旭岳 池に映る姿が秀麗な大雪山の主峰からの大展望


- GPS
- 03:18
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 699m
- 下り
- 707m
コースタイム
天候 | 雲一つない快晴。大雪山系はもとより、東大雪、トムラウシ山、十勝岳連峰の山々まで全て見渡せる申し分のない天気。 前日も快晴で見晴らしが期待される予報だったが、実際には雲が多くて展望が効かない天気だった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車で標高1100メートルにある表記駐車場まで上がる。舗装された快適な道路でスムーズに通行できる。所要10分。 有料で1日500円。 旭岳ロープウェイ 6~10月のトップシーズンは15分ごとの運行で、平日は朝630~1730までの間、土日祝日は6時始発の運行。大人往復で3500円。 新しい大型のロープウェイの乗り物で快適。輸送力が高く平日は待たないが土日祝日もそれほど待つことは無いのではないか。 1100メートルの山麓の旭岳駅から上り、山頂側にある姿見駅は森林限界を越えた1600メートルに位置する。 11月~5月の間はスキー場としての利用が有名で、私はゴールデンウィークに一日券で滑りまくったことがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳ピストンがメインであっても、夫婦池や姿見の池を巡る散策路を歩く場合は、旭岳に向かう前に時計回りで歩かれることをお勧めします。 姿見の池からずっと登りが続く。岩岩がちな箇所や小さな石コロでザレて大変滑り易い箇所があるので、転滑落に注意。人が多い割に道が1箇所に集中する箇所もあり、落石等に注意。 |
その他周辺情報 | 湧駒荘 湯元の温泉ホテル。露天風呂有り。芒硝泉で柔らかいお湯。日帰り温泉で大人1000円です。大変空いておりゆっくり入ることができました。 |
写真
感想
前日はトムラウシ山に登りましたが、快晴であるにも関わらず、見渡す山々の山頂付近に雲がかかり、展望があまり良くありませんでした。見晴らし予報も大変良かったのですが、実際には全然でしたので、翌日か翌々日に登る予定にしていた旭岳の展望に期待をかけていました。
翌日だと長距離を車で移動するので午後に登ることに、翌々日だと午前に登ることになります。トムラウシ山方面から移動している最中に、ドピーカンの雲一つ無い天候のままであったので、暑さがピークになる時間帯であるにもかかわらず、トムラウシ山登山翌日の午後に登ることに決めて旭岳登山口に向かいました。
標高1600メートルにあるロープウェイ姿見駅で登り始めが気温25度と酷暑の中の登山になりました。旭岳山頂では雲一つない快晴で全周にわたる大展望をほしいままにして、前日のトムラウシ山のリベンジができました。
以前に旭岳に登った時も晴れていたと思いますが、あまり展望の記憶がありません。今回は、大変展望に恵まれたので、目に焼きついた絶景を忘れることができないと思います。
大学2年の時の夏合宿で、天人峡温泉から上がり化雲岳~トムラウシ山ピストン~忠別岳~北海岳~旭岳の周回縦走をしました。初日はテント泊でしたが、小さな池の辺りでいかにもヒグマが寄って来そうな場所で、風がテントを叩く音にヒグマの気配も混じるのではないかと耳をそば立てて、一晩中一睡もできませんでした。サブリーダーとしてナタを持ち歩き、いざという時はヒグマに対応する役割を担っていたためです。翌日にトムラウシ山へ晴れている日にピストンしたまでは良かったのですが、その翌々日からは暴風雨となり避難小屋に泊まることになり、安心したからか誰よりも早く爆睡したことを鮮明に覚えています。
40ウン年経ち、快晴の日にかつて縦走で苦労した山々を懐かしく眺めることができて、感無量です。
旭岳は印象的な山容と姿見の池に映る逆さ旭岳の光景が有名ですが、大雪山系の最高峰であるためその山頂での大展望はとても雄大で、北海道の屋根に相応しいものでした。
近くのトムラウシ山と十勝岳は言うまでもなく、北海道の百名山全部である利尻山、羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳、幌尻岳、羊蹄山までも見える可能性があるようです。
当日は遠くは霞んでいたため、そこまでの山座同定はできませんでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人