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Yamareco

記録ID: 8435264
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

【鳳凰山】赤抜沢右俣遡行

2025年07月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:04
距離
15.5km
登り
1,902m
下り
2,044m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:44
休憩
0:20
合計
10:04
距離 15.5km 登り 1,902m 下り 2,044m
6:32
1
スタート地点
6:33
387
13:00
13:02
18
13:20
13:21
4
13:25
13:26
8
13:34
13:35
25
14:00
14:06
21
14:27
14:28
19
14:47
25
15:12
15:20
33
15:53
30
16:23
13
16:36
ゴール地点
天候 晴れ後霧
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
夜叉神峠登山口駐車場に駐車、バスで赤抜沢橋へ。バス代1030円、協力金300円。
コース状況/
危険箇所等
○赤抜沢右俣:3級
 二俣までは登りやすい滝と簡単に巻ける滝が多く、やや物足りない。右俣に入るとゴルジュが発達して登り応えのある滝が多くなる。二俣の少し先までは赤茶けた堆積岩系の岩で、途中から花崗岩に替わる。全体的に開放的な沢。下山の登山道が超長い。
その他周辺情報 【他の記録】
 左俣の記録は多いが、右俣の記録は少ない。下記の3件のみ確認。
・genterら(2022):https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4549130.html
・kaikaireiら(2023):https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5846202.html
・東京起点沢登りルート120
 この記録は、最後まで本流を詰めずに2310m右岸枝沢を詰めている。
いかにも赤抜沢という感じの、赤茶けた岩の崩壊地
2025年07月19日 07:03撮影 by  901SO, Sony
7/19 7:03
いかにも赤抜沢という感じの、赤茶けた岩の崩壊地
そこそこ長いゴーロを経て、やっと滝場が始まった。最初の多段15m滝は右の細い水流から。
2025年07月19日 07:08撮影 by  901SO, Sony
7/19 7:08
そこそこ長いゴーロを経て、やっと滝場が始まった。最初の多段15m滝は右の細い水流から。
巨岩帯の中の滝。だいたいは登りやすい。
2025年07月19日 07:16撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 7:16
巨岩帯の中の滝。だいたいは登りやすい。
2条10m滝。中央の岩から。
2025年07月19日 07:20撮影 by  901SO, Sony
7/19 7:20
2条10m滝。中央の岩から。
振り返ると北岳。雪渓がまだある。
2025年07月19日 07:21撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 7:21
振り返ると北岳。雪渓がまだある。
多段20m滝。右の岩から。
2025年07月19日 07:46撮影 by  901SO, Sony
7/19 7:46
多段20m滝。右の岩から。
8m斜滝
2025年07月19日 07:52撮影 by  901SO, Sony
7/19 7:52
8m斜滝
2段9mCS滝:明らかに登れないので左から小さく巻く。
2025年07月19日 07:57撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 7:57
2段9mCS滝:明らかに登れないので左から小さく巻く。
10m斜滝:頑張れば直登できるかもしれないが、水がかなり冷たいし、右から楽に巻けるのでやる気がしない。
2025年07月19日 08:00撮影 by  901SO, Sony
7/19 8:00
10m斜滝:頑張れば直登できるかもしれないが、水がかなり冷たいし、右から楽に巻けるのでやる気がしない。
4m岩間滝:巻くのは多少面倒そうなので、左の倒木から頑張って直登。倒木なければ無理そう。
2025年07月19日 08:13撮影 by  901SO, Sony
7/19 8:13
4m岩間滝:巻くのは多少面倒そうなので、左の倒木から頑張って直登。倒木なければ無理そう。
2段13m滝:超冷たいシャワーを浴びて直登。
2025年07月19日 08:31撮影 by  901SO, Sony
7/19 8:31
2段13m滝:超冷たいシャワーを浴びて直登。
上記滝を登るたな
2025年07月19日 08:34撮影 by  901SO, Sony
7/19 8:34
上記滝を登るたな
3段4m滝:苔と、滝つぼにたまる白い砂が綺麗
2025年07月19日 08:44撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 8:44
3段4m滝:苔と、滝つぼにたまる白い砂が綺麗
二俣を右に入ると、ここまで無かったような狭いゴルジュになる。4m樋状滝を登ろうとするtamoshima
2025年07月19日 08:56撮影 by  AC003, DJI
7/19 8:56
二俣を右に入ると、ここまで無かったような狭いゴルジュになる。4m樋状滝を登ろうとするtamoshima
13m滝:tamoshimaがリードしていたら、足をのせていた岩が落ちてフォールした。上にきめていたカムで停止。脆いので注意。冷たい水さえ我慢すればそれほど難しいわけではない。
2025年07月19日 09:04撮影 by  901SO, Sony
7/19 9:04
13m滝:tamoshimaがリードしていたら、足をのせていた岩が落ちてフォールした。上にきめていたカムで停止。脆いので注意。冷たい水さえ我慢すればそれほど難しいわけではない。
4mCS滝:この滝は結構登りにくかったので、
2025年07月19日 10:09撮影 by  901SO, Sony
7/19 10:09
4mCS滝:この滝は結構登りにくかったので、
たなが登るときにはこのように流路変更した。これでだいぶ登りやすくなった。
2025年07月19日 10:20撮影 by  AC003, DJI
7/19 10:20
たなが登るときにはこのように流路変更した。これでだいぶ登りやすくなった。
左右に40m程度の滝がある2260二又。この沢のハイライトかな。右の樋状滝は快適に登れる。
2025年07月19日 10:25撮影 by  901SO, Sony
7/19 10:25
左右に40m程度の滝がある2260二又。この沢のハイライトかな。右の樋状滝は快適に登れる。
樋状滝を登るたな
2025年07月19日 10:32撮影 by  901SO, Sony
7/19 10:32
樋状滝を登るたな
最後の多段20m斜滝と、奥の7mCS滝。多段20mを登ってから、左岸を巻く。
2025年07月19日 10:54撮影 by  901SO, Sony
7/19 10:54
最後の多段20m斜滝と、奥の7mCS滝。多段20mを登ってから、左岸を巻く。
詰めの明るい樹林:結構綺麗
2025年07月19日 12:29撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 12:29
詰めの明るい樹林:結構綺麗
最後は白ザレを詰める。詰めは結構長いが、景観は良いのでそれほど嫌な感じはしない。
2025年07月19日 12:37撮影 by  SC-03L, samsung
7/19 12:37
最後は白ザレを詰める。詰めは結構長いが、景観は良いのでそれほど嫌な感じはしない。
遡行図
2025年07月24日 19:53撮影
7/24 19:53
遡行図
撮影機器:

装備

備考 ラバーソール適

感想

【計画の経緯】
 せっかくの好天の3連休だが、予定があって土曜日帰りでしか沢に行けない。いろいろ考えた結果、標高が高くて暑い時期が適期である、赤抜沢へ。

【感想】
 赤茶けた堆積岩と白い花崗岩が明瞭に入れ替わり、渓相の変化が楽しめる結構面白い沢だったが、ともかく下山が長すぎる。白井沢左俣を登った時に経験済みだったはずだが、忘れていた。
 左俣にはゴルジュがないようなので、ある程度登れる実力があるなら右俣の方がお薦めである。

今回はリニア調査ではないけど南アへ。上部が花崗岩、下部が付加体由来の変成岩っぽい沢ゆえに、ゴルジュの側壁と川床の砂が完全に異素材であべこべ感が面白い。途中のcs滝は水が冷たくてやる気がしないでいたら、タモが水流の位置を変えてくれた。ありがたやありがたや。登って行くと完全な花崗岩エリアになり、渓相の変化を楽しんだら観音ヶ岳の砂浜のような登山道へ。下山は激長い。

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