甲斐駒ヶ岳：黒戸尾根から・七丈小屋テント泊

2025年07月18日(金) 〜 2025年07月19日(土)

• GPS: 33:26
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,627m
• 下り: 2,624m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:07
• 合計: 8:59

距離 10.2km 登り 1,830m 下り 175m

6:35 尾白川渓谷駐車場
6:41 白州観光尾白川渓谷キャンプ場
9:39 9:55 笹の平分岐
12:08 12:14 刃渡り
12:32 12:45 刀利天狗
13:36 五合目小屋跡
13:39 14:06 屏風小屋跡
15:19 15:24 七丈小屋
15:34 宿泊地

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 3:12
• 合計: 11:05

距離 12.7km 登り 796m 下り 2,443m

4:47 宿泊地
5:39 5:52 八合目御来迎場
6:44 6:47 駒ヶ岳神社本宮
6:54 7:35 甲斐駒ヶ岳
7:39 駒ヶ岳神社本宮
8:25 八合目御来迎場
9:10 10:33 七丈小屋
11:23 11:42 屏風小屋跡
11:47 11:49 五合目小屋跡
12:26 12:37 刀利天狗
12:52 刃渡り
14:07 14:24 笹の平分岐
15:43 15:44 竹宇駒ヶ岳神社
15:49 15:51 尾白川渓谷駐車場
15:52 ゴール地点

天候

18日：晴れ（霧）
19日：快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場：無料、トイレ、売店あり。100台以上は置けそうな広さがあります、初日は平日なのでガラガラ、二日目は三連休初日でしたがこの日も余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

よく整備された登山道ですが、距離が長く上部はハシゴや鎖が連続しますので初心者の方は経験者と同行した方が良いと思います。

写真

7/18 6:32

今日は久々にテント泊です、重荷に不安を抱きながら出発します

7/18 6:36

ひょうきんな登山口標識に見送られます

7/18 6:43

神社で登山の安全を祈願します

7/18 6:45

吊り橋を渡って登山口に向かいます

7/18 6:46

きれいな尾白川の渓流

7/18 7:21

登山道は大雨で若干荒れ気味

7/18 8:13

早速重荷に喘いでます
8月の夏山テン泊に備えて敢えて重荷にしましたが、予想以上に苦労してます

7/18 9:30

木の間に頂上方面が見えました既に3時間経過してます

7/19 14:45

やっと一合目
ここまでがキツかった！

7/18 9:44

やっと笹ノ平
今日の荷物ではいつものペースで歩くとバテてしまいそうなのでペースを落とし体力温存で登る事にします
夏山は日の入りが遅いのでゆっくり登っても安心ですね

7/18 10:21

二合目
一合目からはわりあい近くに有ります

7/18 10:47

うまい具合に霧が出てきて涼しくて助かります

7/18 12:02

三合目
道が穏やかになりました

7/18 12:02

信仰の山ですね、あちこちに石碑が有ります

7/18 12:11

刃渡り
よく写真で見る場所ですが特に難所では有りません

7/18 12:35

だんだん険しい道になってきます

7/18 12:44

四合目

7/18 13:41

五合目
学生の頃よく泊まった五合目小屋はもう跡形もありません
（小屋があった場所はここではなく少し黒戸山寄りです）

7/18 13:41

サルオガセの絡まった樹木と岩が幽玄な雰囲気を醸し出してます

7/18 13:55

五合目を過ぎると更に険しい道です

7/18 13:55

あちこちに崩落の跡

7/18 13:55

凄いところに立派なハシゴが掛かっています
整備した方に感謝ですね

7/18 13:56

上から見下ろすと結構な高度感
でもしっかりしたハシゴなので安全です

7/18 13:58

五合目ハシゴ場の全景
整備ありがとうございました

7/18 14:24

名残のシャクナゲが咲いてました

7/18 14:42

これも有名な二段ハシゴ

7/18 14:48

六合目
目標の15時には到着できそうも有りませんね

7/18 15:18

七丈小屋
やっと到着しました
時間は掛かりましたがペースを落としたためそれほど疲れずに登れました

7/18 16:27

テント場は第二小屋の脇のハシゴを登っていきます

7/18 16:48

テント設営完了
平日ですので上の段は先着1名のみ広々と使えました

7/18 16:48

テント場からの展望
下界は雲海です

7/18 18:21

のんびり夕食
これぞテント泊の醍醐味ですね

7/18 18:26

夕方になり雲が落ち着き金峰山が見えました
雲から頭を出しているのは黒戸山ですね

7/18 18:30

鳳凰三山地蔵岳のオベリスク
左下に少しだけ頭が見えているのは富士山です

7/19 4:08

翌朝夜明け前
見事な雲海です

7/19 4:09

快晴の空に月が輝いてます

7/19 4:10

木の間越しに八ヶ岳

7/19 4:27

テントの中からの景色

7/19 4:45

日の出です

7/19 4:55

テントに日が差します
良い一日になりそうです

7/19 4:56

テント場の少し上に七合目標識
今日は必要最小限の軽い荷物で山頂を目指します

7/19 5:20

北アルプスがよく見えます
手前のとがった稜線は鋸岳ですね

7/19 5:25

雲海に浮かぶ八ヶ岳

7/19 5:42

八合目
森林限界を超えました

7/19 5:43

鳳凰三山の後ろに富士山

7/19 5:45

ついに頂上を捉えました

7/19 5:58

これも写真でよく見る足場が掘られた岩

7/19 6:12

ゴゼンタチバナ
花は少なめ

7/19 6:16

摩利支天の向こうに北岳が見えました

7/19 6:17

九合目

7/19 6:19

九合目と言えばこの景色
2本の剣が刺さった烏帽子岩です

7/19 6:42

いよいよ頂上の祠が見えました

7/19 6:49

頂上直下で北沢峠からの道を合わせます

7/19 7:05

甲斐駒ヶ岳登頂しました

7/19 6:54

仙丈ヶ岳

7/19 6:55

鳳凰三山と富士山

7/19 6:55

北岳・間ノ岳・塩見岳
遠く赤石岳方面も見えてます

7/19 6:56

頂上の祠

7/19 6:55

伊那側では東駒ヶ岳と呼ぶらしい

7/19 7:17

山頂にて
撮っていただきました

7/19 7:18

マイホームマウンテン八ヶ岳

7/19 7:18

槍・穂高連峰

7/19 7:22

山梨百名山標識

7/19 7:35

さて下りますか

7/19 7:40

最後に頂上を振り返って

7/19 7:56

九合目の剣をアップで

7/19 7:58

富士山と2本の剣

7/19 8:27

八合目から山頂を振り返って

7/19 10:14

テント場に戻り撤収完了
撤収跡はいつももの悲しいですね

7/19 15:39

一気に下ってきました（でも4時間は掛かってます）

7/19 15:39

吊り橋を渡るとフィナーレ

7/19 16:11

無事に下山しました
三連休初日たくさんの登山者とすれて違って下山しました

撮影機器：

iPhone 16 Pro Max Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ

感想

yamaya1127

はっきりしなかった今年の梅雨が明けた18日、夏山テント泊第一弾として甲斐駒ヶ岳に行ってきました
ルートは黒戸尾根からの往復、猛者は日帰りで行くコースですが私の体力では無理、来たるべき夏山大縦走（！？）に向けてのトレーニングを兼ねてテント泊で久々に重荷にチャレンジしました
初日は運良く霧がかった事もあり涼しい気温に助けられ何とか無事に七丈小屋までテントを担ぎ上げられました
ただし、いつものペースで歩くのは全く無理で意識してペースを落として体力温存を図りながら登りました、おかげで時間は掛かりましたが思ったより疲れることなく夏山に向けてテント泊での自信が付きました
連休前の平日だったためテント場は余裕たっぷり、上段の広いスペースを使って快適なテント泊となりました
のんびり食事、夕焼けを見ながらのコーヒータイム、夜満天の星空、神々しい日の出などテント泊の楽しみを思う存分満喫しました
翌日は必要最小限の軽い荷物で山頂へ、快晴の空の下気分爽快で楽しく登りました
山頂は360度の大展望、南アルプス全山は元より北アルプスや白山妙高頸城の山々など今まで登ってきた思い出深い山々が眺められました

いよいよ今年の夏山シーズン開幕です、去年・一昨年と悪天候で消化不良に終わってしまった夏山を今年こそは取り返すべく、精力的に登って行きたいと思います