一ノ沢から常念岳ピストン（テント泊）

2025年07月12日(土) 〜 2025年07月13日(日)

• GPS: 27:26
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,892m
• 下り: 1,890m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 2:15
• 合計: 7:35

距離 12.3km 登り 1,812m 下り 538m

5:14 スタート地点
5:27 常念岳登山者用駐車場
5:44 5:47 一ノ沢登山口
5:57 山ノ神
6:43 6:52 王滝ベンチ
7:13 7:17 烏帽子沢
7:41 7:44 笠原沢
8:35 9:01 最終水場
9:45 10:36 常念小屋
11:34 11:40 三股への分岐点
11:41 12:11 常念岳
12:12 12:15 三股への分岐点
12:49 常念小屋

2日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:22

距離 8.1km 登り 77m 下り 1,352m

5:18 常念小屋
5:40 5:50 最終水場
6:25 6:26 笠原沢
6:44 6:49 烏帽子沢
7:06 7:20 王滝ベンチ
7:57 山ノ神
8:07 8:12 一ノ沢登山口
8:27 常念岳登山者用駐車場
8:40 ゴール地点

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

登山道が崩落した一ノ沢から登ってきました。三俣からと比べると負担感はだいぶ違うと思います。運転手さん曰く、復旧には3年くらいかかりそうとのことですので、タクシーでのご参考になればと。
・南安タクシーさんに予約の電話
https://nan-an.co.jp/northern_alps/
・穂高駅・穂高神社近くの無料駐車場でピックアップいただくよう電話でお願いすると、車種・色・ナンバーを聞かれます（カーシェアの場合は、事前に車を押さえておく必要あり）。
・無料駐車場に停めて（4時半で満車でした💦）、車の近くに立ってたら、タクシーを見つけてくださいました。5時前は割増料金必要ですが、対応してくれそうです。
・一ノ沢のタクシー降り場までは約6，000円・30分弱
・タクシーを降り、登山ポストのある登山口まで徒歩30〜40分
・帰りは常念小屋で予約を受け付けてくれます（100円）。常念小屋は4時半から予約を受け付けてくれるので、出発当日に依頼しても問題ありませんでした。

コース状況／危険箇所等

胸突八丁までは、渡河っぽい場面もありましたが、基本的に登りやすい登山道。
最終水場を過ぎてからはハシゴ・階段の連続でしんどかったものの、基本的には短い距離でしたし、何より登り終えた後にいきなり広がる槍穂高の景色は涙ものです。

常念乗越から常念岳は標準CT1時間10分でしたが、もっとかかりました。
しんどかった笑

往復のタクシー代はかかりますが、やはり一ノ沢から登る方が楽で良いと思います。

その他周辺情報

常念小屋の雰囲気は最高です。
テント場からはずっと槍穂高を見続けてましたし、軽食も美味しい。
スタッフの皆さんも優しいし、オリジナルグッズやバーもあって楽しい山小屋です。

写真

7/12 4:45

穂高神社近くの無料駐車場は4時半ですでに満車

7/12 4:59

タクシー運転手さんだけが開けれるゲートを抜けて行きます

7/12 5:12

タクシーの終着ポイント。トイレ二つあり。

7/12 5:13

タクシー降り場から登山口まで私の場合約30分。皇海山を思い出しました。

7/12 5:19

登山者用に通路が用意されていました。感謝です。

7/12 5:19

思ったより大きな崩落。運転手さん曰く3年かかる、というのも納得です（県も電力会社も無関係らしく市だけで対応しないといけないらしいです）。

7/12 5:43

30分かけて登山口へ。トイレありますが水場は枯れてました。

7/12 5:44

ここまでチャリで来た猛者もいるようですね笑

7/12 5:51

さすが一ノ沢という名だけあって、沢を登っていきます

7/12 5:58

登山道が水の通り道になっていることも

7/12 5:58

山の神に到着

7/12 5:59

立派な神木がありました。安全登山を祈願して出発

7/12 6:40

雪解け水が気持ち良い。雪渓はまったく消えてなくなってました

7/12 6:51

大滝のベンチで休憩。周囲に大滝が見当たらず・・

7/12 6:51

まさかこれが大滝？笑

7/12 7:16

胸突八丁からハシゴ階段が始まります

7/12 8:34

基本的にピンクテープもあり分かりやすいです

7/12 8:47

最終水場！めちゃくちゃ美味しい。テント泊なので、多めに装填します。
最終ってことはこれまであった、川の水等も多分飲めるんだろうな。

7/12 9:25

第二ベンチから第三ベンチは、間違いなく200mもありません笑

7/12 9:36

あともう少しで乗越だけど、天気は大丈夫か・・・

7/12 9:42

そしたらいきなりドーン！
この景色を見に来た！

7/12 9:42

あまりの絶景に涙が出てきてしまいました

7/12 10:18

テント派を張って、いざ常念岳へ（フライが裏返し、と親切な方が教えてくださいました）

7/12 10:27

ガスが気になるけど、登り返し

7/12 10:47

こんな感じでガレ場の急登が続きます

7/12 10:49

絶望的な急登が続きます笑

7/12 11:30

薬師岳、鷲羽岳、水晶岳から？

7/12 11:34

雷鳥親子登場！

7/12 11:35

ニセ山頂に騙され、

7/12 11:48

登頂！最高の景色です。撮っていただいた方の腕前に感謝！

7/12 11:49

いつもの通り、キレイなジャイアンと柴先輩も！

7/12 11:56

贅沢なコーヒー体験

7/12 12:25

青空、白い雲、槍穂高、深緑・・・最高です

7/12 12:25

奥に見えるのは鷲羽岳と水晶岳でしょうか

7/12 13:12

下山後、常念小屋で生ビールがいただけました！！最高！

7/12 13:20

ビーフシチュー（パンも選べます）
美味しかった！

7/12 14:28

おやつタイム。炎天下で暑かった

7/12 16:09

虫がテント内に入ってくるのは覚悟の上で、全開にして読書タイム。最高や！

7/12 16:28

デザートタイム
無印良品のバームクーヘンは登山向き

7/12 17:07

17時過ぎるとほぼサイトは一杯でした（写真は第二サイト）

7/12 17:09

第一サイトもいっぱい。人気の理由もわかります

7/12 17:36

夕食タイム

7/12 18:39

沈む夕陽を眺めながら・・・

7/12 18:45

日本酒タイム！

7/12 19:11

夜の常念小屋。ほんとにキレイ

7/12 19:12

夜にはバーカウンターも開いてました。素敵やん！笑

7/13 3:05

軽量化のため、通気性の高いテントにしたら、寒かった笑
夜中2時に目覚めて、3時にトイレに行ったらこの星空！

7/13 4:41

御来光もバッチリでした！

7/13 4:43

モルゲンロートも素敵！

7/13 6:08

5時早々に下山開始したものの、太陽が照りつける下りはじめはめっちゃ暑かった

7/13 7:07

とはいえ、胸突き八丁を過ぎると樹林帯・沢沿いなので、気持ちよい。

7/13 7:15

予約してたタクシーまで時間があったので、大滝を過ぎたあたりで、靴脱いで雪解け水にザブン。
冷たすぎて痛くて、すぐ上がりましたが、アイシングとしての効果がありました笑

7/13 8:12

下山完了！下りは3時間だったので、日帰り登山客が多いのも納得です

7/13 8:10

登山口の水場は枯れてました

7/13 8:10

登山口近辺のみフリーWi-Fiがあり、ネットでの登山届提出が可能です

7/13 8:26

一ノ沢の駐車場。早く再開しますように

撮影機器：

DSC-RX100M7 SONY

Galaxy Z Fold5 samsung

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

kikuppu

一ノ沢ルートが崩落して、マイカーでアクセスが困難になって、今年は常念岳無理かなぁと思っていたら、穂高駅からタクシーが朝早くから対応していることを発見しましたので、テント泊プランで行ってきました。
一ノ沢ルートは沢沿いの気持ちの良いルートで、最後の急登も思ったほど長くなく、何よりいきなり迎えてくれる絶景が最高です。
常念小屋の雰囲気は最高で、次回は山小屋泊にしようと思った次第です。
最高の北アルプス体験になりました。