三ツ峠山 〜桜満開♪近いよ富士山♪〜
- GPS
- 09:37
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 9:25
天候 | 晴れときどき曇り 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
中央自動車道 河口湖ICから15分 ◆登山口まで 駐車場から河口湖駅まで徒歩10分 富士急行 河口湖駅から三つ峠駅まで22分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆三つ峠駅→三ツ峠山 車道歩きが長いが、桜が満開で楽しめた。 八十八大師から屏風岩までガレ場あり。 ◆三ツ峠山→河口湖 危険個所なし。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ 河口湖周辺に複数あり ◆トイレ ・河口湖畔の無料駐車場 ・河口湖駅 ・三つ峠駅 ・さくら公園 ・いこいの森 ・四季楽園 |
写真
感想
冬の終わりを感じる4月。今回はゲストのHさんを迎えて雪のない山へ登る。登るのは、桜が楽しめて展望の良い三ツ峠山だ。登山歴7年となるが、河口湖周辺の山に登るのは初めてだ。
午前2時前に起床し、東北道、圏央道、中央道を通って富士吉田市に着いたのが4時20分頃。コンビニで朝食を済ませて川口湖畔の駐車場に着いたのは4時50分。装備を整えて河口湖駅に向かう途中で、正面に雪を纏った富士山が現れた。山梨や長野の山に登るとき、私はこう思うことがある。
『ここに住んでいる人が羨ましい』
5時15分に河口湖駅に着きHさんと合流し、始発電車で三つ峠駅へ。沿線には桜が咲いていて春の訪れを感じられる。開演前の富士急ハイランドは静かだ。三つ峠駅で下車したのは意外にも我々3人のみ。今日は土曜日のはずだが。
駅からしばらく舗装された道を歩く。登山道となるのはずっと先だ。日の出を迎えた西桂町を北上すると桜が出迎えてくれた。三ツ峠グリーンセンター、さくら公園、三ツ峠遊園、いこいの森と続く桜道。あまりにも綺麗に咲いているので写真撮影に夢中となってしまう。
いこいの森の先で車道は終わり、ここからが登山道となる。空胎上人によって開山された三ツ峠山は昔から修験道の山だったようで、達磨石や愛染明王塔、八十八大師といった史跡から歴史を感じることができる。遮るものがなく富士山が見られるのは股のぞきや屏風岩付近の数ヵ所だが、それら史跡のおかげで退屈することなく登ることができた。屏風岩ではクライマーたちがロープなどを準備していた。屏風岩を過ぎ、木の階段を登ると四季楽園に着く。既にたくさんの登山者で賑わっていた。三ツ峠山の最高峰である開運山は目の前だ。登る途中で北西を振り返ると、雪を纏った南アルプスの3000m峰が並んでいた。今夏に全山縦走を予定していた南アルプスだが、仕事の都合で実現は難しくなってしまった。全山縦走は来年以降になるだろう。
10時15分、開運山の頂上に立つ。南に見える富士山は、いままで見た中で最も大きい富士山だった。富士山から右に目を向けると、南アルプスから八ヶ岳、金峰山が見渡せる。聖岳から北岳、仙丈ヶ岳までは白いが、甲斐駒は雪が少ないように見えた。
開運山から北の御巣鷹山に向かう。御巣鷹山と聞けば、日本航空123便墜落事故での「御巣鷹の尾根」を連想するが、この山ではない(この記事を書くにあたり調べると、墜落したのは御巣鷹山の尾根ではなく、高天原山に属する尾根である)。三ツ峠山の御巣鷹山の頂上は電波塔施設がありフェンスに囲まれている。鉄塔の下に山頂を示す石柱があるが、記念撮影すらできないのは残念でならない。
四季楽園の先にある展望地で昼食休憩とした。富士山の上部は見えたり雲隠れしたりを繰り返していた。休憩中に通り過ぎる登山者を見ていると、服装や装備が多彩で面白い。夏のような半袖の人もいれば、冬のような寒さ対策万全の人もいる。この季節の装備の選択は難しい。
下山は三ツ峠山荘から木無山、霜山、天上山を経て河口湖に至るルート。そのほとんどが樹林帯で、見えるのは樹林帯越しの河口湖と富士山と富士吉田市の街並み。下りるにしたがって聞こえてくるのは、富士急ハイランドの絶叫マシンにのる女性の悲鳴、そしてカチカチ山まで来ると観光地の喧騒だ。カチカチ山ロープウェイは観光客に任せて我々は歩いて下山した。
下山後は、Hさんお薦めのほうとう不動へ。ほうとうの種類は「不動ほうとう」のみ。もちろんそれを注文した。数年ぶりに食べたほうとうは美味しかった。
◆参考資料 - 本当は怖いカチカチ山
http://www.kachikachiyama-ropeway.com/contents/story/
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