロヨウラク
マイヅルソウ
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6/17 12:35
マイヅルソウ
標高1500m付近にて、ふと振り返ると東に少し開けていた。荒海山あたりだろうか?
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6/17 12:36
標高1500m付近にて、ふと振り返ると東に少し開けていた。荒海山あたりだろうか?
気持ちの良い緑の回廊。
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6/17 12:44
気持ちの良い緑の回廊。
1600m付近では爽やかな香りが漂う。ふと見上げると満開のタムシバ。
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6/17 12:46
1600m付近では爽やかな香りが漂う。ふと見上げると満開のタムシバ。
未発達のオオカメノキ。
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6/17 12:47
未発達のオオカメノキ。
道に雪融け水が流れるようになってきた。
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6/17 12:47
道に雪融け水が流れるようになってきた。
すぐにちょっとした流れに。登山道は洗堀されてよく滑る。
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6/17 12:48
すぐにちょっとした流れに。登山道は洗堀されてよく滑る。
<水場分岐>
じきに水場近くの休憩所に着いた。
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6/17 12:50
<水場分岐>
じきに水場近くの休憩所に着いた。
飲み水は十分に持って上がってきたので補給はせず、山道をふんだんに流れていく水で顔を洗う。
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6/17 12:51
飲み水は十分に持って上がってきたので補給はせず、山道をふんだんに流れていく水で顔を洗う。
ミツバオウレン
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6/17 12:52
ミツバオウレン
鮮やかな花弁のムラサキヤシオ。
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6/17 12:52
鮮やかな花弁のムラサキヤシオ。
水場を過ぎるとオオシラビソ林のやや緩やかな登りになり歩きやすい。反面足元を流れていく水の量は増え、跳ねっ返りでタイツに染みた水が靴内とじわじわと濡らしていった。
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6/17 12:55
水場を過ぎるとオオシラビソ林のやや緩やかな登りになり歩きやすい。反面足元を流れていく水の量は増え、跳ねっ返りでタイツに染みた水が靴内とじわじわと濡らしていった。
山道が西へ屈曲すると頂上部の稜線がちらちらと見え始める。見えているのは大戸沢岳辺り。
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6/17 13:01
山道が西へ屈曲すると頂上部の稜線がちらちらと見え始める。見えているのは大戸沢岳辺り。
水量が多いので泥濘もひどい。足首辺りまで沈むような所がいくつもあった。
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6/17 13:01
水量が多いので泥濘もひどい。足首辺りまで沈むような所がいくつもあった。
ショウジョウバカマ
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6/17 13:01
ショウジョウバカマ
いよいよ登山道上に雪が現れ始めた。
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6/17 13:03
いよいよ登山道上に雪が現れ始めた。
深い緑色をした会津の山並み。土地勘がないのでぱっと山名が出てこない。
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6/17 13:05
深い緑色をした会津の山並み。土地勘がないのでぱっと山名が出てこない。
雪がない所は基本的にちょっとした沢登り状態。泥がないだけ沢登りの方がマシか。
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6/17 13:05
雪がない所は基本的にちょっとした沢登り状態。泥がないだけ沢登りの方がマシか。
瑞々しいダケカンバ。
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6/17 13:11
瑞々しいダケカンバ。
標高1800mを超える頃には本格的な雪に。夏道が全く見えないのでツリーホールの間を縫うように歩く。
2
6/17 13:19
標高1800mを超える頃には本格的な雪に。夏道が全く見えないのでツリーホールの間を縫うように歩く。
そのまま山頂まで雪道かと思いきや雪のない箇所もあってアイゼン装着のタイミングが難しい。
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6/17 13:32
そのまま山頂まで雪道かと思いきや雪のない箇所もあってアイゼン装着のタイミングが難しい。
会津駒の山頂が見えた。
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6/17 13:36
会津駒の山頂が見えた。
南側には燧ヶ岳も見えた。ここから見るときれいな双耳峰なんだ。
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6/17 13:40
南側には燧ヶ岳も見えた。ここから見るときれいな双耳峰なんだ。
たまにテープが下がっているけど夏道は雪の下なので適当に樹林を避けながら登る。
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6/17 13:41
たまにテープが下がっているけど夏道は雪の下なので適当に樹林を避けながら登る。
アイゼンを使う人が少ないのか踏み跡が散っているのか先行者のトレースが使えないことも多く勘頼りの登りが続く。この時期はやや北寄りにルートを取るのが正しいらしく行きつ戻りつしながら道を探った。
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6/17 13:44
アイゼンを使う人が少ないのか踏み跡が散っているのか先行者のトレースが使えないことも多く勘頼りの登りが続く。この時期はやや北寄りにルートを取るのが正しいらしく行きつ戻りつしながら道を探った。
雪のない所にはショウジョウバカマが咲く。
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6/17 13:45
雪のない所にはショウジョウバカマが咲く。
会津駒・中門岳のゼブラ模様が露わに。
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6/17 13:46
会津駒・中門岳のゼブラ模様が露わに。
ようやく木道が登場。しっかりと水気を含んで物凄く滑る。
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6/17 13:46
ようやく木道が登場。しっかりと水気を含んで物凄く滑る。
次に開けると駒の小屋が稜線に現れた。
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6/17 13:46
次に開けると駒の小屋が稜線に現れた。
「山頂まで1.2km」の道標。すぐ近くに見えるのに頂上まではまだ少しあるらしい。
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6/17 13:47
「山頂まで1.2km」の道標。すぐ近くに見えるのに頂上まではまだ少しあるらしい。
1990m点付近の池塘はまだ雪の下。
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6/17 13:49
1990m点付近の池塘はまだ雪の下。
2000m近くまで登ってきても尚暑い。溶けた雪が靄になって地表を覆い始める。南には日光白根山。
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6/17 13:52
2000m近くまで登ってきても尚暑い。溶けた雪が靄になって地表を覆い始める。南には日光白根山。
駒の小屋直下はまるでゲレンデ。
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6/17 13:53
駒の小屋直下はまるでゲレンデ。
小屋まで続く長いロープを追って直登する。シャーベット状の雪が絶妙に歩き辛く、緩い登りのはずが苦しかった。
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6/17 13:55
小屋まで続く長いロープを追って直登する。シャーベット状の雪が絶妙に歩き辛く、緩い登りのはずが苦しかった。
振り返ると燧ヶ岳が大きい。
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6/17 13:59
振り返ると燧ヶ岳が大きい。
<駒の小屋>
雪に囲まれているのに暑い暑いと言いながら小屋に到着。
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6/17 14:00
<駒の小屋>
雪に囲まれているのに暑い暑いと言いながら小屋に到着。
休憩は取らず山頂へ。目の前には駆け出したくなるような稜線が続く。
1
6/17 14:00
休憩は取らず山頂へ。目の前には駆け出したくなるような稜線が続く。
辺りをうろうろしていたハシブトガラス。
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6/17 14:02
辺りをうろうろしていたハシブトガラス。
樹林帯を避けて回り込んだまでは良かったものの、この後道を間違える。正解はオオシラビソの塊に沿うようにして西に巻く。これは小屋を振り返った時のものでちょうど中央付近の残雪との間に木道が見えている。
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6/17 14:09
樹林帯を避けて回り込んだまでは良かったものの、この後道を間違える。正解はオオシラビソの塊に沿うようにして西に巻く。これは小屋を振り返った時のものでちょうど中央付近の残雪との間に木道が見えている。
直登すると頑強な藪に阻まれる。
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6/17 14:11
直登すると頑強な藪に阻まれる。
直登は無理、かといって東へ迂回してのアプローチも実に厳しい。アイゼンを着けた状態での藪漕ぎがこんなにもきついとは。
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6/17 14:16
直登は無理、かといって東へ迂回してのアプローチも実に厳しい。アイゼンを着けた状態での藪漕ぎがこんなにもきついとは。
艱難辛苦、漕ぐというよりはもがきながら西へ西へと身体を差し入れていくと藪の向こうに山頂が見えた。
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6/17 14:16
艱難辛苦、漕ぐというよりはもがきながら西へ西へと身体を差し入れていくと藪の向こうに山頂が見えた。
<会津駒ヶ岳山頂>
藪を飛び出して山頂に到着。眺望は伸びあがってほんの少し見える程度。
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6/17 14:17
<会津駒ヶ岳山頂>
藪を飛び出して山頂に到着。眺望は伸びあがってほんの少し見える程度。
往復1時間ほどとみて中門岳のピストンへ。
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6/17 14:19
往復1時間ほどとみて中門岳のピストンへ。
御神楽沢側はスプーンカット状になった斜面もあり、クラックも認められたので西寄りに歩く。そこまで雪は深くないと思うけど……
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6/17 14:20
御神楽沢側はスプーンカット状になった斜面もあり、クラックも認められたので西寄りに歩く。そこまで雪は深くないと思うけど……
至仏山も雲から顔を出す。
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6/17 14:24
至仏山も雲から顔を出す。
ほぼ真西に中ノ岳。越後駒は見えなかった。
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6/17 14:32
ほぼ真西に中ノ岳。越後駒は見えなかった。
中門岳の鞍部手前でオオシラビソのゲート。夏道が全く見えないので適当に開けた所を抜けた。
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6/17 14:39
中門岳の鞍部手前でオオシラビソのゲート。夏道が全く見えないので適当に開けた所を抜けた。
<中門池>
池は完全に雪の下で中門岳の標柱が突き出ている。文字部分は帰りに撮ればいいやと思いながら通過。
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6/17 14:40
<中門池>
池は完全に雪の下で中門岳の標柱が突き出ている。文字部分は帰りに撮ればいいやと思いながら通過。
<中門岳山頂>
遠望した通り頂上は開けた雪原。
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6/17 14:43
<中門岳山頂>
遠望した通り頂上は開けた雪原。
会津駒を振り返って。
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6/17 14:44
会津駒を振り返って。
ベンチは一部が出てきていた。
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6/17 14:45
ベンチは一部が出てきていた。
三岩岳方面は急に湧き出した雲に遮られて見えたのは一部だけ。あちら側も結構雪が残っている。
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6/17 14:46
三岩岳方面は急に湧き出した雲に遮られて見えたのは一部だけ。あちら側も結構雪が残っている。
中門岳山頂にてようやく池塘と出会えた。
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6/17 14:47
中門岳山頂にてようやく池塘と出会えた。
池の周りではワタスゲが他の花に先駆けて咲いていた。
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6/17 14:47
池の周りではワタスゲが他の花に先駆けて咲いていた。
大戸沢岳へ続く稜線。
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6/17 14:48
大戸沢岳へ続く稜線。
会津駒への戻りは一気に雲に巻かれた。
1
6/17 15:00
会津駒への戻りは一気に雲に巻かれた。
登りになると空が白いので方向感覚が失われる。自分の爪跡を探すのに必死。
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6/17 15:10
登りになると空が白いので方向感覚が失われる。自分の爪跡を探すのに必死。
頂上の木道を何とか発見。
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6/17 15:20
頂上の木道を何とか発見。
<会津駒ヶ岳山頂>
緩いとはいえ都合100mちょっとを登り返したので楽々という訳にもいかなかった。
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6/17 15:20
<会津駒ヶ岳山頂>
緩いとはいえ都合100mちょっとを登り返したので楽々という訳にもいかなかった。
一等三角点「岩駒ヶ岳」
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6/17 15:24
一等三角点「岩駒ヶ岳」
コミヤマカタバミ
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6/17 15:26
コミヤマカタバミ
整備された道で西側に下りる。
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6/17 15:27
整備された道で西側に下りる。
赤みの強いコミヤマカタバミ。木陰は花が多い。
2
6/17 15:27
赤みの強いコミヤマカタバミ。木陰は花が多い。
<分岐>
頂上を巻く木道と合流。怪我人が絶えないらしく滑り止めの金具が等間隔に嵌められていた。
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6/17 15:28
<分岐>
頂上を巻く木道と合流。怪我人が絶えないらしく滑り止めの金具が等間隔に嵌められていた。
ミツバオウレン
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6/17 15:28
ミツバオウレン
オオカメノキ
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6/17 15:28
オオカメノキ
艶やかなショウジョウバカマ。
2
6/17 15:29
艶やかなショウジョウバカマ。
樹林を抜けると再び雪道。行きに見逃した木道を確認。
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6/17 15:29
樹林を抜けると再び雪道。行きに見逃した木道を確認。
<駒ノ小屋>
小屋前のテラスで小休止。荷物の整理をしていたら名物のおかみさんが出てきて雑談をする。
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6/17 15:33
<駒ノ小屋>
小屋前のテラスで小休止。荷物の整理をしていたら名物のおかみさんが出てきて雑談をする。
小屋周辺には手作りの小物があちこちに。
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6/17 15:37
小屋周辺には手作りの小物があちこちに。
下山は小屋前の木道を通って富士見林道の尾根コースへ。
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6/17 15:38
下山は小屋前の木道を通って富士見林道の尾根コースへ。
ツバメオモト
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6/17 15:39
ツバメオモト
小屋からしばらくはシャクナゲとササのやや頼りない坂道。尾根道といった感じはほとんどなく、狭い山道を滑らないように下りていく。
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6/17 15:40
小屋からしばらくはシャクナゲとササのやや頼りない坂道。尾根道といった感じはほとんどなく、狭い山道を滑らないように下りていく。
ミツバオウレン群生
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6/17 15:40
ミツバオウレン群生
50mほど高度を落とすと南側が開ける。すぐそばまで残雪が迫っている。
1
6/17 15:42
50mほど高度を落とすと南側が開ける。すぐそばまで残雪が迫っている。
イワカガミ
2
6/17 15:42
イワカガミ
ハクサンシャクナゲもちらほら咲いていた。氷河時代からの子孫かと思うと感慨深い。
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6/17 15:44
ハクサンシャクナゲもちらほら咲いていた。氷河時代からの子孫かと思うと感慨深い。
ハクサンチドリ。さすがに時期が早かったのか見かけたのはこの一株だけ。
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6/17 15:44
ハクサンチドリ。さすがに時期が早かったのか見かけたのはこの一株だけ。
道は明瞭ながら切れ落ちた残雪のそばを歩くので緊張する。
1
6/17 15:44
道は明瞭ながら切れ落ちた残雪のそばを歩くので緊張する。
と思ったら夏道が途切れその雪の上を行く。雪の下の状況が判らないのでなかなか怖い。
1
6/17 15:45
と思ったら夏道が途切れその雪の上を行く。雪の下の状況が判らないのでなかなか怖い。
オオバキスミレ
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6/17 15:47
オオバキスミレ
キジムシロ
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6/17 15:48
キジムシロ
ムラサキヤシオ
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6/17 15:49
ムラサキヤシオ
シラネアオイにも稜線で出会えた。ただし崖側に向かって咲いていたので観察には危険が伴う。
3
6/17 15:49
シラネアオイにも稜線で出会えた。ただし崖側に向かって咲いていたので観察には危険が伴う。
雪が消えて歩きやすくなる頃には花も散っているのだろう。シャクナゲやツツジよりも大きな花弁にしばし見とれた。
3
6/17 15:49
雪が消えて歩きやすくなる頃には花も散っているのだろう。シャクナゲやツツジよりも大きな花弁にしばし見とれた。
この尾根ルートの富士見「林道」とは名ばかりで岩稜帯を小さくアップダウンしていく。
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6/17 15:49
この尾根ルートの富士見「林道」とは名ばかりで岩稜帯を小さくアップダウンしていく。
今回一番数の多かったイワカガミ。
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6/17 15:50
今回一番数の多かったイワカガミ。
ゴゼンタチバナはまだこれからのようで数は控えめ。
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6/17 15:51
ゴゼンタチバナはまだこれからのようで数は控えめ。
大したことはないけど階段などもあってじわじわと体力を奪いにかかる。
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6/17 15:51
大したことはないけど階段などもあってじわじわと体力を奪いにかかる。
越えてきた岩場。稜線漫歩を期待していただけにこの険しさは騙された気分になる。
1
6/17 15:52
越えてきた岩場。稜線漫歩を期待していただけにこの険しさは騙された気分になる。
向かう1996m点もルートがやや不明瞭。思えばこの辺りで引き返す判断をしても良かったのかもしれないが花が多くて引き込まれてしまった。
1
6/17 15:52
向かう1996m点もルートがやや不明瞭。思えばこの辺りで引き返す判断をしても良かったのかもしれないが花が多くて引き込まれてしまった。
こちらのハクサンシャクナゲは赤みが強い。
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6/17 15:53
こちらのハクサンシャクナゲは赤みが強い。
岩稜は1996m点でひと段落し雪道と夏道を行き来する。が、ここからが核心部だった。
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6/17 15:54
岩稜は1996m点でひと段落し雪道と夏道を行き来する。が、ここからが核心部だった。
夏道の大概が崖になった南寄りについていて稜線上からは笹で隠れて見えない事が多い。写真のようにうまく雪道と接続している部分は出入りしやすいが一旦稜線に出てしまうと夏道がなかなか見付からない。
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6/17 15:56
夏道の大概が崖になった南寄りについていて稜線上からは笹で隠れて見えない事が多い。写真のようにうまく雪道と接続している部分は出入りしやすいが一旦稜線に出てしまうと夏道がなかなか見付からない。
木道まである。雪がない時期は歩きやすいのだろう。
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6/17 15:59
木道まである。雪がない時期は歩きやすいのだろう。
こうなるともう判別が付かない。ホワイトアウトも手伝って迷走が続いた。
1
6/17 16:00
こうなるともう判別が付かない。ホワイトアウトも手伝って迷走が続いた。
イワウチワ
2
6/17 16:03
イワウチワ
シラネアオイ
2
6/17 16:08
シラネアオイ
雪につられて稜線上を進んでしまうけど正解は雪に倒された笹のあたり。
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6/17 16:11
雪につられて稜線上を進んでしまうけど正解は雪に倒された笹のあたり。
夏道を見失い強烈な藪に突っ込んでしまう。もがいても全く進まず軽いパニック状態に、万事休す。
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6/17 16:22
夏道を見失い強烈な藪に突っ込んでしまう。もがいても全く進まず軽いパニック状態に、万事休す。
来た道にも戻れずとりあえず開けた所へ転がり出るとそこには普通の夏道が。ここで宿の食事の時間に間に合わないと判断して遅れる旨を連絡した。
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6/17 16:27
来た道にも戻れずとりあえず開けた所へ転がり出るとそこには普通の夏道が。ここで宿の食事の時間に間に合わないと判断して遅れる旨を連絡した。
続く1921m点付近もルートの類は一切見えなかった。また藪に突入してしまわないかという心配が足を鈍らせる。
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6/17 16:32
続く1921m点付近もルートの類は一切見えなかった。また藪に突入してしまわないかという心配が足を鈍らせる。
イワナシ
2
6/17 16:37
イワナシ
大津岐峠への登りでは木道が出ていた。
1
6/17 16:37
大津岐峠への登りでは木道が出ていた。
この辺りは池塘らしくイワスゲが群生している。
2
6/17 16:38
この辺りは池塘らしくイワスゲが群生している。
<大津岐峠>
道標も何も見えず、分岐らしさもない。ましてや登りの途中なので峠のようにも見えない。
1
6/17 16:41
<大津岐峠>
道標も何も見えず、分岐らしさもない。ましてや登りの途中なので峠のようにも見えない。
振り返るとほとんど引き返すような向きに夏道がついていた。当初これは富士見林道のものかと勘違いし、下山のルートは雪で見えなくなっているものと思った。とりあえず辿っていくと緩く南に下りていくのでこれがキリンテへ下りる正規ルートと気付く。
1
6/17 16:43
振り返るとほとんど引き返すような向きに夏道がついていた。当初これは富士見林道のものかと勘違いし、下山のルートは雪で見えなくなっているものと思った。とりあえず辿っていくと緩く南に下りていくのでこれがキリンテへ下りる正規ルートと気付く。
下りはじめの部分だけ雪道が断続的に続く。笹が掴めるのをいいことにアイゼンは脱いでツボ足で踏み込む。
1
6/17 16:47
下りはじめの部分だけ雪道が断続的に続く。笹が掴めるのをいいことにアイゼンは脱いでツボ足で踏み込む。
基本的に道は明瞭で安心したがぬかるみと雪道を繰り返すのでしばらくは歩き辛い。
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6/17 16:49
基本的に道は明瞭で安心したがぬかるみと雪道を繰り返すのでしばらくは歩き辛い。
100mほど下りると登山道上のほぼ雪は消えたが緩い谷地形の所では何度か対岸へ残雪を踏んで渡る必要がある。その瞬間だけはやや不明瞭になるが大概が写真のようにテープが出ていて横断を促される。
1
6/17 16:53
100mほど下りると登山道上のほぼ雪は消えたが緩い谷地形の所では何度か対岸へ残雪を踏んで渡る必要がある。その瞬間だけはやや不明瞭になるが大概が写真のようにテープが出ていて横断を促される。
倒木?木が登山道に大きく張り出して通行に難儀するシーンに何度か遭遇した。
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6/17 16:56
倒木?木が登山道に大きく張り出して通行に難儀するシーンに何度か遭遇した。
所々で足元にイワナシを見る。
3
6/17 17:01
所々で足元にイワナシを見る。
1700m付近から長い直線に入る。道は尾根をやや西に外してなだらかに下るのでかなり歩きやすい。
1
6/17 17:05
1700m付近から長い直線に入る。道は尾根をやや西に外してなだらかに下るのでかなり歩きやすい。
頭上に咲いていたのはアオダモかな。
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6/17 17:05
頭上に咲いていたのはアオダモかな。
ギンリョウソウ
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6/17 17:07
ギンリョウソウ
こちら側のルートもムラサキヤシオが多い。
2
6/17 17:09
こちら側のルートもムラサキヤシオが多い。
オオカメノキ
1
6/17 17:10
オオカメノキ
すぐそばの谷にはびっしりと雪が着いていてぎょっとしたがルート上にはほとんど雪は残っておらず助かった。
1
6/17 17:11
すぐそばの谷にはびっしりと雪が着いていてぎょっとしたがルート上にはほとんど雪は残っておらず助かった。
タムシバ
1
6/17 17:15
タムシバ
1580m辺りから登山道は九十九折れに。右へ左へと忙しないが斜度をほとんど感じさせず稜線の悪戦苦闘が嘘のような歩きやすさ。美しいブナ林を見上げる余裕も出てきた。
1
6/17 17:17
1580m辺りから登山道は九十九折れに。右へ左へと忙しないが斜度をほとんど感じさせず稜線の悪戦苦闘が嘘のような歩きやすさ。美しいブナ林を見上げる余裕も出てきた。
1400m付近まで下りてくると道は東のキリンテ沢へ向かう。緑のシャワーを浴びながら下りていく。
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6/17 17:24
1400m付近まで下りてくると道は東のキリンテ沢へ向かう。緑のシャワーを浴びながら下りていく。
単調なジグザグ道をこなしていくと下方から沢音が届くようになってきた。
1
6/17 17:32
単調なジグザグ道をこなしていくと下方から沢音が届くようになってきた。
キリンテ沢に出合う。
1
6/17 17:35
キリンテ沢に出合う。
ここにも倒木。ルートを丸々潰す形で横たわっていた。
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6/17 17:36
ここにも倒木。ルートを丸々潰す形で横たわっていた。
山道は沢の右岸を高巻く。
1
6/17 17:37
山道は沢の右岸を高巻く。
竜のようなキリンテ沢の段瀑。
1
6/17 17:37
竜のようなキリンテ沢の段瀑。
一部道が崩れていて登山道が寸断されているので土砂を踏んで谷側に下る。さして危険はない。
1
6/17 17:38
一部道が崩れていて登山道が寸断されているので土砂を踏んで谷側に下る。さして危険はない。
本来のルートに復帰。振り返ると崩落を避ける道が付けられていた。
1
6/17 17:39
本来のルートに復帰。振り返ると崩落を避ける道が付けられていた。
道脇にラショウモンカズラが出てきたという事は大分下りてきたという事か。
3
6/17 17:40
道脇にラショウモンカズラが出てきたという事は大分下りてきたという事か。
沢もすぐそばに。
1
6/17 17:40
沢もすぐそばに。
あと少しという所でほんの少しだけ藪漕ぎに。
1
6/17 17:41
あと少しという所でほんの少しだけ藪漕ぎに。
国道近くで左岸に渡る。丸太の上に木板が普請してあったので安全に通過できた。
1
6/17 17:43
国道近くで左岸に渡る。丸太の上に木板が普請してあったので安全に通過できた。
橋を渡ると急に遊歩道然とした道に。
1
6/17 17:45
橋を渡ると急に遊歩道然とした道に。
オドリコソウ
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6/17 17:47
オドリコソウ
<キリンテ登山口>
無事国道へ抜け出す。稜線の雪と藪で難儀した時はどうなることかと思ったけど大津岐峠からはあっという間だった。
1
6/17 17:47
<キリンテ登山口>
無事国道へ抜け出す。稜線の雪と藪で難儀した時はどうなることかと思ったけど大津岐峠からはあっという間だった。
さすがは尾瀬そばのエリアといったところか、おしゃれな山荘が国道脇に点々とある。
2
6/17 17:50
さすがは尾瀬そばのエリアといったところか、おしゃれな山荘が国道脇に点々とある。
<湯出ノ沢スノーシェッド>
この辺りは沢水を下の川に直接落とす覆道が多い。行きのバスでもいくつか潜っていた。
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6/17 17:53
<湯出ノ沢スノーシェッド>
この辺りは沢水を下の川に直接落とす覆道が多い。行きのバスでもいくつか潜っていた。
キリンテは電波状態があまり良くなくミニ尾瀬の辺りで宿に下山の連絡を入れた。
1
6/17 18:00
キリンテは電波状態があまり良くなくミニ尾瀬の辺りで宿に下山の連絡を入れた。
河川敷に植えられたフランスギクとアカツメクサに癒される。
1
6/17 18:04
河川敷に植えられたフランスギクとアカツメクサに癒される。
檜枝岐川を渡り
1
6/17 18:12
檜枝岐川を渡り
<民宿 檜扇>
本日の宿に到着。夕食の時間には少し遅れてしまった。
2
6/17 18:13
<民宿 檜扇>
本日の宿に到着。夕食の時間には少し遅れてしまった。
檜扇さんはかのグレートトラバースの御仁も泊ったのだとか。今年4つになる小さな店番さんが部屋を案内してくれてほっこりした。
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6/17 18:14
檜扇さんはかのグレートトラバースの御仁も泊ったのだとか。今年4つになる小さな店番さんが部屋を案内してくれてほっこりした。
通された一人部屋の名前は「チングルマ」
1
6/17 18:16
通された一人部屋の名前は「チングルマ」
<燧の湯>
宿の方のご好意に甘え夕食前に温泉に入る。
1
6/17 18:19
<燧の湯>
宿の方のご好意に甘え夕食前に温泉に入る。
お湯は源泉かけ流し、弱アルカリの硫黄泉はこの辺りでは燧の湯だけらしい。
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6/17 18:32
お湯は源泉かけ流し、弱アルカリの硫黄泉はこの辺りでは燧の湯だけらしい。
夕食は山人(やもうど)料理。全体にヘルシーな夕食だったけど不思議とお腹いっぱいに。
3
6/17 18:43
夕食は山人(やもうど)料理。全体にヘルシーな夕食だったけど不思議とお腹いっぱいに。
岩魚のお刺身に塩焼き
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6/17 18:50
岩魚のお刺身に塩焼き
変わり種の春巻き
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6/17 19:05
変わり種の春巻き
檜扇さんのお蕎麦はなめらかなのどごしの機械蕎麦。薬味の葉唐辛子が独特な風味を出す。お蕎麦はお代わりができるけど2杯で満腹だった。
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6/17 19:21
檜扇さんのお蕎麦はなめらかなのどごしの機械蕎麦。薬味の葉唐辛子が独特な風味を出す。お蕎麦はお代わりができるけど2杯で満腹だった。
「はっとう」という蕎麦粉のお餅とムースプリンで締め。
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6/17 19:42
「はっとう」という蕎麦粉のお餅とムースプリンで締め。
檜枝岐村にも天狗?と思ったら明日登る田代山に天狗伝説があるらしい。
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6/17 19:49
檜枝岐村にも天狗?と思ったら明日登る田代山に天狗伝説があるらしい。
檜扇さんでは物販も行っていてちょっとしたお土産も買える。ただしお蕎麦は生なので売っていないとのこと。
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6/17 20:13
檜扇さんでは物販も行っていてちょっとしたお土産も買える。ただしお蕎麦は生なので売っていないとのこと。
目を引く大きな岩魚?魚拓の掛け軸。これがお土産にあったら買っていたかも。
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6/17 20:14
目を引く大きな岩魚?魚拓の掛け軸。これがお土産にあったら買っていたかも。
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