摩耶山（杣谷道↑・上野道↓）
兵庫県
Lunasa
体力度について
- GPS
- 04:34
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 963m
- 下り
- 985m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:31
スマホのGPSが不調だったためGPSロガーのデータで補完。
| 天候 | 曇りときどき晴れ。気温高め、風強め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り）阪急神戸線・王子公園駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所なし。渡渉地点は大きくて平らな飛び石などで徹底して整備されているというわけではないため一応慎重に。結構グラグラします。大雨の度に動いてそう。 |
| その他周辺情報 | 六甲駅から王子公園駅にかけて灘温泉2軒とふじ温泉というのがあるようです。 |
写真
阪急六甲駅。ほかに神鉄六甲駅というのもありますが、それは山を挟んで反対側、裏六甲にあります。たまに名前が同じなのに離れすぎている駅としてネタに。
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穂高湖の畔に2024年できたばかりのシェールミエール。登山者ウェルカムな雰囲気を出していて入りやすいです。この時は私だけでしたけど、登山者っぽいの。
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摩耶天空之庭から下界の展望。摩耶夫人が昇天した天上界を象徴した枯山水らしいので、この場合まさに下界。陽光を受けてキラキラ光る屋根？が綺麗でした。どこだろう。
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展望台から大阪港方面。万博の大屋根リングは視界に入っているはずですが霞んで見えません。デジタルズームもピントが合わないし。
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旧天上寺の史跡公園。ここの石畳の向こうは青空という光景が宙に浮かんでいるようで好きなのですが、今日は霞がかってもう一声といったところ。残念。
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問題の道標。いえ道標は問題でなく『六甲山系登山詳細図（西編）』でこの「難路」が初心者向けの「上野道」に誤表記されているという。『東編』は新版で色々訂正されましたが、『西編』の新版はまだでしょうか…
王子公園駅。右の鉄筋コンクリート製の高架橋は1936年土木遺産。阪急うめだ本店や西宮球場を設計した阿部美樹志の手になるそうで、東京だと東京駅ー神田駅間の高架橋もこの人の仕事。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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|---|
感想
この日曜日は摩耶山に登ってきました。昨年穂高湖にできたというカフェ、シェールミエールが気になっていたので。本当は土曜日に別のちょっと長めの山行を計画していて、金曜夜はすっかり準備を整えて早めに就寝したのですが、夜中にひどい咳の発作が。すっかり良くなったと思っていたのですが、土曜は諦めて医者に診せてきました。百日咳が流行っているというしもしやと心配だったのですが、診断では風邪のあと気管支が弱っているだけでしょうとのことで、症状を抑える薬を出してもらって様子見。日曜に再度その山行に挑戦でもよかったのですが、エスケープしにくいのと時間がややタイトなのとで自重。翌日仕事ですし。体調を別にしても5月はほとんどちゃんとした山に行っていないので体が鈍っている実感もあり。そんなわけで様子を見ながらの摩耶山と相成りました。
目的地が穂高湖なので登路はカスケードバレイを選択。まだ山登りを始めたばかりの頃に何も知らずに下山ルートに使って誰にも会わず、道がどんどん心細くなる様子に不安を覚えつつ下った記憶があり、今まで縦走路の杣谷峠の前を通るたびに懐かしく気になっていたので再訪です。まだ6月というのに暑くなって沢道ならいくらか涼しそうですし。
昼前に阪急六甲駅を出発。みんな同じように考えるものか人は多かったです。時間的に降りてくる人ばかりでしたが。杣谷入口から杣谷峠までですれ違い30人。あと多分下山中だと思いますが15人あまりの大グループが休憩中でした。時おり麓側から谷風が吹き上げてきて確かに涼しかったです。季節柄羽虫は多めだったものの地面にたかっているのが多くてそんなに気にはなりませんでした。杣谷パックマンを見落としたのが心残り。あと入山してすぐ杣谷堰堤の次の堰堤くらいからGPSが効かなくなり結局杣谷峠を過ぎてシェールミエールで落ち着くまで全然現在地が反映されませんでした。いくら沢地形は電波が入りにくいとはいえひどすぎる。最近調子悪いんですよね。なんでだろ。今どの辺まで来たかが判らないと長く感じますね。いや、堰堤や地形でだいたいは推測できますが、すぐに答え合わせできるのに慣れてしまうと。私も昔はGPSアプリなんてなしで山に行っていたものですが…もう手放せません。
さてお目当てのシェールミエールですが、数組先客がいるだけで割と空いていました。こちらは神戸登山プロジェクトの「神戸登山サポート店」に加盟しているそうで、ザックを入れる大きな籠が用意されていたりと登山者歓迎の雰囲気を出してくれているのですが、この時は登山者っぽいのは私だけで、他は神戸市自然の家のアウトドアレジャーに来たらしい家族連れが中心。最低4人掛けのテーブルなので混んでるとさすがに1人客は気が引けますが、まだいくつかテーブルが空いていたのでいいタイミングでした。そうそう椅子は全部スノーピークでした。お金かかってそう。
ここまでの登りでかなり汗をかいたので体は塩味を欲していたのですが、気分は甘味だったのでケーキセットを註文。出てきた時は一見小さいと思ったのですがフォンダンショコラが濃厚でコーヒーがもう1杯欲しいくらいの満足感。お値段は掬星台のCafe702より100円くらい高いかな、という感じ。まああっちが山の上にしては安いのですが。次来た時は軽食メニューを頼んでみたいですね。
せっかくなので穂高湖を1周してシェール槍にも登頂。シェール槍の登りで7人とすれ違いました。
掬星台は人少な目。神戸市はこの日最高気温30℃。山の上はちょうどいい涼しさだったので避暑に来た人で混んでるかなと思ったのですが。急に暑くなって家から出る元気もないとかですかね。外国の人が多くて半分くらいはいるかなという感じ。Cafe702の中は入っていなくて判りませんが。そのCafe702もせっかくなので立ち寄りたかったところですがさっきケーキセットを食べたばかりなので見送り。シェールミエールで軽食、ここでケーキの方が良かったか。
最近万博会場の大屋根リングが気になっているので探してみました。角度的には甲山より俯角がつくので天気がよければ多分見えるかな。でも今日は霞んでいて無理です。何せ咲洲庁舎も判別できなかったくらいなので。
下山は摩耶山のスタンダード、上野道で。未踏のコースもまだあるのですが、ロープウェイの虹の駅と王子公園の旧ハンター邸が、つい先週リニューアルされたヤマスタ「六甲山スタンプラリー」のチェックポイントになっているので。この時間ですがまだ登ってくる人はいて確か4,5人とすれ違いました。掬星台はロープウェイとケーブルで下山できますしね。私もそのうち1000万ドルの夜景を眺めに来たいです。あとお会いしたのは、多分下山中ちょっと足を止めていた2人組を追い越したのと、トレラン1人に追い抜かれ。
王子公園駅で阪急電車に乗って帰りました。駅のホームにあったパンダのペイントが無くなっていました。王子公園動物園の「神戸のお嬢様」ことタンタンが死んでから一度駅に降りたことがありますが、その時はまだあったような。薄っすらと跡が残っています。もっとも他の動物のも消えていたので単にデザインの変更かも。5月の連休にアドベンチャーワールドに行ってきましたが、白浜も町全体がパンダ推しでしたがこれからどうなるんでしょうね。春に訪れた愛媛県立とべ動物園は昔飼育していたことのあるニホンカワウソを今でも推していましたから好きなら押し続ければいいと思いますが。
変な脱線をしましたが、久しぶりに山らしい山に登れて満足でした。急に暑くなったのと合わせてかなり汗をかきましたし飲料を消費しました。これからの季節この感覚で行かないといけませんね。いいウォーミングアップでした。昔山を始めたばかりの頃に歩いた杣谷道は、人が全然歩いておらず心細く、飴か何かの包み紙が落ちているのを見てほっとした (けしからんですが、まあ包み紙くらいはうっかりポッケから落とすこともあるかなと) ものでしたが、今歩くとややマイナーなだけでよく整備された普通の道ですね。成長も感じられましたし満足です。もっともこのひと月で体は鈍ってそうなのでこれから徐々に長め高めの山行に戻っていきたいです。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●摩耶山天上寺●掬星台●摩耶山●虹の駅展望台●王子公園 旧ハンター住宅
（以上全部、六甲山スタンプラリー「摩耶山ハイク2025」）
●穂高湖（六甲山スタンプラリー「六甲山満喫��2025」）
●摩耶山 （関西ファミリーハイク）
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