入笠山


- GPS
- 05:09
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 431m
- 下り
- 424m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:10
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一番便利なゴンドラチケット売場前のエリアに駐車できました |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は全くありませんが、テイ沢沿いの道は一部不明瞭な箇所があります。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
ヘッドランプ(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
マイナンバーカード(1)
ティッシュ(2)
タオル(1)
マスク(1)
スマートフォン(1)
雨具(1)
手袋(1)
ストック(1)
水筒(2)
時計(1)
非常食(2)
|
共同装備 |
エマージェンシーシート(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
トイレキット(1)
カメラ(1)
|
感想
今回は先週購入した登山靴の試し履き&スズランを見に入笠山に。
朝5時30分に自宅を出発して中央道を一路諏訪南ICに向かいます。目的地の富士見パノラマリゾートの駐車場まで2時間30分で到着しました。この時点で駐車場はまだゴンドラ前に数台空きがあり、係員さんが誘導してくれました。ここの駐車場は無料なのでうれしい限りです。
さて、8時15分位にゴンドラのチケットの販売が開始され、モンベルの割引を使い往復ゴンドラの乗車券を購入。うれしいことに往復乗車券1枚につき1つ山野草の引換券がついてきました。
さてトイレも済ませて8時30分に動き出したゴンドラに無事乗車。ゴンドラでご一緒になったご夫妻は、とても75歳に見えない若々しいお二人で、旦那様は若い頃には海外遠征もするほど山を登られていたとのこと。奥様は旦那様に誘われ60歳過ぎてから山に登り始めたとのこと。苗場山の草紅葉の話題になり写真を見せていただき、この秋にチャレンジしてみたくなりました。素敵な山をご紹介いただき、お二人に感謝です。
楽しいひとときもあっという間に過ぎ、ゴンドラは山頂駅に到着しました。私とこいさんはそこでスズラン畑の絶景が見られるかなと勝手な想像をしていましたが、山頂駅の入笠すずらん山野草公園には全くといっていいほどスズランは咲いていませんでした。日本スズランはここではなく入笠湿原や入笠山登山口脇のお花畑に咲いているとのこと。ということで、早速入笠湿原に向かいます。
途中、ホテイアツモリソウやキイロノアツモリソウを見ながら山野草公園を抜け入笠湿原に到着。湿原にはあちらこちらに日本スズランが群生していました。本当に可憐な花です。今日の目的の1つは無事に達成です。
さて、もう一つの目的である登山靴の調子をみるため、山彦荘の脇のトイレの横スペースでストックを取り出し、入笠山登山とテイ沢散策に向かいます。
花畑から登り始めると、たくさんの日本スズランがお出迎えしてくれます。スズランを愛でながらつづら折りの道を登ってお花畑上部から入笠山登山道に合流します。比較的急な道を黙々と登っていくと、岩場コースと迂回コースの分岐に到着します。どちらを使っても10分くらいなので、迷わず岩場コースを選択して、少し急な登山道を登ります。
やがて正面が開けると入笠山山頂です。広い開けた山頂で360度の展望です。富士山、南アルプス、八ヶ岳、遠くは北アルプス、中央アルプスまで眺めることができます。この日は日差しが比較的強かったですが、吹く風は涼しく爽やかで、山頂はとても気持ちが良かったです。
しばし山頂で休憩して写真を撮ってから、岩場コースとは反対側の迂回コースの下山口から大阿原湿原に向かいます。比較的急な道を下り花畑への巻道の分岐を過ぎ、首切清水の林道に合流する少し手前から右側の分岐に入り、林道沿いの道をたどって行くと、大きく開けた大阿原湿原に到着します。
ここから右巻きでテイ沢の分岐までの木道を進みます。大阿原湿原は3万年前に形成された高層湿原です。すでに老年期に入っているため、乾燥度が高いので湿原というよりは野原といったほうがぴったりの様相です。平坦で歩きやすい道を進んでいくとテイ沢の分岐に到着します。
大阿原湿原から流れ出ているのがテイ沢です。乾燥している湿原とは趣の全く違う苔の多いとてもきれいな沢です。水量も多く、水音を聞きながら散策を楽しむことが出来ます。ところどころ道が不明瞭ですが、時には水際の歩きやすいところも進みながら道をたどっていきます。行き交う人も少ないです。
やがて林道に行き当たり、そこで楽しい散策は終了となります。あとはひたすら地味にきつい登り坂の砂利の林道を進みます。高座岩に登るコースもありますが、ここは林道一択です。唯一の救いは林道脇の小川です。苦行のような林道歩きをしていると、やがて入笠牧場に到着します。
牧場には、柵を乗り越えて入ります。柵には登山者向けの道案内が書いてありますのでそれに従って先に進んでいきます。ここからは舗装路となります。これも地味に足に堪えます。前回は放牧している牛を見ることが出来ましたが、今回は残念ながら見ることはできず、牛を見たがっていたこいさんは落胆していました。
さて、そうこうしているうちに、ようやく御所平登山口まで戻ってくることが出来ました。お昼時ですが、13時を回ってしまっていたため、ヒュッテ入笠のランチは終了していました。いつになったらここのビーフシチュー食べられるのでしょうか。気を取り直してまだランチのやっている天文館のほうにお邪魔しましたが、こちらは「ごはん」切れということであきらめることに。
仕方がないので、山彦荘まで戻ってお昼を食べることにしました。こちらは14時までなので無事に私はカレーライス、こいさんは山菜うどんをいただくことが出来ました。カレーは鉄板のおいしさですが、うどんは昆布のだしのきいたとても良い味の汁で、おいしかったです。
腹ごしらえも無事すんで、入笠湿原でふたたび日本スズランを愛でながら山頂駅に向かいます。食後のデザートということで山頂駅脇のカフェでルバーブソフトをいただき、ゴンドラで駐車場まで。山野草を引き換えて登山終了です。帰り路は小仏トンネルの大渋滞でかなり時間がかかりましたが、20時前には自宅に到着することが出来ました。
さて、今回の登山のもう一つの目的である新たな相棒、スカルパZGトレックGTXの履き心地です。今回の靴はミドルカットなので、足首のホールド感が少ないため、今回のような整備された登山道であればとても歩きやすかったです。また、足全体が包まれている感覚で、指先も痛くならなかったのです。
ただし、足幅を考慮して少し大きめのサイズにしたので、お店で試し履きした時にはあまり気にならなかったのですが、靴紐の加減によっては多少かかとがずれる時がありました。またインソールも多少心もとない感じでしたので、以前のスカルパのインソールを流用して次回試してみようかと思います。
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