大平交差点〜編笠山〜西岳〜板橋区立八ヶ岳荘

2025年06月21日(土) [日帰り]

• GPS: 08:09
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,528m
• 下り: 1,264m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:09

距離 15.2km 登り 1,528m 下り 1,264m

5:38 大平交差点（信玄棒道）
6:53 6:59 富士見平
7:17 7:20 展望台
7:41 7:45 雲海
8:17 8:24 押手川
9:34 10:05 編笠山
10:27 10:29 青年小屋
10:35 10:36 乙女の水
11:18 11:43 西岳
12:53 12:55 信玄の隠岩
13:47 板橋区立八ケ岳荘の手前の路肩

ヤマレコアプリでログを取りました

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

板橋区立八ヶ岳荘（少年自然の家との表記もある）の手前の道路わきのスペース
2台程度。登山用として停めさせていただいていいのか不明です。

コース状況／危険箇所等

下山路の最後を除き、全般に踏み跡明瞭で危険個所もなく問題ありませんでした。気になったのは以下の点。

・大平交差点〜富士見平
防火帯のような太い道を行きます。道迷いはしないと思います。富士見平近くまで来ると、一時的に林の中を通る個所がありましたが踏み跡は明瞭でした。前半の低い位置ほど泥濘（ぬかるみ）がありました。

・青年小屋
西岳へはテントサイトの中を通り、サイト中央付近の北側に道が付いてました。「西岳はこっち」という道標は無く「水場はこっち」として導いている感じでした。西岳も水場と同じ方向なのでこれを辿ります。

・西岳山頂
山頂でいきなり間違えました。紛らわしい要素が2つ重なりわかりにくくなってました。
1つ目は道筋のようなものがしかるべき箇所に見えた事。西岳山頂で休憩している際に南側真正面に道筋のようなものが見えていたので、それが富士見高原へのコースだと思い込んでしまいました。そして西側にも明瞭な道筋があり立場川へのコースだと疑うまでもなく思い込んでました。しかし南側の道筋に見えるところはコースでも何でもないようです。西側にある明瞭な道筋こそが富士見高原へのコースでした。
2つ目は富士見高原へのコース入口と立場川へのコース入口が近接し過ぎていて同じコースに見えてしまった事（すぐ裏でつながってそうに見えた）。他に探しても見当たらないので、ようやく富士見高原コース入口のすぐ脇にある踏み跡が立場川へのコースだと理解できました。山頂に道標が欲しいところです。

・西岳〜千枚岩（信玄の隠岩への分岐）〜林道（立場川分岐）
基本的に踏み跡明瞭です。一部薄くなりますがテープや道標を頼りに進めます。迷うような箇所はありませんでした。傾斜は山頂直下は急ですが下り始めるとすぐに緩みます。

・林道（立場川分岐）〜板橋区立八ヶ岳荘
立場川へ向かう林道から支線のような荒れた林道へ入りました。尾根筋と並走しているので尾根へ乗ってみましたが、しばらく歩くと木々の繁茂により通行不能となっており結局荒れた林道へ戻りました。しかし林道は踏み跡が一切なく不安になりました。アプリの地図で確認すると計画した軌跡より北側へ逸脱していましたが、南側を覗くも登山道のようなものが通っている雰囲気はありませんでしたので、GPSのズレだと受け止めました。帰宅後みんなの足跡（オレンジのドット※いつも登山中はなぜか表示されません）を確認するとやはり荒れた林道の南側（林の中）にみんなが通るコースがあるように見えます。
その後計画した軌跡がカーブするところで、現場も林道の枝分かれがありましたが枝分かれした林道は更に荒れており、なおかつ辿ってみると軌跡が逸れてしまいましたので間違いとわかりました。枝分かれの根本の箇所で沢沿いにテープと踏み跡があったのでそれが正解でした。見落とさなくて良かったです。この踏み跡を辿るとすぐに道標が出てきて新たな林道に出ます。
林道を10分ほど辿ると道標に少年自然の家（板橋区立八ヶ岳荘と同義のよう/呼び方が統一されてない）とあるので、それに従って林道を逸れて山林へ入ります。あまり歩かれていない印象ですが踏み跡はしっかりありましたので迷わないです。さらに10分ほど行くと砂利道に出ます。ここが地図上では“板橋区立少年自然の家登山口”になってました。ここは地図上では十字にクロスしていますが、実際にはT字になっており、行きたい方向にはフェンスに囲まれた“第五配水池”と言う施設がありました。施設をフェンス沿いに回り込むと真裏に立派な道筋がありました。地図の十字表記はおかしいのでご注意ください。

その他周辺情報

延命の湯
https://www.spatio.jp/hotspring/
土曜14:30〜15:30混雑を恐れてましたが意外にも空いててゆったりできました。洗い場は1列で背面に配置していないので干渉しないような設計でした。内湯は広く露天は狭めでした。
入浴後冷たいソフトクリームでも食べたかったのですが、併設されているレストランは中休みでやってませんでした。道の駅まで行くのが億劫で（暑い）諦めました。

写真

6/21 5:05

おはようございます。今朝は八ヶ岳山麓の立場川キャンプ場南の山荘地に来ました。板橋区立八ケ岳荘の手前にある程良いスペースに停めさせていただきます

6/21 5:26

久しぶりの折り畳み自転車。距離は約8キロ、下り9：上り1くらい、一部に歩道あり。朝5時台30台の車とすれ違いました。東進は5台と圧倒的に西進が多かったです、歩道のない所は左側（東進の車線）が良いです

6/21 5:37

大平交差点の脇に停めさせてもらいます。ここは路肩のスペースが広く、回収作業にも好都合です

6/21 5:38

すぐ脇に遊歩道（信玄棒道）への下り口があります。前回2023.09はここに気付く事が出来なかった

6/21 5:39

こんな感じで県道11号（八ヶ岳高原ライン）をくぐってます

6/21 5:41

アヤメのお出迎え。美しい

6/21 5:43

道はこんな感じ。晴れ続きのはずだが泥濘んでる

6/21 5:52

六甲川のところで県道11号（北杜富士見線）をくぐる。手前に分岐があり県道を横切るルートもあった。そっちの方がアップダウンが無い

6/21 6:07

なんかいい感じになってきた。防火帯？

6/21 6:22

いつしか道筋が一本になった

6/21 6:27

可愛らしい。キンポウゲ？

6/21 6:29

おぉ、キバナノヤマオダマキ？！

6/21 6:46

クリンソウまで登場

6/21 6:52

最後は道なりに曲がると舗装路へ出る

6/21 6:53

富士見平。残念ながら曇って眺望は無し

6/21 6:59

道向かいが登山口です。車がひっきりなしに通過していく

6/21 7:05

序盤は良い感じの登山道

6/21 7:20

直前の急登を登りきると展望台という地点に出た。見ての通り展望は無い。かつては展望があったのだろうか

6/21 7:28

引き続き良い感じの道を行く。展望台からは観音平からのサブルートが合わさり人が増える

6/21 7:45

雲海という地点。ここも展望は無かった。写ってはいないが人がごった返していた。写真奥の中央から登って来てた

6/21 7:55

雲海からは観音平からのメインルートが合わさり更に人が増える

6/21 8:17

押手川の分岐点。本当に川があった

6/21 8:33

だんだん岩が増えてきた

6/21 8:49

おぉイワカガミ。やはり岩場に多いね

6/21 9:16

角度も急になってきた

6/21 9:24

振り返るとこの眺望。足を止めて小休止する

6/21 9:29

森林限界が見えてくると山頂は近い。この辺りが一番つらかった

6/21 9:35

来ました編笠山。岩ゴロゴロの急登きつかった〜。北側は八ヶ岳スター陣の眺望が凄い

6/21 9:37

南側も凄い。富士山と南アルプス

6/21 9:37

その隣。南アルプスの奥には中央アルプス？

6/21 9:37

さらに御嶽山と北アルプスか？手前にはこれから向かう西岳

6/21 9:48

素晴らしき眺望＆晴天に感謝。やっぱり山で食べるカップ麺は美味い

6/21 10:03

山頂はこんな感じ。人は多いが広い。あとハエが多かった

6/21 10:05

頂でないところにひっそり。ちょっとかわいそうな山頂標。富士山と南アルプスを背景に良い配置なのだが

6/21 10:10

青年小屋へは狭い道を行く。往来も激しく花の撮影でしゃがむのを躊躇してしまうがなんとか一枚。ミツバオウレン？バイカオウレン？。可愛いこの花に逢いたかったので嬉しい

6/21 10:14

それにしても凄い景色だな。奥からチラ見してるの赤岳か？

6/21 10:21

灌木帯を抜けて広くなったところにシロバナヘビイチゴ？可愛らしい

6/21 10:23

おぉ、岩陰に贅沢な群生を発見

6/21 10:24

岩々ゾーンまで下りてくると赤岳はもう隠れてしまう

6/21 10:28

青年小屋から編笠山を振り返る。のっぺりしてるが登るのは決して楽ではない

6/21 10:29

西岳へはテントサイトの中を通る

6/21 10:29

サイトの中ほど北側にあるこの標識から入る。何と書いてあるのか読めなかった。水場かな？西岳との表記は見当たらなかった

6/21 10:30

可愛らしい。さっきは混雑で歯がゆい思いをしたが、今回はじっくり撮影できた

6/21 10:34

清楚なツインズ。コミヤマカタバミ？

6/21 10:36

丸っこくてかわいい

6/21 10:36

水場のところは崩落を繰り返しているような感じ。滑るので慎重に行く

6/21 10:47

西岳へは緩くアップダウンする

6/21 10:48

雄しべのはち切れ具合が可愛い。どうも足を止めてしまう

6/21 11:12

登り返しが地味につらい

6/21 11:13

つらい場面で良く遭遇する不思議

6/21 11:18

来ました西岳。今回は未踏の西岳を踏むのが主目的だったので来れて嬉しい

6/21 11:19

歩いてきたコースを振り返る。編笠山の脇にこっそり富士山も写ってる

6/21 11:38

眺望の良いコースだと気分良く下っていたら、ヤマレコアプリからコース間違いの警告がきた。富士見高原へのコースに入っていた

6/21 11:43

山頂に戻り、よく見ると富士見高原への入口のすぐ横に立場川への道筋があった。パッと見すぐ裏でつながってそうに見えて、違う所を探してしまった

6/21 11:46

黄色いスミレ。調べるとキバナノコマノツメのようだ

6/21 11:48

道はこんな感じ。直下は急勾配で木の枝が迫り出してきて歩きにくかった

6/21 12:11

程なく傾斜は緩む。地図の等高線の幅はそんなに変わっていないが、山頂直下とはだいぶ傾斜が違う

6/21 12:20

広くなると踏み跡が薄くなるが道標やテープが導いてくれる

6/21 12:28

山裾ではレンゲツツジ？もちらほら咲いていた

6/21 12:40

更に傾斜は緩み広くなる。踏み跡は明瞭だった

6/21 12:48

御一行様、お子様がはぐれそうですよ

6/21 12:51

雰囲気はすごくいいが暑い

6/21 12:53

道標もたまにあり

6/21 12:56

信玄の隠岩へは行かなかったが、こっちにも岩が出て来た。もっと立派な岩があるのだろう

6/21 12:59

林道に出た。これを辿って行けば立場川へ出る様だ。ここまで立場川コースに入ってから誰にも会わなかった（この先も会わなかった）

6/21 13:00

林道の真ん中に一株だけヒョッコリ咲いていた

6/21 13:03

ここから林道を反れ、支線のような荒れた林道へ入る

6/21 13:04

林道が暑いので脇の尾根筋に乗ってみた。快適だ

6/21 13:12

しかし尾根筋はその後すぐ荒れて通行不能。結局林道へ下りた。林道も荒れ気味

6/21 13:18

ここで林道を左へ逸れるが木橋を渡るのか迷った。渡って進んでみるとGPSの軌跡がズレてきたので渡らないことが分かった

6/21 13:20

木橋の袂にテープと踏み跡があったのでこれっぽい。なおテープは登山用でないものも無数にあり判断が必要

6/21 13:21

ちょっと進むとすぐに道標が出てきた。あっていたようだ

6/21 13:24

道標から先は一ランク上の林道となり一安心

6/21 13:29

しばらく行くと分岐の道標があり林道を離れる

6/21 13:35

あまり歩かれていない様だが、かつてはにぎやかだったのだろうか

6/21 13:39

程なく砂利道に出た。アプリの地図だと十字路のはずだが、どう見てもT字路だ

6/21 13:40

仕方ないので施設を回り込んでみる。道標にあった第五配水池とはこの施設のことか

6/21 13:40

回り込むと真裏に立派な道があった。なんともわかりにくい

6/21 13:42

すぐに一段下に並走する砂利道に出た

6/21 13:42

最後もアヤメが迎えてくれた。「お疲れ様」と言ってくれているようだ

6/21 13:46

板橋区立八ケ岳荘の裏手を通り過ぎた後、舗装路へははっきりした分岐がある

6/21 13:47

戻ってきました。車も無事でよかった。停めていいのかわからなかったのでちょっと心配だった

6/21 14:15

自転車を回収する。ここは路肩が異様に広い

6/21 14:28

道の駅こぶちざわに併設されている延命の湯で汗を流す。混雑を覚悟していたが意外にも空いていて寛げた

撮影機器：

Pixel 7a Google

感想

satoshi7604

自転車を駆使して未踏の西岳を登ってきました。観音平からの登山道は予想通り混雑、一方西岳からの立場川方面への下山路は誰にも会いませんでした。後半の、立場川へ向かわず途中から逸れて山荘地へ向かう道はあまり歩かれていない様子で、判断を要する箇所があるものの静かで良かったです。梅雨時にもかかわらず天気に恵まれ充実した山行でした。