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Yamareco

記録ID: 8400337
全員に公開
ハイキング
白山

念願の白山 25071011

2025年07月10日(木) 〜 2025年07月11日(金)
情報量の目安: S
都道府県 石川県 岐阜県
 - 拍手
山わくわく その他1人
GPS
12:21
距離
12.6km
登り
1,500m
下り
1,503m

コースタイム

1日目
山行
4:55
休憩
0:40
合計
5:35
距離 5.3km 登り 1,224m 下り 36m
6:33
2
スタート地点
6:35
48
7:23
7:40
65
8:45
8:51
46
9:37
9:43
34
10:17
10:19
69
11:28
11:36
8
12:08
2日目
山行
5:37
休憩
2:50
合計
8:27
距離 7.3km 登り 275m 下り 1,467m
4:00
5
4:05
4:06
37
4:43
5:08
33
5:41
10
5:51
7:33
18
8:02
8:14
62
9:16
9:24
25
9:49
9:57
56
10:53
10:54
43
11:37
11:49
38
12:27
天候 1日目快晴、午後雨 2日目曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日伊吹山登頂後、道の駅かつやま車中泊。3時起床後移動、別当出合駐車場着。
コース状況/
危険箇所等
計画;上り、砂防新道。下り、観光新道予定。だが、砂防新道、雪渓2箇所あり、内1箇所トラバース注意地域あり。当日の登山者情報では、エコーラインは崩壊地有りのため通行不可。観光新道も長い雪渓のトラバース有りとのこと。
実際;上り、砂防新道。下り、砂防新道の往復へ変更。
その他周辺情報 登山後、白峰温泉総湯。
別当出合から砂防新道を行く。すぐ、吊り橋を渡る。結構な高度感。
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別当出合から砂防新道を行く。すぐ、吊り橋を渡る。結構な高度感。
ズダヤクシュ(ユキノシタ科)。
ズダとは長野でのぜんそくの薬のことらしい
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ズダヤクシュ(ユキノシタ科)。
ズダとは長野でのぜんそくの薬のことらしい
サンカヨウ(メギ科)の果実。これより上部では、まだ開花株あり
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サンカヨウ(メギ科)の果実。これより上部では、まだ開花株あり
エンレイソウ(シュロソウ科)。3枚の茶色い萼片と3枚の大型の輪生の葉が特徴
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エンレイソウ(シュロソウ科)。3枚の茶色い萼片と3枚の大型の輪生の葉が特徴
砂防ダムの工事現場を望む岩肌にカワラナデシコ?が張り付いている。と思ったら、白山の岩礫地では、花弁が細いタカネナデシコ?とのことだが、アップしてみないとわからない。
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砂防ダムの工事現場を望む岩肌にカワラナデシコ?が張り付いている。と思ったら、白山の岩礫地では、花弁が細いタカネナデシコ?とのことだが、アップしてみないとわからない。
白いナデシコに見えるのはセンジュガンピ(ナデシコ科)。花弁は先が2裂し、さらに細かく分かれる。
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白いナデシコに見えるのはセンジュガンピ(ナデシコ科)。花弁は先が2裂し、さらに細かく分かれる。
一瞬、唇型の花弁からスミレに見えるがオオバミゾホウズキ(ハエドクソウ科)合弁花
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一瞬、唇型の花弁からスミレに見えるがオオバミゾホウズキ(ハエドクソウ科)合弁花
ミヤマスミレ(スミレ科)
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ミヤマスミレ(スミレ科)
アカモノ(ツツジ科)
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アカモノ(ツツジ科)
清楚で上品なゴゼンタチバナ。花弁に見える4枚の白い総苞片が特徴。「ゴゼン」は、白山の最高峰「御前峰」が由来らしい。本家本元のゴゼンタチバナ。びっくり
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清楚で上品なゴゼンタチバナ。花弁に見える4枚の白い総苞片が特徴。「ゴゼン」は、白山の最高峰「御前峰」が由来らしい。本家本元のゴゼンタチバナ。びっくり
ヤマトユキザサ(キジカクシ科)??ユキザサより大型、葉も大型で葉の縁が波打つ。
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ヤマトユキザサ(キジカクシ科)??ユキザサより大型、葉も大型で葉の縁が波打つ。
クマザサ??の開花、ここでも。
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クマザサ??の開花、ここでも。
葉の色、形、ゴワゴワした感じからイワナシ(ツツジ科)緑色の果実がまさにナシ。
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葉の色、形、ゴワゴワした感じからイワナシ(ツツジ科)緑色の果実がまさにナシ。
登山道を楽しませてくれるキヌガサソウ(シュロソウ科)花びらのように見える外花被片は、白、クリーム色、薄緑色をある。
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登山道を楽しませてくれるキヌガサソウ(シュロソウ科)花びらのように見える外花被片は、白、クリーム色、薄緑色をある。
登山道の両脇にミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)光沢があり、葉先が3−5裂に深裂し、すぐにわかる。
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登山道の両脇にミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)光沢があり、葉先が3−5裂に深裂し、すぐにわかる。
ツマトリソウ(サクラソウ科)花冠は7裂して離弁花のように見えるが、合弁花。葉脈の凹みも特徴。
縁がピンクになる個体が愛らしい。
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ツマトリソウ(サクラソウ科)花冠は7裂して離弁花のように見えるが、合弁花。葉脈の凹みも特徴。
縁がピンクになる個体が愛らしい。
黄色が鮮やかなミヤマタンポポ(キク科)
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黄色が鮮やかなミヤマタンポポ(キク科)
先ほどより少し上がってくると、サンカヨウの白い花、開花中。
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先ほどより少し上がってくると、サンカヨウの白い花、開花中。
イワウチワとイワカガミが、花の数1と複数で区別でき、葉の形が円形のウチワ型とハート型で区別できるので、これはイワカガミでいいだろう。但し、白山には花数の少ないコイワカガミというのがあるらしい
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イワウチワとイワカガミが、花の数1と複数で区別でき、葉の形が円形のウチワ型とハート型で区別できるので、これはイワカガミでいいだろう。但し、白山には花数の少ないコイワカガミというのがあるらしい
テガタチドリ(ラン科)薄紅色の千鳥型の花弁が穂状につく。
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テガタチドリ(ラン科)薄紅色の千鳥型の花弁が穂状につく。
カラマツソウ(キンポウゲ科)
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カラマツソウ(キンポウゲ科)
鮮やかな橙色のゼンテイカ(ニッコウキスゲ)(ススキノキ科)
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鮮やかな橙色のゼンテイカ(ニッコウキスゲ)(ススキノキ科)
スミレとつかないがスミレ科のキバナノコマノツメ。唇弁が離れて見えるのが特徴。
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スミレとつかないがスミレ科のキバナノコマノツメ。唇弁が離れて見えるのが特徴。
ヨツバシオガマ(ハマウツボ科)4枚の葉が輪状。花は唇型で上唇がくちばし状。昨年の五竜岳ではクチバシシオガマが。
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ヨツバシオガマ(ハマウツボ科)4枚の葉が輪状。花は唇型で上唇がくちばし状。昨年の五竜岳ではクチバシシオガマが。
12曲がり付近、雪渓をトラバース。お花畑が出現、ミヤマダイコンソウやイブキトラノオ
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12曲がり付近、雪渓をトラバース。お花畑が出現、ミヤマダイコンソウやイブキトラノオ
ミソガワソウ(シソ科)どこかで見たが思い出せない。
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ミソガワソウ(シソ科)どこかで見たが思い出せない。
ハクサンフウロ(フウロソウ科)鮮やかなピンク色がお花畑の主役
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ハクサンフウロ(フウロソウ科)鮮やかなピンク色がお花畑の主役
ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)「大」の字に見える。高山型
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ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)「大」の字に見える。高山型
これもクマザサ?の開花
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これもクマザサ?の開花
いよいよ、山頂や山小屋のある室堂が近づく
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いよいよ、山頂や山小屋のある室堂が近づく
木道の脇にハクサンコザクラ(サクラソウ科)これの群生が見たかった。
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木道の脇にハクサンコザクラ(サクラソウ科)これの群生が見たかった。
出ました、クロユリ(ユリ科)。これも目的の一つ。
クロと言っても黒ではなく、茶色に内側は黄色の網目模様、うつむき方がいい。
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出ました、クロユリ(ユリ科)。これも目的の一つ。
クロと言っても黒ではなく、茶色に内側は黄色の網目模様、うつむき方がいい。
2日目、日の出に合わせて、室堂を出て、山頂に向かう。消防局の団体のヘッドランプが登山道に筋をなす。
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2日目、日の出に合わせて、室堂を出て、山頂に向かう。消防局の団体のヘッドランプが登山道に筋をなす。
御前峰の山頂から日の出を神々しく望む。雲をかき分け、日が昇る。厳かな雰囲気。「バンザイ」が聞こえる。
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御前峰の山頂から日の出を神々しく望む。雲をかき分け、日が昇る。厳かな雰囲気。「バンザイ」が聞こえる。
山頂の祠では、白山神社の神主さんが祝詞をあげてくれる。
晴れた日は毎日行われるらしい。
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山頂の祠では、白山神社の神主さんが祝詞をあげてくれる。
晴れた日は毎日行われるらしい。
山頂付近の岩稜地、コケモモ(ツツジ科)葉は光沢があり、雌しべが飛び出す。
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山頂付近の岩稜地、コケモモ(ツツジ科)葉は光沢があり、雌しべが飛び出す。
オンタデ(タデ科)
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オンタデ(タデ科)
クルマユリ(ユリ科)葉が輪状。花被片が大きく反り返る。
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クルマユリ(ユリ科)葉が輪状。花被片が大きく反り返る。
アオノツガザクラ(ツツジ科)花は壺型、葉はツガの葉のように細く尖る。
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アオノツガザクラ(ツツジ科)花は壺型、葉はツガの葉のように細く尖る。
室堂の白山神社の脇に、クロユリがたくさん。下から覗くと、花柱が3裂した両生花と→次の写真
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室堂の白山神社の脇に、クロユリがたくさん。下から覗くと、花柱が3裂した両生花と→次の写真
花柱が無い雄性花の2種類がある。
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花柱が無い雄性花の2種類がある。
いよいよ、下山。室堂の前の池にミヤマキンポウゲと
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いよいよ、下山。室堂の前の池にミヤマキンポウゲと
コバイケイソウ(シュロソウ科)のお花畑
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コバイケイソウ(シュロソウ科)のお花畑
花弁に毛が無いイワギキョウ(キキョウ科)。岩が似合う。毛があるのはチシマギキョウ。今回は見られず。
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花弁に毛が無いイワギキョウ(キキョウ科)。岩が似合う。毛があるのはチシマギキョウ。今回は見られず。
シナノオトギリ?(オトギリソウ科)
オトギリソウとシナノオトギリは、葉の明点と黒点で同定するが、ややこしい。花数が少ないので、シナノオトギリ?
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シナノオトギリ?(オトギリソウ科)
オトギリソウとシナノオトギリは、葉の明点と黒点で同定するが、ややこしい。花数が少ないので、シナノオトギリ?
タカネナナカマド(シュロソウ科)バラ科。葉の鋸歯が全体にあり、葉の2/3しか無いウラジロナナカマドと区別。
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タカネナナカマド(シュロソウ科)バラ科。葉の鋸歯が全体にあり、葉の2/3しか無いウラジロナナカマドと区別。
??ウメバチソウ(ニシキギ科)花柄が葉を突き抜けるのが見えない。
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??ウメバチソウ(ニシキギ科)花柄が葉を突き抜けるのが見えない。
赤花で釣鐘形のウスノキ(ツツジ科)?
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赤花で釣鐘形のウスノキ(ツツジ科)?
ハクサンフウロ他のお花畑
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ハクサンフウロ他のお花畑
黄色とピンク色
カラマツソウ
テガタチドリとお花畑
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テガタチドリとお花畑
高山帯のミヤマハタザオ(アブラナ科)3−4cmの果実も見える。
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高山帯のミヤマハタザオ(アブラナ科)3−4cmの果実も見える。
岩稜地のミヤマダイコンソウの塊
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岩稜地のミヤマダイコンソウの塊
特徴的な3枚の小葉を持つコミヤマカタバミ(カタバミ科)
4
特徴的な3枚の小葉を持つコミヤマカタバミ(カタバミ科)
雪渓下などの湿地を好むリュウキンカ(キンポウゲ科)
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雪渓下などの湿地を好むリュウキンカ(キンポウゲ科)
林縁で下向きに咲き、目立たないベニバナイチゴ(バラ科)
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林縁で下向きに咲き、目立たないベニバナイチゴ(バラ科)
葉の下にひっそりとオオバタケシマラン(ユリ科)。花被片が反り返ったタコみたいな面白い形。
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葉の下にひっそりとオオバタケシマラン(ユリ科)。花被片が反り返ったタコみたいな面白い形。
ササユリ(ユリ科)
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ササユリ(ユリ科)
あと少しで、吊り橋と言うところで、1m位の茶色の変わった植物が出現。オニノヤガラ(ラン科)。ナラタケへの菌従属植物。無事下山。
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あと少しで、吊り橋と言うところで、1m位の茶色の変わった植物が出現。オニノヤガラ(ラン科)。ナラタケへの菌従属植物。無事下山。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 スパッツ 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食(羊羹) 非常食(ビスケット) 塩タブレット ゼリー飲料 飲料水 経口補水液(OS1) レジャーシート 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック スマホ 歯磨きセット 宿泊用衣服 ソフトシェル 寝袋シーツ
備考 飲料水1人、1.8L(他に予備1L)。os1-1本。ゼリー飲料1人2本。
実質、1日目、飲料水1.5l。ゼリー1本。2日目、飲料水1.2L。ゼリー1本。
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コメント

山わくわくさん、白山お疲れ様でした。
私も白山登りました!
下山した日にちょうど、山わくわくさんのレコを拝見して、とても嬉しくなりました。
観光新道で下りましたか、もう雪渓は小さいのが残るのみでした。
ゼンテイカが斜面一面に咲き誇り、お花の種類も砂防新道より多かったと思います。
ただ、お花が少なくなってからの激下りは、嫌になるほど長かったですが…
私は暑さにやられ、ヘロヘロでお花もちゃんと写せませんでしたが、山わくわくさん、さすがですね。
詳しいお花の解説を見て、なるほどと感心しております。これから、レコを書きますので参考にさせて下さい。
ご来光も素晴らしかったですね!
また、お花のレコ楽しみにしています。
お気をつけて山行を。
2025/7/21 7:41
のりさん12さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
白山行かれて観光新道を降りられたんですね。約10日ずれたら雪もかなり無くなっているでしょうね。良いですね。私は観光新道やエコーラインが行けなかったことが悔しくてしょうがありません。混雑を避けて早く行きすぎたようで残念です。けど多くの高山植物に元気をもらいました。のりさん12さんの白山レポ楽しみに待っています。いつもの北海道レポも楽しみに待っているんですよ。
またよろしくお願いします。
2025/7/21 11:50
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体力レベル
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技術レベル
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